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2024-11-24 12:12

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2010-09-27 19:37

『第八十二回千葉会の報告』@日曜日 その1

九月十九日(日)

参加者は13、お付1の計14名でした。

プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『第48装甲軍団の死闘』
JWC『日露戦争』×4
GMT『PATHS OF GLORY』×2
HJ『ドミニオン』×5

ASLは5ゲーム。
S15『HAMMMER OF THE TEETH』
S18『BAKING BREAD』
J24『SMASHING THE 3rd』
A32『ZON OF THE WINDOW』
G44『ABANDON SHIP』


写真は全景各種。
まあ、いつもの『日露戦争』とASLですわ。あら、この日は『ロシアン・キャンペーン』がないのね。
左の写真の中央で睥睨するのが、千葉会の良心・MMさん。
その左が山崎さんとsawdaさんの『日露戦争』。その右がうおPさんと私のASLのスターター。
MMさんの影にチラリと見え・・・。ねえや。肩だけ見えるのは、Miyaponskiさんとjoeさんの『PATHS OF GLORY』。
その奥にかみさんと提督さんの『第48装甲軍団の死闘』。

右の写真は角度を変えています。
正面左にうおPさんと私のSK卓。
先ほどの写真では見えなかった『PATHS OF GLORY』が見えてます。
そして『第48装甲軍団の死闘』の解説中ですかねぇ。
そして二日続けて参加のDASREICHさんと、F男の『日露戦争』が奥で対戦されてます。



『対戦記録』

前日と違い、対戦数が多くてですね。
黒板一杯になつてしまいました。おかげで、端の『ドミニオン』は斜めらないと入りませんです。
ASLと『日露戦争』が多かくて、慣れた人間同士の対戦でしたから、対戦数が伸びたんですね。


『さいたま通信頒布中』

えー、酔った勢いでですね。
菅原@さいたまさんへ「頒布するから持って来なさい」と連絡を入れてしまいましてね。
10部くらい預かりました。少しは前日にハケたんで、そんな感じの端数でした。
と言うわけで、千葉会で友情頒布中です。
それから、押し売り行商に回りますので、各サークルの皆さんはよろしくです。

内容は初心者に特化してましてね。そこそこ読めます。
あれ、あまり褒めていないように見えるなー。
でも、「素晴らしい」とかいうのも、わざとらしいですしねぇ。
一部200円の元は取れますよ。間違いなく。
同人誌に詳しいMMさんが見て一言「これを製本するのは大変だったでしょうね」と。


とりあえず、本日はここまで。小出しにアップして行きます。


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2010-09-27 17:43

『第八十二回千葉会の報告』@土曜日

九月十八日(土)

参加者は14、観戦1、お付1の計16名でした。

プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『ロシアン・キャンペーン』
コマンドマガジン『フライング・タイガース』
JWC『日露戦争』×5

ASLは1ゲーム。
ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』

写真は全景。
おお、見事にマップが見えるのは、『日露戦争』×3のみだ。全部JWC版を使ってますねぇ。
一番手前が山崎さんとキリシマさん。コーヒー缶とJWC版のルールブックが目印。
左が老兵さんとsawdaさんこちらはエポック版の箱が目印です。
そして右がsinyamagさんとDASREICHさん。これはもう、背筋の伸びたDASREICHさんが目印でっせ。おお怖わぁ。
看板を賭けた私と鹿内さんの『ロシアン・キャンペーン』は右の日露の向こう側。私が写真を取っていてですね。鹿内さんの横に中黒さんがいて、参謀みたいに写ってました。ちーば君で分かりませんが。
ASLは右手の奥、y.nakanoさんとルセロさんの組み合わせです。
そして『フライング・タイガース』はドアの手前で、しのはらさんと菅原@さいたまさんの組み合わせでした。
本当に、最近の千葉会は『日露戦争』とASLと『ロシアン・キャンペーン』のサークルになってますなー。
それと私が鹿内さん相手にテンパッテましてね。写真は少なめです。簡単に済ませまーす。




