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2024-11-24 03:56

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2011-07-29 15:45

『第九十一回千葉会の報告』 その3

AtO『HUNGARUAN NIGHTMARE』

かみさんが持ち込んだAtOの新作になります。
私の土曜日に対戦したメインのゲームがこちらになります。
第2次大戦末期のブタペスト市街戦がテーマのゲームです。
和訳は公開されていないのですが、かみさんが抄訳を纏めてくれまして。私がそれを確認して、日本初の対戦が実現したのであります!!
写真は配置を終えたところ。ご覧のように、かなりカッコイイ。相当カッコ(゜∀゜)イイ!!
ユニットは主力の歩兵が連隊や旅団。戦車や偵察(プーマとか)の大隊や中隊。他に砲兵や対空部隊、そして末期のモノの特徴として雑多な訳の分らない部隊もあります。
マップはブタペストの市街中央部。 ルールもこれまでにない斬新なもの。
現在、エリア式で主流になっているアムンヘム・システムとは一線を隔しています。
手順としては、ソ連軍の砲爆撃を解決して、移動(ソ連軍⇒ドイツ軍)、戦闘、混乱の回復。
これで1つのターンが終わります。
移動は普通の作戦級と変わりません。移動力が各ユニットに記入されてあり、エリアへ入るのに基本は1移動力。敵ユニットがあるエリアへ入ったり、出たりするのに余分な移動力が掛かります。
戦闘はかなり変わっていて。私は似たようなゲームを知りません。
まず、ソ連軍・ドイツ軍が10面体サイコロを1個ずつ振ります。
これで大きい出目の方が主導権を得て、エリアを指定して、戦闘を解決していきます。
戦闘解決を指定されたエリアでは、そこにある自軍ユニットに、射撃か白兵戦を行わせることができます。
射撃したユニットは「Firedマーカー」を置いて、それ以上射撃できません。
白兵戦を行うと、攻撃側は全て混乱マーカーを置いて、そこまで。
ですから、「射撃」をして「白兵戦」を挑む、という市街戦が再現できるのです。
ルール上では大変よさ気に思えました。

陣営は私がドイツ軍&ハンガリー軍、かみさんがソ連軍&ルーマニア軍を担当しました。


こちらが1ターンの移動・戦闘を終えた時点になります。
当然と言えば当然ですが、外周を圧倒的な兵力で取り囲んでいるソ連軍&ルーマニア軍(緑色)が、一斉に包囲を狭めて攻撃へと出ます。
ドイツ軍は、島(A)へ配置されている兵力をブダ市街へと撤収させます。
ペスト市街では、後方を遮断される恐れがあるエリアを放棄。撤収します(B)。
そしてソ連軍が1ユニットしか投入しなかったエリアへ、注ぎ込めるだけ投入。逆襲へ打って出ます(C)。
広い地域を維持しているブダ市街では、地形効果の低い地域から、部隊を下げます(D)。
最後に、FHH師団の予備を投入。精鋭なので射撃でも白兵戦でも、優位に立てます(E)。
FHH:フェルト・へレン・ハレと聞くと、昔に見た「ペリカンロード」というマンガ本を思い出してしまいます。
そうか、あれはキングに連載されていたんだっけ。今はもうない雑誌ですね。
オートバイがテーマのマンガだったんですが、主人公が対立する暴走族チームがFHHだったんです。
「彼らは最後まで悲鳴を上げなかった」とかあったけなぁ。カッコ良かったっけ。

他は、地形効果もあり、部隊もそこそこある地域ばかりです。
そう、僅かばかりの部隊が動いてオシマイ。ソ連軍も正面へ突撃@スタック一杯まで。両軍とも、あまり考えるところがありません。

