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2024-11-23 22:12

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2012-01-26 13:16

『第九十七回千葉会の報告』@土曜日

一月十四日(土)
参加者は13+1名
 
プレイされたゲームは以下の通り。
 コマンドマガジン『NO RETREAT!×3
コマンドマガジン『日露戦争』
コマンドマガジン『関ヶ原戦役』

TDF『グリプス戦役』
『キャッスル・パニック』
『キング・オブ・トーキョー』
『ドミニオン』×2
 
ASLはJ138『POINT TO MAKEのみでした。


写真は夕方で一番人出のある時間になります。
一番手前がMatさんと水戸爺さんのNO RETREAT!
その2戦目になります。
2つ目の卓は、ルセロさんと下総さんはASL。
左奥の5人組みはマルチゲームを回しています。
右の列にはmiyaponskyさんがNO RETREAT!
奥に山崎さんとミルナーさんが『日露戦争』
 
 
コマンドマガジン『NO RETREAT!

水戸爺さんとMatさんの対戦。
この時点で戦線が荒れておりますが、さらに混沌として行きます。
対戦の詳細はMatさんのブログにアップされています。
なるほどなるほど、これからセバストポリのソ連軍が出撃してですね。しかも、戦車軍へと変身して、ドイツ軍の後方を大荒らしするのですね
 
 
『キャッスル・パニック』

北陸へ旅立った、我等が伝説の当たりマルチゲーム発掘メンバーである、moritaさんが久々に参加。
キャッスル・パニックで城を守っていました。
これはですね。
中央に見える城に向かって、周囲からゴブリンが押し寄せる。それを3分担して守る、というゲームです。
まず、箱の中にゴブリンの皆さんが入っていまして。
確か、手番となったプレイヤーがカードを引くんじゃなかったかな。そのカードには、援軍から、特殊なイベントや武器、それにゴブリン・キタ――――(・∀・)―――!!まであります。
ゴブリン・キタ―――――(・∀・)――――!!を引いたら、サイコロを振りまして、どこに出現したかを決めます。マップを良く見ると、数字がありますでしょ。そこの一番外側へ置くのですね。
で、手番が進むと、そのゴブリンの皆さんが城へ向かって、前進するんです。
プレイヤーの手元にカードがありますね。
このカードでゴブリンをイテ込ますのですが、それぞれのゴブリンに耐久力があり、一撃では前進を止めることはできません。
そしてゴブリンが城へ取り付いたら、城壁⇒天守閣の順番で城が破壊されていく。
この城が全て無くなったら、まあ落城ってやつでプレイヤーの負け。逆に、ゴブリンが無くなったらプレイヤーの勝ち、となります。単純なのですが、なかなか白熱する好ゲームでした。
 
 
『キング・オブ・トーキョー』

こちらもmoritaさん持参のゲーム。
決して、東京には見えませんが、それでもゲームとしては面白いのでありました。
すみませんが、詳しくはわかりませんでした。
 
 
『ドミニオン』

千葉会の定番である『ドミニオン』も広げられていました。ヤーボ君の持参ゲームでした。
おお、対戦の記録を見たら、初戦はヤーボ君が取っているぞい!
ついに、オヤジ達を踏み台にしたのですな。
 
 
TDF『グリプス戦役』
        
HAさん持参のダグラムのゲームです。
写真もHAさんのtwitterからもらってきました。HAさん、事後承諾よろしくです。 HAさんはtwitterで対戦の実況中継してまして(写真だけですが)。なかなか見ごたえがあるのです。
対戦したのがメールシュルトロームシナリオになりますか。
HAさん、moritaさん、Balkmanさんの3人戦でした。
私はダグラム・・・、というか最初のガンダム以外のアニメはほとんど知らないんですよ。まあ、映画のものはソコソコ見てはいるんですが、テレビシリーズはさっぱり。
それでも、このゲームを解説しているHPを見ましてね。
こんなに小さいマップなのに、ダグラムの世界を見事に再現しており、ゲーム的にも優れもの、と。
さすが天才たちばなと言っておこう。
 

コマンドマガジン『日露戦争』

「そんなゲームやらずに・・・」で有名な『日露戦争』です。
定番ではありますが、いつやっても発見がある傑作です。
さて、この日はミルナーさんが山崎さんに挑戦していました。ええっと、多分右手のロシア軍を山崎さん、左の日本軍をミルナーさんが担当しているようです。
写真から戦況を解説するとですねぇ。
ターンは9ターンまで進んでいますね。
遼陽周辺で日本軍の攻撃と、ロシア軍の反撃で大混乱状態っすね。旅順は未だに健在ではありますが、ゲーム終了までには陥落必至。
・・・いや、オレの勘違いだわ。山崎さんが日本軍で、ミルナーさんがロシア軍だわ。
良く見たら、遼陽と奉天の両方が危機的状況になっている。ロシア軍は崩壊寸前と言っていいですね。
これは山崎さんの常套手段です。
壊滅しているユニット群を見ても、ロシア軍が盛大に並んでいます。この時点で70VPを越えてないのかな?
でも、この次のターンもやっていた記憶があるから、続いたんでしょうね。
 

