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2010-06-25 13:46

千葉会の『BUDAPEST'45』

『BUDAPEST'45』

土曜日の一番に対戦が組まれたのが、こちらの『BUDAPEST'45』。SAMさんと提督さんの対戦です。
提督さんが掲示板に餌を投げ掛けたところ、先月に続きパクりとSAMさんが釣られまていました。陣営は、ドイツ軍を提督さん、ソ連軍をSAMさんが担当しています。このゲームはコマンドマガジン70号『UKRAINE'44』と同じシステムです。というより、『UKRAINE'44』がこのゲームから流用したんですけどね。基本は移動⇒戦闘、ZOCありのメイアタック。ここまでは普通のオーソドックスな作戦級ゲームと言えます。違うのは、戦闘を行うと必ず戦力を失う事。
攻撃が成功すれば、防御側が大損害を被り。攻撃が失敗すれば、攻撃側が大損害を喰らう。そうそう、ユニットは戦闘を行うまで裏返しておき、戦力がわからないようにしておきます。だから、細かいオッズは計算できないようになっているんですが、一回戦闘に参加すれば、戦力の見当は付くようになります。だいたい、1:1のオッズが立てば、防御側の損害が多くなるため、両陣営が殴り合いをやりまくるんですね。戦闘後前進は一歩だけなので、地道な展開になるシステムです。弱い敵ユニットへ攻撃を繰り返して壊滅へと追い込むんですから。
ただし、このゲームのドイツ軍には「奇襲」を使え、「奇襲」が効いたターンは2ヘクスの戦闘後前進を行えます。これが大きい。それに「奇襲」では戦闘を有利にできます。この「奇襲」でゲームにメリハリを出しています。
さて、こちらの写真が撮られたのは10:36。2ターンですから、セットアップをして、1ターンが終わって、まあこんな感じの進み具合。
・・・・申し訳ないのですが、どこかでターン数を間違えている模様です。
細かく調べれば分かるのですが、面倒なんで許してくだされ。
で、見つけたらPCの前で「yagiのアホ野郎www」と呟いてくだされな。


『7ターン時点』

写真は7ターンで、14:12に撮られています。前の写真から3時間半ほど過ぎています。私の感覚的には、ちょいと掛かっているかな、と。まあ、早打ちの私ですから、比べるには如何なモノですが。それで、良くポカをやり負けていますし(・ω・)。
今回コマンドマガジンのHPで名称を確認したんですけど、『ビター・エンド』の文字はありませんねー。以前、副題としてあったような記憶はあるんですが。まあいいか。
このゲームは昔、HJで出ていた『ビター・エンド』と同じテーマです。『ビター・エンド』は「ビッタと止まるビター・エンド」と呼び名がある通り、ドイツ軍の前進はすぐに止まってしまいます。それはドイツ軍が目指すブタペストの最短距離の間に、困難な地形(火山まである)が広がっており、そのため攻撃が頓挫するんです。一説には、火山を踏み越えてブタペストまで到達できる、と話しも聞きますが、まあ普通は火山が熱くてダメになるんですね。
さて、このゲームでは地形は思った以上に障害にはなっていません。何せ、山と森ですから。このシステムは地形が酷くないのが特徴ですね。
その代わり補給が届かなくて、前進路が少なく。ソ連軍の対応が楽になっている。
…のですが。あら、ソ連軍が押し込められていますね。
SAMさんは指し手としては、悪くないハズなんですが。どうしたのかしら。大きな写真はこちらです。

『8ターン』15:36
うーん、ドイツ軍はブタペスト目前ですね。
しかも、地形の障害があるブタペスト正面から押し込んでいます。
大きな写真はこちら。


『9ターン』16:07

ゲーム終了時です。
ドイツ軍が押し切って、プタペストまで到達しています。これでサドンデスが決定し、ドイツ軍の勝利となりました。大きな写真はこちらっす
ソ連軍の何が悪かったか、ちょいと考えてみましょう。
SAMさんは先程触れたように、指し手としては悪くありません。安易なミスも少ないですし、戦略も戦術も備わっています。
これは何度もの対戦を通して身につけたのです。復帰して、まだ年数は浅いものの、その間の集中力は類を見ません。
さて、そのSAMさんにしては、補給を切られていしまったユニットが散見されます。7ターンのバラトン湖周辺や8ターンのブタペスト前面に、ドイツ軍の戦線後方で取り残されたソ連軍ユニットが見られるのです。
このゲームシステムでは、補給切れの罰則が厳しく、急速に壊滅へと転がり落ちて行きます。
これでユニットを失ったため、数が足りなくなり、押し切られたと思われます。何故なら、ゲーム終了時点では、ドイツ軍にもユニット数が足りず、バラトン湖周辺には戦線が張られていません。その分、ブタペスト周辺に兵力を集中させている事になります。
ソ連軍に兵力があり、そちらからアプローチすれば、ドイツ軍もブタペストへは集中できなかったでしょう。
多分、ドイツ軍の奇襲を捌き切れなかったと推測されます。それでユニットを包囲されてしまった、と。このゲームはスタックもできなくて、山あり谷ありの地形だから、一カ所穴が開いて、すぐに防ぐユニットがないと、ダダ漏れになるんですね。そうなると、元々ユニット数が少ないから、取り返しはつかなくなる。
私も一回だけやった程度なので、偉そうな事は言えませんが、探りがいのあるゲームです。もうちょっとプレイされてもいいんですけど。せっかく、再販されたんだし。

『激闘グデーリアン軍集団』

こちらは、この組み合わせで触っただけのGJ『激闘グデーリアン軍集団』です。
空いた時間に、こう言った「お試しプレイ」はいい感じです。
 

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