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2024-11-24 08:37

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2011-01-19 19:27

『第八十六回千葉会の報告』@土曜日版 その1

一月十五日(土)

参加者は12+1名。
プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『THE RUSSIAN CAMPAIN2』
コマンドマガジン『WHITE DEATH』
コマンドマガジン『VICTRY AT MIDWAY』
RPGゲーマー『双頭の獅子』
ValleyGame『HANNIBAL』
HJ『DOMINION』×たくさん
『SPEARPOINT1943』×たくさん

写真は午前中の会場全景。それに左右のテーブル列をそれぞれに写しとります。

右の列を手前から、私とDASRAICHさんの『ロシアン・キャンペーン』卓。その向こうではmitsuさんと断鉄さんがB級しています。だから、ここはちはら会ぢゃあないんだから( ̄^ ̄)。
B級の向こう側には対戦相手待ちの『ハンニバル』が広げられてます。

左の列には、手前から提督さんとかみさんの『ホワイトです』卓。その向こうで中腰なのはPONTAさんがASLを準備中。中腰のあちらでバインダーが直立しとるのは、『ミッドウェー』の準備中で、mitsuさんがB級に行っとるので、こまいふさんが待機しとります。
一番奥には、鈴木@札幌さんと旅団長さんの『スピアー・ヘッド』卓。こちらも札幌からの飛行機待ち(誇張アリ)の旅団長が待機中ですね。
それなりの大きさの会議室だったのですが、机が中途半端で、微妙にフルマップを広げられません。そのため、『ホワイトです』には机が2つ必要なものの、余白が結構出たりして、効率的でないんですわ。

こちらが逆からの写真になります。
一部に固まってるのが分かりますが、それは人気でありなかなか手が出ない『WHITE DEATH』へ引き寄せられたから、に違い(゜∀゜)ナイ。



『WHITE DEATH』
    
提督さんとかみさんの『WHITE DEATH』になります。
写真は1ターンが始まったところ。
なかなか敷居の高いゲームだったため、2人ともGDW時代には手が出なかったそうです。
そしてコマンドマガジンの最新号で付録になり、ここでやらないでいつやる、と対戦になりました。口々に「いつかは対戦したいと思ってました」と話していましたっけねぇ。
で、シナリオは「とりあえずキャンペーンでどう?」みたいなノリで始まっていました。
しかし、各ターンにやる事が多く、なかなか進みません。

朝から始まって、昼過ぎにようやく1ターンが終わってましたかねぇ。こちらの写真が時点になります。時間を確認すると12:43。これは終わらないぞお( ̄▽ ̄;)。結局、3ターンまでのシナリオに修正してました。
それに夕方まで掛かり、まあ千葉会らしく『ドミニオン』へと流れていました、とさ。



『THE RUSSIAN CAMPAIGN2』
  
私・yagiとDASRAICHさんの対戦した『THE RUSSIAN CAMPAIGN2』です。
ソ連軍を担当し負けました。ぐうの音も出ない程の徹底的な負けです。
写真の直後に、ドイツ軍が南部から駆け上がり、ゴリーキ攻防戦を行い、スターリンがギリギリ脱出します。ソ連軍には他にアルハンゲリスクしか維持できていません。惨敗と言えます。・ロシキャン談義2
対戦の後、観戦武官のSAMさんも交え、感想戦をしました。DASRAICHさんは難しい事を言う訳ではありません。いや、簡単な事しか言いません。しかしそれを行えるかは別問題。
では、私からとして、魂を込めて練り直します。リベンジせんとね。



『双頭の獅子』

またまたmitsuさんが持ち込んだんですよ。B級ゲームを。
だから写真もありやせん。嘘です。取り忘れただけっす。
軍人将棋をモンスターハンターに置き換えたゲームらしいです。モンスターハンターすら知らないオレには、何が何だかです。軍人将棋は、子供時代に苦手種目でしたから、はぁ。
で、mitsuさんが取り出しまして。
こちらのビミョーな顔を無視して、インストを始めてーの。ちゃんと聞いてましたよ。一応は。
でも、ボクには無理だわ、とyagiは跨ぎまして。断鉄さんとチェンジ。後は任せました。ゲームとしては、悪くないらしいですよ。戦術眼が必要だわ、相手のユニットを読んだり、と。
詳しいリプレイは、ちはら会のブログをご覧くだされ。
長文過ぎるので分割しやす。