 コマンドマガジン『関ヶ原戦役』

『関ヶ原戦役』でいいのかな?
コマンドマガジンのウォーゲーム日本史の一作で?
とにかく、HAさん。彼奴が持ち込んだに違いないキラーン(☆∀☆)。このメンツでちゃんとしたウォーゲームを持ち込むといえば、HAさんしかいないし( ̄∇ ̄;)
手軽なマルチゲームを持ち込んでくれるのはありがたいのですがね。
細かいことはわかりませんでした。←こればっか。
 
 
J138『POINT TO MAKE』

下総さんとルセロさんの対戦でした。
先ごろのMMPが行ったセールで、大量に買い込んだルセロさんがですね。それぞれのジャーナルに掲載されているシナリオを確認したのです。
すると、ジャーナルの中でも#8に梱包されているシナリオは、興味深いものが多い、と。
そこから選んで対戦となりました。
OB(戦力)に何種類かのグループあって、そこから幾つかのグループ戦力を選び出します。
ですから、プレイヤーの好みによって、かなり部隊編成が変わって来ます。こうやって、自分の部隊を選ぶというのは、愛着が沸くので格別な楽しみが生まれます。
さて、シナリオの展開ですが。
攻撃側のイギリス軍を下総さん、防御側のドイツ軍をルセロさんが担当しました。
イギリス軍にはOBAを選ぶことができたので、それで煙幕弾を撃ち込めば、安全な前進が可能でした。ところが、下総さんはOBAを選ばず、戦車を多く受け取ります。選んだ戦車にはシャーマンが多く、その煙幕でも十分だと判断したのでした。
しかし、シャーマンはPAKの餌食になり・・・。
いや、餌食になったのは、3両の内1両のみ。他のシャーマンにより、PAKは無力化されてしまいます。
ルセロさんはPAKの目の前にシャーマンが集まったので、ウホウホだったのが、大いに当てが外れた、とボヤイていました。
それでも、シャーマンがPFや3突に撃破され、そうなると攻め手を欠いたイギリス軍は前進ができなくなり、ドイツ軍の勝利となりました。
下総さんの気合にずいぶんと冷や汗を流したそうですが、地力に勝るルセロさんが寄り切ったのでした。
 

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2012-01-10 15:22

『ゲーム始めはSL-CON』

あら、正式名称はSLG-CONだったのね。知らなかったですわ。とにかくですね、秋葉原のイエローサブマリンで開催されたSLG-CONへ参加しました。
 
『SLG-CON前哨戦』
前日に、「オレはアキバへ行くだ!」と言えばですね。
「どこの女と浮気するのよ!?」と女房子供から追及があり。
そこで今時らしくtwitterで説得部隊を募り。
その面々に、如何にオレさまがSLG-CONに必要な人材かを説明してもらい。何とか、家族の了承を得たのでした。協力いただいた皆様。どっどうも、すみませんでした(´・ω・`)。
 
『SLG-CONのまったり時間』
さて、SLG-CONです。
11時過ぎに到着すると、ソコソコの集まり。
前回に比べると、少々人の出が遅いようでした。何せ、この時間には一杯になっていましたからねぇ。
それでも夕方くらいにはテーブルが埋まるくらいにはなりました。参加人数は35名程度でしたか。それ以外にも顔だけだした面々もおりましたね。人数的には、これくらいで良かったのでは。
テーブルを詰めれば、対戦場所をもう少しは確保できましたが、ギュウギュウなのはねぇ。荷物もありますし。
対戦の中で異彩を放っていたのが、たけきょんさんが持ち込んだHJ『ジャブロー』

しかもマップを拡大し、ミニチュア・・・今風にいうとフィギュアでの対戦が可能となっており、カッコ(・∀・)イイ。



私はですね。
リクエストが無い限り、ウォーゲームをするつもりは無かったんです。
主催しているさいたまゲームサークルのメンツの、手が届かないところに目を配っていまして。ですから、入り口のテーブルがHQでしたから。そこに陣取っておったのです。
私が確認しただけでも、久しぶりだったり、全くの初めてだったりという方は、10名近くはいましたね。
「相手はいないけど、ずーっと買っていました」という方が多くて。何とかならんのかな、といつも思っておるのです。
 
