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2024-04-25 17:32

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2015-07-30 16:09

『ハッカ・パーレ!! リベンジマッチ』その1


前回はおっかないオサーンと不評なのでして。
こんな美人さんもハケ―ンしておるのですた。さすがフィン子はカワイ子は異常。
YSGAで対戦されたASL174LAGUS ASSAYLT GUNS』リプレイ
今回は私がフィンランド軍、ザハさんがソ連軍、前回と陣営を入れ替えた。

写真は配置を終えましたの図。
今回はかなり時間をかけて作戦を練った。
何せ、夢でザハさんにルール間違いの説教を受けるくらいだったんだから。
 
さて、上の写真では分からんでしょうから、VASLでの再現図も。前回の対戦でザハさんが布陣は、かなり効果的だった。
それは自分が配置を考える際に、再確認させられてしまった。若い頃なら、他人と同じ配置をするのは、それだけでも負けた気分になり。意地でも変えたもの。しかし、年寄りになり「良い物は良い」と思えるようになり。その中で若干の変更を加えて、戦いに挑んだ。
まず、村の中央に??1-4-96-4-8のハイ・スタックを積み上げる(A)。これはザハさんが同じ位置に9-1指揮官+MMG6-4-8を配置しており。それを模したもの。
MTR17P3(B)。これはAのスタックに視認兵をさせるため。最終的に、先の1-4-96-4-8、それにMTRの操作班(2-2-8)で、村を守るつもり。
MMG6-4-8Cへと。これは照準地域を17CC4へと。ここは攻撃経路として有力だからだ。
?マーカーは4個あり、2×2のダミーとして、最も前衛へ。これはバレてもいい。そのためにソ連軍は突っ込んで来たり、射撃を撃ち込む必要がある。それだけでも意味がある。
HIP1個分隊相当ができる。ザハさんは1個の6-4-8だけだったが、私は2-4-82個とした。
1個はPSK(パンツァー・シュレッケ)を持たせてW3へ。1両はフィンランド軍の後方を遮断すべく侵入する。もしくは3号突撃砲を狙ってスターリンが来る。その撃破を狙う。
3号突撃砲はいいところが。ザハさんよりいいところが思い浮かばない。だから、1両はそのまま(1ヘクス違うが)石垣の向こうへ。
もう1両は村の中央へ据えた。この2両を射角に入れるには、が有力。そのためにPSK対戦車班が17W6へ潜む。
もう1つのHIPは散々悩んだ。
そこで立場を逆にして考えてみた。自分ならこの戦線を如何に攻撃するか、と。この戦線はかなりの前に寄った戦線のため、(私がやったような)一気に迫るのは危険。そうなると、フィンランド軍の死角を進むだろう。特に主力は。
死角となるのは、林の帯の向こう側。そこで有力なのが32G1の茂みか32G2の林。どちらも8移動力をすべて使った地点になる。指揮官付きのスタックが走ってきた、ところへ痛撃。上手くいくのか?
32G1の茂みはソ連軍から、予想され難いのだが、戦車に踏まれる恐れがある。そこで32G2の林にした。林に侵入したソ連軍を撃てて、前回の会話で「Aルートが主攻撃となる」と言っており。最悪、こちらの読みを違えていても、この位置なら戦闘で混乱したソ連兵が、回復するところに近い。それへ嫌がらせ、もしくはこのヘクスへ混乱して入ってくれば、それで除去のハズ。
最後に、指揮官を単独で配置した。
それはダミーやSW(支援火器)の露見を防ぐため。普通は重たくて威力のあるMMGにスタックさせたい。しかし、ここは我慢した。
兵力配分は、右と左に4個分隊ずつ、最後方に1個分隊。そしてHIP1個分隊。
これが通じるかは、戦いが始まってのお立会い。
ソ連軍の配置は、こんなモノ。実際に、どう動くかはわからないのだから。