『日露戦争』

この日、一番に到着したのはキリシマさん。会場の前でDSしてました。
で、私が着いたので「そんなゲームをやらずに日露戦争でも」と言ったところ・・・。2人してサイコロを持って来てねえ!?
仕方がないので、私は内職へ。キリシマさんはDSから、日露戦争の準備へと流れていました。
次に到着したのが、日露戦争のラスボス・山崎さん。
早速、キリシマさんが教えを請うていました。


続いて到着したのは、鹿内さん、中黒さん、老兵さん、しのはらさんの、コマンドマガジンご一行様。ちょっと違うような気がしますけど、まあハズレてはいないでしょう。
そこで千葉会一家日露組の若頭sawadaさんが「千葉会のシマを荒らされるのは許せんぜよ!」と老兵さんへ喧嘩を売ってました。その気合いの通り、老兵さんを一蹴。「おまんら、舐めたらイカンぜよ!!」と大見得を切っていました@誇張アリ。


最後の日露はですね。最初は私と『ハンニバル』を予定していたsinyamagさんがですね。
私が鹿内さんとの『ロシアン・キャンペーン』へと引き抜かれたので。同じくらいに到着したDASREICHさんと日へと流れてました。
この2人は2戦して、まあDASREICHさんですからね。なかなか勝てませんわ。
sinyamagさんは2戦していて「こんな戦況は初めてだ!?」と感動してました。私も横目で見たところ、DASREICHさんも手を落としていたようです。この表現を勘違いしないでくだされ。DASREICHさんは決して手を抜いているのでなく、「相手が初心者からアップできたばかり」と確認したので、それなりの戦略へと切り替えたのです。
分からないでしょう?知りたい方はDASREICHさんを相手にしてみそ。嫌になるほど分かるから。




『フライング・タイガース』

しのはらさんと菅原@さいたまさんの対戦です。
近くにデザイナーがいるので、「困った時は質問タイム」を設けていた模様。
さっくり劇的な展開を楽しめますって。



ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』

ASLといえば、ルセロさんとy.nakanoさんが対戦してました。
y.nakanoさんがMUSTATTACKの日記で詳細を報告していました。
y.nakanoさんが劇的な勝利をしていました。
序盤の教育的8FP-2DRMを6ゾロを出して、ルセロさんが地団駄を踏んでいてですね。
慣れてない鹿内さんや中黒さんが「何があったんだ!?」と驚いてますた。
いや、千葉会では日常茶飯事ですから。




『やっぱりヤーボ君』

DS中のヤーボ君。
大人しくなったモノです。


私と鹿内さんの『ロシアン・キャンペーン』は諸事情でーす。ご了解くださーい。



『例会の一番人気』

実は、この日の例会で隠れた人気だったのが、こちらの「ムダズモなき改革4」。
私が職場からパクってきたマンガ本です。
まずは老兵さんへ「いいから、貴方はこれでも読んでなさい」と押し付けまして。
次は中黒さんへ。最後はルセロさんへ回ってました。
微妙なミリタリ具合に、バカな物語。最初は、ぱらららーっと眺めていた、皆の衆も、何時しか真剣に「バカじゃねえの!?」と突っ込んでいました。
正しい読み方ですな。

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2010-09-18 19:49

緊急告知

この千葉会直近に到り、千葉会の掲示板にアクセスができません。
致し方が無いので、こちらのブログで連絡をしませうか。

まず、私は土曜日のsinyamagさんとのハンニバルは決定事項ですね。

>かみさん
確かにマルチは立ち難いかもですね。それにゲームも萌えにくいですし。
で、日曜は空いております。
ミシシッピバンザイとブダペスト45なら、経験済みなのでお相手できます。
でもミシシッピバンザイは強いですよぉー。研究しましたし。ブダペスト45は現状では手探りですけどね。 個人的にはかみさんとは、他の人間と対戦不可の、珍しいゲームをやりたいんですがぁ。

