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2025-04-05 19:56

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2012-04-28 15:44

『21世紀の天下布武』 その1

『第百回千葉会の報告』 百回記念戦国大名大会!!
 
千葉会も百回を迎え、記念としてサンセット『戦国大名』8人戦をプレイしました。
 ・
プレイヤーは8名おりましたが、その他に決済やマーカー、武将の采配などの進行役として2名。総勢10名がテーブルを取り囲んでいました。こうやって、助っ人がいるとゲームの進み具合は、大変よろしいのでした。手伝い頂いた下総さんとYさん、有難う御座いました。
 
さて、今回の戦国大名シナリオを説明しましょう。
フリーセットアップで、武将を3名引き、その中から大名1名と武将2名を決めます。勢力は兵力10の城30。ルールブックで言うところのシナリオ名『天下布武』になりますね。吉凶札は3ターンから、各プレイヤーが1枚ずつ引く。
勝利条件は国力が150、もしくは19時になった時点で次のターンに入らない。細かくいえば、次の勢力圏決定まで。
賞品も準備しました。
1位はGJ新作42号、2位はSL-Gamer4号、3位はイエサブ製のユニット・トレー。ねっ、豪華でしょ。
写真を撮り忘れていましたが、賞品をホワイトボードに飾っていたら、盛り上がりましたねえ( ̄^ ̄)ドウヨ。
 
『1ターン』
参加メンバーですが、喜多川さん、miyaponskyさん、ルセロさん、山崎さん、たけきょんさん、菅原@さいたまさん、str_takeshiさん、そして私・yagiの8名でした。
では、1ターンに於ける各プレイヤーの展開地域と国力を述べて行きます。それからプレイヤーの支配している地域と、当時の有力大名を当て嵌めましょう。その方が雰囲気は出ますでしょ(・∀・)。
北九州から中国までの喜多川さん:国力29。ここは毛利になりますかねぇ。
南九州から四国の西までのmiyaponskyさん:国力27。ここはやっぱ島津ですか。
中国の中央から四国の東までの山崎さん:国力24。宇喜多が一番合っていますかねぇ。
近畿を押さえているのが私・yagi:国力18。えっ、三好になちゃうの。ビミョー(´・ω・`)。
北陸から越後までのルセロさん:国力25。朝倉でしょうかねぇ。上杉ではないでしょう。
東海から信濃までは菅原@さいたまさん:国力21。尾張と美濃なら織田になりますね。
関東を押さえているのがstr_takeshiさん:国力15。まあ北条でしょう。まさか里美とか千葉とかは、マイナー過ぎるでしょう。
東北に展開中なのがたけきょんさん:国力15。東北の雄なら伊達ですね。
それに以降分かり易くするため、国力の単位を万石、お金を万両、兵力10=1000名と表記します。
1ターンの時点では、どこも20程度の国力ですから、横並びになりますね。少々、伊達と北条が出遅れて見えますが、始まったばかりですからねぇ。
 

こちらが1ターンを終えた時点になります。大きい写真もこちらへアップしてあります。
国力を決定してから、服従工作や行軍と戦闘。それに築城に軍備がありますから、状況は違って来ています。

 

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2012-04-19 18:04

『第百回千葉会の報告』 その2

strong>四月十五日(日)
参加者は18+1名。
プレイされたゲームか以下の通り。
サンセット『戦国大名』8人戦
GJ『マンシュタイン最後の戦い』
GJ『最後のサムライ』
WaW『・・・何かわかりません』
HJ『ドミニオン』
HJ『アグリコラ』
 
すみません、戦国大名でテンパッテおり、他の対戦を確認したり、写真を撮ったり、殆どできていませんがな。

その少ない一枚がこちら。15時の会場風景です。
右手でメンツが密集しているのが、『戦国大名』8人戦。プレイヤーの8名に、サポート役、それに観戦者も含めて総勢10名が群がっております。その奥には軍神殿と老兵さん、それにはねはねさんが観戦に加わっていますね。
左手には、かみさんと提督さんが『マンシュタイン最後の戦い』。その奥には親方日の丸さんとKBさんが『最後のサムライ』。この列は作戦級が並んでいたのですね。
人数は多かったものの、対戦に使うテーブルは少なくて済み、荷物置き場を贅沢にしています。というよりも、面倒なんで置きっ放しちゅうかね。
 