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2011-01-15 22:14

『中野会の番外編』

中野会に参加しましてね。
ASLを対戦したのですが、それにはちょっと時間が掛かりますので。その前に番外編としてお送りしますだよ。
事前の参加表明は少ないものの、20名以上と盛況でした。
机の並びで思い出して…。
『ロシアン・キャンペーン2』組の2名、『日本史』組の3名、ASL組が4名。『ノーリトリート』組の2名、MMPの『パンツァー・ブリッツ』組は2名、『積木のナポレオン』組の2名。他に観戦組というか飲みに参加組が、かなーりいましたから。『ドミニオン』も花咲いていましたし。
連休の中日でしたから、人数が少ないのでは、と懸念していたんですけどね。キユーに終わりました。

私のASL対戦は滞りなく終わりまして。慣例の飲み会へと雪崩込みました。

えー、皆さん、飲みすぎでつ。お前が言うなですか。そうですね、わかります。

その中で出た話題は…。
ウォーゲームにはプロレスが足りない。
『ロシアン・キャンペーン』でドイツ軍が勝つには。
押尾学に期待。これはかなりの注釈が必要ですね。私も相当押尾はキライですから。映画の話しになり、戦争映画にはヤクザ者を演じられる役者か必要だが、今はいない。唯一、中村シドウくらいで、彼が一手に引き受けている。そしてヤクザ者といえば、キレてる押尾だと。そう聞くと納得出来るんですわ。
でも一番面白かったのが、田村さんのアジアの話。田村さんは香港、韓国、台湾のウォーゲーム集会へ参加して、コマンドマガジンに寄稿していたのです。アジアではウォーゲームは新しい趣味だ、と。だから、日本やアメリカでの興隆と衰退を知らず。現在、初めて知って盛り上がっておるのだ、と。日本もそのノウハウで連携出来れば、面白くなるに違いない。

最後に、飲み会で使った魚民のレベル低すぎる
まずアルバイトの女の子が2人しかおらず、注文も取りに来ず、してもなかなか持って来ねえ。一番最初に頼んだ鍋が遅いちゅうのはイカンだろう。その鍋だって、オレが前日作ったヤツより美味くない。料理はね。科学と愛情で美味くなるんです。鍋は最初にダシが出る食材を水で煮て行って。ダシが出てから市販のダシの元や塩、最後に醤油なんかで味を整える。今回の鍋はチャンポン風だったから、食材を煮てから、店のチャンポンの汁を加えるべきなの。でも最初にチャンポンの汁を入れちゃうから、食材からエキスが出ない。ツミレがあったから、かなり良いエキスが出たハズなんだよ。

それにツマミはみんな小さ過ぎる。
春巻きはタバコみたいに細いし、中にお餅が入っていて、これは何という食べ物でつか?状態。軟骨は消しゴムのカスみたいで、「軟骨?それとも小さ過ぎてわからんだけ?」と不思議がる。一口餃子はキットカットのミニと同じくらい。チヂミは直径10㌢で、感心するくらいに縦横に細切れ。
あまり外では飲まなくて、家飲みが多いから、自分でツマミを作るのでね。そんなオレより、下手くそな料理だったんで、文句の一つも(´・ω・`)イイたくなりました。

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2011-01-09 10:06

『本日のASL:J88』

本日、中野会へ参加してASLを対戦して来ます。
お相手はザハさんで、シナリオはJ88『Escape to Wiltz』になります。

では、直前情報として、ネタバレ上等!の記事を書いておきます。
シナリオのJ88『Escape to Wiltz』についてですが、シナリオカードからの情報から。
ウォーゲーマーでは有名なバルジの戦いを扱っています。
概要:
1944年12月18日:ドイツ軍の攻勢は、アメリカ第106師団の第3大隊の左翼を通過した。そのため、同大隊はWiltzで後方を遮断される事となった。このままでは包囲に陥る危険があったため、大隊長は脱出を決心した。しかし、ドイツ軍の第5降下猟兵師団は、その動きを察知し、2つのグループを阻止のために派遣したのである。
結末:
脱出を支援したアメリカ軍の2輌のAFVは、散弾と機関銃の射撃により、ドイツ軍の一方のグループを阻んだ。第3大隊は道路上での戦闘に巻き込まれたものの、降下猟兵の攻撃を撃退。第3大隊は罠から主戦線への復帰に成功したのである。
私のテキトー訳なので、間違いはあるものの、雰囲気はこんなモノでしょう。

