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2024-11-25 02:55

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2009-03-20 21:21

『第六十六回千葉会の報告』その1

『第六十六回千葉会の報告』その1

まずは三月十四日(土)

参加者は14+1名。

プレイされたゲームは以下の通り

CMJ『RED TYPOON』×2

CMJ『RING OF FIRE』

タクテクス付録が三つ

『ガイアース英雄伝』

『銀河大戦記』

『クス=バルセスの影』

後はメーカーが不明で。

『スリードラゴン・アンティ』

『CHINA』

『OKKO』

『NO RETREAT』×2

ASLは3シナリオ、3ゲーム。

A92『FAUGHA' BALLAGH!』

AP32『SECOND CRACK AT CAUMONT』

J62『LEE'S CHARGE』

この日は天候が大荒れで、欠席や遅刻する方が続出していました。掲示板もそれほど盛り上がりがなく心配していましたが、14名の参加をいただき盛況でした。悪天候の中、参加いただきありがとうございました。

写真は千葉会の一列目。

手前が私とルセロさんのASL卓。真ん中が断鉄さんとsawadaさんの『RED TYPOON』、一番奥がリンクスさん御一行の『OKKO』や『CHINA』など。

 
 

『千葉会二列目』

こちらが二列目になります。

手前がCMJ別冊版『RING OF FIRE』、奥がかみ様御一行の『B級SFゲーム』卓。ハードゲームの『RING OF FIRE』が大騒ぎをして、ライト(失礼!)なB級SFゲームが静々と対戦を重ねていました。

初参加や顔出しNGの方は、「リアルひこニャン」になってますが何か?


CMJ『RED TYPOON』

CMJの新作『RED TYPOON』は、この日に2戦行われました。

一戦目の話になります。ようやく仕事の一段落した断鉄さんが、久しぶりに千葉会へ参加してくれました。ではではと、私のMastアイテムである『RED TYPOON』を対戦しました。断鉄さんは、エポックの古いゲームしか持参してませんでしたが、基本姿勢が「何でもOK」なので、口頭説明の後に対戦を開始。

それにしても、デザイナーの平野さんは凄い。こんなに面白いゲームを作れるんだモンなぁ。

さて、対戦は私がドイツ軍、断鉄さんがソ連軍を担当しました。

ソ連軍はガンガンに攻撃へ出て、ドイツ軍に大損害を与えます。若干のミスはあったものの、包囲をされないのに、ユニットがどんどん消えて行きます。おかしいなー、と思い始めた矢先に、観戦していたsawadaさんから「ソ連軍が3枚スタックできない」との指摘が…。あー、そーでしたか。どうりで苦しいと思いました。まあ勘違いしてインストした私が悪いんですけどね。とりあえず、この対戦は練習ということで中断。

私はASLへと流れ、sawadaさんがソ連軍、断鉄さんがドイツ軍を担当し、対戦を開始しました。こちらが二戦目。

sawadaさんは熱心に各サークルへ参加しているため、メキメキ腕前を上げています。この対戦も、ベテラン断鉄さんの穴を突き、ソ連軍8点vsドイツ軍5点で勝利していました。喝采であります!


CMJ『RING OF FIRE』その1

この日に一番で対戦を始めたのが、金吾さんとへぼやんのハードゲーマーによる『RING OF FIRE』でした。こちらのCMJ別冊版が一番落ち着きのあるように見えます。

陣営は金吾さんがドイツ軍、へぼやんがソ連軍を担当しました。写真は1ターンのソ連軍が終わった時点。ゲーム開始時に行われたソ連軍の猛砲撃により、ドイツ軍の戦線に大穴が開いています。

ドイツ軍を担当した金吾さんが頭を抱えていたりします。

ちょっと暇してたyagiが寄って行き「ドイツ軍はヤバイんじゃないっすか?」とか茶々を入れると。

「あっち行ってASLでもやってなさいよぉー!」と金吾さんに怒られていました。


CMJ『RING OF FIRE』その2

えとですねぇ。ターンが判るように写真を撮ったんですよ。ところがピンボケで、よーわからん、と。で、こちらの「金吾さん&へぼやんの頭が写ってるバージョン」を使います。ピンボケのターントラックから推定すると、3ターンくらいです。