こちらがちょっと引いたものですね。
おっ、左隅でy.nakanoさんがシュミレイターを眺めておりますな。
 
 
GJ『マンシュタイン最後の戦い』

こちらがかみさんと提督さんのGJ『マンシュタイン最後の戦い』。度々、私とダメゲームの地雷原を歩いて来たかみさんですが、この『マンシュタイソ最後の戦い』は当たったらしく、表情にもそれが表れていますね。
Web上での顔出しはダメなのでボカしていますが、それでもGoodな雰囲気は分かるでしょう。
 
 
GJ『最後のサムライ』
  
親方日の丸さんとKBさんのGJ『最後のサムライ』です。
西南戦争がテーマといえば、GJ『西南戦争』もあります。
それとの差異はどんなモノだったのでしょうか。
他にも横に積んであるゲームもプレイされていた模様です。むむむ、GMT『NO RETREAT』も『Spanish Eagl』も羨ましいゲームですね。
えーっと、他にもGJのナポレオン物の対戦をされていた模様です。
 
 
WaW『・・何かわかりません』
<
軍神殿と老兵さんが対戦していました。
一見ヘクス径もユニットも大きく、オヤジに優しい作り風ですが。ユニットに書かれている配置ヘクスの数字が、これまた小さくてですね。相当に不評でした。
他のテーブルはこれでいいしょ。では『戦国大名』大会に力を入れますわ。

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2012-04-19 17:56

『第百回千葉会の報告』 その1

四月十四日(土)

参加者は10名。
プレイされたゲームは以下の通り。
AH『THE GUNS OF AUGUST×3
GJ『マンシュタイン最後の戦い』×2
AP『CORAL Sea
コマンドマガジン『日本起動部隊』
HJ『アグリコラ』
他にも対戦ゲームはあったと思いますが、私がですね。ガンズでテンパッテいたため、記録も記憶もねえです。
どうもどうもです。

写真は午後の全景になります。
会場が広いので、ちょっと寂しいですね(´・ω・`)。それでも何だかんだで10名はいたんですけどね。
さて、手前はmiyaponskyさんとPONTAさんの『マンシュタイン最後の戦い』。その向こう側には、私・下総さん、それにmitsuさんの『ガンズ』練習組。そして一番奥には紫龍さんとこまいふさんのCORAL Sea海戦卓でした。
 
AP『CORAL Sea

紫龍さんとこまいふさんの対戦でした。
さて、こちらのゲームはアバランチ・プレスが出版している海戦シリーズです。ソロモン諸島を巡る戦いのゲームですね。間違っていたら、ゴメンしてください。
このシリーズはプロット(用紙に予定を書く)が必要です。そのため、敵前上陸や輸送部隊の行動計画を立てて、煩雑な日本軍は、事前にプロットを行っていました。まあ、艦船の割り振りくらいな物らしいのですが、これをやる・やらないでは当日の負担が大きく違うのです。
たけきょんさん

こちらがマップとチャート、それに和訳類ですね。
APのマップは秀麗なので有名で、海戦に興味がある人間には、目と懐の毒っす。
それに私みたいに、若気の至りでAH『ビスマルク』を挫折した人間には、このスクエア・マップは琴線に触れて来ます。このマップを眺めていると、何が何でも六角でなくてもいいんじゃないかな、と。

六角形云々といいつつ、こちらの戦術マップは見事にヘクスでございます。私の立場はあーりません。元々、露ほどにありゃしませんが。
先ほどは海域マップになり、そちらで艦隊の行動と索敵を行い。会敵した場合に、こちらでドンパチやるんですね。
このゲームは難易度的に決して簡単な部類に入りません。それでも紫龍さんが事前に練り込んで来たため、順調にゲームは進み、大きな間違いはありませんでした。
紫龍さんは以前に猿遊会で面識はありましたが、千葉会には初参加でした。これからも千葉会方面では、海戦を好む人間が多いので、機会が合えば是非次回もよろしくです。
 
