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2024-11-24 06:52

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2011-02-27 12:12

『第八十七回千葉会の報告』その2

二月二十日(日)


参加者は10+1名。
プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『RUSSINA CAMPAIN2』
コマンドマガジン『スモレンスク』
GMT『THE CAUCASUS CAMPAIGN』
エポック『装甲擲弾兵』
HJ『ドミニオン』×3

ASLは2ゲーム。
A98『CROSSING THE GNULOITITSCH』
A『GUARDS COUNTERATTACK』


写真は午後に私が到着早々会場を奥から撮影した状況。

で、こちらが逆の入り口からの写真。
 
んで、対戦の記録したホワイトボード。“ホ”を打つ際に、口で出さないと指が動かないのは内緒だ。
 


『THE CAUCASUS CAMPAIGN』
 
入り口付近に広がっていたのは、かみさんと提督さんとの『THE CAUCASUS CAMPAIGN』。
1942年の東部戦線南部。ロストフからコーカサスが戦場です。スターリングラードを省いているのは、ゲーム的にGOODなのでしょう。だって、これ入れるとヒトラーさんの「スターリングラードへGO!」命令が必要になるっしょ。
一時はウォーゲームのサイトで対戦記録を眺められたのですが、最近は落ち着いていますねー。流行が他へ移ったのでせうか。
でも、ウォーゲームは腐りませんからね。季節外れでも、記憶の奥から取り出しては対戦するのも悪くありません。



『スモレンスク』
 
こちらもご無沙汰な『スモレンスク』です。
でも、傑作なんですよね。ルール的にもマップ的にも手軽だし、それでいて考えるところが多くて。
私はあまり縁がなくて、何度が対戦しましたが、いつもテキトーになってます。練る前に忘れちゃうんですね。それで忘れた頃に、ポッコリ対戦する、と。
さて、この日はバルトロさんとMatさんが対戦していました。えー、私はバルトロさんの事をですね。どうしても「バルちゃん」と予備隊・・・。呼びたいのですわ。以降、それでよろしく。
バルちゃんとMatさんはこの対戦の前に、エポック『装甲擲弾兵』も対戦してました。これは私の到着前に対戦が終わっていたため、写真はあーりません。

さて、『スモレンスク』ですが。Matさんと話したのですが。
作戦級は(・∀・)イイ、と。
久々にウォーゲームに触れて、作戦級ゲームをやると、その感覚が(・∀・)イイんですわ。私も久々に『日露戦争』をやってですね。その「挟んでポン」に(・∀・)イイなぁ、と思ったモンです。
『スモレンスク』は、ルールが昔のドイツ戦車軍団を流用しているため、作戦級ゲームの経験があれば、口頭説明でOKです。ですから、初見でウォーゲーム親父が遊べるので、得がたいゲームなんす。
さてさて、この対戦ですが。バルちゃんが「うんと、うんとぉ・・・」と苦戦していて。
それを横で観戦しておったDASREICHさんが選手交代して。あれやこれやと悪行三昧。・・・嘘言いました。ゴメンなさい。
DASREICHさんの指導碁ならぬ、指導ウォーゲームしてました。
だってですね。ゲームが終わってから「こうなるのは中盤から分かっていました。それはですね・・・」と解説されて。いやいや、オレにはできんぜよ。



『RUSSINA CAMPAIN2』
 
そのDASREICHさんが『スモレンスク』の前に派遣されていたのが、こちらの東部戦線。キャーペーンであります。お相手はベテラン東部戦線要員といえばの、クリスマス・ピポさん。
ところが、DASREICHさんが開発した戦略に練り練り押し切られていました。
ねっ、大変っしょ(´・ω・`)。
写真は練り練りされたトコ。君は時ならぬスターリンの涙を見るか?