ソ連軍がドイツ軍の陣地帯で、悪戦苦闘をしています。


CMJ『RING OF FIRE』その3

こちらがこの日で停戦した時点。7ターン終了時になります。

ドイツ軍は大きく削られ、後退を強いられています。

ハリコフ周辺では粘っていますが、マップの西では危機的状況です。兵力が足りない様子です。

多分、ドイツ軍は前線で粘るのも大切ですが、大胆な撤退が必要なんでしょうねぇ。その見切りが難しいのかと。大きな画像もアップしておきます。


『CHINA』

リンクスさん、moritaさん、それにオンプさんの午後から参加した組が卓を囲みんでいました。ゲームはmoritaさんが持ち込んだ『OKKO』。それから『CHINA』。

写真はリンクスさんの後ろ頭からの対戦風景。

詳しくはリンクスさんのblogに丸投げでして。

そうそう、リンクスさんとはしゃべる猫の話題で盛り上がってしまいました。我が家ではこちらのユッケがお気に入り。YouTUBEの動画でいろいろとしゃべっており、「あ~、もぉいや~」とか「あぶないよぉ~」、それに「ゥワーン(文章では表現できませんので、是非見てくだされ)」と真似して萌えています。


『NO RETREAT』

こちらもmoritaさんが持ち込んだ『NO RETREAT』です。各サークルで評判の『NO RETREAT』が遂に千葉会へ上陸であります!

moritaさんがソロで探って来ており、あーだこーだと作戦を捻っていました。


A92『FAUGHA' BALLAGH!』

ASL組の一番は、ルセロさんとMMさんの対戦。

ちょっと手軽なシナリオにしよう、とこちらを選んでいました。詳しくは不明なものの、中押しでルセロさんが勝利していた模様です。


AP32『SECOND CRACK AT CAUMONT』その1

ASL組の三番はルセロさんと私・yagiの定期戦。

シナリオはACTIONPACK4(AP4)に梱包されていた物から選びました。ちなみに、マップも入ってまーす。陣営は私が防御のドイツ軍、ルセロさんが攻撃のアメリカ軍を担当しました(DRして決めました)。

では、シナリオの説明をしましょうか。

AP4はノルマンディーを舞台にしたシナリオを集めています。ですから、写真でちょっと色が濃い緑色なのはボカージュになります。アメリカ軍はシャーマンが6輌に歩兵は10個分隊。ドイツ軍は88とラング、それに10個分隊と兵力は互角。しかし指揮官が二人しかいないため、兵力を展開させることができません。3ターンに増援で4号ともう一人の指揮官が現れるので、それを考慮に入れて防御計画を練りました。

勝利条件は、「複数のレベルを持つ石造建物を12個アメリカ軍が占領すること」。まあ簡単に言って、写真の町を2/3くらい占領すると達成すると思っていいです。しかも、配置の段階で町の一角にアメリカ軍が進入しています。おっと、重要な勝利条件を忘れてた。ドイツ軍が29CVPを得ないことも入っていました。これはシャーマンが5輌と撃破されると30CVPになるので、シャーマン子を大事に使わないといけません。

さて、アメリカ軍は既に進入している部隊に合流をして、そちらが力押しの主力。右翼が助攻で、端っこはドイツ軍のラングがいると読みバズーカを集中して狩りに来ています。


『SECOND CRACK AT CAUMONT』その2

この対戦ではルールの勘違いが二つありました。

まず、ルセロさんがボカージュのルールを忘れていて、シャーマン子ちゃんをボカージュの中に配置してしまい、そこからの移動に苦慮することになりました。二つ目は、まあ後で。

