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2024-11-23 19:53

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2012-03-11 20:46

『橋頭堡への逆襲 ASLリプレイ』 その3


ドイツ軍はここが勝負と読みました。
ソ連軍の布陣も整っていませんでしたから、抜ければ勝てる、と。
まずは、キラースタックが正面の4-4-7を撃ち崩し、遠方のソ連軍を崩しました。
続いて、側面へ浸透を行います。これは攻撃正面を広げ、ソ連軍の展開を遅らせるためです。本命のみの進撃では、いつかはソ連軍が側面に展開し、その阻止火力で損害が嵩むのです。そのため、先手を打って側面へ展開し、ソ連軍を後手へと陥らせるのです(A)。まあ、一部では混乱して失敗していますけど、損害が出ていなければ問題はありません。
そして本命は一気に寄せています(B)。何せ、オレらはどらさんチルドレンですから、敵のスキを見つけたら、一気呵成に突撃するのですよ。それらは一応の成功を見せています。ソ連軍も徹底抗戦していますが、現状では多勢に無勢。排除されるのは時間ないでしょう。
 

4ターンのドイツ軍を終えた時点になります。
かなりドイツ軍は順調に前進しています。
先陣は9-2で、それが確認できますね。それらは、すでに真ん中の20盤を踏み越えていて、8盤へと突入するだけになっています。主力は正面のソ連軍の多くを無力化しています(A)。攻撃側としては、混乱や白兵戦に巻き込めれば、それで十分なのです。
側面を援護する部隊も順調に展開しています。
一部、   ソ連軍の射撃で混乱している部隊もみえますが、それでも順調な進撃状況と言えます。
 
 

4ターンのソ連軍を終えた時点になります。
ソ連軍は、さらに後退をしています。
長屋を放棄するのは如何なモノでしょうか。というのは、ここに戦線を構築すれば、一気に崩れることがなく、そうでなければ大損害を被ることはなかったのです。そして時間を稼げるため、配置変換を行えたのでした。
ドイツ軍はキラースタックが、ソ連軍の不用意な移動を見逃さず、それらの幾つかを混乱させています。
キラースタックからは、青い点線のようにLOSが通るため、そこを越えるのはソ連軍に取って、所謂「死亡フラグが立っている」のです。
さあ、前半戦を終えて、ここからが勝負の中盤戦へと移って行きます。
 
 

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2012-03-11 20:44

『橋頭堡への逆襲 ASLリプレイ』 その2


写真は2ターンのドイツ軍移動フェイズを終えた時点になります。
2ターンが始まり、ドイツ軍の前進を阻害するのは、ソ連軍のLMG(A)で、これが側面から睨んでいるのは厄介です。1火力でもマイナスDRMは嫌だなー。
そこへドイツ軍の側面部隊が射撃を撃ち込みます(B)。しかし、効果はありません。まあ4FP+3DRMと7FP+3DRMですからねぇ。
 
さて、ドイツ軍は思案のしどころです。
まずはHSの2-4-7をこのLMG4-4-7へ向けて走らせます。しかも8へクスという、4-4-7のギリギリ遠距離射撃の届く地点まで前進(C)。射撃を誘いましたが、撃って来ません。ここで4-4-7が撃って萎縮でもしないか、と狙ったんですけど。
このLMGが9-2を狙っているのは、一目瞭然。さて、まだ序盤で勝負をかけるのは危険と判断。8-1+4-6-7が駆け寄って、歩兵煙幕を試みますが、これも失敗(D)。
やれやれ、ここは攻撃方向を変えるべきと判断。
ソ連軍の撤収して、安全になった左へと9-2を走らせます。ここでLOSを見逃し、3-3-7から射撃を受けてしまいます。あ凡ミスでしたが、ここは効果なしでした。ちなみに、9-1も運河を越えています。こちらへ配備されていたドイツ軍は、全て運河を越えました(E)。
その後に、歩兵煙幕の展開に成功(F)。やれやれ、物事上手くいきませんな。
前のターンに運河を越えていた部隊は、各所で先行。一部で射撃を受けましたが、持ち堪えています。これもLOSの見落とし。イカンなぁ。
これでドイツ軍の主力攻撃軸が左寄りへと傾いています。
 