『ドミニオン』
 
さてさて、例会も終わりに近づきまして。
私、Matさん、バルちゃん、MMさん、それにDASREICHさんの手が空いていました。
そこで
yagi「オイDASREICH!ちょっと来い!」
DASREICH「サー!イエス、サー!!」
yagi「キサマに命を二つ持って来た・・・。ちがう、いい事を教えてやる」
DASREICH「サー!イエス、サー!!」
「これが世間様で流通しとるドミニオンじゃ!ウォーゲームの作戦級なる六角形に毒されとるキサマのどタマを軟らかくするアイテムなんじゃあ!」
DASREICH「サー!イエス、サー!!」
という会話ななくて。
折角なので、ウォーゲームだけでなくDASREICHさんにも加わってもらったのでした。
そんな私の説明はですね。何だか戦国大名風味が。お金は「内政を開拓して効率を上げる」とか。「優秀な武将をやとう」とか。だって、ウォーゲーマーにはこっちの方が分かりやすいんですもの。
で、3戦した結果はですね。トップがMatちゃん、バルちゃん、Matちゃんというモノでした。
アタシ?アタシはほら。「アクション、アクション、またまたアクション!!」とアクション大魔王の異名を取りましたが。内政を疎かにしたためお金に縁がありません。あっ、実生活もそうですね。わかります。



『ASLのコルスン』
 
ASLの対戦は2つのみでした。最近はASL熱が低くなってるんでねぇ?
で、1つ目の対戦がこちら。ザハさんとルセロさんとの
A98『CROSSING THE GNULOITITSCH』です。シナリオの内容を聞くと、舞台はコルスン包囲戦でした。まるで、コマンドマガジン最新号から流れ出たみたいです(どんなんじゃ)。
以前にも対戦はされていましたね。漢・MMさんがルセロさんに鉄柱をクレテいましたっけ。ザハさんが包囲するソ連軍、その突破を目指すドイツ軍を、それぞれ担当しました。
展開はですね。はっきり言ってドイツ軍の圧勝でした。横目でチラリとみただけですけど。その理由は、ソ連軍には強力なOBA(盤外砲撃)がありました。しかし、これが赤チット2連続でダメ。河川を制するMHGは指揮官に狙撃兵のヘッドショット&一緒の分隊が凶暴化して突撃。普通は少数な防御側に、これだけ不運が続くとお手上げになるモンです。
しかし、爆薬で道路障害を吹き飛ばせず、勝利条件が満たせなくなったそうな。詳しくはザハさんのブログにアップされるのを待ちませう。



『懐かしのパウルス君』
 
午後に遅れて到着するとASL組のPONTAさんが手スキ。で、私と対戦することになりましてね。希望のシナリオを聞けば『GUARDS COUNTERATTACK』と。Squad Leader時代からのシナリオをASL用に調整したものです。
それでもSquad Leaderで有効だった作戦が使えるんですよね。まあ散々私も書いてきましたが。
さて、対戦なんですが。サイの目が偏りすぎました。ソ連軍の10-2指揮官が6FP±0DRMの射撃でKIAしたり。ドイツ軍の狙撃兵でソ連軍の9-1指揮官がスタックごと消えたり、と。
こうなると、小さいシナリオでは無理でしたね。それでも千葉会ASL組の教えを守るPONTAさんは最後まで粘りました。
写真はソ連軍の勝利条件が達成不可能になったところ。最終ターンの突撃でした。



『シ江作戦』
 
こちらはクリスマス・ピポさんが手土産に持ち込んだ『シ江作戦』の戦況図。詳しーい図なのであります。白地図だもんなー。
この例会の後でクリスマス・ピポさんは、もっと詳しい戦況図@カラーをゲットした模様です。
第2次世界大戦末期に、日本軍が行った最後の、そして失敗した作戦です。Wikipediaの受け売りですが。




『本日のヤーボ君』
 
本日もヤーボ君は出撃しとります。
最近はすっかり大人しくなりまして。大人しくない大人に囲まれて異彩を放っとりました。

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2011-02-27 12:03

『第八十七回千葉会の報告』その1

二月十九日(土)

参加者は6+1名
プレイされたゲームは以下の通り。
AH『ATTACK SUB』×10
サンセット『戦国大名』
ValleyGame『HANNIBAL』

ASLは3ゲーム。
A33『TETTAU’S ATTACK』
J43『3rd RTR IN THE RAIN』
J103『LENIN’S SON’S』

写真はですね。対戦を記録したホワイトボード。全景は撮り忘れてしまいましたとさ(・ω・)。
しばらくジンスクは消えていたのですが、会場が広いと参加者が少ないちゅうのが復活しました。
森のホールの和室は初めて使うのですが、舞台みたいのがあり、このように照明などもあります。演芸大会も可の模様。