アメリカ軍のラング狩りは、あっさり失敗。ラングの主砲がボカーンと当たり、大損害を受けて後退して行きました。バズーカが落ちていますが、これは持っていたユニットが除去されたんですな。ラング君は調子に乗って道路に飛び出し、中央の支援に向かっています。アメリカ軍の主力も悪戦苦闘。ドイツ軍が隠蔽&ダミースタックで悪どく守るので、なかなか崩れません。一番、進捗が見えたのが右翼の助攻。シャーマン子の支援により、ドイツ軍は後退を強いられます。

あまりにもアメリカ軍が苦戦するので、ルセロさんがSSRを確認。すると隠蔽が多い、と。どうするか、二人でちょっと考えましたが、隠蔽を無くしてひ続行することにしました。ドイツ軍が隠蔽を剥がすと、一気に崩れ始めます。少々、兵力配分をミスしていたのです。

アメリカ軍の主力と右翼が合流。ドイツ軍を押し込んで行きます。ラング君もワラワラ寄って来た、アメリカ軍のバズーカチームに撃破されてしまいました。

ドイツ軍の獲得しているVPも2か3。これはヤバイ。

で、ふとyagiがSSRを見ると、隠蔽の解釈は最初の状態で正解だったような。ルセロさんも再度確認したところ、やっぱりyagiの解釈が正解。「隠蔽地形にある全てのドイツ軍ユニットは隠蔽を得られる。ドイツ軍のAFVはシュルツンを持つ。」と書き方がちょっと不親切で、ごっちゃにしたのです。

ルセロさんがかなり申し訳なさそーにしてましたが、まあ稀にあることなので気にせず続行。

ドイツ軍はかなりヤバイかったのですが、増援が到着したことにより、何とか踏み止まります。アメリカ軍は、後一つか二つ占領すれば勝利の状況までたどり着きます。しかし、そこからが遠い。

ドイツ軍の反撃により、石造建物が奪い返されてしまい、そして時間も足りなくなります。何より、白兵戦での敗北で貴重な歩兵を失ってしまいます。最近、ルセロさんは白兵戦で勝てないとぼやいています。

仕方なく、それまで温存していたシャーマンを町へと突入させますが、88やパンツァー・ファストの餌食。

最後の突撃も失敗に終わり、勝利条件の達成は不可能と判断し、投了になりました。

ふぅー、お互いに勘違いはありましたが、そんなことを吹き飛ばすほどの激戦でした。



J62『LEE'S CHARGE』

ちょっと時間があるので、手頃なシナリオを選びました。ROARも互角な、こちらのシナリオにしました。

今度も攻撃のアメリカ軍をルセロさん、防御のドイツ軍を私が担当しました。

またもやアメリカ軍はシャーマンが6輌、それに歩兵が6個分隊。ドイツ軍は4個の分隊に5個の半個分隊。それぞれOBAを持っています。舞台はバルジの戦いで、写真ではわかりませんが大雪です。この写真では全く分かりませんが、大雪なんで一面真っ白です。道路以外をシャーマンが通ると、滑って動けなくなります。ちなみに、写真では3輌のシャーマン子が滑ってます。

さて、序盤は快調にアメリカ軍を撃退していたドイツ軍。

ルセロさんより、「おかしぃんじゃねーの?」悲鳴が上がります。そりゃ、そうです。何せ、秘密のBogチェックでは悉くシャーマン子をBogにして(DRが大きい必要があります)、それからのドイツ軍の射撃ではROFが止まんない(DRが極端に引くい)。これでは、疑いを持つなってのが無理っす。でも、いかさまはしてないっすよ。ほら、正直者のyagiですからね。

そんなことはどうでも良くて。結局、アメリカ軍のOBAが降ってきたら、どうしようもありませんでした。だって、100mmだと24火力なんすよ。どないせぇ、ちゅうねん。

一気に崩されて、手の施しようがありませんでした。でもRARAは互角なんだよなぁー。
どうやってるんだろ?