1ターン
 
ソ連軍の寄せは予想通り。というか、予想以上に予想通りだった。
まず林への突進は、私よりも上手かった。
ソ連軍の初手は、歩兵による突進。17CC4へ進入してきたため、4火力-4DRMを叩き込む。それにより、フィンラド軍MMGの位置を確認したソ連軍は、それに対抗すべく、MMGSU152に乗った8-1指揮官+HMG4-5-832G1 へ。まさか、本当にこのヘクスへ来るとは思えなかったため、若干躊躇したのち射撃。4火力そのままが効果あり、撃退に成功。あまりアベレージ的にはよろしい射撃ではなかったが、効果があって安堵した。しかし、ここにPF(パンツァー・ファスト)を持たせる勇気は、オレにはなかった。
HMG班が撃退されたため、その後続としてスタックを送る。そして前面の林へ攻撃を集中する。
特に効果があったのは
T34/85によるVBMフリーズ(車両による迂回で射撃不能とする)。対するフィンランド前衛の6-4-8による対戦車白兵戦は効果なし。移動中射撃も加えられたため、ここに耐えられるかドキドキものだった。
フィンラド軍は3つの選択肢があった。1つ目はVBMフリーズに対する対戦車白兵戦。私はこれを選んだ。2つ目は、PFでの射撃。さて、どちらの可能性が高かったといえば。対戦車白兵戦はTCでの成功76%、DR4(16%)を掛け合わせて12%くらい?。PFPFチェックが13、それに命中判定76%で、・・・。あれ?PFが高かったか。
さて、3つ目の選択は、T34が隣接した際に残留火力目的の歩兵射撃を、散布射撃で行うこと。そうすれば、残留火力のZOCに穴が開かなかったハズだ。その穴にソ連歩兵が突進。それを防ぐ術はなかった。

そしてソ連軍の1ターンを終えたところ。
ソ連軍は林へ食い込んでいる。これをオレもやりたかったんだけどね。VBMフリーズされた6-4-8は自発的混乱で逃げる。これは2つ失敗している。1つは、混乱で逃げた先。ここはT34からLOSがあり、次に撃たれてしまった。1つは、混乱せず白兵戦を挑まれても良かったのでは?T34があり、ソ連兵がCXのため、不意打ちを取れ、突入してきたソ連兵を狩れる可能性は高く。T34motion(移動中)だったため、混戦に捕らわれなかったのだ。ここは日和ってしまった。いや、日和るべきだったけどね。危険を考えると。

フィンランド軍は・・・。そうか撃ち合いを仕掛けたのだったか。確率的に撃退できると踏んだが、効果はPIN止まり。お返しでフィンランドが混乱したら、目も当てられないと思っていたが、何とか無事に切り抜け。下げた戦線に合流する。
右翼で下がったのとは逆に、左翼は前に押し出す。
理由は、ソ連軍がVBMフリーズを仕掛けてくるのは見えており。その目標となるのはMMGスタックの公算が高い。そこでMMGスタックへ9-1指揮官を合流させ、T34を撃破する可能性を上げて。MMGスタックの援護のため、LMGスタックを並べる。



 

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2015-07-30 11:03

『ハッカ・パーレ!!』その2

 「ハッカ・パーレ!」とは何ぞや?と検索をかけたところ。
おっかないオサ―ンが続々をハケ―ンω`) キャ-
まあ、ようは「今日もやるぞ!」みたいな感じなんでしょ。フィンランドでは。
では、リプレイに戻ります。

1ターン

ソ連軍の予定通りに進まなかった。
前面の林へ突進した3個分隊が、悉く撃退されたのだ。しかも、KIAK/2などを食らい、半数を失うという大損害を被ってしまった。
そのため最後の1個分隊は予備として、後方に拘置させざるを得なかった。
戦車の支援があろうと、この1個も混乱してしまった場合、フィンランド軍の逆襲でこれらの部隊が壊滅する可能性がある。序盤にこの危険は犯せない。
ザハさんはかなり練って来ており、こちらの予想外な遠方からの射撃が効いたのだった。
他は、予定通りに前進。安全策だったからねえ。

写真は撮り忘れてしまった。
フィンランド軍は全体的に戦線を下げる。しかも、SU152の目前に煙幕を展開。このSU152は無力化されてしまった。村の中央で、如何にも危険そうにスタックを積み上げているフィンランド軍を追い払うつもりが、意味を成さなかった。