 
GJ『マンシュタイン最後の戦い』
 
ゲームジャーナルの新作、しかも人気の東部戦線がテーマなため、最近話題になっています。
ゲーム本体は対戦が決まらぬままPONTAさんが持ち込み、いそいそと広げまして。そこにy.nakanoさんが現れて、対戦となりました。
y.nakanoさんも時間がなかったので、序盤だけのシナリオでした。この対戦は守るドイツ軍がドニエプル川の防衛に成功していた模様。
一戦目が終った頃にmiyaponskyさんが登場。
y.nakanoさんと入れ替わりで二戦目に突入です。
こちらの対戦はソ連軍のmiyaponskyさんが、ドイツ軍の戦線を溶かしていましたっけ。さすがロシア系のHNを頂くmiyaponskyさんでした。
 
 
AH『THE GUNS OF AUGUST
 
ガンズの愛称で呼ばれているTHE GUNS OF AUGUSTの対戦。いや、練習会でした。
ガンズは往年の名作なんですよね。
大昔私と下総さんでちょっと対戦したモンです。
そして、何故だかmitsuさんもオークションで落札おり、いつかは対戦を夢見ていたのでした。こんな話なんて、私が去年YSGAで対戦するまで知りませんでしたよ。
さて、今年も5月の連休に開催されるYSGAにお邪魔して。
ガンズ大会を催すのであります!
当然、選手入場から宣誓まで行うのでありーです!!
すみません、一部ウソ言っちゃいますた。
 
  
で、練習のために集まる予定だったのですが、mitsuさんがなかなか来ない(´・ω・`)。仕方ないので、下総さんと2人でゲームを広げて、始めてしまったのです。
すると、遅参したmitsuさんも自分のゲームを広げ始めまして。アタシお得意の二面打ちとなったのでした。

こちらが下総さんとのガンズ1号。
私がCP(中央諸国)、下総さんがAP(連合諸国)を担当。
で、ロシア軍のセットアップに穴があったので、早期タンネンベルクを狙う荒れた展開。
それでもロシア軍の反撃により、史実のタンネンベルクで起きた包囲撃滅は失敗(´・ω・`)シューン。
東部戦線に兵力を引き抜いたため、西部戦線でおフランス軍の攻撃によりドイツ本土の戦いが始まっとります。イカンなぁ。

こちらが西部戦線異常なしである、mitsuさんとのガンズ2号。何せ西部戦線がありませんからねぇ。
陣営は私がAP、mitsuさんがCPでした。
こちらは順当な展開?かな?
ロシア軍にもドイツ軍やAH軍にも隙がありませんでしたから。

二面打ちがしばらく続いたところで、下総さんから「最初からやりましょう!」との提言があり。
陣営をですね。
西部戦線のドイツ軍(しかいないけど)とロシア軍、それにセルビア軍を私。東部戦線のドイツ軍と西部戦線のフランス軍とイギリス軍をmitsuさん。そして下総さんがAH軍を担当。私とmitsuさんは敵味方を担当したため、息つく間がなくて忙しかったです。

この対戦は16:30から始めて、1915年に入ったところまで進みました。
展開としては、西部戦線では北部のドイツ軍はアントワープを占領したものの、フランス軍の反撃によりベルギー国内から前進できず。逆に押されまくって、アントワープまで迫られています。
南部でもフランス軍の攻撃が順調で、ドイツ国内での戦いになったものの、一瞬の隙を逃さずドイツ軍がナンシーを占領。
東部戦線では、ロシア軍の攻勢により、AH軍が押し捲られ。重要都市のインスブルグとプリミシェル要塞を失い、カルパチア山脈まで後退しています。
しかし、AH軍がカルパチア山脈に塹壕を掘り始めため、ロシア軍の前進もここまで。
当分戦線の北部では、ドイツ軍の攻勢が成功。ロシア軍の戦線にドイツ軍が割って入っています。
ロシア軍がゲーム開戦当初から建築を進めていたワルシャワ要塞ですが、お天気が大荒れでさっぱり完成する見込みがありません。
バルカン戦線では、AH軍の攻勢によりセルビア軍が最終ラインまで押し込められていました。この窮状を打開すべく、フランス軍をギリシャのサロニカへと輸送するつもりが、これも悪天候続きで見送られていました。
ちなみに、イタリアがどちらの陣営で参戦するか不明なため、フランスやAHの国境に部隊が展開しています。

こちらがガンズのユニットトレー×2。空きはあるものの、このように結構多いので、何人かで分担するのが(゜∀゜)イイんですよね。気合を入れれば、1人でも何とかなるのですが、雑になるんですよねぇ。