『この日の対戦』

この日の対戦記録になります。
もうちょっと分かりやすくとも思いますが、まあこんなモンでしょう。
 

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2009-03-20 18:42

『第六十五回千葉会の報告』 その2

『続いて日曜日』

続いて二月十五日(日)の報告です。

参加者は14+1名

プレイされたゲームは以下の通り。

エポック『日露戦争』×3

同人『作戦級・関が原』×2

同人『南京攻略』

ASLは2シナリオ、3ゲーム。

J1『URBAN GUERILLA』×2

J43『3rd RTR IN THE RAIN』×2

AP48UP INFERNO HILL

写真は・・・。あら?メンツがえらく少なく見えますねー。この範囲の他に結構いるんでつよ。

窓際を占拠しているのはASL組の6名。中央の列は、奥が差し入れ卓、手前が様子見のピポさん。後に様子見卓で、『モスクワ攻防戦』が対戦されました。右の列には~~~。えー、隅にちょっと写っているのが『日露戦争教室』。後に手前で同人の『関が原』と『南京陥落』が対戦されました。


エポック『日露戦争』

あああ、ひどいピンぼけだぁ。

この日も山崎さんの『楽しい楽しい日露教室』が開校していました。

生徒はstr-takesiさんとsawadaさん。代わる代わる対戦していました。

何度やっても飽きが来ないのは、やはり傑作の証拠ですね。


同人『南京陥落

クリスマス・ピポさんが前回のコミケで頒布していたゲームになります。気になっていましたが、バタバタして未入手でした。

プレイした感想は、ピポさんらしく手堅くできていました。小さいながら、ちゃんと日本軍や中国軍らしさ、そして南京攻略までたどり着く様は秀逸でした。


『南京陥落す!!』

先のゲームで最終ターンに、日本軍が南京へと突入したところです。記念に写真を撮っておきました。

日本軍が勝ってもボロボロになる様は、痛いほどにリアルでした。


シックスアングル『モスクワ攻防戦』

KBさんとmoritaさんが対戦していました。

先のCMJ85号『モスクワ'41』と、期間はこちらの方が長いものの、同じテーマなのでその違いが気になりました。


『日曜日のASL卓①』

この日のASL組は参加者の半数7名でした。

こちらが午前中のJ1組。手前がMMさん対PONTAさん、奥がy.nakanoさん対ルセロさんの組み合わせでした。シナリオも同じJ1『URBAN GUERILLA』。

名シナリオをやっつけよう、を最近のASL組が合言葉にしています。


『日曜日のASL卓②』

こちらは、早速最新のシナリオ集から選び対戦していました。AP48『UP INFERNO HILL』です。

クルスク戦が舞台で、パンテルが2輌出て来ます。そう、ふるきゅさんがパンテルを燃やす<のを、一番の見所にしていました。一応、説明しておくと、当時のパンテルD型が、ひどく故障の多かったのは有名な話しです。ASLでは、パンテルD型が始動(動き始める)度に、DRをして、それが12なら炎上してしまうのです。

戦闘ではなく、移動の試みで燃えてしまうとは、さすがのパンテル@初期型です。

マップが3枚だと、大きく見えますねー。そうそう、ふるきゅさんの自作マップです。シナリオで指定されているオーバーレイも印刷済みです。

 

 

『クルスク戦の岡の上』

AP48の途中です。ドイツ軍のGD(グロス・ドイチュランド)師団が、ソ連軍の拠点にしている岡を奪取へと向かっています。

オートバイが彼方此方に放棄されてますねー。戦記を読むと。そう、特にパンツァー・マイヤー戦記では、オートバイに乗って動き続けると、射撃を受ける確率が減ったとの記述がありましたところが、ASLではオートバイに乗っていると、大変危険です。その辺りがASLの限界かな、と。