2ターン

前面の煙幕が邪魔なSU152は、3号突撃砲と撃ち合いを挑むべく前進。移動を始めすぐに「あれ?これJSU152じゃねえぞ」と気づき。「撃ち合ったらヤバくなくない?」とギャル風に焦って。
慌てて引き返そうと、オロオロしている内に3号突撃砲からの射撃で撃破。そんなモンだよねー。
ソ連軍(オレ)のミスは続き。ソ連軍の前進経路を側面からの射撃により、前進を阻んでいるフィンランド軍LMG6-4-8スタックへ、T34/85が射撃!
で、LOSがなかったω・`)ショボーン
あれ、右のT34も撃ってるけど、これもLOSがないジャン!ダメだなあ。
戦車はダメダメだったが、ソ連軍歩兵の前進は捗る。林を抜けている。中央の機関銃もフィンランド軍へ迫る。その背後には後続の突撃工兵(6-2-8)が追いつく。
こうしてみると、決してソ連軍の前進速度は遅くはなかったなぁ。戦車をうまく使えれば、もっと崩せたのに。

フィンランド軍はステップバック。戦線を下げて、ソ連軍を待ち受ける。
この直後にソ連軍は大後悔。
赤丸の部隊で人海戦術ができたのだ。しかも前衛の部隊や付近に戦車があり、それらを露払いできていたので、成果は高かったハズ。
しかし部隊が1個足りない! 次のターンに計画するのもアリだったか!
ザハさんも気がついてなかったし、残念無念。


3ターン

ソ連軍はフィンランド軍の戦線を突破すべく、さらに突進。一部は凶暴化して、フィンランド軍スタックへ突入!
しかし、危険とわかっていた村の中央のハイスタックが射撃。しかもソ連軍の進入経路へ照準地域を決めており、KIAってしまう。
ここに照準するなど、敵ながら上手い読みだと感心してしまった。そのタイミングでKIAるのだから。
もしかすると、この時点で神様はやめろと言っていたのかも知れない。CCが置かれているのは、凶暴化したソ連兵が突っ込んだところ。だから、そのヘクスに残留火力も置かれている。

こちらがソ連軍ターンを終えた時点。
先のは、移動フェイズの時点。ASLは移動のゲームなので、その意図が読み取れるため、移動フェイズの写真も撮っている。

フィンランド軍は二通りの選択をしている。
1つは、右側の森で、こちらは順調に戦線を下げる。しかし、左の村外周(A)では撃ち合いを挑み、ソ連軍の一部を撃退している。この建物を渡すのは、まだ早いとの判断だろう。
憎くき3号突撃砲に対抗すべく、T34/85が進出。撃ち合うのだが、Shock止まりで撃破できない。負けの予感
実は、この時点でソ連軍に勝ち目はない、と思っていた。
攻撃側の損害が大きく、すでに7個しか前線で戦っている部隊がない。フィンランド軍も同数近くの兵力を維持できているため、実戦では攻撃を取りやめていただろう。
ただ、フィンランド軍の布陣が左の森に固まっており、前面の麦畑には少ない。外周さえ崩れれば、勝利の可能性はある。戦車も3両あるため、まだ勝負を投げるのは早い。


4ターン

ソ連軍は兵力不足を隠せず、急速な突進を控える。それは後方で混乱している部隊の戦列に復帰してからだ。
そこで、ジリジリとフィンランド軍へ迫る。ソ連軍の戦車は続々と村へと向かっている。
先乗りしたT34/853号突撃砲の撃ち合いをしているのだが、石垣に隠れた3号突撃砲を撃破できず。結局、撃ち負けて撃破。
そこにスターリンが入れ替えで到着。するも、攻め手を見つけられない。下手に前進すると、側面を狙われるし、石垣越しの撃ち合いは当たらない。村中央に展開するフィンランド歩兵を撃つにも、前面に煙幕を張られている。

フィンランド軍は一気に村の中央付近まで下がる。逆に、森のフィンラド軍は下がり遅れ。ここで村へ突入できれば、ソ連軍にも勝機はある。

5ターン

ソ連軍はここが勝負!と。
まず村の中央に陣取るフィンラド軍のスタックへ、ソ連軍の機関銃が射撃。完全に崩すことはできなくとも、PINで弱体化させる。
そして突進に移り、左右からの射撃を受けつつも、第一派は村への突入に成功。
続いて第二派が突進を開始するが、予想外の地点から射撃を受け混乱。それはソ連軍が攻撃の起点としていた建物。その2階にHIPで隠れていたフィンランド兵からだったのだ。
この時点でソ連軍に打つ手なく投了を申し出る。