さて、戦闘が始まると、首を捻る事態が多発します。
射撃にしろ、白兵戦にしろ、ルール的には簡単なので、それほど問題なく解決して行きます。
ところが「主導権」というのが厄介。主導権のある側が、射撃や白兵戦を一方的に行えます。
そう、主導権が無い側は何もできないのです。
あるエリアで戦闘の解決となり、例えばソ連軍が射撃と白兵戦を仕掛けたとします。
普通のゲームでは、ソ連軍の全てが終わると、ドイツ軍の射撃と白兵戦へとなるのですが。このゲームでは、サイの目が偶数である限り、主導権が移らず、さらに戦闘も終わらないため、ソ連軍はやることがないのにサイコロを振り続けるのです。
それが全てのエリアで行われるため、1ターンの戦闘解決が延々と。しかも、ほとんど損害もでないまま、繰り返されるのです。


戦闘が終わると、混乱の回復になります。これで1ターンが終了です。先の写真より、黒いマーカーが少なくなっていますね。分らないか…(´・ω・`)。
右上に、四角に区切られたボックスが見られますね。そこが壊滅した部隊を置くところです。
ドイツ軍の部隊が幾つか置かれていますね。これが1ターンに壊滅したドイツ軍になります。
他にも、ドイツ軍にしろソ連軍にしろ損害を受けていますが、ステップロスしているだけです。

さて、配置の写真が14:14、1ターンを終えた写真が16:05でした。
大きな盛り上がりが無いまま、2時間近くサイコロを振り合っているのは、大変辛いものでした。
しかもドイツ軍は、主導権を与えないためだけに(時間稼ぎ)、サイコロを振る必要があり、それが苦痛でした。
ソ連軍としても、その戦術をやられて実際に「何もしないまま」あるエリアの戦闘が終わってしまうのは、不条理だったでしょう。
1ターンを終えて、中断を申し出ると、ソ連軍を担当したかみさんも同意してくれました。 かみさんのblogにも「今年のがっかり候補」として挙げられていました。
コンポーネントが素晴しく、AtO本誌の記事も英文ながら面白いものでした。
第二次世界大戦中に行われた包囲戦の、包囲した部隊、された部隊、包囲下の市民。
その参加した実数と損害数が一覧にされているのです。
これを見るだけでも、価値はあります。
ルールもざっと見ただけでは、期待が持てました。
しかし、機能していないシステムが多く、もっとシンプルに大胆に仕上げられたハズです。
GJの中村さん辺りなら、これが上手いんだろうなぁ、と2人で話しましたっけ。

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2011-07-29 15:33

『第九十一回千葉会の報告』 その2

コマンドマガジン『日露大戦』

 最近の千葉会といえば、このゲームになります。
ユニット数もマップも、ルールも手軽なのですが、日露戦争の雰囲気を良く出しているんですよね。
これなら、新たな定番となるのは、当然と言って(゜∀゜)イイ!!!
 
  
最初に対戦が始まったのも、『日露大戦』で、私・yagiと時間制限があるstr takeshiさんの対戦でした。
Web上で「ロシア軍必勝」との意見があるため、それを打破すべく、私が日本軍で、str takeshiさんにロシア軍を担当して貰いました。
2人とも対戦の経験があるので、実際に試すには丁度(゜∀゜)イイと思われたのです。
写真に、2人の性格が良く表れていますね。
誠実なstr takeshiさんがルールの確認をすれば、私は「ノリで(゜∀゜)イイんじゃね?」と。
そんな会話が聞こえてきそうです。


写真は、2ターンの時点。 千葉会の定石として、1ターンに配置されているロシア軍を攻撃せず、包囲の止め。
翌ターン以降の壊滅させています。主力は北上。満州平原を目指します。

 
ところが、この戦略は上手く行きません(´・ω・`)。
一時は、ロシア軍指揮官を幻惑しましたが、緑鴨河に包囲されたロシア軍が大善戦。
日本軍の包囲攻撃を度々撃退。あらら(´・ω・`)。
ここに部隊を拘束された日本軍は、満州平原でも兵力不足に陥りーの。ロシア軍に反撃されーの。
で、お手上げになり。日本軍が早々に投了して、下克上が起きたのでした。