HQに陣取っていると、後ろに棚がありましてね。
見ると、たくさんのゲームが置いてあるんです。
そうやら、イエローサブマリンで取り扱っている見本ゲームで。それを「自由に遊んでちょ。で、面白かったら買ってちょ」という意味がるんですね。
その中に、オレのゴースト@甲殻機動隊に囁くモノがありまして。
最初に手に取ったのが『エルサレム』
 
エルサレムの箱絵に惹かれてしまったのです。
これは十字軍がエルサレムを占領し、その後の権力争いを扱っています。基本的にドイツゲームなので、血や金が出てきませんが、兵力や名声、それに各種の物品で勢力を高め。平和と言う仮面を借りた暗闘を行うのです。
中身を確認したのですが、その写真は撮り忘れ。イカンイカン。
このゲームは、かなりオレのゴーストが「アタリ」と囁いていましたぜ。
 
次に手に取ったのが『ゾンビー・タウン』
     
私は全く興味が無かったのですがね。
前回の千葉会オークションで千葉会の面々にもゾンビ好きがいるって知りまして。ちょっと目が向いて手にとってみたのです。ちょうど、はねはねさんも到着し、2人で中身を確認しまして。
すると、バカゲーの臭いがプンプン、と。
何せ、中央の墓地に「ゾンビを100体置く」とあります。100体といっても、一山いくら?状態で積み上げるんですね。これだけで私もはねはねさんも「こりゃバカゲーだぁー!」と大盛り上がり。
ルールを読み進めて行くとですね。
多人数ゲームなのですが、プレイヤーが人間側を担当していき。他のプレイヤーはゾンビと区別がつかないから、ゾンビと同じ扱い。で、手に持っている拳銃でゾンビともども、撃ち殺して行くのです。
そして10日間を生き残るのが目的。その時点で倒したゾンビと敵対プレイヤー、それに見つけた生存者が各1点で勝者を決める、と。
あまりのバカゲー加減に、通りがかりの一般人を巻き込んで卓を囲むところでした。ええ、ここはSLG-CONだと思い出したので自重しました。しかし、惜しいゲームを逃しました。
かみさんぐらいは持ってないっすかねぇ。
 
こんなまったり時間をしばらく過ごしていました。
 
『SLG-CONのノーリト』
 
夕方に近くになり、テーブルもほぼ埋まり、私にNO!RETREATを教えて欲しい、とのリクエストがあり。漸くですが、私もウォーゲームの対戦に漕ぎ着けました。お相手はソコソコの経験があり、簡単な口頭説明でプレイは可能でした。
まず、私がNO!RETREATを初心者と対戦する場合に、なるべくドイツ軍を担当するようにしています。そして、カードの使用をシステムの理解を促すためには使うものの、2ターンまではイベントとしては使いません。
ドイツ軍の方が有利であるため、初心者にドイツ軍を担当してもらい、私がソ連軍を担当するのも悪くはありません。しかし、それでは、NO!RETREAT特有のシステムや戦術を知らないため、ただ漠然とドイツ軍が攻めあぐねて、ソ連軍の反攻が始まるところでだいたいは時間切れとなるのです。
ですから、縛りとして1~2ターンはカードをイベントでは使わず、3ターンから使用制限を解除すれば、初心者にはシステムや戦術が覚えられ。そこから本格的に攻めていっても、私がやればドイツ軍は勝てますのでね( ̄^ ̄)。
さて、実際の対戦ですが、1ターンに於けるソ連軍の布陣を見た時点で勝ちを見込めました。ドイツ軍は2ターンの移動と戦闘後前進により、ソ連軍の3個ユニットを包囲できましたから。
ところが、ソ連軍が補給を繋げに来て、だいたいそれはCB(カウンター・ブロー)で補給を繋げに来たユニット諸共痛い目に会うものなんですが。ソ連軍がCBで“6”ばかり出しやがりまして。1個は補給切れで除去できたものの、他の2個は何を逃れます。
ドイツ軍も追撃を行い、更なる包囲を目指しますが、ソ連軍はここぞという攻撃で“6”ばかり出すんですわ。おまけに、カードも恵まれていて、兵力もシベリア鉄道に乗ってやって来ますし。まあ、私のサイの目がしょぼいちゅうのもあったのですが。
おかげで、冬が終わる頃には、モスクワからロストフに至る、強固な戦線が構築されていました。ドイツ軍としては、予定が狂いまくりなので、ちょっと焦ってはおったのですがね( ̄∇ ̄;)。
でも、ソ連軍が1942年の夏を越えるのは大変なんですよね。それにずいぶんと不運が続いていたドイツ軍でしたが、私には「流れは必ず来る」という信念がありますから。確率論的には間違いなのでしょうが、信じているのだから仕方が無いしょ。
42年の泥濘でボロネジを占領し、そこから突破口を抉じ開けて。一気にスターリングラードを占領。同時にモスクワも占領し、ロストフ周辺でも包囲戦を展開していました。
セバストポリは前の年に占領してましてね。重要都市の勝利条件が成り立っており、VP的にもソ連軍は2VPを取り返す必要があったのです。となると、包囲されているユニットを救い出し、これらが補給切れで除去されてもVP的にアウト。そしてモスクワとスターリングラードを奪還しなければなりませんでした。
これらの全てを成功させるのは不可能に近かったですね。
楽勝とは言えませんでしたが、それでも狙い通りに勝てたので。対戦相手も、そして途中から観戦していた10代と見受けられる方も、楽しんでいたようなので、年始めの対戦として大変満足の行くものでした。
 