それとコマンドマガジンの中黒さん&鹿内さんが土曜日に来場!?みたいな感じです。
そこのところ宜しくです。

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2010-09-17 21:58

『Paths of Gloryリプレイ3:過酷な世界への疾走』

ここからは両陣営とも限定戦争へと突入し、カードの記憶も定かになるため、リプレイも飛ばすようになります。
この方が読まれる側に取って、戦況が理解しやすいでしょう。
何より、両陣営とも戦争状態を上げることを優先し、指し手も早くなっています。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
『3ターン終了時点』
3ターン終了時点
アクションの分類から考えると。
CP「ブルガリア参戦」「AH増援」「GE増援」「マタハリ」、そしてOps×2。
AP「BR増援」「ルシタニア」「スパイ」、Ops×3。
でした。
APはイベントの行え分、Opsを行いました。ガリシア戦線で攻勢に出て、AHへ消耗戦を仕掛け、プルゼミスルを攻囲しています。CPはその攻勢をカルパチア山脈で支えています。APの攻勢は西部戦線でも行われ、クラスニックにFRスタックが前進。フランクフルトを攻撃し、その守備隊を退ける。
CPはガリシアと西部で防戦を行っていたが、セルビア戦線で攻勢を行う。セルビアをSUD軍とAH軍の強襲により、セルビア南端まで追い込む。
WSは、CPが7、APが6。VPは8だった。時間は10:48。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
『4ターン終了時点』
4ターン終了時点
アクションの分類です。
CP「AH増援」「RP」「SR」「アフリカの戦争」、そしてOps×2。
AP「IT参戦」「RP」「SR」イカン、APのアクションのチットをどかしてしまった。これ以上は分からないや。RPもやったのかな?FRの軍が2個壊滅しているのに、その再編成が進んでませんから。
とにかく、戦況を解説して行きましょう。
APの攻勢は実を結ぶ気配はありません。ロシアによるガリシア戦線の攻勢も、カルパチア山脈で防がれています。せめての戦果はプルゼミスル要塞の攻略でしょうか。これ以上は、CPの増強も考えると、切り替え時なんですけど。背後の支えを受け、CPはイタリア戦線とバルカン戦線で攻勢を行いました。弱体なイタリア軍を撃退し、BR軍の投入を招きます。バルカンでも慌てず、セルビアを追い詰め、モンテネグロへの攻撃態勢を整えます。他には近東へ両陣営とも、増強を行っています。CPはブルガリア軍、APはBR軍が見えます。
WSは、CPが7、APが8。VPは7だった。時間は11:08。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
『4ターン終了時点』
4ターン終了時点
あれ、4ターンの写真が2枚あるなぁ。多分、ターンマーカーを動かすのを忘れているのでしょう。気にせず進めましょう。
アクションの分類です。今回は写真が鮮明なので詳しく行けそうですね。
CP「AH増援」「RP」「SR」「アフリカの戦争」、そしてOps×2。
AP「Ops」「RU増援」「BR増援」「SR」「Ops」「RP」
「ツェッペリンの空襲」は使ったのかなぁ。記憶にないけど、これがなければWSが進まないんです。CPは着々と近東のガサラインを強化してます。APは手が進まず、苦戦していますね。本当に苦戦。西部戦線ではドイツ軍の反撃により撤退を余儀なくされていますし、ガリシア戦線でもプルゼミスルを陥落させたものの、反撃により後退を強いられています。
WSは、CP・AP共に9。VPは7でした。時間は11:28。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
『5ターン終了時点』
5ターン終了時点
CPは「Ops」「GE増援」「AH増援」「ヴァルター・ラーテナウ」「Ops」「イベント」「イベント」
APは「BR増援」「SR」「RU増援」「Ops」「RP」「Ops」

CPはイベントを2回行っていますが、それが何だかはわかりません。WSは
「ヴァルター・ラーテナウ」で2上がるため、それ以上になっていないため、解析不明なのです。APは遅れを取っていますね。
次のターンから、CPのみ全面戦争で、APは限定戦争です。できれば、同じくらいの進捗状況を目指していましたが、致し方ありません。
WSはCPが11、APが9。VPは7です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
『6ターン終了時点』
6ターン終了時点
CPは「GE増援」「RP」「SR」「Ops」後は何だろうか?無理に読み解くより、謎をそのまま投げかけるのがいいでない?
APは「MEF」「サロニカ」「ユーデニッチ」「RP」後は分からないなぁ。
AHによるバルカン侵攻は、一つの目処を立てています。サロニカにはSUD軍を控えさせ、イタリアからの侵攻を予想されるアルバニアにも防御の布陣を敷いています。
近東でも、MEFとCAU軍には前面にトルコのスタックが待ち受けていて、オイソレとは手が出せません。
WSは両陣営とも11。VPは7でした。