ではなく、速攻で再戦。 今度は、包囲したロシア軍を地道に壊滅。
兵力を整えて北上します。
ところがですね。1ターンに「機雷」が来てしまいまして(´・ω・`)。
流してもいいんですけど。ちょっとマカロフが怖くて握っていたのです。
そのため、兵力の増強が遅れ、満州平原に攻撃兵力を送ると、旅順を攻略する部隊が編成できません。
こりゃ参った(´・ω・`)。
でも、今回はツキが日本軍にあり、度々「乃木レッツゴー!」が来て、ロシア軍のZOCを無効化しまして。
その都度、ロシア軍の戦線を食い破りまクリスティ(・∀・)。
そのまま押し切る直前になると、ロシア軍が苦し紛れに「マカフィ」を出して…。
「ダメじゃん。日本軍が1枚握っているのに、それ出しちゃ」と説教しつつ「機雷」のお中元。
下克上をナシにしますた(゜∀゜)イイ。 str takeshiさんのblogに早々報告がアップされています。 

 
 私が漸く勝てたのでね。勝ち逃げモードに入りまして。
「オレと再戦したいなら、こっちのDASやんに勝ってからにしな」と大井張り( ̄^ ̄)。
str takeshiさんの相手はDASRECHさんに押し付けて、私はチューハイの2枚目へ流れますた。
あ、イカン。公式発表休憩ですが何か?
正確には、茨城から来たstr takeshiさんに、滅多に対戦できないDASRECHさんと一勝負して欲しかったんです。『日露大戦』のテストプレイヤーでもありますから。
その対戦報告もstr takeshiさんのblogにアップされていましたね。
私との対戦で喰らったマカロフ⇒機雷のカウンターをお見舞いされていた模様。 
その向こう側では、山崎さんがPONTAさんに『日露大戦』をインストしていまして。
それをmiyaponskyさんが観戦。『日露大戦』病に感染していた模様(我ながら上手いねどうも(゜∀゜)イイ)。
おっ、田村さんの姿が見られますね。彼は到着したすぐで、暑さにめげていいます。

 
この2枚が、山崎さんとPONTAさんの対戦に焦点を当てたもの。
私が対戦していたので、y.nakanoさんにお願いして撮って貰ったのでした。
y.nakanoさんは色々風景を写してくれるので、助かるんですよね。
私は対戦にテンパるので、どうしても枚数が少なくなっちゃうのでした。
その点、YSGAの会長は流石っす。
おりょ、オレの対戦態度の悪さが爆発してまんがな。
 
 
この2枚は山崎さんとPONTAさんの対戦になります。
何故分るかといえば、山崎さんの愛用ダイズ・カゴが隣にあり。
時間的に、この2人の対戦しか、『日露大戦』に感染していなかったからです。 


こちらは先ほどのテーブルの夕方になります。
『日露大戦』病に感染したmiyaponskyさんyasさん、すでに感染しているsawadaさんにPONTAさんと入れ替わり対戦していますね。 

コマンドマガジン『NO RETREAT!』

 『日露大戦』卓に、コマンドマガジン『NO RETREAT!』が乱入していますね。
PONTAさんのリクエストで、DASRECHさんがインストしているのでした。
 

 この『NO RETREAT!』は私のモノ。
しかも、会場で余った時間に千切ったもの。
最近のコマンドマガジンが発売するゲームは、ユニットにしろカードにしろ、できが(゜∀゜)イイんですわ。
ちょっといじっている内に、バラバラになってしまうんです。
下総さんがその千切っているのを見て、「オレ、今までカッターで切っていたけど、何て遠回りしていたんだ」と驚いてました。 