 
『SLG-CONの後始末』
 
19時近くになると、ほとんどの対戦は終了しており、この後にどうするか、となりまして。まあ、飲み会へ雪崩れ込もうちゅうのですがね。私は、昼に食べたラーメンが効いて腹は減っておらず、翌日の勤務のためアルコールが厳禁でした。
それでも、さいたまゲームサークルの皆さんとは、こう言った話す機会もありませんし、お茶の一杯でも飲んで茶漬けでも食べるか、と同行することにしました。
で、ですねぇ。
呼び込みに釣られて居酒屋へ入ってみると。他の面々が飲み放題を注文したら、1人だけの例外はダメだと。
その言い方にカチンと来てしまいまして。席を蹴って退席しました。その居酒屋の実名も書くべや、と思っていましたが、正式名称を覚えてないので止めておきます。
さいたまゲームサークルの皆さんが、ずいぶんと気にして見送ってくれましてね。正直、大人気無かったと反省しております。どうもすみませんでした
 
で、仕方ないため、1人寂しく吉野家へ入り、珍しくカレーなどを注文したところ。これがとてつもなく不味くてですね。出されたメシを残さない主義の私に取って、ここまでマズイものをムリクリ食べるのは、苦行に等しかったです。しかも湯のみに羽虫が入っており。怒る気力も沸かずに、取り替えてもらいました。ちゃんとした謝罪があったので、それでいいのですが。以前は、毎日のように通っていて、味も値段も満足していた吉野家が、ここまでレベルが下がっていたとは、ひどく悲しくなりました。まあ、もう二度と行かないでしょうね。
 
そんなこんながありまして。
「今日はツイてなかったなぁ。大人気なかったし。」と落ち込みながらトボトボ歩いていると、携帯が鳴りまして。
飲み仲間のbluebearさんで「何すか。アキバで飲んでるぢゃないっすか?」と、他人の傷口に塩を塗り込みやがりまして。ええ、塩を塗ると直りもいいのですが。
それから、bluebearさんと同席のこかどさんからにも代わり、2人で「大阪へ来い!」コールを受け。さらには、大阪へ来たら歓迎会を開いて夜を明かす(おめーら、そんな歳ぢゃないだろ)だの。こかどさんからは「バルジでオレ様の鉄壁防御を見せたる!」との挑発もあり(誇張あり)。
全く、酔っ払いってやーねー(  ̄^ ̄)プイ。
そんな話をしたら、すっかり落ち込んだ気分は盛り上がりましたね。
 
最後に、SLG-CONを主催していた皆さん、本当にお疲れ様でした。
色々な意見はありますが、それでもこう言ったイベントを行う事自体に意義があります。出来る限り応援しますので、続けて行ってください。

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2011-12-28 21:25

『イエサブでKOLIN』

今年のリプレイは今年の内にちゅう訳で、写真が残っている『Kolin』のリプレイをアップしておきます。
11月終盤にですね。札幌から友人である“漢”サッポロ辺境伯が降臨するちゅうのです。そこで関東連合が迎撃を計画。早速はアルコールの部を夜半と決定。
その前に軽く一戦となりまして。イエサブにヒマ・・・、いや、戦意の高い人間が雁首を揃えまして。メンツとしては、サッポロ辺境伯御大、YSGAの裏番長・Dublinさん、ウォーゲーム業界のご意見番・市川のたっつあん、そして千葉の迷惑人物の私・yagiでありました。
自慢では有りませんが、『Kolin』がどんな戦いで、ゲームがどんなルールかも知りません。ただ、このメンツなら面白くない訳ない!との一念で参加・・・。いや、乱入した次第です。ええ、千葉の迷惑人物の面目爆発です。
 