これで両陣営とも全面戦争に突入です。
私は、こう言った悲惨なイベントを行う度に、19世紀の優雅な世界から、遥かに隔絶された世界へと離れて行ってしまうように思えるんです。そして、それは30年後に取り返しの付かないくらいに、過酷な行動へと突き進めさせてしまいます。このゲームを対戦して、それを振り返るたびに、もう戻れないんだな、と思ってしまいます。

全体的に見て、カード回りは圧倒的にAPが有利で、それはこの限定戦争で顕著でした。
APはイギリス軍やロシアの増援カードがまとめて来たため、どれかを流す羽目へと追い込まれました。何より、戦争状態を上げるカードがなかなか来ずに、WSで先行され、それが尾を引きました

近東で攻勢を行うつもりでいました。普段以上に。
何故なら、MustAttackでの発言を見ていただけで、近東での動きが乏しい事が読み取れたからです。
APが近東を崩すので、一番簡単なのは、限定戦争に入ったターンで、「ユーデニッチ」が手元に来ており、CPに「ケマル」がない事を、「スパイ大作戦」で確認してしまうのです。後は、CAU軍が裏返るまで攻撃を続ければ、大概はモスルとバグダッドがAPの手に転げ込んで来ます。これでAPの負けは無くなると言っていいでしょう。
次は全面戦争へ入ってから、トルコのYLDやAoIが動員される前に、イギリスのNE軍でガザラインを抜いてしまう事。これで以南のダマスカス、エルサレム、それにメディアはAPの物になります。これが決まると、APの勝ちは動きません。
厄介なのは、戦争状態でCPに先行され、APの近東でのアプローチであるMEFやCAU、それにNEの“軍”が動員されても、CPの防備が整っている場合。
諦める?いやいや、そんな事ではAPの負けが決まってしまいますね。
では、実際にどうするかは、このリプレイでやっています。お楽しみは後で、って事(゜∀゜)。


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2010-09-17 21:52

『Paths of Gloryリプレイ2:パスグロの旅路』

『ルールブックを眺めながら』

この写真は別の人間が撮ってくれたものです。
前の記事のように、ルールブックを開くことは、皆無に近かったです。その例外が、この写真で、近東の移動とSR制限でルールを確認しているのでしょう。ルールには、1つのターンでロシア軍団が近東へSRで1個、移動で1個、と書かれています。単純に考えれば、1つのターンに2個のロシア軍団を送れるように読めるため、私がそれを行おうとしたところ、joeさんから「出来ないのではないか?」との指摘を受けたのです。それを確認するため、二人してルールブックを眺めているのです。時間も14:00でしたから、その頃でしたね。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
まあついでに余談です。
この『パスグロ』は、私が買ったものではありません。コマンドマガジンでプレゼントをやっており、それに当たって、貰った物です。
それまで何か当選した記憶がないため、嬉しくて家族に自慢したモノです。当時、小学校に上がる前後の娘など、「パパ!ずるい!」と騒ぐので、こちらも気分が良かったため、妻と娘に何かを買い与えて高くなってしまいましたっけねぇ。
そうやって、折角貰った『パスグロ』ですが、しばらくは棚に飾ったままでした。当時はパソコンの知識も、対戦相手もいなかったため、手が出せなかったのです。それが打ち破られたのは、またもやコマンドマガジンのおかげ。
当時のコマンドマガジンHPでは、対戦者募集のページがあり、そこに茨城の方が載っていたのです。ちょうど携帯を買った頃で、「これでメールが送れるのか?」と半信半疑でメールをしてみたんです。酔った勢いもありましたけど。
すると、すぐに「初めて反応があって嬉しい」と返信がありまして。それで私の自宅へ来てもらい、対戦することとなりました。
まあ、差し支えはないでしょうから、ハンドルネームを。取手のナベツネさんです。今は引っ越してしまいましたが。
それで久々の対人プレイを終えて、ナベツネさんは棚にある『パスグロ』を眺めただけだったんですけどね。翌月に現れた時に、『パスグロ』の和訳を持って来てくれて、「この和訳をあげますから、是非これからやってみましょう!」と。それが初対戦になりました。
その時も私はAPで、何も考えずタンネンベルク会戦をやりましたよ。史実で大敗する作戦を。当然、GE8thに焼かれてしまいましたが。
それからナベツネさんのツテで、今は休業中のサークルへ出掛けるようになり。そこでも『パスグロ』は人気で、思いも寄らぬほど多くの経験を積む事になりました。
当時は、どうやってゲームを進めるかなんて、誰も知らなかったんです。で、何をやっていたかと言えば、ひたすらに殴り合い。相手のスタックが、こちらの火力より、ちょっとでも落ちると見たら、「あっちはどうせ殴って来るんだから、先にやっちまえ!」と。
ですから、WS(戦争状態)を上げるなんて想像もできず。限定戦争のまま、ゲームを終えていました。それが普通でした。