ちなみに、こちらがガンズを研究したクラブ千葉#13。
まだ在庫ありです(宣伝)。このyagiプランでYSGAの猛者に挑むのであります。
 
 
HJ『アグリコラ』

最後に手の空いた山崎さんとmiyaponskyさんの2人で、タイマンを『アグリコラ』が行れていました。
 
 
『土産品諸々』@冊子類

こちらは下総さんが持ち込んだ映画のパンフレット1号。ガンズを対戦するので、先頃公開された『戦火の馬』のもの。第1次世界大戦ものですから。下総さんは貸切で見たそうですよ。要は他に誰もいなかった、と。

こちらは『マイウェイ』のパンフレットですね。なかなか良さ気な映画だったと評判です。
見たいと思われるものは、そこそこあるんですけどね。愛する家族があるのに、それを無視して1人で映画を堪能する気にはなれないんですね。

こちらはY@HN思案中さんが持ち込んだ『シュミレイター』各種。同人誌時代の2~6号でしたね。
内容が尖がっていまして。特にクロスレビューなど、みんな若かったんだなー、と笑えました。
 
 
『土産品諸々』@食料品

食料品の差し入れです。
飲み物にお菓子類。それに山崎さんが毎回軽食を持ち込んでくれるため、小腹が空いたのには、ちょうど(゜∀゜)イイのです。
ちなみに、これらの写真はy.nakanoさんが撮ってくれました。というのは、私はガンズで熱くなっており、カメラを手にするタイミングーがないのです。それを察知して、y.nakanoさんが代わりに、アチコチ写してくれたので助かりますです。

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2012-03-30 16:39

『鷲の一撃』


千葉会で対戦したAcademy GameSTRIKE OF THE EAGLEのリプレイをお送りします。
 
先月にDRAGOONさんと対戦しましてね。
ルールやシステムについては、そちらを参照してください。
その対戦で、かなりのルール間違いがありましたので、再戦を約しておったのです。
 
今回対戦したのは、マップの南側だけを使ったシナリオ4『THE TRAP』。
何故、このシナリオを選んだかと言えば、マップ全体を使うシナリオでは、プレイヤーが4名必要となるのです。
これだけ地味なゲームで、その人数をそれは難しいかな、と。

こちらがゲームの準備が整ったところ。
やはり積み木は見栄えがしますね。
私が青い積み木のポーランド軍、DRAGOONさんが赤い積み木のソ連軍を担当しています。
積み木の中に、歩兵(青いドット)、騎兵(白いドット)
それに特殊能力を持った将軍様(写真付き)がみえますね。ポーランド軍の中で中央の国籍が違うのは、ウクライナ義勇兵。これは両軍に見られます。

ポーランド軍騎兵によるLUTSK強襲。
ソ連軍の戦線に綻びがあり、その穴を突いて突進したのです。ここを占領してしまえば、前線のソ連軍を補給切れへ陥れられたのですが、これは失敗。チェ(;´д`)トホホ

こちらが1アクションを終えた時点になります。
1アクションとは、カードを1枚使ったところになります。このアクションが5回終ると、1ターンが終わり、カードとの補充と、将軍様の特殊能力が復活となります。
丸い矢印や四角、それに目玉が書かれているのが、アクション・マーカーになり、これを使うカードのOps+2個分お互いに置いておき、それから実行となります。
分からないですよね。私もイマイチな説明だと思っとります。
さて、戦況的にソ連軍の攻勢なので、大兵力が押し寄せています。ポーランド軍は兵力的に劣勢なのを、精鋭を集中させて対抗しようとしています。
変だったのが、ソ連軍の一部に補給切れがあった事。これが配置の時点でそういう状態だったため、あれあれ?と首を捻る事となりました。

2アクションの終了した時点になります。
LUTSK強襲に失敗して、突出して危険になったポーランド騎兵が慌てて撤収。それを安全に収容したと思ったら、その戦線に穴が空いたところを、ソ連軍の騎兵が強行軍で突進。ポーランド軍の戦線に大きく食い込みました。他には、ソ連軍は南部でも圧力を加えていますね。