『セットアップ』 43

こちらがセットアップを終えた時点でありんす。
当日、手渡されたルールブックとチャートを眺めて、このゲームの感触をですね。それなりに把握しました(嘘)。
で、どう言ったシュチュエーションかというと、オーストリア軍とプロシャ軍の戦いで。
プロシャ軍の右翼は歩兵で、それがKolinという村を攻撃(これがゲーム名の由来なのね)。これを担当するのがサッポロ辺境伯さん。
Kolinに篭る歩兵は、どうやらスウェーデン軍みたいな感じぃーで、それに加えて後々現れる増援も率いるのはDublinさん。
プロシャ軍の左翼は騎兵が出張っており、それを私・yagiが指揮して。
それに対抗するオーストリア軍騎兵が市川のたっつあんが担当しました。
私とたっつあんが騎兵を担当した理由はですね。ルールがワカンネー(・A・)から。歩兵だと射撃があるのですが、騎兵は白兵戦だけですから、簡単との意見でした。
写真でですね。オーストリア軍をイメージ通りの青にして、スウェーデン軍を赤、プロシャ軍を灰色としたとですよ。すると、灰色がわかんねー(´・ω・`)ので、オーストリア軍&スウェーデン軍を青。プロシャ軍を赤で示すこととしました。
さてさて、勝利条件ですが。プロシャ軍がですね。
スウェーデン軍をいてこましてKolinの村で祝杯を上げーの。それから先にある真丸な森を占拠しーの。プロシャ騎兵が突っ走って、オーストリア軍の騎兵をやってけーの、でその向こうまで進出しーのしたら勝てる、ようでした。

 
『1ターン終了時』

要は、プロシャの騎兵はだな。たっつあんのオーストリア騎兵を蹴散らして。その先まで前進すりゃあ勝ちなんだろ、と。作戦砲身@短身を決定。
プロシャ騎兵を密集隊形のまま突進させます。
ここで隊形について説明しときましょう。このゲームでは、当時の戦闘を再現するため、部隊がどのような隊形(陣形だったかな?)であるかが重要になります。それはユニットの向きや、そこから引き伸ばされたマーカーで表します。
例えば、プロシャ騎兵はユニットの頭が、ヘクスの“辺”を向いているから密集隊形。それと比べてプロシャ歩兵やスウェーデン歩兵は横隊。

オーストリア騎兵は横隊でも、戦列を引き伸ばしており、その分ヘクス当りの戦力は減ったりします。他にも縦列隊形があります。
その隊形により、戦闘力やヘクスに進入する際の移動コストが違い。さらに、ユニットの向きを変えるために、移動力が必要なのですが、それも隊形や国別によって違って来ます。国によって隊列の向きを変える練習が違うんだっけかな。とにかく、ユニット数は少ないのですが、そうやって国別の違いを表しており、当時の雰囲気を良く現しているのです。
そうそうマップの特徴から、このゲームメーカーが「クラッシュ・オブ・アーム」というのがわかります。このメーカーは近年のコンピューター・グラフィック全盛を真っ向から否定して。職人の手書きにこだわっています。
そのため村々のイラストがそれぞれ違いますし、森もしっかり書き込んでいてですね。「いい仕事してますねー」との感嘆が似合うのです。私もこのメーカーを知ってはいましたが、今回初めてプレイするため、手が震えました(大袈裟)。
あ、イケネ。余談が過ぎた。
さて、プロシャ騎兵が密集隊形で突進すると、アチコチから驚きや懸念の声が上がります。曰く「積極的だなー」から「反撃を喰らったら危ないのでは」とか。「市川さん、逃げてもいいですよ」との意見も。というのは、プロシャ騎兵の戦力は先行するグループが12戦力、主力が24戦力あったのです。対するオーストリア騎兵は強くても15戦力で、しかもそれが予備の後方にありまして。前衛の部隊は僅かに4~8戦力だったのです。
でも、そんな意見は「だって、攻撃しないと勝てんのだろ。それに横隊を敷いているオーストリア騎兵が攻撃に出ても届かないぜ」と独断専行。逆に、プロシャ歩兵は横隊でジリジリとKolinへと向け前進。
対するオーストリア陣営はほとんど動きがありません。だって、待ち構えているんですもの。唯一、後詰の騎兵が前線へ向けて進んだくらい。
そんな感じで1ターンが終わりました。
 