あらあら、良く見ると3号火炎放射戦車が、機関故障で帰還することになってます。

噂のパンテル君は、写真の一番左上になりますか。移動力の表示が赤文字なので、多分そのユニットでしょう。


『日曜日のASL卓③』

先のJ1組が対戦を終えると、メンツの入れ替えがありました。

今回も同じシナリオで二組対戦することとなりました。

シナリオは、これまた千葉会では毎度毎度のJ43『3rd RTR IN THE RAIN』。

写真手前がPONTAさん対ルセロさん、奥が私・yagi&MMさん対y.nakanoさん、という組み合わせでした。

私とMMさんは奇数になりましたので、二人で攻撃側のイギリス軍を担当しました。

結構、ASLでも担当を決めてプレイすると、面白いものです。

今回では、私がイギリス軍の歩兵@主力、MMさんがイギリス軍の歩兵@助攻+戦車という戦力配分。MMさんが頼りになりましたー。ホントに。安心して任せられましたよ。


『日曜の差し入れ卓』

あれま、これもピンぼけだ。

まあ、参加された方々が持ち込んだ食料になります。

真中が山崎さんの九州土産。名前は判明できねぇっす。

美味しかったのは覚えていますが。

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2009-03-18 15:58

『超激し過ぎる激マン』

『始まりはいつも突然』

私が通信対戦に足を伸ばそうと、MastAttackの日記に書いたんですな。

基本的に、普段は自宅では作戦研究を行っているため、あまり通信対戦には興味がなかったんです。それでもVASLを導入せんとイカンだろう、と言うことになりーの。MastAttackの日記に書きーの、したんですな。

ところが有効な情報は入らず。結局、千葉会でふるきゅさんに教えてもらいーの、6ゾロさんにテキストをもらいーの、ルセロさんからPCを実際の見せてもらいーの、しまして。最終的にvaronさんからスカイプ攻撃でVASLからVAASLまで導入できた訳です。

それにしても、リアルな知り合いが頼りってどおなのよ?と愚痴った次第。

さて、自称”エース”さんとは、結構頻繁にメールの遣り取りをしてましてね。

『激マン』が熱いメールがキタ――――(°∀°)――――!!!ので、ちょうどVAASLの導入もできたことだし、「やってみない?」と聞いたところ。「今晩からですか?」と嬉しい返事。いきなりの対戦になりました。

こちらもVAASLの使い方は心持たないので、varonさんのHPにある『激マンの使い方』で慌てて習得。大変、参考になりました。これがなかったら、対戦なんかできなかったなぁー、っと。

ちなみに、パスグロは入れてみたものの、動かないっす。何故だろう。

では、主題である『超激し過ぎる激マン』のリプレイを始めよう。言葉使いも変えてしまえ。

突然に始まった対戦は、当人同士の思惑と違い、名勝負になる物だ。

私・yagiはソ連軍を担当して、ドイツ軍の増援の主力である第1装甲軍(1Pz)を見たことがなく、それまでにドイツ軍を投了に追い込んでいる。自称”エース”さんは、独自の作戦により『激マン』に参入して早々、ソ連軍を投了へと陥らせている。

『1ターン』

ソ連軍の狙いは、北部でのラッシュだ。ハンガリー第2軍(H2A)の掃討を終えられれば、ソ連軍の増援を阻止する必要がドイツ軍に出てくる。これがポポフ・ランと呼ばれているのもだ。4ターンにドイツ軍の増援がない時点で、ソ連軍がドイツ軍の戦線を崩壊へ追い込んでいると、鉄道線を使って増援を何処までも送り込め、サドンデスが決定するのだ。

このゲームはチットを引くたびに、引かれた司令部が活性。その指揮範囲のユニットが移動と戦闘を行える。チットに好みが分かれるものの、ルールはシンプルで劇的な効果が演出できる。まさに、今回の対戦のように!