ポーランド軍の戦線へ浸透したソ連騎兵。そうか、コサック騎兵の方が、しっくりしますね。以降、そのようにしますね。
3アクションに、コサック騎兵はポーランドの防備を乗り越えて、ますます後方へ進入していきます。要所のTARNOWは目前ですね。
これって補給が届かないじゃないかな、と敵ながら心配していました。ところが、カードの「現地挑発」をブチかまして、敵地でもメシはある、と。これは参りました。

4アクション、慌ててポーランド軍も追いますが、コサック騎兵には届きません。コサック騎兵はTARNOWを占領し、ここを補給の拠点とします。これで補給の問題もなくなりました。チェチェチェッ(・A・)。

5アクション、そのままコサック騎兵がCRACOWまで突進し占領。ここをソ連軍の手に渡ったため、サドンデス勝利が決定したのでした。
シナリオのアクション数としては、まだ残っていたのですが、サドンデスが決まっては致し方ない。
いわゆる「ヴィスラ河の奇跡」は起きなかったんですね。がっかりです(# ̄3 ̄) ブー。
 
 
 シナリオ2『BATTLE UKLINE』
 
早々に1回戦目が終わったので、2回戦目を対戦する事にしました。選んだシナリオは「BATLLE UKLINE」って、ウクライナは良く戦場になるモノですねぇ。
ポーランド軍が進撃し、ウクライナへ乱入。キエフを目前にした戦いです。
尚、このシナリオは1.2ターン分=6アクション分ありました。確か・・・。

1アクション、今度はポーランド軍に「敵ユニットを踏み越える」が来まして。そのままBERDVCIRVへ突入、守備隊を壊滅させ、占領してしまいました。
これにより、ここを補給拠点と当てにしていた、ソ連軍は大損耗を知られました。そこへカードの「補給切れ」をお見舞いされ、一気に壊乱状態に陥ります。

2アクション、危機的状況となったソ連軍は、部隊の撤収を行いました。追撃したいポーランド軍でしたが、これまでにカードを使い過ぎていたため、行動ができません。この辺が地味なんですよねぇ。

3アクション、ソ連軍は最後の拠点であるキエフとUMANへと兵力を結集しています。そうそう、この頃に積み木なので確認できませんが、スターリンが登場しています。
ポーランド軍も兵力を集結しつつ前進。逃げるソ連軍に追いつかないので、先は長いです。

4アクション、ソ連軍は最早下がることがないため、カードを補充に使っています。といっても、マップではわからんのですがね。ちなみに、戦力を回復方法として二通りあり、Opsの命令としての回復と、カードをRPとして使って補充ポイントを貯めることがあります。
Opsでは1ユニットを1戦力だけ回復させられますが、補充ではカードに書かれているポイント分である2~3戦力を回復させられます。

5アクション、ポーランド軍は着々とキエフ攻略の態勢を整えています。これがちょうどターンの終るところだったので、将軍様の特殊能力を発揮。ポーランド軍の将軍様が横を向いていますね。これが特殊能力を使った事を意味しているのです。

6アクション、右にちらりと見えるカード立てにカードの数が増えているので、補充された事が分かりますね。
この時点でキエフ攻略の態勢が整い終わっています。
と言っても、良く分からないですね。実は、私も良く分からなかったんのです。しかし、続く7アクションで、キエフ攻防戦が行われたので、それが確認されるのです。
ソ連軍もキエフ救出のために、UMANから部隊を北上させています。きっとここにスターリンがいるに違いない(゜∀゜)イイ。

7アクション、遂にポーランド軍によるキエフ強襲です。
ソ連軍も多数の部隊を北上させましたが、間に合いません。
この戦いで、ポーランド軍に「情報漏洩」のカードが来て、ソ連軍が命令していたキエフの防御アクションが打ち消されました。それやこれやで、この戦いはポーランド軍の圧勝。さらに退却するソ連軍は「脱走兵」まで喰らって、大損害を被ります。

こちらが7アクション・キエフ会戦を終えた時点になります。
キエフから退却してソ連軍が、積み木で細かい戦力までは分からないものの、1ユニット減っている事から、かなりの戦力を失ったのがわかります。
確か、アクション数はまだ残っていたのですが、VP的に逆転は不可能となったため、ソ連軍が投了を申し出ました。
 