 
『2ターン終了時』

2ターン入り、プロシャ歩兵は未だにジリジリ前進を続けています。スウェーデン砲兵が「射程に入ったぞ!」と砲撃を開始しましたが、逆に混乱する始末。
この時期の兵隊さんは、指揮官の言うことを聞かないのです。それを再現するため、攻撃や砲撃を行う前に、モラルチェックが必要で。ユニットの裏に記載されているモラルの数値以上(より大きいだったかな?)を出さないと、ダメで混乱してしまうんです。
対するプロシャ砲兵も射程には入っておるのですが、町の地形効果と、射程による火力減退により、ろくな効果が見込めません。と言う訳で、砲撃はせず前進を続けるんですね。
さてさて、そんな歩兵さんとは違い、騎兵さんはやる気満々ですよー。
前進・・・、というより突進を続けていたプロシャ騎兵の先遣隊2個が、オーストリア騎兵にですね。突撃できる距離まで近づいたのです。
で、一番経験のありそうなDublinさんに「突撃したらどうなるんですか?」と尋ねてみたんですね。すると「やってみないと分からないぃ」と歯切れの悪い返事。確かに、戦闘結果表を見ても良く分からない。というのは、オッズの列に+9~-9までの結果が書かれているのです。その意味がさっぱり分からないんですね。
まあ「やんなきゃ、分からんねーんだろ?」と、早速突撃1号。すると、戦闘結果が“S”とあり、「これって降伏じゃねぇ?」と首を捻っていたら、大正解。ルールを確認したサッポロ県境伯が「おおっ!幸先良く敵騎兵を捕らえましたぞ!!」と。
もう、頭の中には布袋寅泰の「サレンダー」が鳴り響き。

内心、得意満面になっておったです。で、サッポロ辺境白が「突撃に成功したら、そのまま止めるのと、さらに突撃を続ける、のどちらかを選べます。どうしますか?」と。
「ぢぁあ、突撃を続けちゃおうっかなー」と、オーストリア騎兵の戦列に割って入っていったのです。でも、それでオシマイ。「アレアレ、何もできないの?」と思いましたが、後の祭り。オーストリア騎兵に取り囲まれているのは、危険で危ないぢぁないかい、という状態でした。

続いて突撃2号の解決です。えー、先ほどは省略しましたが、突撃の解決はですね。まずユニット同士で戦闘力を比べてオッズを出すんです。次に、サイの目修正を決定します。これはユニットの裏に書かれている“白兵戦値”、助走ヘクス数、地形効果などを加味して決めるんです。これはやらないと分かりませんね。Dublinさんの言うとおり。
で、先ほどの突撃と似たようなオッズに、サイの目修正となりまして。そこで両軍のプレイヤーが10面体サイコロを振り合い、攻撃側のサイの目から防御側のサイの目を引いて、結果を決めるのです。こう書くと面倒に感じますが、やってみるとそれほど難しくありません(私は言われるままにサイコロを振っているだけでしたがw)。
前回のように、まあ幸福にはならんけど、圧勝はするだろーと思っていたところ。
市川のたっつあんがですね、“0”を出しやがり、事情がわかっているDublinさんとサッポロ辺境伯さんから悲鳴が挙がりまして。
簡単に言えば、どんな戦闘でも“0”が出るとスペシャルステージでの戦闘となり、これまでのオッズやらサイの目修正やらは無意味になり。で、結果は敗走(´・ω・`)。精鋭のプロシャ騎兵が逃げ出しやがりました。
 
そしてオーストリア騎兵がですね。自軍の真ん中にいるプロシャ騎兵をフルボッコにしーの、逃げ出しているプロシャ騎兵に追撃をかけーの。
「潰走中のユニットが突撃を掛けられたら、どうなりますか?」市川さんが尋ねると、「壊滅します」との返答。聞いてねー ( ̄□ ̄;)!!。
早速突撃を喰らい、プロシャ騎兵が2個ユニット壊滅しちゃたんですー。これでプロシャ騎兵は全兵力の1/3を失い・・・、さてどーしましょー状態(´・ω・`)。ちなみに、降伏したオーストリア騎兵さんは近くに敵がいなくなったので、再武装・・・。でもないか。とにかく、オーストリア戦列へと復帰しますた。
 
 
『3ターン終了時』

さてさて、打つ手が無くなったプロシャ騎兵ですが・・・。いや、オレがそんな簡単に諦める訳がねえ。兵力は減りましたが、それ以上に相手を崩せばいいんじゃろ!と、さらに突撃命令。
ところが、2個の精鋭騎兵に発した命令を、1個がサボタージュしやらかしまして。単独で突撃したプロシャ騎兵は、オーストリア騎兵を蹴散らしはするものの、敵中に孤立し。取り囲まれてフルボッコ・・・。ああ、デジャブってます。しかし今回はお味方の真ん中を逃走しているので、何とかユニットとしては生き残っています。
あまりにプロシャ騎兵の崩れとりますので、サッポロ辺境伯さんが、歩兵を送ってくれて。それでもプロシャ騎兵は4個しかないんすよ。相手は12個以上あるちゅうのに(´・ω・`)。
プロシャ歩兵の皆さんはKolinに向けて前進中。まだ戦闘すら行っていません。それなのに、こちらは崩壊状態。どっどうも、すみませんでした(´・ω・`;)。