このシナリオは一風変わっており、両軍ともにマップの外から進入して来るのです。多くのシナリオでは、マップ上に両軍が配置するか、片一方が配置する場合するのです。このように、両軍が進入するというのは、なかなかありません。
そのため配置を考える必要が薄く、陣営はその場でDR(サイコロの2個振り)で決定する事にしました。
それでもザハさんとの対戦が決まってすぐに、どんな感じになるか試すべく、ルセロさんに電話攻撃からVASLでの前哨戦を行えました。
ちなみに、その対戦では勝つことが出来て、「今年はルセロさんに勝てる年かも・・・」と。去年の勝率の悪さを思い出して苦笑いしたものです。

それにしても、VASLでの対戦中に上のようなカウンターを見つけてしまい。何だろこれ?WAの一種なんだろか?


『勝利条件』
勝利条件は、マップの左下である“C”のヘクス列からアメリカ軍が28VPを脱出させた時点で勝利になります。
この28VPも結構しんどいと思いました。AFVが1輌撃破されてしまうと、ほぼ勝利を失ったと言っても過言ではありません。それに最優秀な10-2指揮官が狙撃兵にやられても、その時点でアウトとも。
VPの配分を見ると、アメリカ軍の先陣が分隊だけで16VP、指揮官で6VP、M3A1で5VP、合計27VPです。後続は分隊で11VP、指揮官で3VP、M8で5VP、合計19VPです。

『マップ全体像』

上の図がJ88で使われるマップ全体になります。
先攻はドイツ軍で、後攻がアメリカ軍です。
マップ2枚を使いますが、実質的に戦場になるのは1枚弱です。
というのは、39マップのほとんどは、森に覆われた岡であり、そこへ入る意味が両軍ともにないからです。恐らく、間違って入ってしまったら、戦闘に何の関与もしないでしょう。
例えば、左から出てくるドイツ軍が入ったとすると、アメリカ軍に置いてきぼりとなり。アメリカ軍は中央上から左下を目指すため、岡へ登る事は有り得ず。そしてドイツ軍の1個小隊も、アメリカ軍が脱出するヘクスを目指さないと、お話しにならないのです。
唯一、岡を横断している小道を通れば、ドイツ軍は3ターンに射撃ポジションへ付く事ができます。しかし、死角が多いため、あまり効果的とは思えません。

『両軍の戦力』
続いて、戦力的に解説してみましょう。
『追い縋るドイツ軍』

1ターンに、ドイツ軍はマップの右から主力の10個分隊が現れます。
上の図で「Turn1」とあるのが、その戦力になります。「Turn2」とあるのが、左下の“A”ヘクスから現れる1個小隊。
まず、妨害するドイツ軍ですが、兵力的に少なくありません。これだけの兵力が正面からアメリカ軍の進路を妨害するとしたら、それだけで突破は難しくなります。しかし、追い縋るようになるため、側面からの攻撃になるため、その威力は全て発揮できません。

戦力も開戦当初とは違い、そのほとんどが2線級なので射程も短くなっています。
それを補うためか、ドイツ軍は機関銃が豊富になっています。MMGとLMGが合計8個なんて、この規模のシナリオでは最多と言えます。これにより歩兵の質を補うのでしょう。いや、ここまでの機関銃の多さは、それを補って余りあります。
さらに指揮官の多さも、戦線を広く構築できるため、戦闘を優位に進められます。
しかし、ドイツ軍にも泣き所があります。それはELRの低さです。
ELRとは、まあ簡単に言って、継戦能力になりますね。これが低いと、どんどん部隊の質が落ちて行っちゃうんです。しかも、元々2線級の4-4-7が落ちると、徴集兵の4-3-6になるため、射程戦力的にも厳しくなりますし、移動力も下がります。
『駆け抜けるアメリカ軍』

1ターンの裏にアメリカ軍の先陣である10個分隊がマップの中央上部“B”のヘクス列から進入して来ます。2ターンの裏に後続が同じ“B”ヘクス列から5個分隊が現れます。上の図で、それぞれ「Turn1」と「Turn2」とあるので分かるでしょう。
歩兵的には雑多と言えます。エリートから2線級の部隊までいますから。
バルジの時期的には、この雑然としているのが、雰囲気を醸し出しています。
指揮官は優秀と言えます。10-2がいますからね。
バルジが始まった当初に、包囲壊滅する第106師団が、精鋭を掻き集めて脱出を図っていると言えますね。