とりあえず、到着した人間はゴロゴロしたのでありました。



AH『ATTACK SUB』
 
で、この日一番の対戦数を誇ったのが、こちらのAH『ATTACK SUB』。B級ゲームといえば、ちはら会のmitsuさん持ち込みです。いや、考えるところが多い上に、コンポーネントも悪くないので、決してB級とはいえないんですけどね。ちょっと言ってみました。でも、あんたら何戦してたのよ?10戦ですか。さすがですね(・∀・)イイ。
個人的には、今年一番のゲームと言っていいです(早ええよ)。というのは、ルールは口頭説明でOKな簡単さ。それでいて、潜水艦戦の雰囲気も出ていますし、ゲーム的なテクニックも戦いの戦術と適合してます。
詳しい対戦報告はちはら会のブログをどうぞです。



ValleyGame『HANNIBAL』

さて、潜水艦戦の合間には、CDSの名作『HANNIBAL』も対戦されていました。これもちはら会のブログを見てくだされ。撮った写真をあちらへ送ったので。



A33『TETTAU’S ATTACK』

さてさて、ASL組の私とPONTAさんが「何やんべえか?」となり。では、ASLのシナリオで手頃なモノを選びまして。このA33『TETTAU’S ATTACK』を対戦しました。
同じASL組のルセロさんは嫌いなのです。ジリジリ感が合わない、と。私はその感じが(・∀・)イイんですけど。
この対戦はですね。サイの目が偏り杉ました。
ドイツ軍の最初の射撃がピンゾロ。それでイギリス軍の9-1指揮官が戦死。それから4-3-6がNMCをケロリと通し。狙撃兵がイギリス軍の要である9-2指揮官をヘッドショット・・・。これでは勝てません。
写真は3ターンで、イギリス軍のお手上げ状態。



J103『LENIN’S SON’S』
 
午後から到着したルセロさんとMMさん、それに私とPONTAさんのASL組4名で対戦を組み替えました。
どうやったかといえば、DR・・・、サイコロ2個振って。
で、決まったのは私とMMさん、ルセロさんとPONTAさんという組み合わせ。
写真は私とMMさんが対戦したJ103『LENIN’S SON’S』。レーニンのガキ達です。ASLリーグの公式戦になります。
なかなかの接戦になり、最終ターンの白兵戦まで勝負が付きませんでした。結果は私の勝ち。やれやれでした。
ルセロさんとPONTAさんとの対戦は、ルセロさんの貫禄勝ち。陣営もルセロさんがイギリス軍でしたからねぇ。私の感覚では、慣れてくるとイギリス軍が上手く寄せられて、ドイツ軍にキツイのでないか、と。ドイツ軍の対戦車砲が大活躍とかすれば別ですが。



サンセット『戦国大名』

ASL組の対戦がですね。ちょうど同じタイミングー!で終わったんです。そこで「たまには戦国大名でもやんべえ」となりまして。「じゃあ、テキトーに時間まで」ちゅう事で始まりました。
で、サンセットのルールブックを眺めたら、「大名1人、武将3人」と書かれてあり。MMさんの鶴の一声「大名も武将も一発引き!」。
使えねー!

で、私が引いたのが 足利義明。うおー、使えねー!しかも武将も使えねーーー(・ω・)!
笑えるくらい使えない連中を引いてしまいました。
 
こちらかルセロさんの 使えるみなさん。コレくらいはいないと、夢が
ありませんワナ。あれ?大名だけか。
 
こちらがPONTAさんの武将。
おお、明智のみっちゃんがいるでないかい。
そこそこ使えるのでした。
MMさんのは撮り忘れてますわ。ほほほ、ゴメンあそあせ。
 
さて、甲信越から近畿までの範囲でしたが、ルセロさん、MMさん、私のところ順番で伸びまして。PONTAさんはですね。隣でSUBっているmitsuさんの呪いが効いてか、国内の不穏を引き当てーの、服従工作の“6”出して失敗しーの。結局白い巨城が見る見る増えてしまいまして。ダントツの脱落状態。
その内、ルセロさんが「yagiの旦那。この武将をリストラしたいから、そちらへ攻め入らせるね。で、討ち取ってちょ」と言われて。
ルセロさん「ええか、話はついとるねん。1発撃ってガラスを割ってくればええねん。それで帰ってくれば金バッチやでぇ」と送り出し。
そこをyagiの軍勢が「者ども出会え出会え!」と取り囲み。ところが、その包囲網を難なく逃げ出して、リストラ要員の皆さんは無事にルセロ領までお帰りあそばして。
ルセロ「何やっとるんや!1枚いうたら3・4枚。ガラスいうたら、壁をぶっ壊すくらいやるのが男やろー!」と難詰。次のターンにも、リストラさんが遠征して来まして。それで何とか討ち取ってー、したり。笑える状態が続いたりしました。
さて、ゲームも終盤になり。というか、会場を〆る時間が近くなり。「じゃあ、決戦ね」と。
ルセロ領にMM勢、yagi勢が攻め入って。
yagiが「僕、メンドクサイから同盟しないもーん」と三つ巴の戦い。これがMM勢に奇跡の勝利をして盛り上がりましたが、まあ順当にルセロさんが圧倒。
一番国力もルセロさんでした。
いやー、久々にイイカゲンでやると、(・∀・)イイのですよ。