この頃にアルコール組が続々集結して来まして。思わず「こんなゲームなんていいから飲み行きましょうよー」と漏らしたところ。
「こんなゲームにしたのはオマエじゃー!!」と大説教されますた。どっどっどうも、すみませんでした(≧w≦)。
 
 
『4ターン終了時』

さて、このターンから市川のたっつあんから、さかみちさんへとオーストリア騎兵の指揮権を委譲。
「ケッ、奴らもう勝ったつもりでいらがる」「では、教育してやるか」と、冗談のような話しが本当になりました(^)
オーストリア騎兵の指揮を取った、さかみちさんが「あっ、これならプロシャ騎兵の側面を突けますね。では、突撃しまーす」と。「オレに何しろちゅうねん」と心の中で拗ねていたら。
オーストリア軍が軽騎兵と重騎兵を組ませて突撃しようとしたところ。重騎兵がサボタージュしやがりまして
それを知らずに突撃した軽騎兵の皆さんは、5倍以上のプロシャ騎兵に揉み潰されてしまいましたとさ。ちょっと写真では分かり難いのですがね。
潰走中のプロシャ騎兵(全ユニット中で最強だったんだよ)は、落伍者を出しつつ逃げ惑っています。ゲーム的にはユニットとして存在していますが、本当ならば「この付近に広がって遁走中」なんでしょうねぇ。
さて、ようやくプロシャ歩兵もKolinへと接近。激しい銃撃を行っています。でも、効果は出ずに、逆に射撃したプロシャ歩兵の一部が混乱?弾切れ?してみたり、と。
さすが、18世紀の戦い。ちゃんと戦争になりません。
そうこうしている内に、オーストリア軍の増援が到着。正確には、オーストリア歩兵は漸く現れたんですね。
 
 
『5ターン終了時』

プロシャ歩兵がKolinへと突撃を開始。スウェーデン歩兵の戦列を一部崩して、突入に成功しています。それでもサボっている連中もいたりして、18世紀してます。
オーストリア歩兵がその後詰に到着。これからガチンコで歩兵同士の戦闘が始まるところ。
さて、ようやく増派された歩兵により、戦列を整えられたプロシャ騎兵は、何もすることがありません。というより、できません。
すると、さかみち閣下が軽騎兵のリベンジを決意。2個騎兵で突撃を敢行!
色々とオッズとサイの目修正を計算していると、プロシャ騎兵には勝つ見込みはありません。
半ばヤケ気味に「0出しゃいいんだろ、0出しゃ」と振ったサイの目は、本当に“0”。スペシャルステージでオーストリア騎兵が潰走となりました。
ええ、決して私のせいではありませんが、それでも勝ってしまいました。
 
さて、この時点で関東連合の飲兵衛連中が集結していまして。もはや、その勢いを止める事は不可能となっておりました。ここから勝負と、参加メンバー全員が無念の涙を堪えながら片付けを開始。撤収となりました(一部誇張)。
 
結論に変えて。
かなり特殊な部類のゲームになりますね。移動はちゃんと行えるのですが、戦闘となるとユニットの戦意によりどうなるか分かりません。
それでも、次回があれば、もっと上手く動かしてみせる!
気分は「僕がガンダムを一番上手く動かせるんだ」状態です。
えー、youTubeで見当たらないので「野郎 ここの一番乗りは俺だってのに!」でガマンしてくだされ。

 
 

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2011-12-27 20:56

『コミックマーケットの出し物』

以前も告知しましたが、この年末に開催されるコミックマーケット81へ参加します。
 
12月29日 木曜日 F-27a
 
こちらでお待ちしております。
そして頒布物は以下になります。
 
クラブ千葉#13

AH『GUNS OF AUGUST』
コマンドマガジン『日露大戦』
この2つの作戦研究です。
頒布500円

 
それから札幌歴史研究会の鈴木さんによる“お一人様同人誌”
The last Stand Issue3

内容は
1、 ハガキのミッドウェイルール
2、 コマンドマガジンa-gameスタッフインタビュー 
3、 山崎雅弘氏インタビュー
4、 Spanish Eaglesチュートリアル#3
5、 Triumph of Chaosチュートリアル#3
6、 フォークランド紛争戦闘史#1
7、 VIEW FROM THE TRENCHES翻訳記事#2
8、 「Scenario Designers Guide」収録ASLシナリオ和訳
以上になります。
頒布1000円 
あっ、うおPさんには1部ずつ確保しておきますので、連絡不要です。
他にも、以前に頒布したものや小物を少々持ち込むつもりでいます。