敗因を語る
ソ連軍の負けなのだが、その原因を確認したい。
まずは戦車の使い方が悪かった。
SU152T34/851両はあっさり撃破され。もう1両のT34/853号突撃砲と成果の低い撃ち合いに終始する。IS2は右翼へ投入され、その後に左翼へ転戦中に勝敗はついてしまった。
歩兵は早い時期の損害が多すぎる。
そういった場合は、一旦休憩すべきなのだが、それが遅かった。何より、損害を減らさなければいけない。
こんな戦い方をしていたら、絶対に勝てない。あまりの不甲斐無さに、このまま終われないとの気持ちが強く。
翌週にYSGAへ伺う予定があり、そちらでの再戦をザハさんに申し込む。
快諾を得たため、二週続けて「ハッカ・パーレ!!」となった。


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2015-07-30 10:55

『ハッカ・パーレ!!』その1

 
千葉会で対戦されたASL174LAGUS ASSAYLT GUNS』リプレイ
例会前に、ASL好きのザハさんから、対戦申し込みがあり。ザハさんとの対戦も久々になるため快諾。
シナリオ選定は、今年の春に発売されたASLモジュール「Hakkaa Päälle 」から。「Hakkaa Päälle 」は少々お高めだが、フィンランド軍の奮戦は、梅本弘による『流血の夏』などで知られており。このモジュールでも、それを再現するように、雑多な武器がフィンランド仕様になっていて、それらを眺めるだけでも楽しい。

シナリオASL174LAGUS ASSAYLT GUNSは、講和直前のフィンランド軍対ソ連軍の戦い。ちなみに、この翌月にはフィンランド軍はドイツ軍とも戦っており、そのシナリオもある。
シナリオの背景は、英語力不足で不明。損耗したフィンランド軍中隊が守る村に、ソ連軍の増強中隊が攻める。
フィンランド軍は、6-4-8分隊が10個、MMG×1LMG×2MTR(迫撃砲)、それに3号突撃砲が2両ある。
ソ連軍は4-5-8×44-4-7×4HMG×1LMG×3とソ連軍としては火力が高い。それにSU152IS-2T34/85×2
2ターンに増援として6-2-8×6LMG×1FT(火炎放射器)DC(爆薬)×2
ASLでは、フィンランド軍は独特な強みを持たされてる。
その最大なのは、指揮官がなくても、混乱から回復できること。そのため戦線が崩れ難くなったいる。
なお、このシナリオに出てくる機関銃は全てソ連製。そののため、両軍ともに敵の機関銃を鹵獲してもペナルティなく使える。
陣営は私が攻撃側のソ連軍、ザハさんが防御側のフィンランド軍を担当。
だって、久々のASLなので細かいルールを気にしなくていいソ連軍をやりたかったんだもん。

初期配置

勝利条件は2つある。
ソ連軍は1つは、村の中心(A)から3ヘクス以内の6つ建物を占領する。もう1つは、Mラインの向こうへの進出だが、戦車×2と歩兵分隊×5のため、実質的に不可能。
村の占領しかないだろう。
写真は両軍の配置が終わったところ。
私はフィンランド軍の配置を見て、そのスタックを指差し一喝。
「お前、平田だろう!」  ザハさん( ゚д)ポカーン
ここで、しばしプロレス談義からの、スーパーストロングマシンと、藤波辰巳の迷言まで説明。
ちなみに、「お前、平田だろう」の返しは「ギギギ」もしくは「藤波さん、勘弁してくださいよぉ」が正しいと思われ。異論は歓迎っす。