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2011-02-13 19:15

『中野歴史研究会にて』

中野歴史研究会の代表をされていた篠原さんが亡くなり、懸念されていた例会が「篠原さんを追悼」するとして開催されました。私はそこへ参加して来ました。
会場に到着してしばらくすると、篠原さんの奥様がいらして。皆と思い出話をしました。
ある程度人数が揃ってから、Middle-Earth東京支部の会長である<麿>さんが挨拶をされ、篠原さんへ黙祷を捧げました。
そして奥様のご挨拶がありました。
「しのはらは、この趣味を持っていて幸せでした。そしてこの趣味の行く末をいつも気にしていました。皆さんは、これからもこの趣味を続けて行って、是非それを伝え続けて行ってください。」と述べられ、目尻を押さえられました。それは美しい映画の1シーンのようでした。
以前から、見知っておりましたが、この挨拶をお聞きして、篠原さんはこんな素晴らしく聡明な女性を娶られたのだと、深く感動しました。
実を言えば、私は篠原さんと対戦したことはありません。何故だったんだろう?何で?何で?何で?
そう、この件に関しては「何で?」という悔いる思いが止まりません。
篠原さんとの一番の思い出は、2人で話しながらMiddle-Earth例会の机を並べていた物です。何でそれになるんだろう・・・。

そして奥様がお持ちしたサイコロを形見分けとしていただきました。最初は1~2個で十分だったのですが、中々減らないため、私が20個近く持ち帰る事となりました。篠原さんが使っていた、青が鮮やかなサイコロです。千葉会へも持ち込みますので、希望があればお分けします。
例会後の飲み会では、鹿内さんが献杯の前に「俺達は篠原さんに借りがあるよな。それをちょっとずつでもいいから、返して行こうじゃないか」と述べられました。
鹿内さんにしろ、<麿>さんにしろ、そして奥様にしろ悲しみを抑えて、素晴らしい姿を見せてくれました。私もそれに少しは近づきたいと思っております。
篠原さん、オレはもうしばらくそっちへ行けないけど、そっちで会ったら何かやろうぜ。それまで待っててくれよ。
篠原さんのご冥福を心より祈ります。
岩永“yagi”秀明

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2011-02-13 15:40

『金町でのパシュグロ』 その4

『パシュグロ:10ターン』



このターン早々に珍しいことが起こりました。というのは、強制攻撃で「ENVER TO FRONT」が出たのです。そのため強制攻撃が2回必要となりました。このエンビルというのは、革命家崩れの政治家なのですが。革命を主導する事は出来ても、政治家の技量としては無能でありました。この戦争への参戦もエンビルの影響が大きく、戦争中の失策も多々ありました。そして戦争が実質的な敗戦で終わったため、故郷を追われて客死する運命にあります。
ゲーム的には、補充を節約しなければならないトルコ軍としては、出てきて起こってもらいたくなかった事態です。兵力を失うよりマシなので、強制攻撃は1回諦めて、VPを献上する事にしました。


さらに珍しい事態発生です。U-ボートの跳梁に業を煮やしたAPがフランス軍にギリシャ軍攻撃を下命。攻撃を喰らったギリシャは、CPとして参戦。当然っすね、攻撃されたんだから。フランス軍による攻撃を継続し、アテネを占領しました。これでU-ボートの悪影響を排除できました。