で、私とDASRECHさんの“ノーリト・トップチーム”対戦も行われました。
自分でトップチームというのも、如何なものかとは思いますよ。ですけど、DASRECHさんと軍神殿を相手に冥府魔道の連戦をこなしているので、謙遜する気にもなりません。
さて、この対戦なのですが、信じられない展開となりました。
一般的な開始で、1ターンにソ連軍の1ユニットが包囲されてしまいます。
普通は、見捨てるものなのですが、この対戦では、試しに救出部隊を送り込み、補給を繋いでみたのです。
その結果で2ターンに、救出部隊諸共包囲され。またもや救出部隊を送り込み、補給を繋ぐ…。
これをやると、普通はドンドン包囲される部隊が増えて、その部隊がVP対象になるため、サドンデス敗北を喫してしまうのです。
ところがところが。
何故か、「これさえだせば助かる」というサイの目やカードを出し続けて。
モスクワが陥落してもキエフが健在、という訳の分らない状況に。
最終的に、ドイツ軍の兵力が足りないため、戦線に綻びができ。そこからキエフ周囲の部隊が脱出する、という我ながら信じられない事態が…。
それで陥落してモスクワとツーラへ反撃して、守備していたドイツ軍を壊滅へ追い込み奪還したら、勝利宣言しても(゜∀゜)イイでせう!
実際には、ゲームは続くのですが。
それにしても、リプレイが似合わないゲームです。
だって、ユニット数が少なくて、カードも重要。
ターン終了時を記録していたとしても、何故そうなったかが、なかなか伝わらないのです。
もうちょっとリプレイの仕方が練れるようにしてみます。


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2011-07-29 14:54

『第九十一回千葉会の報告』 その1

七月十七日(土)

参加者は20名。
プレイされたゲームは以下はの通り。

コマンドマガジン『日露大戦』
×10以上
コマンドマガジン『NO RETREAT!』×3以上
コマンドマガジン『VICTRY AT SEA』
AtO『HUNGARUAN NIGHTMARE』
HJ『ドミニオン』×3
HJ『アリグリコラ』
HJ『サンダー・ストーン』


ASLは3ゲーム
ASL10『THE CITADEL』
AP3『A BREEZE DAY』

千葉会午前の部
 
こちらの写真各種は、千葉会が始まった午前9:30頃。
テーブルを作戦級仕様に組み合わせ、まったりと対戦が決まるのを待っている状態。
千葉会では、事前に対戦全てが決まっていることは無いんですよね。
ASL組や日露組、それに最近ではノーリト組が顔を合わせては、その場で対戦を決めるのです。
ですから、この時間帯に「千葉会総選挙」のアンケートを記入している方が見受けられます。
一番奥には、私・yagiとstr takeshiさんの対戦が始まっています。

業務連絡
千葉会総選挙は今月末〆切りです。

業務連絡の画像 「オレ、千葉会のメンツだなぁ」や「オレ、千葉会へ行った事あるわ」と言う方には、投票する資格があるので、是非協力してくだされ。現在40名の投票がありーです。

千葉会昼前
  
時間が進んで昼前になります。正確には、前の写真から1時間過ぎた辺りなんですけど。 対戦の組み合わせが、次々に決まって始まっています。 やっはり、最近の流行で『日露大戦』。それからASLが2卓見られます。 あら、オレがチューハイ片手に歩き回っているわ。
言っておきますが、千葉会で唯一のルールは破ってませんぜ。外で空けて来ましたもん。自慢になんねえけど。

千葉会午後の部
  
この14:00時くらいに参加者が最多となりましたね。
それでも会場が広かったので、まだテーブルに余裕がありました。
良かった良かった(゜∀゜)イイ。
いや、良くない。写真の取り方に工夫がないので、どこで何か対戦されているか、さっぱり分らん(´・ω・`)。
もっと上から写せば良かったんですけどね。後の祭りですわ。
では、細かく見て行きましょう。

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2011-07-06 15:35

『SL-CONの宣伝』

 
友好サークルである、さいたまゲームサークルで主催する、今年度最大のイベントであるSL-CONが7月24日(日)と近づいて来ました(`・ω・´)。これは「初心者による、初心者のための、初心者の集まり」です。ウォーゲームに触れることを目的にしているのですね。
詳しい告知自体は、主催しているさいたまゲームサークル(以降、さいたまさん)や、コマンドマガジンのHPでも行っているので、こちらでは今更する事はないでしょう。そこで宣伝としてSL-CONについて応援の意味も込めて書いておきます(・∀・)。
 