ソ連軍は北部でラッシュを行った。チットの流れは、ドイツ軍のものだった。事前に行動して、ソ連軍の圧力が高まる前に撤収できたのだ。特に、H2Aでの後退は大きい。ソ連軍のチットが続けば、後退も許さず包囲が可能だったのだ。

南部でのラッシュが話題になっていたが、私は否定的だ。25%で第4装甲軍(4Pz)を壊滅に追い込めるのだが、逆の確率では75%で失敗に帰するのだ。

それなら、南部では1ターンを兵力集中に使い、2ターン以降にラッシュをかける方が有効だ。何故なら、多くの場合でドイツ軍はドネツ河まで後退を行う。そうすると

、それ以上の後退は不可能なのだ。そこをラッシュで押し捲り、崩壊へと追い込むだ。

今回は4Pzが最初に動き、装甲師団を撤収できた。次は、ソ連軍のチットが続く。前線の歩兵師団を飲み込み、赤い津波となってドイツ軍へと進んで行った。

それから、ドイツ軍のHolidtが活性。ドネツ河へと撤収すると思い込んでいた、ソ連軍を嘲笑うかのように反撃に出たのだ。前衛の機械化師団は、大損害とともに撃退される。

ソ連軍は「ドイツ軍は無くなるぜ」と立場を忘れて危惧していたのだ。そしてそれは現実となる。

このターンの行動は、図の赤と青の矢印で想像してもらいたい。


 
 

『2・3ターン』

2ターンが始まってソ連軍のチットが連続する。しかも南部でのラッシュだ。

反撃に出て、がら空きになっているドイツ軍の側面へ殺到。装甲師団が2個壊滅。ドイツ軍に動揺は走る!

ここでカップを確認すると、ドイツ軍がチットを入れ忘れているのが判明。やり直しの要求があるかと思いきや、そこは漢の自称”エース”さん。継続を宣言。

しかし、ソ連軍のチットがなくなると、ドイツ軍のチットが続くことと同意語だ。そしてドイツ軍は猛反撃を行うのだ。

これはもう図の矢印を見て想像してもらうしかない。半包囲に陥っていた装甲師団が離脱。逆に囲んで攻撃。ソ連軍に大損害を与えた。

3ターンになっても、ドイツ軍の暴風は止まない。ソ連軍のラッシュと喰い合いを展開する。そう、私が提唱している「ロストフ・ラッシュ」と自称”エース”さんの「激マン・スパーク」がぶつかったのだ。

両軍ともに損害を重ねて行く。マップの右下と南部のソ連軍を見て欲しい。壊滅したりステップロスした部隊が続出しているのが判るだろう。この激戦はドイツ軍の優位に進んでいた。

しかし、北部のドイツ軍は放置されていたのである。

この図は3ターン終了時なのであるが、ヴァルイキ(Valuyki)の付近でステップロスしたドイツ歩兵師団がある。これが3ターン最後で7:1の包囲攻撃を受け、壊滅していれば、ポポフ・ランどころか3Tk・ランが決まっていたのだ。

ソ連軍に悔いが残るとしたら、自称”エース”さんの性格を見誤っていたこと。

まさか、ここまで徹底して南部の反撃を行うとは思えなかったのだ。1GA司令部の位置を見て欲しい。

これは、この周辺でドイツ軍が攻撃に出ることを予測し、対応させるために配備したのだ。

ドイツ軍が、南部における反撃のみであると読めていたら、1GAと6Aを集中しただろう。そうすれば、サドンデスがこのターンに決まっていたのは、誰にも止めようのないことだったのだ。

そして激戦は続く。

『4・5ターン』

ソ連軍は今更にドイツ軍の戦略を確信。

その裏を取って、北部のラッシュへと移行する。しかし、司令部や部隊が分散されているため、それがなかなか捗らないのだった。

4ターン始まってすぐ、北部のドイツ軍戦線は崩壊する。3Tkがハリコフへと急進。すでに分散を始めている1GAと6Aは、それぞれ進路を別にする。1GAは道路を伝って南下。スタリノへと突入する。6Aは3Tkに置いておかれた部隊を拾い集め前進。そして、弱体なルーマニア師団が生き残ったとこにより、ポポフ・ランも失敗する。