こちらは2ターンのドイツ軍を終えた時点になります。
ドイツ軍が運河を越えて、大きく踏み込んでいると言えます。ソ連軍がAの建物で、3階にLMGを置いておけば。それが?スタックでも、それらしければ、ここまで踏み込めなかったでしょう。
ソ連軍の作戦としては、引き込んでから勝負を想定しているのでしょう。しかし、ドイツ軍の進撃が早い場合、配置転換が上手くいかなくて、押し切られてしまう危険もあります。この辺は好みの問題でもあるんですけどね。
 
 

2ターンのソ連軍を終えた時点になります。
赤円内のソ連軍?ユニットには動きが見られません。これでダミースタックは間違いと露呈しています。
ソ連軍はAの建物から、側面の石垣へ兵力を集中しています。まあ、ドイツ軍の進撃方向からして、当然の対応なんですけどね。他の部隊は大回りして、配置転換を行なっている最中です。
 
 

3ターンのドイツ軍を終えた時点です。
ドイツ軍の準備射撃により、ソ連軍の防御態勢が崩れました。これでAの建物へ突進を行なえます。9-1の指揮官が、その前面まで達しています。ドイツ軍としては、予想外に進んでいます。
そしてAの建物で炎が火災になっています。
ソ連軍が3階へ上がっていった建物へは、ドイツ軍のHMG4-6-7+MMG46-7+8-1のキラースタックが突撃フェイズに前進。これでこのソ連軍の4-4-7は逃げ場がなく、奥まったヘクスではありますが、それでもLOSが遠方まで通るため、ソ連軍の展開を阻害するつもり(B)。
ドイツ軍は20盤へ踏み込んでいます。これでソ連軍の狙撃兵が活動を開始します。できれば、20盤へ入る時には、多勢で一斉にするつもりでした。しかし、ソ連軍の撤退速度が早いため、それに釣られるように前進しました。
 

3ターンのソ連軍が終わった時点です。
3階で逃げ場のない4-4-7が健在ですね(A)。これはドイツ軍のキラースタックが、移動していた他のソ連軍ユニットを撃ったので、叩く火力が少なくなったため。記憶では、ソ連軍の指揮官をKIAさせていましたっけ。
ソ連軍の戦線は1線から、2線へ。さらに3線へと後退しています。下がるタイミングが早いように思います。何故ならば、この3線目を抜かれると、ドイツ軍は勝利条件を達してしまうのです。ソ連軍も配置転換が遅れているため、ドイツ軍としては勝負ところとなっています。勝負ところとなっています。
 

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2012-03-11 20:41

『橋頭堡への逆襲 ASLリプレイ』 その1

ASL3『THE CZERNIAKOW BRIDGEHED
 
千葉会の日曜日に対戦したASLです。
シナリオは基本モジュールであるBeyond Valorから選びました。
『Beyond Valorは基本モジュールであるのに、シナリオとしては簡単なモノは入っていません。
導入モジュールとしては、それは如何なものとは思いますが、それはそれでOKでしょう。
以前にも、このシナリオを対戦しています。詳しいSSRや勝利条件に触れていますので、そちらをご覧になってください。今回はリプレイだけに絞りますので。
今回の陣営は私が攻撃側のドイツ軍を担当。y.nakanoさんが防御側のソ連・ポーランドHomeArmyを担当しました。HomeAermyとは、簡単に言えば自主防衛隊。実質的にパルチザンになります。面倒なので、以降は特に指定が必要ない場合にソ連軍と呼ぶ事とします。
 