何時も、さいたまさんはイイ線ついているよな、と思っていました。同人誌でも初心者向けに絞っており、それはウォーゲーマーの現状を見ると(゜∀゜)イイ。まあオフセット印刷で300部刷るというのは、ちょっと心配しましたがね。…いや、正直言うとかなり心配したんですよ。というのは、ウォーゲームの同人誌でオフセット印刷をしたのは、記憶になかったのです。昔はともかく、ここ10年のウォーゲーム関連の同人誌では、コピー本が精一杯でしたから。売れ残りの抱えたら、どないすんねん、と。それは嬉しい方向で、予想を裏切ってくれ、杞YOUに終わりました。
 
そして初心者向けの集まりを、秋葉原のイエローサブマリンで行うと知り、それも(゜∀゜)イイ。
というのは、以前に会場である秋葉原のイエローサブマリンではASLの集会を行っていましてね。その度、買い物やTRPGついでに覗いて行く人間が、結構な数いたのです。それからサンセットでも、ウォーゲーマーミーティング(だったよな?)と銘打ってイベントを行い。大いに盛況で、そこで会った方の中には、千葉会の常連になっていただいた方もいました。
しかし、イエサブは使用料が高いんですよね。しかも、他のイベントもあったり、時間が11時からとウォーゲームとしては短い。そんな訳でイエサブは離れて久しかったのです。
 
SL-CONのチラシを見ると、協賛にちはら会の名前があり。mitsuさんが良からぬB級ゲームを布教するに違いない(・∀・)。
それから、千葉会のメンツではいのさんも参加すると。こちらは良からぬカードゲームを(略。
そしてそしてDASREICHさんがですね。初心者枠での参加をすると。何てステキな初心者様でつね(゜∀゜)。
ここまで書いて何なのですが、私自身はですね。20年に一度の町内会の役員を押し付けられてますて。これが忙しくてSL-CONへの参加目処が付きません(´・ω・`)ショボーン。何せ、この頃には夏祭りのチケットを2000枚くらい作っているヨテー(´・ω・`)ショボボーーーン。
 
秋葉原へ行くなら、ごはん処 あだちへ寄りたかったんですけどねぇ。詳しくは、こちちらのメガ盛りHPをご覧くださいな。繊細な味とは無縁の料理ですが、あの触るとチャキチャキ音がしそうな江戸っ子のオヤジさんが、「腹へってんだろ?喰って行きなよw」と。大盛盛り付けてくれるのが好きなんです。SL-CONへ行く方は、是非お試しあれ(・∀・)。
 
 

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2011-07-02 23:21

『ちはら会の場合』

続いて、6月26日(日)のちはら会です。
在住の印西市からちはら会までは、千葉県をZ型に動くため、かなーり時間がかかるんです。それに愛用の成田線は1時間に2本しか電車がないので、ちょいと遅れ気味に家を出てしまうと、ドキドキなのです。何せ、いいお父さんしてますから、早朝に起き出しまして。炊事洗濯、それに朝飯の準備までしましたから、余計な時間を喰ってしまつたのです。
 
VallyGame『HANNIBAL
それにしてもVallyGameをどうやって省略するモンかな。VGだとVictoryGameと区別が付かないしぃ。
まあ、余談はともかく。mitsuさんと『HANNIBAL』を対戦しました。私がローマ、mitsuさんがカルタゴを担当。
いやー、一言。こんなツイてない『HANNIBAL』は初めてですわ。
1ターンの手札と行動を覚えているんですが。3Ops「サルジニア・コルシカの反乱」で、これは自軍の支配を崩されないので(゜∀゜)イイとして。2Ops「ディプロマシー」も、使い勝手が(゜∀゜)イイ、と。しかし他には1Opsの、しかも使えないカードが5枚。戦闘カードとか、攻囲の解除とか。おかげで序盤のPCを置き合いでも、遅れを取ります。というか、ろくに置けねえや。
カルタゴは素早くスペインの係争地帯であった、インドルベタの支配を確立して、ハンニバルがイタリア侵攻へ赴きます。こちらは唯一の3Opsでファビウスを動員。ガリア・キサルピアでハンニバルに対抗させます。ローマは「ディプロマシー」で兵力の供給地であるバレンシア諸島を裏返し。すると、カルタゴは「シラクサ反乱」で同地を裏返しまして。同じ裏返しでも、影響が格段に違いやす。これで支配数はローマ:8vsカルタゴ:10。
このため1Opsでせっせと置いたPCの多くが消えてしまいました。
写真は1ターンを終えたところ。正直、「シラクサ反乱」を1ターンから使うのは、如何なものかと思ったんですよね。ハンニバルはキサルピアで拘束されていると、シチリアに駐在中のローマ部隊に狩られてオシマイ、かと。
 