歩兵以上にアメリカ軍で特徴的なのが、2輌のAFVになります。
史実でも脱出を支援した、軽戦車のM3A1と、8輪装甲車のM8です。愛称でいえば、ステュアートとグレイハウンドになりますね。
両車輌の主砲は37mmと、この時期の対戦車能力としては皆無に等しいのですが、このシナリオでは歩兵が相手なので、問題はありません。ただ、撃破されるとVP的に厳しくなるため、適度な間合いを取る必要があります。

何せ、この時期のドイツ兵はPzk(パンツァー・シュレッケ:バズーカのドイツ軍版)やPF(パンツァー・ファスト:使い捨てのバズーカみたいな兵器)を持っていますから。下手に近付いて、それらの命中弾を喰らった場合、撃破⇒炎上は免れません。
そして、このシナリオでポイントなのが、ステュアートもグレイハウンドも、キャニスター(散弾)を持っている事です。まず、これは特殊砲弾となるため、確実に使えるかどうかはわかりません。しかし、あれば12火力を3ヘクスに亘り、発揮できるため、一気にドイツ軍の戦線を突き崩す事ができるのです。しかも命中判定も要らないため、キャニスターを射撃のROFが回った日にはアナタ。ドイツ軍はやってられませんわよ、奥様、状態です。

『ゲームの展開』
マップと兵力、そして勝利条件から展開を読んでみました。
アメリカ軍は中央上から左下を目指すと先に触れました。しかし、ドイツ軍が右から先に出てくるため、その阻止に一部を当てる必要があります。
移動力的に、アメリカ軍もドイツ軍も、ほぼ同時に中央へ達します。そこからの攻防と脱出ヘクスの掃討。この2手にアメリカ軍は部隊を分ける必要があります。
ドイツ軍としては、1ターンは一気に突っ走るしかありません。敵がいないのですから、心配する必要もありません。遅れたら、アメリカ軍に置いて行かれてしまうのですし。

1ターンのドイツ軍は、2ターンに何処を押さえるかを想定して、突っ走る事となります。

『高さを活かせるか?』
最初、岡の上に登る事も考えましたが、あまりにも森が生い茂っているため、LOS(射線)の通る地点がありません。

唯一、39G8のヘクスなら、森を越えて見渡せるのですが、それもアメリカ軍が死角を利用したり、少し前進してしまうと、「何処も撃てないぜ、アニキ」状態です。

次に考えたのがBの建物です。この建物には2階があり、そこからは生け垣や石垣を越えて射撃を行えます。ちなみに、ASLの高さは1Levelや2Levelと表されています。私達は簡単に「1階や2階」と表現していますが、実際には1Levelは3mとすればわかりやすいです。
例えば、日本の建物は2階の屋根の高さが3mになります。果樹園や街路樹も同じ高さがほとんどです。街を歩いた際に、そうやってASLの高さを考えて行くと、見方も変わってキタ――――(゜∀゜)――――――!!に、なりませんかねぇ。
ああ、また余談にソレましたね。
で、17W3の建物の2階へ上がってしまうと、2ターンに出て来る、アメリカ軍の動きを牽制できるのです。ASLではマイナス修正が怖いため、この2階へ機関銃を上げられば、アメリカ軍は不用意な動きは出来なくなります。特に、2ターンに出て来る部隊は。
アメリカ軍として、1ターンにこの建物を押さえるべく一部の部隊を展開すべき、と考えました。石垣や生垣を抜けたとしても、後方から追い駆けられるのは厄介で、どちらにせよそれを阻止する部隊は必要となりますから。

『主力の攻防』
ドイツ軍の主力は、アメリカ軍の進路を側面から妨害すべく前進。上手い位置を押さえて、交戦に及べば勝利は近いでしょう。
アメリカ軍は、それを阻止しなければ、苦しい戦いを強いられます。
では、どうするか?
ドイツ軍が良い位置へ展開するためには、39P9の橋を渡るのが近道です。

林道を走って行けるのですから。ルセロさんとの対戦でも、この橋をドイツ軍が押さえたため、アメリカ軍は大いに苦戦する事となりました。
この橋をアメリカ軍が1ターンに押さえてしまえば、ドイツ軍の主力は森を伝っての前進が必要で、そうなればアメリカ軍が先手を打ったといっていいです。
そのためには、私は2通りの方法があると考えています。