さて、平田と名指しされたスタックは、ダミーの公算が高い。
まず58カウンター(大きいカウンター:車両や大砲)のスタックが3個あり、その2個はお互いに援護する態勢にある。
特に、その1(B)は平地にあるため、3号突撃砲なのは確実。その3号突撃砲と交戦する場合には、ソ連軍は接近したくなり。もう1(C)は、その側面を狙い撃ちする構え。それにソ連軍の歩兵が村へ接近する際に、横から痛撃を加えられる位置になる。
よって、平田(D)はダミーに違いない。
次に、12カウンター(歩兵や支援火気)の総数を数えてみると11個ある。フィンランド軍の分隊は10個で、その内の1個はHIP(初期隠匿配置)のためメモ書きされてマップには置かれてない。そう考えると1個は確実にダミー。
それからフィンランド軍の布陣を見てみると、村の前面に広がる林(青丸)が薄い。その割に、林を抜けた先のケツ持ちが濃い。
その理由は、林での抵抗は軽くして、ソ連軍が主力をそこへ集中させ。そこから抜けたら3号突撃砲やスライドさせた歩兵により、側射を加えて出血を強いる。
そうなると、平田(E)はダミーだろう。
すると、前面の林には11.5個しか配置されてないハズ。

さて、ソ連軍の方針だが、ソ連軍は1ターンに8個の分隊が登場する。
その内の4個で前面の林へ突進。その1個でも突入に成功させれば、大きな足がかりになる。その足がかりを利用して、村の外苑まで進出。その進出時期が3ターンは難しいかな。しかし、4ターンならソイーブンの勝ち目、5ターンだと苦しいがまだ勝ち目はある。6ターン以降なら、残り2ターンしかないため実質投了。
林の右にある中央へ8-1指揮官とHMGLMG×23個分隊スタックの火力グループを進出させる。そこから外苑にある建物の2階に上がれば、村の中央部は制圧できる。
残る1個はLMGを持って、最左翼を進み、フィンランド軍が戦線を押し上げるのを防ぐ。




 

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2015-07-27 19:00

『ウォーゲームにはスターリングラード戦が良く似合う』その5

917日 昼間
1インパルス

ソ連軍は63エリアでガレキの試み⇒失敗。
ドイツ軍は94師団に32エリアから62エリアへと攻撃を下命。
ドイツ軍:13戦力+6DR=19、ソ連軍:11戦力+11DR=22で、ドイツ軍の負け。94師団の8個大隊による攻撃は失敗する。これだけ集めたんだから、負けるなよー。


2インパルス

ソ連軍は弾込め⇒成功(12回目にして、ようやく!!)
ドイツ軍は71師団に、ママイエフへの出撃地点となる57エリアの占領を下命。
ドイツ軍:17戦力+5DR=22、ソ連軍:9戦力+5DR=14 で、ドイツ軍の8差勝ち。ソ連軍は2個あった表ユニットを除去しても負け差を消化できず、オーバーランとなる。ドイツ軍は同じエリアにあった裏のソ連軍へ攻撃。
ドイツ軍は17戦力でソ連軍は5戦力のため、ろくに計算しなくてもオーバーランとなる。後ほど計算してみたが、ドイツ軍のDR2でソ連軍のDが12だった場合、オーバーンランが阻止されていた。これでママイエフだけでなく、ヴォルガ川沿いの65エリアも危機的状況になる。


3インパルス

ソ連軍は65エリアの危機を封じるため、前線の55エリアからNKVD2個ユニットを転用。
ドイツ軍はすかさず38エリアから65エリアを攻撃。
ドイツ軍:9戦力+6DR=15、ソ連軍:4戦力+1砲兵+7DR=12で、ドイツ軍の3差勝ち。ソ連軍は1個除去、1個退却と叩き出される。65エリアはドイツ軍が占領する。


4インパルス
ソ連軍は65エリアに隣接する64エリアも危険になったため、同エリアへ部隊を送る。
ドイツ軍は66エリアをシュツーカで爆撃。ソ連軍2個ユニットを壊滅させる。


