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2024-11-24 15:44

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2010-05-29 13:51

『不条理な物語』3rd

2分割でもダメでした。という訳で3分割でGO!

4ターン終了時です。先のターンに比べてそれほど動きはありませんね。
むむむ、私の記憶とは違いがあります。というのは、このターンにソ連軍のT34/76×5が現れるため、その対応をドイツ軍が行ったのです。
Ⅳ号H型の1輌がマップ(写真)の右下へと突進。T34/76が前進するのを妨害するためでした。
ああ!分かった!
この写真が3ターンの最後で、さっきの写真が3ターンのドイツ軍の終わったところだ。
では、ポイントを解説して行きます。動きがなくて簡単になりますが。
右マップの戦車戦はソ連軍の優位で進んでいます。
フィグネリアはⅣ号H型のもう1輌を喰っています。これでフィグネリアは義務を果したと言っていいです。
ベラとⅣ号H型(a)の撃ち合いもべラが優勢勝ち。Ⅳ号H型(a)がShockになっていますから。それを見たディーナが側面を捉えて射撃を行い始めています。
ドイツ軍の歩兵主力の一部が後退しています。おそらくHMGが火を噴いて戦果が上がったのでしょう。そのHMG4-4-7は混乱しています。
このターンで戦車戦では互角以上なのですが、歩兵戦では危険水域まで達しています。しかし、下がることもできないため、難しい判断を強いられます。



ちょっと進んで5ターン終了時です。というより、最終の7ターンを待たずドイツ軍が投了を申し出たところになります。
あらら、西日が差し込んで真ん中がろくに見えませんね。
では、経緯を解説して行きます。
76mmART・フィグネリアは、Ⅳ号H型の2輌の集中砲火により、沈黙させられてしまいました。まあ、もう1輌というのは贅沢なのでしょう。
それで左マップにはT34/76のベラと4-4-7が1個分隊しか、ソ連軍は残っていなくなりました。
村の攻防戦もソ連軍の歩兵は何もしなかったと言っていいのですが、T34/76の2輌が頑張ってドイツ軍の歩兵を寄せ付けません。ここで一息つけたソ連軍の歩兵は、ようやく混乱から回復。何とか、態勢を整えることが出来ました。
4ターンにドイツ軍はマップの下から登場する、ソ連軍増援のT34/76×5を妨害するため、Ⅳ号H型の1輌を突出させます。そしてソ連軍が移動中射撃で、そのⅣ号H型を刈り取ることを予想し、ハッチを開けて待ち受けます。
ところが、そのⅣ号H型へ狙撃兵が飛んで行ってですね。いきなし帰還となってしまったのです。
これで増援のT34/76×5は、ほぼ安全に前進できることとなりました。ルセロさんも爆発してました。
村の攻防戦では、T34/76のディーナとエカテリーナが粘ります。
特に、ディーナのROFが止まらず、勝負を挑んできたⅣ号H型を撃破したと思えば、ドイツ軍の歩兵を次々に撃退してしまいました。ROFが残っているのに、撃つ相手が無くなる、という状態でした。
ドイツ軍はといえば、村へ突入させたⅣ号H型が主砲故障、と全くいいところがありません。
そしてソ連軍の増援T34/76×5は、村の中央へと進入。周囲をドイツ軍に押さえられているため、そこしか行けるところが無かったのです。
粘るべラにドイツ軍は歩兵で狩るべく前進させましたが、べラの前面で頑張る4-4-7を相手に白兵戦で勝負が延々と付きません。
業を煮やしたドイツ軍は、Ⅳ号H型をべラの後方へ進出させ、移動中射撃で撃ち込みましたが命中しません。
後面を狙われたべラが車体ごと回して、そのⅣ号H型(a)へ撃ち返すと、何と命中。あら、撃破?
そうそう、マップの横にサイコロが写ってまして。そこにはピンゾロが。
これでルセロさんの心が折れたのでした。
とここまで不運に不運を重ねたルセロさんが切れまして。投了を申し出たのでした。
ASLは移動のゲームで、詰み将棋の如く移動でソ連軍を追い詰めて行ったのですが、DRの偏りには勝てませんでした。