ついに、ロシア革命が始まります。といっても、マップ上には動きは見えないんですけどね。

ロシア革命が起きていると分かるのは、ターントラックにあった「Parus to Berlin」「Revolution」「Long Live the Czae!」が無くなっていることです。それにマップ下にある「RU Revolution」トラックに「Revolutionマーカー」が移行してます。こんな事書かれても分からないでしょうから、このターンと前のターンのターントラック、それに「RU Revolution」トラックをアップしておきます。ロシア革命は「Stage1」になっています。小さい変化ですが、ゲームでは大きいのです。
このターンからロシア軍は戦闘での活性で+1Ops余分にかかります。

アテネの占領をしたものの、APは他への攻撃はできませんでした。ロシア軍は革命で役立たずですし、ギリシャ軍と合流したブルガリア軍やトルコ軍、何よりルーペル要塞やDoiranの大塹壕により、地形が峻険すぎるのです。歴史の皮肉ですが、ギリシャとブルガリア、それにAHはトルコと長年対立状態にありました。それが戦争の流れで共に戦う事となったのです。

ちなみに、APが「ギリシャ参戦」カードを出しても、それを打ち消す「コンスタンチノス1世」をCPはずーっと握っていました。ついでに、ルーペル要塞やDoiranをゲットできる「ルーペル要塞の裏切り」も押さえていましたが、APのギリシャ攻撃により無意味となりました。そこで早速Opsで使っています。
      
ギリシャ侵攻でOpsを取られたため、APは他の戦線で行動は行えませんでした。CPは積極的に行動を起こす意味はありませんからね。じっと耐えるのみです。だから、こうやって平穏な時間が続くのは助かるのです。それでも補充はやってますが。

それでもCPはアフガニスタン反乱軍で北部ペルシャへの攻撃は継続しています。だって強いんですもの。



『パシュグロ:11ターン』


ゲームは終盤へ入ったと言っていいでしょう。残り7ターンですから。

アテネを占領したことにより、U-ボートの悪影響を排除したAPでしたが、今度は峻険な地形に阻まれています。唯一、攻勢に出たルーマニア軍がブルガリアの首都であるソフィアへ隣接。その地の要塞を攻囲しています。やっぱり攻囲なので、陥落はさせていないんですね。1だけ出さなければ、陥落だったんですけど。
   
エジプトにしろ、シナイ砂漠にしろ、APの攻勢停滞中です。戦闘カードを待っているんですね。逆に、CPは「パシャ1」を使ってシナイ砂漠の英連邦軍を撃退しています。それにしてもAPの除去ボックスが満杯です。
  
クウェート戦線なし、特筆すべき件は何もなし。

遂に、インドのジハード蜂起が成功。すでに北インド部族が占領はしてましたが、これでCPの支配は盤石となりました。さらに、インド軍のユニットは各ユニットごとにサイコロを振り、その出目が1か2で除去されるのですが、それは1個だけでした。なーんだ、です。

史実でも、ロシア革命で最も影響があったのは、このコーカサスでした。元々、補給が少なかったのに、本国からの支援やその混沌とした状況により、多数の脱走兵が出たのです。トルコ軍への寝返りもあったようですし。ロシア革命が「Stage2」になり、ロシア軍は全て1ステップを失いました。



『パシュグロ:12・13ターン』

   
12ターンと13ターンでゲームは時間切れとなり、終了となりました。そしてゲームも単調なまま、ロシア軍の崩壊を向かえたのでした。あまり大きな動きがないので、2つのターンを纏めます。左の写真が12ターン、右が13ターンとなります。以下も同じ具合にならんでいます。
   
シナイ砂漠からの攻勢も、地形に阻まれ越えられません。しかも、13ターンにようやく揃った戦闘カードを突っ込んでも、最大の不条理カード「砂嵐と薮蚊」により攻撃は中止。私は、カードを使う手順として、APのカードも無意味となると思っており、それは違うとの金吾さんと見解が違ってしまいました。確かに、何でも無くなるのはオカシイようにも思えますねー。ボードゲームギークやGMTのサイトを見てみましたが、それに関する記述は見つけられませんでした。正直、今でも分かりません。何方かご存知ではないでしょうか?
では、私の見解を詳細に述べておきます。戦闘の手順では、戦闘を行うスペースを決定⇒攻撃側から戦闘カードの提示⇒戦闘決定、となります。攻撃側から戦闘カードを出すため、防御側が「砂嵐と薮蚊」を出した場合、攻撃側の戦闘カードは無意味となる。中止となったから、また手元に戻る事はない、と思っています。ただし、戦闘カードにより、司令部やユニットが現れる場合は、それを受け取る事ができる、とも。そうすると、APがどんなに強力な戦闘カードを準備していても、流されてしまいます。そうは思いましたが、何となくそれも不条理に思うようになっています。
   