この対戦の前に、掲示板で配置のやり取りを行いました。

この配置には重大な失策がありました。
ソ連軍の左翼(以降、写真の方向で右左とします)が薄過ぎるのです。そこには3個分隊しか配置されていませんでした。
ソ連軍はドイツ軍の回復フェイズを終えた時点でNMCを行わなければなりません。その結果に加えて、ドイツ軍の準備射撃がありますから、こちらに配置されている3個分隊とも無力化される可能性があったのです。いや、ドイツ軍が本気でかかれば、それは簡単に行えたでしょう。
ソ連軍左翼の後方にも、予備はろくな兵力はありません。どちらかと言えば、中央に厚く、続いて右翼が強化されていました。
このままゲームが始まったら、ソ連軍の右翼を突き崩して勝てる、と思いました。そうは思ったものの、この配置をそのまま受け入れる事はできませんでした。
ソ連軍は配置制限に違反していたのです。A grove of ASLには、SSRが書かれていますが、配置については触れられていません。
このシナリオ・カードには、「ソ連軍は1へクスに1ユニットずつ」との指定があるのです。これは区域ではなく、ヘクスなのです。ということは、同じヘクスの1階と2階には配置できないのです。それをこの配置では行なっていました。その旨を対戦相手に指摘し、配置を変更して貰いました。
 

こちらが変更後の配置になります。
ソ連軍の配置としては、中央に厚く。右翼も左翼もそれなりに兵力を配備しています。これでドイツ軍としては、一気に突き崩す事はできなくなりました(# ̄3 ̄) ブー。
さて、ドイツ軍です。
まず中央に主力を突っ込むのは有り得ません。ソ連軍の兵力が集中しているからです。その集中度は、ドイツ軍から見て右寄りでありました。ソ連軍の右側に配備されている3個分隊を崩しても、中央からすぐに駆けつけられるため、こちらへ攻撃軸を寄せるのも有り得ません。
となれば、消去法的にドイツ軍は左側へと攻撃を志向するしかありませんでした。
この写真では、今一つ不鮮明なので、次にドイツ軍の作戦を解説する事とします。
 

これがソ連軍の4-4-7がNMCを行なった時点になります。15個ある内の3個しか混乱してなく、PINが8個、そして残る4個が健在でした。やれやれ、今度のソ連軍はやる気満々らしい。
ドイツ軍は9-2+HMG4-6-7+MMG4-6-7のキラースタックをAに置き、正面のソ連軍を火力でねじ伏せます。
この側面にも8-1+LMG4-6-7+4-6-7も置いてあります(B)。以上の2個スタックが正面をこじ開ける火力部隊。
第1次の突撃部隊として、4-6-7や2-4-7、そして2-2-8を付近に配備してあります。2-2-8は操作班なので、高い士気を頼りにしました。それに自己回復もできるため、指揮官が追い付かなくても無力化される事はありません。
側面の援護として、8-1+LMG4-6-7+4-6-7(C)、9-1+LMG4-6-7+4-6-7(D)を配備し、正面の建物を孤立化させます。
そして8-0+MMG4-6-7(E)と8-0+LMG4-6-7+4-6-7(F)が、ソ連軍の展開を阻害すべく配備しました。
点線がその射撃イメージですね。
 

ドイツ軍の移動を終えた時点です。
キラースタックの射撃は大きな効果がありました。正面の建物へ浴びせた射撃でROFも回り、2個分隊を混乱させます。この射撃次第で突撃部隊を増やすつもりでしたが、どうしても最後の1個がPINで耐えてしまいました。
他に射撃を行いましたが、効果を得られません。やれやれ、そう思う通りになりませんな。
そして移動フェイズになり、2ヶ所で4-6-7が運河へ架かる橋へ前進、歩兵煙幕を試みますが、これも失敗。ふむ、上手く行かないけど、確率的にはこんなモンでしょう。
さあ、突撃部隊の出番です。2-4-7がソ連軍の射撃を誘うべく突進します。正面のPINしている4-4-7へ向けて突進。すると、ソ連軍はそれらへ向けて射撃を行います。私としては、運河を越えた地点に残留火力を置かれるのは避けたかったので、これは助かりました。
そこで7-0や4-6-7も走らせ、運河を越えさせます。
これで運河の向こうへ楔を打ち込む事が出来ました。この時点では、これで満足すべきでしょう。
 