2ターン、カードの運は持ち返します。3Opsは…。あれ?何だっけか?とにかく、イベントとして使えないモノでした。で、2Opsは2枚。これも(略)。残りは「部族の反乱」が2枚と、他に使えないモノ2枚。…全然持ち直してねえじゃん。ターンが始まり、シチリア駐在のコンスルがヴァロだったので、それでシラクサの攻略を行います。これが順調で2枚目で攻囲を2ポイントまで進めます。
すると、マゴがトンで来まして。戦闘カードは同数だったものの、あっさり敗退。貯めた攻囲ポイントは見事にパー(´・ω・`)。さらにハスドルバルがヴァロ狩りにトンで来て。そのまま壊滅してまいました。一応、抵抗は試みましたよ。迎撃して、ダメだったので1ラウンドで「ゴメンなさい。負けました」して戦力の消耗を抑えたり。唯一の3Opsカードでヴァロを逃がそうともしましたよ。それは「悪天候」で流されてしまいましてね。この頃から、写真を撮る気力が無くなりますた(´・ω・`)ショボーン。ついでに、マゴの海輸と同時にハンニバルと分かれたギスGOが南部に駆けてって。「タラントリウムの裏切り者」でルカニアを占領。
ハンニバルに2枚の「部族の反乱」をお見舞いしようかと思ったら、これがキサルピアでは使えない。ええ、使えない1Opsカードを2枚も抱えたのですわ。ははは( ̄∇ ̄;)。終わってみると、ローマ:7vsカルタゴ:11、と超劣勢みたいな。
 
3ターンにようやく3Opsが2枚来ましたけどね。この頃にはPCの脱落に追われてました。あっ、言っときますけど、イベントで使えるのは来ませんでしたよ(´・ω・`)。そうそう「フリップⅤ」と「ハンニバルがイタリアを魅了する」が来てましたっけ。嬉しいなあ、はっはっは。そんな感じでキャンペーンも終盤まで来ない。あれだけあるローマの増援も来たのは、アフリカヌスの来てから3枚。で、実際に使えたのはPCに追われて2枚だけ。戦闘カードが同等でも全く勝てない。3ターンが終わった時点で、シチリアがやられてローマ:6vsカルタゴ:12。多分、この時点が止め時だったと思われ。今考えるとですが。
4ターンには、一時的にローマが盛り返します。何せ、ヴァロ&ネロが何度も来ましたから。そうそうマルケロやフラミニウスも来てくれて、ハンニバルの封鎖をしてくれてましたっけ。
まあ、詳しくはmitsuさんがアップしてくれるでしょう。ローマに勝機があったのは7ターン。戦況的には、ローマが3負け(6対12)の状況でした。コンスルがマルケロスとファビウスで、それぞれ7~8戦力持ってました。ハンニバルは8戦力くらいだったので、戦闘カード数的には1負け程度。しかし、ハンニバルには退路が少なく、ここで戦死させられれば、形勢逆転が可能でした。というより、ここで戦死させられなければ、時間的に逆転は不可能なのでした。で、緒戦のマルケロスがあっさり敗退。この時点でローマの敗北は、ほぼ確定。でも、3ターンの時点で「無理じゃねえの?」と思ってましたから。今更、やめるのも主義に反するな、と。
で、最終ターンまで続けました。地域差が12とか付いたので、その穴埋めでカードを使ったため、何も出来ませんでしたっけ。それでちょうど最終ターンが終わった時点で、キレーに城塞都市以外のPCが無くなりまして。まあ、これはこれでスッキリした負け方だと。
敗因は、多分『ハンニバル』をやった事自体ではないかな?カードの偏りは、カード・ドリブンにはあるのでしょうが、度々は勘弁ですね。教訓としては、地域差が3より付いたら止め時。多分、逆転は無理。
 