で、いい加減「こんなにカードがあるのに、使わないなんておかしいぞ」と思い致り。ソロプレイを続けてみたんです。すると、カードを使うタイミングが見えて来たんですね。上手く説明できるかわかりませんが、こう言った感じなのです。相手が戦闘を続けるなら、カードをイベントで使う余裕はなく、こちらも戦闘で受けて立つか、部隊の投入を続けることとなります。しかし、戦闘が続くとファイアーパワー方式なので、お互いに損害が出て、いつかは損害を補充する必要が出て来ます。で、相手がRP(補充)を行ったら、自分もRPを行いたくなりますね。逆もしかりで。
その心理を応用して、補充をして戦線に動きのない瞬間にイベントを行います。そうすれば、比較的安全にWSを上げられ、こちらのWSが上がって行くと、相手もWSを上げたくなります。その「上げたい」時に、相手へ緊急な事態になる打撃を与えてやれば、思考のリズムが狂う事となります。リズムが狂えばミスも増え、それを突いて行く。そういうのが、『パスグロ』の本質であるのではないかと思うようになりました。

『パスグロ』の対戦を続けている内に、お古のパソコンを貰うことになりまして。そこで漸くWeb上(当時は共用掲示板が盛況でした)でも『パスグロ』は人気である事を知りました。それからASLを本格的に覚え始める数年間は、ウォーゲームの集まりがある都度『パスグロ』を抱えて行ったものです。

さて、それらを経験していく内に、ある事に気が付きましてね。それは「皆さん謙虚」だと言う事と、自分より『パスグロ』を知っている人間は少ない、という事です。
昔は、「オレはこんなに凄いんだぞ」みたいな発言は多かったんです。「このゲームでは負けた事はない」とか「エアー・フォースで何百機撃墜した」とか、そんな事を言う人間が結構いたんです。
『パスグロ』を持ち歩いていても、なかなか対戦には致らなかったですねぇ。それでもWeb上で発言を続け、方々の集まりに『パスグロ』連れで顔を出していると、他のサークルの方と対戦する機会に恵まれました。でも、あまり研究が進んでいる様子は無かったんです。補給をばっさり切ってしまえたり、パリを陥落させたり、と大技が決まっていたのです。
その考えを改める人間は現れました。ここでも名前出しちゃえ、bluebearさん。ニコニコ笑いながら、「ゆっくり考えて下さいね」と言われた日には、すっかりビビりまくって。惨敗を喫っしてしまいました。それは他のサークルで始めての黒星でもあります。悔しくて、唸るわ、喚くわ、最後には床を掻きむしったんですから、見ている側は面白かったでしょうねぇ。
それでも、APを担当して長期戦に持ち込めば、負ける事はなく、実際にリベンジはさせて貰いました。今度はbluebearさんが「セルビアごときに!」と悔しがる番でした。ああ、bluebearさんと、また飲みないなぁー。
イカン、余談が長引いた。とにかく、APには絶対の自信があり、それから幾度も各地の人間と対戦する機会がありましたが、敗れる事はありませんでした。そしてそれを言い続けていました。別に勝つのが目的ではなく、それにより状況が変わることを願ってです。
ではでは、リプレイに戻ります。