結局クウェートでは動きがないまま戦争は終わりました。史実では、バクダットまで英連邦軍は達しました。それはトルコ軍があまり守るつもりがなかったらしいです。
   
アフガニスタン反乱軍の攻撃により、13ターンに北部ペルシャの英連邦軍は壊滅。同地の部族により、CPの支配となしました。金吾さんは、毎ターン繰り返す「弱いもの虐め」に「サイテー」と女子高生みたいな事を言ってました。
   
一番、動きが見えるのが、このコーカサスになります。13ターンになり、ロシア軍が全て除去されています。ロシア革命が最終段階の「Stage4」まで達したためです。

この時点でVPは17です。ロシア軍の保持していたVPスペースをトルコ軍が踏んで回るだけで、サドンデス勝利が決定します。それはルーマニアも含まれるので、この時点でAPはお手上げですね。

さて、今回の反省点です。
やはり細かいルールが多いため、間違いは少々ありました。ちなにみ、GMTで公開されている2版(でいいのかな)ルールをですね。私が訳して反映しました。
金吾さんは、上陸侵攻に拘り過ぎましたね。史実でも、上手く行かなくて、それはゲームにも反映されていました。それよりも、ロシア軍にラッシュを掛けさせるべきでした。ちゃんとペルシャを警戒した戦線も必要で。
カードとしても「アルメニア反乱」や「アラブの離反」を流していました。アルメニア反乱がロシア軍のラッシュと連動されれば、かなりトルコ軍を窮地へ落とし入れられました。アラブの離反が起きたなら、トルコ軍の主力であるTU-Aは戦闘で-1DRMされるだけでなく、補充も行えなくなりました。これは結構キツイのです。
しかし、金吾さんの「やるだけやってみる」という姿勢は立派でした。次回も宜しくお願いします。


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2011-02-13 15:19

『金町でのパシュグロ』 その3

『パシュグロ:7ターン』


さあ、戦争は進みます。ありゃ、ピンボケですな。これはカメラのではなく、私の腕前の問題。帰宅してから、娘に教えてもらいました。

セルビアへ乱入したドイツ軍とAH軍は、トルコまでの連絡を付けます。トルコは弾薬や戦争に必要な資材をドイツに依存していたため、このベルリン~コンスタンチノープル鉄道が開通させるのは、長期戦を戦うのに必須なのです。

ガリポリへの上陸が撃退されたため、スミルナのBHが侵攻の主軸となります。しかし、苦労してスミルナから前進したイギリス軍は、後方のスミルナを守っていたフランス軍が、トルコ軍による攻撃で撃退されたため孤立してしまいました。

Uボートの跳梁により、サロニカの英連邦軍やフランス軍が身動きを取れません。ギリシャが参戦してアテネがAPの支配下となれば、Uボートの悪影響を解消できます。しかし、CPは「キング・コンスタンチン」を握っており、思うように行きません。というのは、ギリシャの国王であるコンスタンチンはCP寄りだったのです。それを現すカードがあり、ギリシャの参戦を打ち消されてしまうのです。
金吾さんはそれを読んでおり、頭を抱えていました。

シナイでは、メディナを攻囲していたアラブ反乱軍をトルコ軍が撃退。ヘジャブへと追い込んでいます。いや、壊滅したのが復活したのかな。とにかく、メディナ要塞は3ターンもの間(半年以上)健在で、トルコ軍はやっとでシナイの安定を取り戻しました。やれやれ。

クウェートというより、その周辺の地域で策動している部族狩りをAPは行っています。このターンにCPは「コーカサス軍団の再編成」を使い、TU-Aを精鋭のトルコ軍団に代えています。TU-Aを編成しているアラブの皆さんは、後ほど離脱し始めてしまい。戦闘で弱体になりますし、補充も行えなくなります。それを知っているので、先手を取り、TU-Aを少なくしたのです。あれ、トルコ軍のLCUが湿地に入っているなぁ。イカン、ルールを忘れていた。トルコやブルガリアのLCUは湿地に入れないんだ。金吾さん、すんませんです。

正面の戦線では、あまり戦闘を起こしたくないCPは、アフガニスタン反乱軍を使います。だって強いんですよ。アフガニスタン反乱軍がインドや中央アジア、それに北部ペルシャを襲撃しています。この襲撃は延々と続きAPを悩まします。