サンセット『朝鮮戦争』
ハンニバルの敗戦で、しばらくまったりしまして。確か、『日露大戦』を少しイジったようなおぼろげな記憶もありますが、良く覚えていません。
で、チラリと見たら田村さんが、「開戦記念日が昨日だったので」とサンセット『朝鮮戦争』を広げており。私の好きなゲームだったので、お相手仕りました。
4年ぶりの対戦で、その時と陣営を入れ替え、私が国連軍、田村さんが北朝鮮軍を担当しました。
このゲームは難しい部類に入ると思うんですよね。ルール自体は、それほど難しくはありません。補充⇒移動⇒戦闘、それに北朝鮮軍の戦車連隊の移動。これを繰り返すだけ。他は一般の作戦級ゲームと同じく、メイ・アタック、ZOCは移動が停止。それに国連軍の空軍と海軍が支援を行え。そして一番の特徴が北朝鮮軍の戦車連隊で、これが韓国軍のZOCを無視できて、さらに突入もできます。この戦車連隊を捌くのは難しいのですが、作戦級の思考を会得するには(゜∀゜)イイ。まあ、以前にも書いていますので、そちらも参照してくだされ。
 
配置と初動の欠陥
ますは配置です。韓国軍の配置は全て指定されているので、その通りに置いて行きます。その後に、北朝鮮軍の配置を行います。それを見てから、前線の韓国軍は半分の移動力で初動を行います。要は、北朝鮮軍の戦略を読み、韓国軍はそれに対抗できるのです。
写真は、北朝鮮軍の配置を終えたところになります。北朝鮮軍の配置を左から追って行くと、一番左の戦区には歩兵旅団を1個。これはサンセット版の解釈では不要なものでした(エポック版では必要)。田村さんに指摘はしましたが、そのままでいいとの返答でした。開城戦区には歩兵4個師団。議政府戦区には歩兵3個師団&3個戦車連隊で、ここが主力。春川戦区には歩兵3個師団。一番右の江陵戦区には歩兵3個師団と特殊大体2個。この配置を見て、私のプランサンセット3に書いた記事を見てない、もしくは忘れていることが分りました。詳しくはプランサンセット3を見てね。宣伝。
で、韓国軍の初動ですが。これが穴空きまくり(´・ω・`)シューン。偉そうなコトいえんぞ、オレ。
まず危険なのはソウルのスタック。
開城戦区の攻撃により、Aのヘクスまで戦闘後前進を行い。戦車連隊1個を戦車移動フェイズでBのヘクスへ進出。これでソウルのスタックはZOCに取り囲まれ。残る戦車連隊2個でソウルへ突入すれば、韓国軍スタックは壊滅間違いナシ。
次に危険なのが春川戦区。
春川に韓国連隊2個(B)、その隣に1個(A)います。これは山地(A)にZOCが及ばないため、そこまで北朝鮮軍師団が進出すると、春川の部隊がZOCに絡み取られるからで。Aに置くことで、退路の確保を目指しました。
ところが、北朝鮮軍2個師団が春川の側面へ、図のように進出させます。攻撃はどうでしょうねぇ。オッズが額面3:1で、大都市のため1:1となりますから。損耗率的には、合わないんですよね。しかし、春川の攻撃云々の前に、Aの韓国連隊へ北朝鮮軍師団が攻撃を行います。ここもオッズは額面3:1で、山地で1:1となるので、あまり効果を見込めないのですが、ここは退却してしまうと、春川の部隊の退路が無くなってしまいます。出目が“6”なら最悪で、この部隊壊滅するとともに、春川の包囲が完成してしまいます。あら?それどころか、Cまで行けちゃうわ。それで包囲完成だ。イカンなぁ
 