こちらが1ターンのドイツ軍が終わった時点です。
ドイツ軍は各所で運河を越えています。主力とは言えませんが、それでも4個分隊近くは渡っています。それを援護すべく、他の部隊もジリジリと前進。正面の建物を完全に孤立させています。
ここで混乱したソ連軍の4-4-7の2個は、指揮官もないため捕虜になるのは間違いありません。派手ではありませんが、それでも10ターンと長いシナリオですので、こんなモノでしょう。
 
  
1ターンのソ連軍が移動を終えた時点になります。
ソ連軍は左の建物から撤退を行いました。これは正直驚きでした。もっと抵抗をすると予想していたのです。しかもドイツ軍の射撃を受ける地点を通りましたので、そこへ射撃を浴びせかけました。ところが、これが効果はありません。ソ連軍は無事に後方まで下がってしまいました(A)。やれやれ。
正面の建物では生き残りの4-4-7が3階へと昇って行きました。これも2-4-7を白兵戦で喰いにくると思っていたので意外でした。これにも射撃を撃ち込みましたが、当たりません。まあ4火力+2DRMですから、当たればラッキーだったんですけどね。
他では、ソ連軍は大回りで部隊の配置変換を行なっています。そうなるよねー、危ないモン。
ところで、ソ連軍の“?”スタックで動かないものがありました。これはダミー(中身がない)とすぐに予想が出来てしまいました(B)。せめて、ちょこっとずつでも動かないと、読まれてしまいます。
ドイツ軍が射撃を行うと、ダミースタックがあり消えています(C)。ここは運河を越えた地点を抑えられるため、要所と思っていました。それがダミーだったので、こちらも意外でした。
 

1ターンのソ連軍が終わった時点になります。
そうそう、マーカーがあり確認できなかったのですが、ソ連軍は放火を行なっていました(A)。ここに火をつけて、進入させない目論見はわかります。攻撃正面を減らしたいんですね。しかし前回の経験では、なかなか燃え広がらないんですよねぇ。
それに正面の建物に残っていた4-4-7は3階でも、後ろの方へ行っちゃいました(B)。前に来れば、ドイツ軍の前進を妨害するため、厄介だったんですけどね。
厄介といえば、側面にLMG4-4-7があるのは厄介(C)。LMGの射程を越えるため、僅か1火力となりますが、―DRMは怖いんですよねぇ。
 
長くなりましたね。
続きは別記事にしましょうか。
 

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2012-02-26 21:24

『第九十八回千葉会の報告』 その3

二月十九日(日)

参加者は10+1名
プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『日露戦争』
GJ『信長包囲戦』
GJ『信長最大の危機』
HJ『アグリコラ』
HJ『ドミニオン』
 
ASLは2シナリオ、3ゲーム。
ASL3『THE CZERNIAKOW BRIDGEHED
T1『GAVIN TAKE×2
 
 
『GAVIN TAKE

千葉会では何かと不評なこのシナリオ。
アメリカ軍の10-3や10-2の指揮官がいるので、これがガチンコで押して来ると抑えようがないのです。
オレはそんな風に思うので、なるたけ対戦したくないのでした。
そんな状況でですね、我らが100戦110戦の常勝であり、鋼鉄の現人神であらせられるどら将軍様が降臨。
「そこのルセロ、苦しゅうない相手してしんぜよう」と仰られ。換気に震えたルセロが、恐れ多くもお相手させて頂いた次第であります。・・・、面倒なんで普通に戻ります。
要は、久々に参加したどら将軍様。悪評が重なるT1『GAVIN TAKEを。はっきり言って日本一ASLの対戦が多いルセロさんに軽く挑んだのでした。
すると、あっさりどら将軍様の勝利。さすがどら将軍様でありました。
 