拍手[0回]

2011-12-24 22:11

『第九十六回千葉会の報告』@日曜日版

参加者は10+1名。
プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『NO REATRET!
コマンドマガジン『RACE OF TOKYO
コマンドマガジン『THE OLD CONTEMPIBLES
コマンドマガジン『日露戦争』
『天正遣欧少年使節団』
『まどか☆まぎか』
 
ASLは2ゲーム
ASL7『DASH FOR THE BRIDGE
KGP『THE BRIDGE AT CHENEUX
 

会場が広いと、参加人数が少ないジンクスが効いてか、この日はなかなか集まりが悪う御座いました。
それでもボチボチ10名の参加でしたから、御の字ですかねぇ。
 
 
KGP『THE BRIDGE AT CHENEUX
 
一番に対戦が始まったのが、ザハさんとルセロさんとのASL対戦。シナリオはヒストリカルモジュールのカンプ・グルッペ・パイパーから選びました。
パイパーとの名前があるのですが、パイパーの皆さんがアメリカ軍にフルボッコになるシナリオばかりです。
マップを良く見ておけば、どの辺りか見当が付くのですが、漠然だったので分かりません。バルジの戦いで聞いた事のある村とか町の名前が見えるんですけどねぇ。
勝敗は、アメリカ軍を担当したルセロさんの勝利でした。
 
 
『まどか☆まぎか』
 
HAさんが持ち込んだイロモノゲームです。
前回のゲームマーケットで瞬殺されたレア物。
で、テキトーにメンツを揃えて対戦を始めたのですが。これが『まどか☆まぎか』の世界を知らないため、全く意味不明でした、とさ。
 
 
『天正遣欧少年使節団』

HAさんが持ち込んだイロモノゲームの第2弾。
天津老師さんが作ったゲームです。日本からヨーロッパを周遊し、アモーレを集めていく。はっきり言って、すごろくに良く似たゲームでした。
それでも「アモーレ!」とか「司祭にホラれますた」とか、結構盛り上がりました。
 
 
『DASH FOR THE BRIDGE

下総さんと私で、今年最後のASL対戦をしました。
下総さんに時間制限があるため、小さめで『BEYOND VALOR』の制覇を目標としているので、そこから選びました。
ソ連軍(正確にはポーランド軍)とドイツ軍のSSが戦うシナリオです。ソ連軍は偵察部隊のため、T70という軽戦車が6両、それに歩兵が2個小隊。ドイツ軍はSSが3個小隊、それに37mm対戦車砲が2門。ソ連軍が細長いマップを縦断し、T70を3両突破させれば勝利です。
T70なので軽戦車ながら、37mm対戦車砲では正面を撃ち抜けません。それに気が付いたのは、初弾を弾かれてから(´・ω・`)。
それでもSS歩兵がパンツァー・ファストや白兵戦でA何とか3両を撃破しましたが、それが精一杯。ソ連軍が悠々と突破していきました。色々とSSRや配置制限を間違えており、戦術的にも今一つでしたが、何よりいい経験になりました。
 
 
『NO REATRET!

PONTAさんとミルナーさんが対戦していました。ミルナーさんは午前中のみの参加だったため、午後はHAさんと対戦していました。ちらりと戦況を眺めましたが、PONTAさんは両人の良い壁になっているようでした。
 
 
『RACE OF TOKYO

コマンドマガジン最新作の『RACE OF TOKYO』が対戦されていました。
マップに松戸や市川があり、それだけで千葉県人は大盛り上がりでしたよ。
 
 
 
『THE OLD CONTEMPIBLES

イロモノではありませんが、HAさんが持ち込んだ本格的作戦級ゲームです。
対戦は到らなかったろうなぁ。なかなかこの時期のゲームは引き合いが少ないから。
でも、私は経験ありーです。是非次回やってみんべか。
 
 
さて、千葉会も年内全ての例会を終えました。
今年は皆さんもそうでしょうが、あまりにもショッキングな物事が多かったと思います。一時は例会の開催を断念することもありました。
色々と思う事はありますが、それでもウォーゲームを続けていて、良かったと言えるように、これからもですね。
歩んでいくつもりです。別の道へは今更行けませんし。
それでは来年も宜しくお願いします。
 
ハッピー・ウォーゲーム!

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