初動の選択肢
北朝鮮軍がこの布陣で来たら、1ターンにソウルへ突入させない構えも可能でした。その初動を細かく考えるのが面倒でしたし、失うユニット数が増えるため、行いませんでした。
春川戦区ももっと下げて、先の図で司令部がある小都市に3個スタックを初動で持って来るのも、有り得ました。包囲はされませんし、地形効果も得られましたから。
江陵戦区も、その気になれば江陵に2個入れるのもアリでした。オッズが額面3:1から、大都市で1:1と落ちるため、出目によれば北朝鮮軍の衝撃力を失わせる事が出来たのでした。まあ、特殊大隊の上陸により包囲もされるし、“6”が出て「トンでもハップン」になる可能性もありましたけど。
1ターンの結末
田村さんのHPからどうなったか解説しましょう。
1ターンの北朝鮮軍が終わった時点を見てくださいね。北朝鮮軍は、素直に正面から攻撃して来ました。そして戦車連隊がソウルへ突入。一番左の戦区では北朝鮮軍の歩兵旅団が壊滅しました。韓国軍は開城戦区、春川戦区で退却により、損害を被らずに済みました。犠牲になったのは、議政府戦区と江陵戦区の前衛2個連隊。
これに味を占めて前進防御を行いました。これも今見ると、穴だらけ。前衛の2個が犠牲になるだけでなく、ソウル周囲で3個が包囲され、春川周囲の2個も壊滅の危険もありました。いけねぇなー。
 
2ターンの後退
北朝鮮軍は正面の部隊を壊滅させただけでした。正直、移動を終えた時点で、布陣の穴に気が付いていたので、ホッとしました。そして国連軍は、足止めの2個連隊を道路に残して、一気に戦線を後退させました。というのは、このターンも前衛で守ることも可能でしたが、自分の危うさに懸念を覚えたのでした。
 
3~4ターンの遅滞
国連軍は小白山脈の峠を押さえました。これで3ターン4ターンを稼ぎました。そして無理をせず、小白山脈を後退。山地にZOCが及ばないので、下手に頑張ると危険なのです。この2ターンを殆ど損失のない状態で過ごしたので、余裕が出て相手に戦車連隊の運用を指摘したりしました。
 
5ターンの失策
ふと、見ると。またもや3個連隊が包囲される状態でした。相手のターンになってから、気が付いて冷や汗をかいてしまいました。ちょっと寄せられたら、3個スタックが壊滅するところでした。これは皆さんで考えてみてくださいね。
 
 
6ターンから終了まで
ここら辺りで、「どうやって勝つか」を考えていました。部隊数に余裕があり、北朝鮮軍の前進が進んでいなかったからです。まず、10ターン終了時点の4都市確保が一番「間違いがない」勝ち方でした。ちょっとずつ後退していけば、難しくはないのです。次に考えたのが、前線を一気に下げて、アメリカ軍1個師団と、韓国軍1個連隊で上陸をかけるものでした。北朝鮮軍は国連軍の上陸に対して、防備を行っていないため、全ての部隊を補給切れにすることが可能、と。ただし、これは相手が釣られて前進しないと、上陸が非常に危険な状態になります。
結局、前者の勝ち方を手堅く選び、8ターンの終了時点で4都市の前面に2重の戦線を構築。4都市にもアメリカ軍の入れたので、これで10ターンまで何もしなくても、北朝鮮軍がこれらの都市を占領することが出来ません。それを相手へ説明して終了しました。
 
久々に対戦しましたが、やっぱり(゜∀゜)イイゲームです。もうちょっと普及しても(゜∀゜)イイものかと、何時も思っています。
 
 
 
 

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