対する、ドイツ軍は大返しを決行。連続チットにより、主力のドネツ河へと撤収させる。危険なハリコフには精鋭GD師団と19装甲師団で反撃、さらに死守する構えを見せる。しかし、それは死への罠だったのだ。

ソ連軍は強固なハリコフへは無理攻めをせず、包囲を行いターンの終了を待った。そう、孤立させれば戦力が半減するのだ。これにより、精鋭部隊も耐久力がなくなったといっていい。

5ターン、ドイツ軍は危機的なへと急行。救出を狙う。

しかぁーし、武運つたなく2個装甲師団は壊滅。これにより、損害によるVPが23となりサドンデス目前となったのだ。

諦めを知らぬ漢・自称”エース”さんは、ハリコフの奪還を目指す。大返しの装甲師団を展開。反撃の態勢を整える。

すると、またもやソ連軍がスタリノへと突破。

ロストフ周辺の補給が切断される危機となる。一旦、反撃を取止め、突出したソ連軍を排除。取って返すこととなる。

ソ連軍はドイツ軍に集中させないため、全戦線に渡って圧力を加えて行く。

そして迎えた6ターン。

そこまでドイツ軍に味方していたチットが、ソ連軍へと傾く。5Sh、3Tkと続いた後にSTAVKA。

ハリコフ周辺で傷ついた歩兵師団スタックが壊滅。これにより、ソ連軍のサドンデス勝利が決定したのだ。

図は歩兵師団が壊滅し、勝負が決まったところだ。

スタックは除去していないので、確認ができる。大きな画像もアップしてある。

他の攻撃もまだ終えていない。もう、1~2個はこの活性で壊滅できたハズだ。

劇的なゲーム展開を象徴するように、歩兵師団の攻撃を終えたと同時にVAASSLのサーバーともアクセスできなくなってしまった。

敢えて言わせてもらおう。

近年稀に見るほどの名勝負だった、と。

この対戦を終えたのが深夜の1:30。翌日の私は5:00起きだったが、この対戦を思い出す度に顔がにやけて眠気を覚えなかった。

自称”エース”さん。感動をありがとう。

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2009-03-17 23:52

『千葉会観光案内』

『千葉会観光案内』

千葉会の会場付近がどんな状況か、ちょっと案内しておきます。まあ付近が参考になればと。


『市民劇場』

JR松戸駅西口から直線距離で200mと立地抜群です。写真のように駅から西口へ出ると、ギリギリ上の方が見えたりします。

『市民劇場@正面』

こちらが正面になります。朝の9時近くには、この辺りから観光バスが出発したりします。


『裏のホカ弁』

市民劇場のすぐ裏手には、千葉会御用達のほかほか弁当があります。昼くらいに、手の空いた人間が、まとめて買出しに出掛けたりします。


『裏のセブンイレブン』

ホカ弁の向かいにはセブンイレブンがあります。朝メシや飲み物、それにオヤツ@500円以内(バナナは入らず)を買いに寄っています。


『そば屋』

ほかほか弁当のさらに奥へ行くとあります。500円でランチ(そば屋でランチとはいかがなものかとは思いますが)を食べられます。600円ではそばに丼物も付き、お腹いっぱいになります。
駅近くには、有名な別のそば屋もあります。雑誌で紹介されてるとか地元の人間に教えて貰いました。私は知りませんでしたが。手打ちで、店の造りも凝っています。でも、ちょっとお高めで、量も少なめ。


『駐車場』

先ほどのそば屋を左に曲がると、その奥に駐車場があります。一日で1500円ですが、さらに奥になると一日1000円の場所もあったりします。


『市民会館』


都内から向かって来て、松戸駅の手前で右を眺めていると視界に入ります。ちょっと逆光で見難くなっています。松戸駅から5分の距離ですが、ちょっと付近は寂れてたりします。
この会場は駐車場もあり、「千葉クラブの者です。」と警備のおじさんに説明すれば、停めさせてくれます。台数はそこそこありますが、保証はできませんので悪しからず。
湯沸室もあり、お茶、コーヒー、カップ麺もOK。
古い建物ですが使い勝手は良かったりします。