 
『アグリコラ』

このゲームも千葉会では定番となっていますね。
戦争に疲れたオヤジにはちょうど(・∀・)イイ。
あら、戦争をやる前にへと『アグリコラ』言ってるオヤジがおるぞー。
 
 
『信長包囲戦』

あらら、日曜はこれで写真は終わりだわ。イカンイカン、前日に撮りすぎて、自粛したのでした。すると少なすぎるですね。困ったモンだ。
他にも『ドミニンオ』とか『ノブリン最大の機器』を対戦していたのですが、オレには関係ないっす。
 
 

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2012-02-26 17:55

『過去の近未来韓国戦争』 その2

『韓国軍配置』

さて、リプレイへと移ります。
韓国軍の配置を解説するため、先ほどの写真へと戻りますね。
韓国軍には最前線に歩兵師団が多数あり、このユニットだけでDMZを埋め尽くすことができます。他にも、DMZ後方へ配置する砲兵や戦車、ヘリコプター部隊、それから予備として特定のヘクスを指定されている歩兵師団もありました。
韓国軍の配置としては、DMZに沿って歩兵師団を並べて、戦闘後前進を防ぐために、その後ろのヘクスへ砲兵を置いています。それから北朝鮮軍の特殊部隊に対抗して、海岸線にコマンド部隊を配置しています。
 
『北朝鮮軍配置』

北朝鮮軍の配置が終わった時点になります。
北朝鮮軍の考え方としては、まずDMZをトンネルで抜ける特殊部隊の攻撃を何処に行わせ、そこへDMZを越えてくる主力の攻撃を組み合わせるようにしています。
 
『1ターン北朝鮮軍終了時』

北朝鮮軍の攻撃を終えた時点です。
ここでコマンドマガジンへ大文句を言っておきます。
というのは、荒地と荒廃地があるのですが、その違いは配色しかありません。赤円内にその2つがあるのですが、違いは分かるでしょうか?
もうちょっと見分けやすくしないと、プレイに障害があります。
北朝鮮軍の特殊部隊によるトンネルからの突入は全て成功します。まあ、“6 ”のみ失敗でしたけどね。
では、東(写真では右)から見ていきましょう。
板門店前面では、DMZを越えて臨津河へと達しています(A)。
議政府正面でも北朝鮮軍が攻撃を成功させ、韓国軍の戦線に楔を打ち込んでいます(B)。
一番大きく前進しているのは、中央の山地にて(C)。一気に韓国軍の戦線に割って入って、後方への浸透へ成功しています。
東海岸でも、韓国軍の戦線で突出している地点を押し込めています(D)。
全体的に北朝鮮軍の攻撃は成功と言っていいですね。
しかし、攻撃を受けて壊滅した韓国軍は、サイの目+現在のターン数を加えたターンに帰って来るため、それほど困ることはありません。
 
 
『1ターン韓国軍終了時』

韓国軍は反撃を下命。
DMZを放棄する意義を見いだせなかったんですよね。だって、ここを跨いだ攻撃は半減しますから。
そこで突出した北朝鮮軍へと反撃を企画しました。狙い目は山地で突出していた北朝鮮軍(A)。何せ、戦闘後前進を行なった場合、攻撃側の密度が低くなるため、反撃に脆弱になるからです。それに春川付近でも反撃(B)。2ヶ所とも成功して、戦線の整理を行えました。