5インパルス
ソ連軍はレッドバリケード工場で戦車を生産。66エリアへ。ドイツ軍は94師団の観測員を57エリアへ。


6インパルス
ソ連軍は8エリアから66エリアへ
ドイツ軍は7エリアから58エリアへ。同時に71師団の観測員を57エリアへ。


7インパルス
ソ連軍は8エリアから66エリアへ。
ドイツ軍は29自動車化師団の観測員を57エリアへ。


8インパルス
ソ連軍は21エリアから40エリアへ。
ドイツ軍は24装甲師団の観測員を57エリアへ。


9インパルス
ソ連軍は22エリアから66エリアへ。
ドイツ軍は3エリアから26エリアへ。昼間が終わる。


917日 夜間
3インパルス
ソ連軍は増援を63エリアに呼び寄せ、64エリアへ。
ドイツ軍は62エリアから61エリアへリグループ。これは渋滞を解消するもの。


4インパルス
ソ連軍は67エリアに増援を呼び寄せ、66エリアへ。
ドイツ軍は31エリアの29自動車化師団に攻撃を下命。
94師団が失敗した62エリアへ突入。
ドイツ軍:15戦力+9DR=24、ソ連軍:12戦力+1砲撃+7DR=20で、ドイツ軍の4差勝ち。ドイツ軍の侵攻を阻んでいたソ連軍のAAを焼く。


5インパルス
ソ連軍は即時反撃を決断。
ソ連軍:14戦力+1砲撃+7DR=22、ドイツ軍:8戦力+5DR=13で、ソ連軍の9差勝ち。ドイツ軍は3個除去し、1個退却させる。29自動車化師団は2個連隊のうち、1個連隊が壊滅。衝撃力を失う。
それでも即時反撃はスターリングラードらしい。


6インパルス
ソ連軍は増援を63エリアへ。
ドイツ軍は24エリアのPAKを33エリアへ。


7インパルス
ソ連軍、ドイツ軍ともにパスして9月17日の夜間が終わる。


917日の戦況

9月17日のスターリングラード全体図。

激戦が展開された南部の図。
ヴォルガ川を北上する94師団、29自動車化師団の攻勢は、ほぼ頓挫に近い。94師団が攻撃に失敗し大きく混乱、成果を上げた後続の29自動車化師団は反撃により半壊してしまった。
予備の24装甲師団は渋滞のため、戦闘に関与できない。これは大きなミスといえる。
逆に、中央では大きく前進を果たす。
71師団はママイエフの麓に展開。さらに4個師団に及ぶ砲兵観測員も集結。その71師団の展開エリアを通して、ヴォルガ川へも到達に成功。
これでドイツ軍のVPは、30エリア(1)、31エリア(2)、32エリア(1)、65エリア(1)、それにHゾーン(2)の合計7となる。
我々はキャンペーンのつもりでプレイしており、その場合は5~7VPで翌週へと進み。シナリオならば6VPで勝敗が決する。すでにシナリオでは、ドイツ軍の勝利は決しているといっていい。


918
 
第1~3インパルス
ソ連軍は打つ手なく、北部の集結を行う。
その間、ドイツ軍は観測員による砲撃でママイエフを耕す。その砲撃でソ連軍は若干の損害を出す。


4インパルス

57エリアの71師団にママイエフの占領が下命さる。57エリアから56エリアのママイエフへの攻撃。
ドイツ軍:17戦力+10DR=27、ソ連軍:10戦力+1砲兵+4DR=15で、ドイツ軍の22差勝ち。
これではソ連軍の全てが除去されるため、ソ連軍はイニシアチブを使ってDRを振りなおし。
ドイツ軍:17戦力+10DR=27、ソ連軍:10戦力+1砲兵+3DR=14と、さらに大敗を喫す。
この時点でドイツ軍のVPは10に達し、ソ連軍がママイエフやVPエリアの奪還は不可能と判断し終了となった。
終戦の戦況図。

やはりスターリングラード戦はウォーゲームに相性が良い戦場だ。
Wilandorさんが疲れた表情ながら「20年近く前ですから覚えてませんけど、このゲームを買って良かった」と呟き。これには同意せずにはおれない。
私はアルンヘム・システムの大元である『アルンヘム強襲』には、あまり琴線が触れなかった。しかし、『Thunder at Cassino』やAH『TURNING POINT:STALINGRAD』、それに亜流の『旅順港強襲』『スターリングラード強襲』も、かなりの面白さだった。まあアルンヘム・システムにカードを入れて強襲システムでござい、というのは閉口しているが。まだプレイ経験のない『Breakout Normandie』も高評価であるため、興味が尽きない。