さて、2回戦とも敵ニットを越えられるカードが大きく、これにより戦線を突き抜けた部隊に振り回されてしまいまいした。シナリオでは、これだけで勝負が決まってしまいます。これがターン数の多いキャンペーンでは、1つの大きな会戦で敗北したとしても、決定的な勝敗が決まる前に、防御側は戦力を回復する時間があります。
それにより、反撃を行えるので、シーソーゲームが展開できるのです。なかなか巧妙に仕上がっていますね。
問題、キャンペーンを行うために、4人のプレイヤーが必要で、この地味なゲームにそれだけ集まるか、なんですよね( ̄∇ ̄;)。

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2012-03-25 21:17

『マンシュタイン最後の戦い』

千葉会で対戦したGJ新作『マンシュタイン最後の戦い』のリプレイをお送りします。
 
まずプレイした感想から述べましょう。
正に天才・中村の面目躍如と言えます。
素晴らしいウォーゲームに仕上がっています。
圧倒的兵力によるソ連軍の攻勢と、精鋭のドイツ軍による反撃。消耗戦から退却戦とドニエプル河を巡る攻防戦。
『激闘!マンシュタイン軍集団』→以降『激マン』と同じように栄誉ある賞を取るのは間違いありません。
 
システムは『激マン』をほぼ踏襲していると言っていいです。
基本的な部分は司令部チットを引き、引かれた司令部が活性。司令部の指揮範囲にあるユニットが移動と戦闘を行います。違いと言えば、移動と戦闘の順番を選べ、総統との交渉や、空軍があるくらいでしょうか。
『激マン』の対戦経験があれば、口頭説明でも十分対戦可能になります。
 
リプレイの前に、ルール間違いがあった事を述べておきます。
それは「ソ連軍の司令部は他の司令部で活性されない。」を、ドイツ軍と同じように「他の司令部により活性される」と勘違いしていたのです。
この間違いにより、ソ連軍の攻勢がかなり早まったと思われます。ルール間違いがなければ、1手番分はソ連軍の攻勢が遅れるため、ドイツ軍の防備は強化されていたでしょう。
 
では、リプレイへと移りましょう。
 
『ゲーム開始時点』

こちらがゲーム開始時点となります。
傑作の呼び声が高い『ウクライナ43』と同じ時期から、ゲームは始まります。
 
 
『1ターン』

 
リプレイにあたって、ゲームの肝に当たるチットの順番を以下のように示す事とします。
ヴォロネジ方面軍:(攻撃のみ)
第4装甲軍
第6軍
ステップ方面軍
ソ連軍増援:ヴォロネジ方面軍を増強
第8軍
南西方面軍
ヴォロネジ方面軍
南方面軍
⑩補給判定
 ソ連軍は6枚ある選べる中で、1枚を増援としました。その理由は、司令部が離れている以上、有効な攻撃を行えず、本格的な攻勢に移る下準備が、数ターン掛かると判断したのです。
まあ、ヴォロネジ方面軍を増強しましたが、別の箇所でも良かったようには思いますがね。
ソ連軍の攻撃自体は、ほとんど成功しませんでした。
というのは、先手を打ってドイツ軍が装甲師団と歩兵師団をスタックさせ、1ヘクス単位の戦力を強化したためです。
後退型の戦闘結果表なので、低オッズで行われる正面からの攻撃では、戦果を得られないのです。
ウクライナ43や史実とは大きく違って、序盤にソ連軍の攻撃が成功しないので、違和感はありますね。まあ、ソ連軍としては、やれやれですが、これからソ連軍のスチームローラーが回り始めますので、そこから戦況は大きく動いて来ます。


『2ターン』

ヴォロネジ方面軍
マンシュタイン:ハリコフの死守を解除
南西方面軍
第8軍
⑤補給判定
ソ連軍増援:ソ連軍増援:南方面軍を増強
南方面軍
ヴォロネジ方面軍マンシュタインで割り込み:第4装甲軍
第4装甲軍
ヴォロネジ方面軍
あれ?ステップ方面軍が活性してないなぁ。記録を間違えたのかな?
ソ連軍はまたもや1枚増援としました。南部で戦車戦力が足りないと思われたのです。戦車と歩兵の額面戦力自体は、ほぼ差はありません。しかし、移動力の関係で、戦車部隊は、敵の戦線に浸透ができ、さらに戦闘後前進でも食い込めるので、ドイツ軍に取って脅威となるのです。後退型の戦闘結果なので、これは大きく物を言うのです。
ドイツ軍は北部でハリコフさえ放棄し、戦線を大きく後退させました。それと比べて、南部では動きが見られません。というのは、ドイツ軍は南部の司令部を活性しませんでしたし、ソ連軍の攻撃はほとんど失敗していたのです。
 