『珍来』

市民会館から50mほどでしょうか。千葉会メンバーの憩いのメシ屋になっとります。
小さな路地の奥で、潰れかけのような雰囲気を醸し出していますが、ちゃんと営業してます。味もそこそこ普通。


『ツウィン』

市民会館の目の前にある喫茶店です。
味は今一つで、値段も安くありません。おまけに昼時に行くと、おばちゃんがいっぱいで結構掛かります。
松戸の駅から5分なのに、これくらいしか食べ物屋さんがありません。


『ローソン』

市民会館から200mっすかねぇ。
休憩ついでに、ちょうどいいっす。

その他市民会館への駅前には『吉野家』が鎮座しており、ホイホイと寄っています。
さらには『居酒屋タワー』も聳えています。
例会から飲み屋へGO!する人間が、飲ん兵衛ホイホイへとハマるんですな。

『森のホール』も例会場として使っていますが、ちょっと待ってください。

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2009-03-15 22:27

『深川ASL会・第二幕』

まあ、細かいこと聞きなさんな。要は、ASLをやりたい人間が深川に集まったってことだからさ。

二月二十二日(日)にだよ。深川の有名メシ屋「七福」の近所で集合したんだ。
ASL組のザハさんとy.nakanoさんは前日に、坂戸でASLをカマスってんで欠席。この日はPONTAさん、ルセロさん、オイラ・yagi。そして遅れてMMさんとメシのためにdoraさんも合流したっけさ。
プレイされたシナリオはASL110『NORTH BANK』。これを二つやったのさ。
NORTH BANKって言っても、北銀行じゃないぜ。BANKには浅瀬ちゅう意味もあるから、北の浅瀬ってことさ。

さて、PONTAさんとオイラが対戦したさね。
このシナリオは、まあ一年くらい前は随分とやったのさ。だから、ツボも覚えていたんだけどね。
問題はオイラの朝メシがチュウハイ。それから、ルセロさんとこの桜焼酎を「俺は飲まんからいいぜ」って言われて、グビグビやったことさ。
真面目に言えばさ。PONTAさん、どうもすみませんでした。次回はちゃんとお相手させていただきます。ちゅうことよ。まあ、個人宅だからいいだろ。
 

では、写真を見てくんな。
1ターンが終わったところだから。まず、Aのスタックが何で下がらなかったか、全然覚えてないや。ドイツ軍にこんな感じで寄せられていたら、結構な火力を喰らうのにさ。ホラ、矢印みたいに行けば、1ターンで安全に逃げられた訳だろ。
次にBのヒーローもイカンなぁー。
ワザワザ、ドイツ軍に喰ってくださいって言ってるもんなぁ。
そうそう、Cのスタックもダメだった記憶があるぜ。ケーニヒに撃たれて混乱しったけな。それで捕虜ったぜ。
いやいや、ひどい事やってるぜ。我ながら。

 

で、こっちが最終局面だがね。
あれー、ケーニヒがこんなところで撃破されてるぜ(A)。覚えてないなー。
そうそう、Bのとこで-DRMの射撃を喰らって除去されたっけや。これは覚えてるぜ。
Cが勝利条件のへクスになるから、詰んでるでないの。確か、7ターンあって4ターンくらいだったから。
あっさり負けたっけな。不覚を取ったけさ。
もう一度言っとくね。PONTAさん、どうもすみませんでした。

このあと、ルセロさんと同じシナリオを対戦してたっけ。
オイラは潰れていたから記憶にないけど(そればっかや)。まあ、負けて悔しいなら、飲み過ぎに注意ってことさ。

これからも、深川周辺でASLの集会をやってくつもりさ。
興味があれば連絡くださいなあ。個人宅だけどね。そん時にゃぁ素面でお相手しますから。

 

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yagi1964
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