コーカサスは異常なし。特筆すべき件は何もなし。ロシア軍の動員は進んでいますけどね。トルコ軍も戦力を整えて対抗しているため、手を出せずにいます。


『パシュグロ:8ターン』


ゲームはちょうど中間まで進んでいます。

これまで無風状態だったコーカサスでロシア軍が動きます。トルコ軍の戦線を押し下げ、エルゼボルンの大要塞を攻囲しています。攻囲しているという事は、またもや金吾さんのサイの目がしょぼくて陥落させてないんですね。こうやってロシア軍が消耗戦を仕掛けてくるのが、トルコ軍としては一番辛いのです。

ロシア革命を止めるべく、ルーマニアを経由してコンスタンチノープルを目指したロシア軍は、ドイツ軍、ブルガリア軍、それにトルコ軍が篭り死守の構えを見せる要塞で停止。ここまで強化されたらこりゃ無理です。サロニカに上陸している英連邦軍とフランス軍は、U-ボートのおかげでゴハンが届かなくて、身動きが取れません。

エジプトでジハード蜂起が成功。スーダンとアレキサンドリアをエジプト反乱軍が占拠しました。これはターン最後の戦争フェイズなので、APに打つ手はありませんでした。ジハード蜂起の可能性が残っているのは、英連邦の宝石であるインドのみとなりました。

アラブ反乱軍を鎮圧したトルコ軍は、ガザでの防衛へと移ります。このターンにシナイ鉄道が完成して、英連邦軍が砂漠を踏破しています。やっぱりインド軍が主力ですねぇ。こんなにイギリスへ貢献しているのに、差別されているのですから、ガンジーさんが腹を立ててもおかしくはありません。トルコ軍は地形と要塞に篭って対抗。ドイツから派遣された義勇部隊に塹壕を掘らせたりしています。英連邦軍がここを抜くのは大変です。

クウェート戦線は異常なし。特筆すべき件は何もなし。

アフガニスタン反乱軍のインドと中央アジアへの襲撃を続け、両地の英連邦守備隊を壊滅させました。これにより北インド部族と中央アジア反乱軍が展開しているため、両地はCPの支配となりました。アフガニスタン反乱軍は北部ペルシャへも攻撃。同地を防備する英連邦の警官隊やロシア軍を痛みつけています。アフガニスタン反乱軍は強力な上に、毎ターン補充を何もせず受け取れるので、CPに取ってオイシイ部隊なのでした。

トルコを助けるべく登場した部族の皆さんが、次々と壊滅しています。正確には、鎮撫や買収もあったのでしょうが、除去されてはこの部族トラックへと戻っています。本来ならマップ上へも戻れるのですが、地元にAPが居座っているため、このトラックに待機しているのです。



『パシュグロ:9ターン』


さあゲームは後半戦です。ジリジリと戦争は進んでいます。こうやってちょっとずつ動いていくのが、CDSの特徴です。そして動く時は一気になります。まだまだ周辺の状況を整えている最中です。多くの戦域で停滞中になりまーす。

バルカン戦線も停滞しています。崩壊したセルビアが「セルビア・リターン」を使って復活してますね。それからフランス軍がサロニカから上陸。内地を目指しています。英連邦軍は遊んでますね。

ジハード蜂起の起きたエジプトでは、反乱軍に対しての掃討が行われています。いや、まだ英連邦軍の兵力を投入した状態か。シナイ砂漠でも停滞してます。ガザの要塞&山地&塹壕ですからね。3重の地形効果はキツイっす。それにしても除去ボックスに大量なAPユニットがたまっています。これはイカンです。

クウェート戦線異常なし、特筆すべき件何もなし。こればっかり。

毎ターン恒例のアフガニスタン反乱軍の攻撃が続いています。北部ペルシャの警備隊がボロボロです。

コーカサス戦線も大きな動きはありません。前進したロシア軍へトルコ軍が反撃を掛けた程度です。そして相変わらずエルゼボルン大要塞は攻囲中。と言う事は、金吾さんのサイの目がしょぼいのでした。

そしてCPは「インド反乱」カードを使っています。これはインドにジハード蜂起を発生させるものです。これで毎ターン、インドにジハード蜂起が起きるかチェックをします。ちなみに、このターンは発生しませんでしたね。

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