さて、ここで「マンシュタイン」について解説しておきます。
『激マン』でも、同じように「マンシュタイン」がありました。このチットが引かれると、ドイツ軍は自由に司令部を活性できました。これにより、柔軟な対応が取れたのです。
このゲームでは、それを一歩進めて、「割り込み」や「死守命令の解除」、それに「増援の受け取り」まで行えるようになっており、ドイツ軍の作戦的柔軟性を更に強化し、当時の南方郡集団が抱えていた問題の再現にも成功しているのです。
 
 
『3ターン』

南方面軍
第1装甲軍
ヴォロネジ方面軍
南方面軍
ステップ方面軍
第8軍
マンシュタイン: スタリノの死守を解除
南西方面軍マンシュタインで割り込み:第6軍
第6軍
南西方面軍
⑪補給判定
あれ?これまた記憶と違う部分がありますね。
というのは、このターンにはドニエプル河を越えていないのです。
このターンは南部でラッシュを掛けて、ドニエプル河前面で逃げそびれているドイツ軍を幾つか排除したのです。
もしかすると、写真のターン数が違うかも知れません。
実は、写真を多く撮りすぎており、分からなくなったのです。それを勘案してくださいな。
 
 
『4ターン』

ステップ方面軍
  この活性により、チェッカシー周辺でドニエプル河を渡河する。
南方面軍→マンシュタインで割り込み:第1装甲軍
  南部で反撃を行う
ステップ方面軍
  ハリコフの南部でもドニエプル河を渡河する。
ヴォロネジ方面軍
  第7装甲師団壊滅。ドイツ軍に取り、始めて装甲師団の損害となる。
南方面軍
ヴォロネジ方面軍
  DR(第2SS装甲師団)壊滅。
第4装甲軍
第6軍
第1装甲軍
マンシュタイン:増援の受け取り(LAHと第6SS騎兵師団)
南西方面軍
⑫補給判定
ソ連軍は、先のターンに南部でラッシュを行い、そのためドイツ軍の注意をそちらへ逸らしておき、このターンに北部でラッシュを行なった。
そのためドイツ軍はマンシュタインの割り込みを南部で行い、北部の危機に身動きが取れない事態となる。
そこをヴォロネジ方面軍とステップ方面軍による4回の活性で、ドニエプル河を渡河し、橋頭堡の拡大に成功しました。
 
ここでソ連軍のチットについても解説しておきましょう。
ソ連軍は4個の司令部があり、各ターンにその司令部の中で6個を選びます。ただし、その内4個は必ず各司令部を1個ずつ選ぶ必要があり、実質的に自由に選べるのは2個だけとなります。
このゲームでは司令部を集中しラッシュを仕掛けると、ある地域で4回の移動と戦闘を行えるので、これは『激マン』よりも厳しい事態となるのでした。
私は経験的に、序盤では司令部と戦車戦力を集中させ、それが終わってからラッシュを掛けるべきであると思っていました。平均的に活性しても、ドイツ軍に逃げられてしまうだけだと。
 
 
『5ターン』

ヴォロネジ方面軍
南方面軍
第6軍
④補給判定
  キエフの補給を切断しており、これで孤立となるハズでしたが、ソ連軍の後方を連絡線が通じたため、ご破算となってしまいました。変な事態ですが、ルール的には問題はないんですよね。
第4装甲軍
ステップ方面軍マンシュタインで割り込み:第1装甲軍
南西方面軍
ステップ方面軍
マンシュタイン:増援の受け取り
  装甲師団と歩兵師団でしたが、細かい名前などは忘れてしまいました。
南西方面軍
第1装甲軍:ルーデルの支援を受けて反撃を行う。それでも後退型の戦闘結果なので、ソ連軍にも損害はない。
先のターンに北部で揺さぶりを掛けた後で、このターンは南部でラッシュを行いました。
これにより、ドニエプルペトルフスクとサポロジェの間でドニエプル河を渡河。そこから浸透を続けて、ドニエプルペトルフスクを完全に包囲し、ドイツ軍の戦線を食い破り、危機的状況に陥らせています。
 