こちらが1ターンに除去されたユニット。北朝鮮軍が4個ユニット壊滅しています。このほとんどは韓国軍による反撃で被った損害になります。
 
『2ターン終了時』
 

北朝鮮軍の攻撃は、このターンから極端に不調となります。というか、絶望的となると言った方が適切でしょうか。
確かにですね。北朝鮮軍は韓国軍のユニットを壊滅させる事はできるんですね。しかし、先に述べたように壊滅した韓国軍は、しばらくしたら帰ってくるのです。ですから、一気に崩れるのは困るのですが、少しずつの損害は問題ないのです。
臨津河や山地の戦域では、攻撃正面を増やすために、予備攻勢が行われています。というより、それ以外に行いようがないのです。こうしなければ、攻撃の成功が見込めないのですから。
すると北朝鮮軍に取って惨劇が発生。
東岸でEXだかAXだかの結果が出て、北朝鮮軍が居なくなってしまったのです(A)。これで戦線に大穴が空く事となったのでした。
 
 
『3ターン終了時』

ゲームはこのターンをもって終了します。
というのは、北朝鮮軍がほとんど前進できず、損害だけが嵩んだからです。
北朝鮮軍が狙った臨津河の渡河攻撃は成功しました。しかし韓国軍&アメリカ軍がこの橋頭堡の存在を許さず即時反撃。撃退に成功、河川を越えての退却は不可能なため、ここへ突出した北朝鮮軍は全て壊滅の憂き目となりました。
これを見た北朝鮮軍の司令部はモラルが崩壊。他にも北朝鮮の領域へも韓国軍の進撃を許す事態を勘案し、投了を申し出たのです。
さて、このゲームをプレイしてですね。全く魅力を感じませんでした。
その理由は、攻撃を行う北朝鮮軍が何のメリットを受けないからです。
確かに、特殊部隊はそれなりに効果を上げます。しかし、それはゲーム開始当初。言い換えれば開戦当初しか得られません。
‘90年代に発生した数々の事件を考えれば、決してそんな事では済まされないのです。
例を挙げれば、韓国へ漂着した北朝鮮軍の潜水艦の事件がありました。この事件では、北朝鮮軍の兵隊は我々が想像し得る以上の行動を行なったのです。
この事件については、本題と大きく逸れるため触れません。それでも北朝鮮軍の特殊部隊が、このゲームで想定される程度のモノとは思えないのです。
 
うむむむ。余談に逸れていますね。本題へと戻ります。
このターンを終えた時点で、北朝鮮軍は国境線=DMZから、僅か数へクスしか前進できない事態を受けて、投了を申し出ました。
私もこの判断を妨げる理由を見い出せません。それほど北朝鮮軍は勝利へと近づいていなかったのです。
対戦相手である、かみさんはブログで期待していた分、失望も大きいと述べています。
 
私も、この状態ではその意見を否定することはできません。
現実的に考えるならば、北朝鮮軍が韓国へと全面的な侵攻を行うとは思えません。その想定外を行うのであれば、もっと北朝鮮軍に有利となる条件を与えるべきなのです。
それが無いのであれば、ゲームとして失敗としか言いようがありません。
あれ、オレってずいぶんとキツイ事を言ってねえっすか。まあいい。
 
とりあえずですね。
かみさん、ルールの見落としがあります。
私はこのゲームを持ってなく、かみさんのブログを見て知ったのですが「補給切れで全滅しない限り」とあります。
という事は、補給切れで除去すれば、韓国軍のユニットは戻って来ないんですね。逆に言えば、北朝鮮軍は特殊部隊で主力が攻撃する韓国軍を補給切れにすればいい。
しかし、これを行なったとしても、北朝鮮軍が苦しいのは否めなません。
YSGAやコマンドマガジンのりプレイのように、韓国軍がDMZを放棄するのは理解できません。韓国軍はこの戦線で消耗戦が続いても問題ないからです。
私としては、他にも北朝鮮軍に有利になるルールが発掘されない限り、次はないゲームです。
 
 

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