『2ターン終了時点』
いいやもう、小さい写真は大きいものだけをリンクして行きますので、よろしくです。
実は、joeさんの戦略を読み間違えていました。
最近の日本ではCPのプレイヤーが「y戦略」を採用するのが流行りです。これは西部戦線を、エッセン、フランクフルト、そしてマンへイムの3スペースで守り、他の戦線へ強力なGE軍を投入し、でAPを圧倒する、という考えです。
数カ月前のMustAttackの『パスグロ』関連でも、その発言は繰り返されていました。特に、「2ターンには3スペースに撤収する」とあり、joeさんもこれを取り入れ、このターンに西部戦線で撤退が予想されたのです。
その打開策を私は練っていました。簡単です。撤収前に殴ってしまうのです。どうせ攻撃して来ないなら、FRやBRの損害が嵩んでも恐ろしくありません。例え、APの損害が嵩むことにより、CPが居残った場合は、その時点で戦略の変更を余儀なくされます。そこに付け込む隙があるとも。
しかし、joeさんはこの戦略を採って来なかったのです。そして後々知る事になりますが、私もjoeさんも「y戦略」には否定的な考えでした。
CPが西部戦線で失う2VPは、ロシアとセルビア、そしてルーマニアだけでは、取り戻すの事は覚束きません。
すると、イタリアか近東へと攻勢を指向することとなります。しかし、近東は軍=ラージユニットの進入制限があるため、そこでの奪還は困難を極めます。
そして最もCPの大量投入が予想されるイタリア戦線へ、APもFRやBR、そしてUSを送り込めば前進を阻めます。
個人的には「y戦略」は負けない戦略ではありますが、それを予期して対応できる人間には、勝ちを得るのは難題であると信じています。

いい加減にしろ、ですか、そうですか。どっどうもです。では、リプレイへと移りましょう。
CPが初手で「GE増援」を行い、APも「FR増援」を行います。GEの増援がブレスラに動員されたことも、「y戦略」の疑惑を深くしていました。
CPの2手目はSRでSUD軍の編成を急ぎます。APは西部戦線でBEFスタックに前進を下命。リエージュとセダンを奪還します。同時に、ロシアがガリシアで攻勢を取ります。このように、別々の戦線で行動を行うことにり、相手の集中力を妨げるのです。
CPの3手目は「FALKENHAYN」でRP。ここでAPに「モルトケ」があればお見舞いするのですが、ありませんでした。西部戦線が安定しますから。まあ、その以前に使っているのをjoeさんは確認していたのでしょう。APは「BLOCKADE」。WSの先行を許さないためです。尚、「BLOCKADE」は4ターンまでに行えば、VPの関係は問題がありません。それでもWSの先行は、宜しくはないと思いました。
CPの4手目は「OBEROST」。これで両陣営とも、WSが4になったため、次のターンに限定戦争へ突入です。実は、この「OBEROST」と「BLOCKADE」の順番に確信を持てません。絶えず、CPにWSの先行を許していた、との記憶があるからです。APはそれに追い付くという状況ばかりで、逆転してはいなかったように思うからです。まあ大きな違いはありませんので続けます。
CPの5手目は「LANDWEHR」。APは「RU増援」でキエフに2個軍を動員。
最後の6手目はCPがOpsで西部戦線で攻勢を行いました。これは強制攻撃の解消でした。APはRP。

さて、この対戦の記録は携帯カメラだけです。後は、記憶とマップ上の戦況。そして動員でのカードから想定し、何が起きていたのか思い起こしてました。やることと、やれること、その全てに意味を持たせていれば、完全でなければ対戦を復元することは、容易いことです。
そして『パスグロ』はマップ上での戦況が、毎ターンに逐一と変わって行く訳ではありません。CDSなので、カードを使わないとユニットを動かせませんし、部隊の編制も行えません。さらに先々を見越して戦略的なイベントもカードを使う必要があるため、なかなか動きが見られないのです。しかしその中でも、どのカードを何の目的で、そしていつ使うかという、心理戦は常に繰り広げられています。
WSはCP・APともに4、VPは9でした。
時間は10:24。

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