 
『6ターン』

第8軍
南方面軍
第4装甲軍
マンシュタイン: ドニエプルペトルフスクの死守を解除
第1装甲軍
ステップ方面軍
⑦補給判定
南西方面軍マンシュタインで割り込み: 第8軍
南方面軍
ヴォロネジ方面軍
南西方面軍
南西方面軍
ソ連軍は最早南部でのラッシュを隠そうとしませんでした。そしてドイツ軍はマンシュタインをドニエプルペトルフスクの死守解除と、割り込みでの対応を強制しました。これでこのターン後半はソ連軍の活性が4連続する事となりました。そのため、ドイツ軍の反撃を心配す必要が無くなり、大胆な攻勢を行なえました。
先のターンから防御態勢を敷いていた北部でも攻勢に出て、ドイツ軍の戦線へ浸透しています。ここでも攻撃は低調でしたが、それでも多くのドイツ軍を包囲下へと捕らえられています。
そして本命は南部でした。ドニエプルペトルフスクへの攻撃は補給切れが2ターン続き、孤立となってから防御力が減退するため、それを待ってから攻撃を行うつもりでいました。しかし、死守命令が解除され、DRが1回だけで占領を行えるため、強襲を行いました。死守命令が生きていれば、DRを損害で打ち消せたんですよね。ただ、ここで解除しないと、ドニエプルペトルフスクが陥落時点で、サドンデス負けが決定するんです。
ちなみに、ここでもソ連軍の攻撃は低調でした。3回目の攻撃でしたかねぇ。それまで効果なしが続いた後で、ようやくドニエプルペトルフスクの占領に成功しましたっけ。
ドニエプル河を越えた南部の主力は、一路西進し、逃げ遅れたドイツ軍を喰って行きました。そして第6軍は重囲へと陥っています。
6ターンを終えた時点でVPは59。
勝利が決定する65までは達していませんでしたが、既に戦線が崩壊しているため、ドイツ軍は投了を申し出ました。
 
さて、結構重要なルール間違いがありましたので、ここまでソ連軍が一方的に押し切る事は出来ないでしょうね。
それにドイツ軍が損害を防ぐテクニックも幾つか思い付きましたし。これについては、皆さんで考えてください。
ルールの間違いと、ドイツ軍の守り方が習得できれば、ギリギリな戦いとなるでしょう。絶妙にユニットの戦力や移動力も調整されていますし。
 
褒めてばかりも如何なものでしょうから、問題点も指摘しておきましょう。
まず、プレイの時間が掛かり過ぎますね。朝から朝一番から始めて、6ターンを終えたのは18時でしたから。残りの3ターンありますので、最終ターンまで勝負が長引くと、例会終了までに終わるかどうか微妙になりますね。
それから、どうにも同人誌の感覚が抜けていないようです。というのは、デザイナーの中村にふ~ら~を付けるのは如何な物でしょうかねぇ。海外では本名の中村徹なので、それの方が良いと思うのですが。
同人誌感覚はルールブックにも散見されます。
文章を『激マン』から流用しているため、このゲームでは適合しない部分があります。例を幾つか挙げてみましょう。
 3.2 ZOCに「通行禁止ヘクスサイド」とありますが、 マップにはその「通行禁止ヘクスサイド」はありません。
 3.4市街ヘクスとありますが、大都市と街はありますが、「市街」はありません。
 10.6の(6)に「退却はもっとも近い自軍連絡源に連絡線を引けるヘクスに向けて」とありますが、この「近い」が「自軍連絡源」か「連絡線を引けるヘクス」なのか判然としません。
 14.0司令部ユニットの(4)に「活性化された司令部は通常の移動にかえて再配置できます。」とありますが、これはVPの対象になるのでしょうか?なるならば、自らこの再配置を行う人間はいないのですが。
 最後に、各所で(参照)とあるのですが、番号や項目の指定がないため、何処を参照するのか不明です。
以上は、細かい事ですが、ちょっと確認しておけば、防げるような物ばかりです。
 
 
 

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