1つは、ステュアートさんに頑張って貰う。
移動力的にも、火力的にも歩兵相手なら申し分ありませんから。しかし、ドイツ軍のPzkに寄られたら、危ないでねえ。戦車だけでは、歩兵を完全に抑えるのは出来ないのは、良く聞く話ですし。ただ、アメリカ軍の歩兵が到着するまで、と考えると、それは理に適っています。

もう1つは、アメリカ軍の最優秀な10-2指揮官が、スタックで突っ走り17P8まで進出するのです。指揮官とスタックすれば、8移動力を発揮でき、突撃フェイズも入れれば、17P8まで達するため十分に可能です。このヘクスはちょうど39P8へLOSがあるため、ドイツ軍は他の経路を選択せざるを得なくなります。
そうなれば一手遅くなるため、アメリカ軍が先手を取れます。

しかし、この移動には17Z7からドイツ軍の射撃を受ける危険があります。このヘクスを含めた周辺ではは勝敗に絡むため、線は引きません。何故なら、それによりLOSの確認、までは行かないものの、判断が出来るからです。これはルール的に「事前にLOSの確認はできない」に触れる事は厳密にはありませんが。ASLのマナー的に如何なものかと思うのです。ちなみに、これまで私が線を引いているのは、ASLをプレイしている人間なら、誰でも分かるようなモノです。本題へ戻ります。
17Z7からでは、ドイツ軍の主力である4-4-7では射程外になり、2個しかない4-6-7しか分隊の火力を発揮できません。しかも半分の火力になります。これに機関銃を加えても5火力で、急速歩をする必要があるため、CXの+1修正も加わります。石垣のTEM(+2)、CX(+1)、FFNAM(-1)を合計すると、5火力の+2修正、8-1指揮官を入れても、5火力の+1修正なので悪い勝負ではありません。ドイツ軍がここまで進出したら、私がアメリカ軍なら10-2のスタックに勝負を掛けさせます。

しかし、17AA7は危険です。ここからLOSが通ると、8-1指揮官の投入で、+修正は無くなります。さらに機関銃を1個加えたら、6火力の修正無し。ちょっと厄介です。
しかも17盤はドットが中央に来ていないので有名です。ASLでは射撃できるかどうかを判断する場合に、ヘクスの中央に(本来なら)あるドット(白い点)同士を結びます。ところが、この17盤を含めたヤンクスに梱包されている、全てのマップはドットが中央に来ていません。ちなみに、ヘクスも6角形になっていないマップもあります。それをルールで強引に通用させています。上の図はVASLなので、ドットの位置も地形の輪郭も、実際のマップとは違います。
17AA7から17P5や17P6へとLOSが通るかどうかは、非常に難しい判断です。
実際のマップで確認すれば一目瞭然ですが、それを事前にやる人間はASLをプレイする資格のその大切な何かと、ASLを楽しむ資質を失ったと言っていいです。

『事前計画』
私は対戦前に決めました。
ドイツ軍なら、17AA7にLMG×3、と4-6-7を2個、それに8-1指揮官を送る。
アメリカ軍なら・・・、1ターンにドイツ軍がどう来ようと10-2指揮官のスタックに突っ走らせ勝負に出る。
他は・・・。
まあ、以下の図を見てくだされ。私の予定です。

分かり易いように、CXマーカーは外しています。
それから、スタックもそのままにしています。だって余計に見え難くなるんだもん。

さて、今日対戦するザハさんは、これを事前に見るかしら?
最近の若いモンは、愛パッドやら持っているからなー。

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2010-12-31 14:55

『祭・D‐DAY ずっと『史上最大の作戦』好きでした』

コミックマーケットも無事に終わり、手も空いた事ですから、はねはねさん提唱の祭へ参加しましょう。今日が最終日になりますし。


AH『THE LONGEST DAY』

私のでいでえいといえば、AH『THE LONGEST DAY』です。
若い頃に、一番時間をかけたゲームになります。
当時、無茶苦茶高くて、後から考えるとHJは、暴利を貪っていたな、と腹も立ち。だって昔は23000円で売ってたものが、90年初頭の書泉では8000円でしたからね。コンベンションに参加しても、偉そうな親父に文句を言われたり、と。あっ、コレは別腹で。
とにかく、お小遣を貯めてようやく手に入れたんですね。
それから、毎年6月6日になると、『THE LONGEST DAY』のソロプレイをしていました。
実は、ちょっと前までやってたんですよ。でも、だいたい10ターンくらいになると、どこまでやったかわからなくなり、中断するんですね。
ほら、ZOCがないでしょう。だから、余計にヤヤコシイ。
今でも、年に一度はやりたくなるんですけどね。事故りますから、なかなか手を出せませんわ。
面白いゲームは他にも、たくさんありやすし。