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2015-07-27 18:42

『ウォーゲームにはスターリングラード戦が良く似合う』その4

916日 昼間
1インパルス

ソ連軍は36エリアの戦車大隊で24エリアを攻撃。71師団の背後を遮断を狙う野心的な作戦だったが、ソ連軍の攻撃は失敗。
ドイツ軍は94師団へ攻撃を下命。31エリアから32エリアへ。
ドイツ軍:14戦力+5DR=19、ソ連軍:5戦力+7DR12で、ドイツ軍の7差勝ち。32エリアのソ連軍は壊滅。そしてソ連軍は2個の表ユニットを除去しても負け分を消化し切れないため、94師団はオーバーランとなる。
14戦力くらい戦力が高まると、少々DRが悪くても勝ててしまう。


2インパルス
ソ連軍は52エリアから56エリアへ、ママイエフを強化。
ドイツ軍はそれを見透かしたように、ママイエフをシュツーカで爆撃。
ドイツ軍:8戦力+9DR=17、ソ連軍:4戦力+10DR=14で、ドイツ軍の3差勝ち。記録にはないが、入ったばかりのソ連軍が焼かれたような記憶がある。


3インパルス
ソ連軍は弾込め⇒失敗(9回目)。そろそろ笑えてきた。
ドイツ軍はCゾーンから24エリアへ。攻撃に出てきたソ連軍へ反撃。記録にないが、オーバーランとなる。


4インパルス
ソ連軍は弾込め⇒失敗(10回目)
ドイツ軍はCゾーンから38エリアへ。71師団の側面を固めるべく、増援で登場した新手を投入。


5インパルス
ソ連軍は弾込め⇒失敗(11回目)
ドイツ軍は6エリアのFLAK38エリアと33エリアへ展開。


6インパルス
ソ連軍は弾込め⇒失敗(12回目)
ドイツ軍は61エリアで混戦中の295師団を攻撃。狙いは次のターンに回復する裏のソ連軍ユニット。その前に打撃を与えるつもり。
ドイツ軍:13戦力+4DR=17、ソ連軍:7戦力+9DR=16で、ドイツ軍の1差勝ち。それほど戦果があがらず、がっかり。昼間が終わる。


916日 夜間
3インパルス
ソ連軍は67エリアに増援を呼び寄せ、そのまま56エリアへ。ママイエフを強化。
ドイツ軍は37エリアから24エリアへリグループ。71師団の一部を下げて、37エリアの兵員数を減らす。


4インパルス
ソ連軍は61エリアから63エリアへリグループ。このまま混戦状態では、裏のユニットが狙われるだけなので、ソ連軍も下げる。
ドイツ軍は24エリアから37エリアへ、71師団の1個連隊を入れる。これで71師団は3個連隊が揃った。


5インパルス
ソ連軍は62エリアでガレキを試みるが失敗。
ドイツ軍は30エリアから31エリアへリグループ。29自動車化師団を1エリア進める。


6インパルス
ソ連軍は7エリアから44エリアへ。北部の戦力転換を行う。
ドイツ軍は27エリアから33エリアへ、24装甲師団を集結させる。


7インパルス
ソ連軍は12エリアから56エリアへ、ママイエフをさらに強化。
ドイツ軍はCゾーンから38エリアへ、71師団と並んでママイエフへと迫る。


8インパルス
ソ連軍は増援を64エリアへ呼び寄せ、57エリアへ。ママイエフだけでなく、その側面も強化。
ドイツ軍は24エリアから36エリアへ、16装甲師団による攻撃で、36エリアをオーバーランで占領。


9インパルス
ソ連軍は19エリアから20エリアへ。
ドイツ軍は35エリアから24エリアへPAK33エリアへ。夜が明ける。


916日の戦況

スターリングラード全体図。

ドイツ軍はヴォルガ川に沿って北上する攻勢は順調。94師団が32エリアを占領し、翌日混乱から回復する29自動車化師団も加わるため、進撃の巨人るだろう。
中央の295師団は39親衛師団とがっぷり四つ。ここは動かないだろう。
71師団に16装甲師団や60自動車化師団が加わった攻勢は、攻勢軸を北よりへ変更。ママイエフへと向かっている。
ドイツ軍は24装甲師団を集結させたものの、周囲にガレキや自軍のスタックが溜まり、動き難くなっている。

北部は動きが少ない。両軍とも、焦点となる南部へ兵力を引き抜いたためだ。



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