エポック/サンセット『史上最大の作戦』

サンセットにはね。感謝はしているんですよ。
飲まして貰ったとかではなく、『朝鮮戦争』やら、『失われた勝利』やらを再版してくれましたから。
昔、国産ゲームを舐めていたため、手に入れてないゲームは結構あったんです。
それか冬の時代に『失われた勝利』や『史上最大の作戦』の高評価を見聞きして。失敗したな、と思ったものです。
それがサンセットで再販され。その気概に触発され、応援の意味でも購入したものです。
サンセットは和訳や再販の編集等で、失策が多々見られます。
でもね。無いよりは、マシなんじゃね
私はそう思っていて。今言いたいのは「ヘボでもいいから、さっさと出せ」ってことです。また余談にハズレました。
『史上最大の作戦』は、随分やりましたよ。ソロプレイでしたが。
それで思ったのは、「何て遠回りしたんだ」ということ。だって、基本的な戦術や戦略は『THE LONGEST DAY』と同じなんですもの。
あんな半日でセットアップを終えて、30分で事故って終了、みたいな惨事はなくて。キチンと『史上最大の作戦』になるんですから。
上陸戦闘で悪戦苦闘して、レヤーが航空妨害に大損害を出して。それでも補給の配分と砲兵を上手く使うのがポイントで。最終的に絨毯爆撃がものをいう、と。

手に入れた当時は、自作のトレーを作るのが、マイブームでしたので、D-DAYトレーを作ったものです。大きさと強度で門外不出ですが。
前回の千葉会で、mitsuさんと『ハンニバル』の話をしましてね。
彼は「『ハンニバル』は人生で2番目に面白いウォーゲームです」と言っていたんです。それでは一番は何か、と聞くと。
エポック/サンセット『史上最大の作戦』だと。
彼も出版当時に入手せず、サンセットで再販されてから、手に入れたのです。
それから私とmitsuさんとで、熱くD-DAY談義に花が咲いたものです。
いいよねー、エポックD-DAYは。mitsuさんさあ、リハビリしてやらないかい?


DDH『Destination:Normandy』

そして最後となるのは、コマンドマガジンでも出版された『Destination:Normandyです。
私がプレイしたのは、DDH版でしたから。オフセット印刷のため、唾が飛んだ跡がアチコチにありました。
この対戦は・・・。中野会ででしたねぇ。
相手は軍神・鹿内さんと老兵さんのお二方。
遅れて会場入りした私に、鹿内さんが「いいから、ちょっと来い」と。「まあ簡単で面白いんだぜ」とも。
それで鹿内さんと老兵さんがユニットを並べるのですが、それがいい加減なんです。「いいんだよ、どうせ同じ戦力なんだから」が、その理由。
私が「せめてSS装甲軍団くらいは、名前を合わせましょうよー」と言って、並べ替えたり。老兵さんに「アナタはヒストリカル主義者でしょ!?」と突っ込んでみたり、と。
プレイが始まっても、鹿内さんが攻撃に失敗すると「おほほほ、さすが軍神様ですこと!」と冷やかしたり。老兵さんが躓けば「落ちたモノだのー」とか。
それぞれが持ち味を出して、ゲームを楽しんでいたんです。
この雰囲気は格別の味わいを出しており、私の記憶の大事なところに刻み込まれています。

そして、この『Destination:Normandy』をコマンドマガジンに紹介したのが、OMEGA7さんでした。彼は、このゲームの100戦組み手を狙っていました。
Twitterの最後のセリフも、私に対するもので。それを見る度に、胸の奥を突かれる気がします。なあ、オレより若いのに勝手に先にいくなよ。
彼は最高のウォーゲーマーで、大事な大切な友人でした。
今はまだ行けないけど、そっちへ行ったら100戦組み手に付き合うよ。それまで待ってておくれよ。
何度も言いますし、言ってもいいでしょう。OMEGA7さんの冥福を心から祈ります。

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2010-12-31 13:58

『コミックマーケット79の決算』

さあて、今日(12月31日)も参加されている方もおりましょうが、私のコミックマーケットは一昨日に終わっています。
基本的に、コミックマーケット自体に興味がないからです(何て暴論なんだ)。
私がコミックマーケットに初めて参加したのは、今から12~13年前でした。
当時、インターネットがそれ程普及されておらず、情報が少なく。ウォーゲームは失われたホビーであると、誰もが思ってい時代でした。
それでも、シミュレーション共用掲示板で、ウォーゲームのサークルが、コミックマーケットに参加しているとの情報を得て。それだけを目当てに向かったのです。
すると、今より多くのサークルがありましてね。内心興奮した訳です。
しかしですね。辛口になりますが、頒布しているものはショボかったんです。
会誌も「ゲーム紹介」ならまだしも、「友達が欲しい」みたいな内容でしたから。
ウォーゲームもありましたよ。でも、今のように印刷能力が高く無かったため、白黒コピーです。ええ、文字通りにコピーでしたねぇ。
それを厚紙に貼って、作れと言われても、アタシには出来ませんでしたよ。
それにウォーゲーム関連だけでなく、歴史の小冊子を作っているサークルもありました。今でもありますが。
ふと、思ったんです「『歴史群像』でいいんじゃね?」と。
当時も今も、近所の図書館へ行くと。ミリタリー関連はちょっとした在庫があるのです。
それに同人誌の悪いところは、大きさがまちまちなんですね。面白がって買って行くと、収納に本当に困る
そんな訳で、一気に興味を失くしてしまったんです。

それから紆余曲折があり、私も同人誌なるものを作製することとなり。サークル参加となったんですね。
で、その時に思ったのが「他人のやらない事しよ」ということ。
ウォーゲームを趣味にしていて気になるのが、他の人間がどうやっているかだと思うんです。ですからリプレイが人気ある。
私の考えは、リプレイはこう言ったブログで公開して、唯で見せるべき。
同人誌では、全ての記録をしているサンプルプレイや、プレイにヒントになる作戦研究。そういったものが、金を取れる、とも。

まあ、いつものように余談になりましたが、今回コミックマーケットへと話題を戻しましょう。
最近、私は年寄りになりましてね。早朝の4時には目を覚まして、職場へと向かっているのです。
このコミックマーケットでも、それと同じように4時に起き出して、MustAttackに日記などを書き込み、出発したのです。
今回は、自分の事だけでなく、委託品もありましたから、結構な重さになりました。
それでも、娘のピンクのキャリーケースで何とか持ち運ぶ事ができましたよ。
コミックマーケットの会場には7時30分に到着。
会場の周辺では、方陣を組ませるような集団でしたが、内側では閑散としています。
私は社会人ですからね。準備万端だったんです。
キャリーケースからモノを出して並べて、それでオシマイ。スタッフの方に見本誌と登録書を提出するのも一番手でしたねえ。
それから、取材に来る超有名ブロガーのF男さんのために、周囲のサークルを探索したり、知り合いのサークルに挨拶などしてました。
ちなみに、さいたまゲームサークルさんはお向かいでした。
実は、そちらのSLGamer vol.1を幾つか預かってましたのでね。離れていれば、呼び込みして売ったろか、とか思ったんですけどねぇ。
さすがに対面では、面白過ぎますでしょ。自粛しますた。

さて、10時なり「コミックマーケット79の開催です」の放送とそれに応えた拍手ともに、始まりました。すると、私の居たところが、最も混雑の激しい東館の中央だったため、その横を男津波が押し寄せて逝きました。
その直前にスタッフの皆さんが、エラク気合いを入れているハズです。応援団のノリでしたよ。

ウチのサークルはですね。まあいつもの感じでした。
しかし、予想外だったのは、同人誌より小物に人気があったこと。
それに旧作も結構出ました。ありがたや、ありがたや。
ただ、告知が遅かったからなのか、いつも完売している委託品のアジアン・フリートの拡張キット『おれんじなる頃に』がハケません。
結局幾つか残ってしまい、責任を感じてしまいました。fsinoさん、ゴメンなさいね。
終了の放送と、やはり拍手で我々も引き上げました。

それでですね。私は横目がいいんですよ。
ですから、周辺の動きを結構見れているんですね。
何が言いたいかちゅうと、ダミーサークル。ろくに頒布物が無くて、売り子も入れ替わりが止まりません。
私の場合は、一年を通して同人誌のために、作戦研究を練っています。
だって、行き成り始めても終わりませんもの。
それが、こう言ったダミーサークルのために落選するとは。チョームカツクみたいな。

さて、面白かったのが、お隣のサークル。
右隣りは香川ディセント友の会で、ここはですね。
ディセントだけをプレイするサークルです。しかも香川ですから、お友達は少ないのです。
でも、毎回コミックマーケットに参加し、香川から出てきて一部100円なりのコピー誌を頒布するのですから。その労力には頭が下がります。
笑えたのは、逆の左隣のサークル。
サークルの入場は9時30分までなんですが。このサークルのお姉ちゃん達は、そのギリギリに到着しまして。
それから、コピー誌を製本し出したのです。
当然、10時の開場時間でも製本中。しかも、慌てる様子も無く、ノンビリとやってます。
それでいて、先に入場するのを目的としたダミーサークルかといえば、そうではありません。だって、入場書はサークルごとに3枚配布されるのですが。その1枚を余らせていて、2人が製本しているんですから。
それが11時30分を過ぎた頃、スタッフの皆さんが5名くらいやって来て。そこのサークルを取り囲み「まだ登録書や見本誌が出ていませんので、一時頒布停止にします」と。
そこでお姉ちゃん達は大慌てで、口々に「知らなーい」と言ってみたり、「今ここで出してもいいですか」とか言ってみたり。
オレから言わせると、そんなの常識だろ、と。
頒布が出来ないまでも、登録を終わらし、見本誌も提出するのは。お隣さんがやってないのは気が付いてましたがね。オレみたいなオジサンがウダウダ言うのは鬱陶しいだろ、と自粛してました。
何とか、遅ればせながら登録しましたが、それでも製本中。結局ですね、お仲間さんが2人来まして。その2冊と通りがかりの1人が買った、3部しか頒布してませんでした。
それでも楽しそうにやってましたから、コミックマーケットへ参加した目的は達したのでしょうね。

最終的な決算ですが。
クラブ千葉の新刊は30部ちょい持ち込み、半分くらい捌けましたかね。
「いつも楽しみにしています」とか「ブログ見てます」とか言ってくれる方もいて、身が引き締まる思いです。
それから小物や旧作も、結構出て。嬉しいのですが、不思議な感じでした。

しかし、一番ウォーゲームサークルでのトピックスは、さいたまゲームサークルですね。
この日だけで60部近く頒布できた、と。
狙いが良かったんでしょうね。初心者向けの内容や値段などが。ゲーム付きですし。
内容は初心者を対象としていて、さいたまさんの代表がそうなんでしょうね。
自分が初心者なんで、その内容をリプレイにしていますから。
これは私には書けないのです。だって、10年近くブランクがあって、久しぶりに参加したサークルでも、ベテラン扱いされてしまうのですから。実際、ベテランでしたし。
だから・・・。そうだな、上手く言えないけど、さいたまさんには頑張って続けて欲しいんだ。オレは初心者になりたくても、なれないからね。
そうそう、さいたまさんと、その奥さんが挨拶に来てくれてね。
奥さんが「千葉会へ行った後は、いつも楽しかったと話しているんです」と言われてね。これが今回のコミックマーケットでの、一番の収穫さ。
オレは横目がいいだろ。さいたまさんが、千葉会でガツガツ対戦してないのは知っていたんだ。
でも、千葉会名物のASL組や日露戦争組、信長組へ入れとは言えんでしょう。
で、申し訳ないなーと、いつも思っていたんだ。
だから、その話しを聞いてね。ああ、良かったぁー、と思ったんだよ。

コミックマーケットでサークルに来ていただいた方々、有難う御座いました。
これからも、自分に出来る記事を書き続けて行きます。万人に受ける内容ではありませんが、焦らずへこたれずにやって行きます。


PS、知り合いが心の風邪にかかっていたそうです。
自分がやっと見つけた楽しい仕事を追われてしまって。それがきっかけになった、と。
オレらの世代で、人生を掛けた職場を追われるのが、最も苦しく悲しい事です。
でも、今日を生き残りましょう。明日の事は明日考えればいいですから。
そうやって気が付いたら、いい爺さんになってね。若いモンにバカにされても、鼻で笑ってやりましょう。

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