この後に対戦したOA7『CELLES MELEE』も、もっと酷い偏り。
やはりルセロさんの作戦が凌駕していたのですが、DRだけで勝ってしまったのです。
例えば、森へ入って身動きの取れなくなった(Bog)スチュアートへ、パンテルが正面から狩りへ行きましたら。
パンテルがなかなか命中させられなく、もたもたしていると。スチュアートが「じゃあ、ピンゾロ狙い」と振ってみたら、見事にピンゾロ=CH。これであっさりパンテルが撃破されたり。
3凸とⅣ号が連携を取っていたら、Ⅳ号は主砲故障。援護がなくなった3凸はバズーカで撃破。
他には、半包囲に陥った歩兵部隊が、狙撃兵により活路を見出したり。ドイツ軍の10-2指揮官+LMG5-4-8が森にいるアメリカ兵に、いくら射撃を加えても崩れなかったり、と。
こちらの作戦の失敗をことごとくサイの目が助けてくれたため、ルセロさんには悪いとは思いつつ顔のにやけが止まりませんでした。

 

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2010-05-22 21:38

『第七十八回千葉会の報告』@日曜日

五月十六日(日)

参加者は10+1名
プレイされたゲームは以下の通り。
GJ『激闘!マンシュタイン軍集団!』
JWC『日露戦争』×2
『俺のケツをなめろ!』

ASLは2ゲーム
J24『SMASHING THE 3rd』
OA7『CELLES MELEE』

日曜日も写真が少なめです。
えーっとですねぇ。写真班がですね。
土曜日に小1時間の睡眠で会場入りしましてね。それから因縁の対決で疲れ果て。で、例会の後で、バカみたいに飲みましたからねぇ。日曜日は、ヘロヘロだったんですよ。




『激マン』
こちらは提督さんとSAMさんの対戦。
掲示板に、提督さんが「『激マン』持って行きます」と書きましたらね。SAMさんがパックンチョと釣られたんですね。
『激マン』は人気ゲームですから、相手には苦労しません。
ただし、GJ版のルールではソ連軍に有利なため、MMPの『』のルールを使った方が良いかな、と。
今回はGJ版をそのまま使っていました。まあソ連軍が久々なら、それほど問題は少なかったのでしょう。
陣営は、ソ連軍をSAMさん、ドイツ軍を提督さんが担当しました。
チラリとしか見てませんが、7~8ターンにドイツ軍の投了で終わっていた模様です。
へへへへ、こんなモノもありーです。以前は作戦研究をまとめているんですけどね。
ブログでは見当たりませんでした。




『日露戦争』

ラスボスの山崎さんに、sawadaさんがチャレンジしていました。
山崎さんは前日もDASREICHさんと対戦してまして。
何やら、新たな戦術を発見した模様です。
そうそう、前日の土曜日には茨城組の二人も『日露戦争』を対戦していました。
昼過ぎから始めて、21時までに終わらなかったのですから、随分を頭を使ったんでしょう。使い切れなくなると、ゲームが早くなって行くんですけど。
さて、sawadaさんのチャレンジでしたが、ロシア・日本と陣営を変えて2戦して連敗でした。
sawadaさんのtwitterを見ていると、ちょっと勝ち方が。戦略的な勝ち方が見えてないように思えます。



 

『オレのケツを舐めろ』

クリスマス・ピポさんが持ち込んだカードゲームをMMさん、KBさんが加わり3名で対戦されていました。
ちょっとしんどくて、早々に引き上げたため詳細は不明です。
今回は愛が足りなかったです。


 

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2010-05-22 21:33

『第七十八回千葉会の報告』@土曜日

今回は少々簡易版となります。
五月十五日(土)
参加者は14+1名。

プレイされたゲームは以下の通り。
『WAR OF THE RING』
『ADAPTOID』
サンセット『THE KOREAN WAR』
GJ『西南戦争』×5
GJ『文禄 朝鮮の役』
ツクダ『プロレス』×沢山
JWC『日露戦争』×2
コマンドマガジン『河井継の介最終の賭』


ASLは2ゲームのみ
OA7『CELLES MELEE』
J41『BY OURSELVES』
写真は作戦級の並び。
今回も会場が狭いと参加者は多いのでした。
手間がカミさんとpmnjさんの『ADAPTOID』。指輪の世界から戻って来て、今度は印象派の陣取りゲームへと流れていました。
細かい報告はありませんが(写真を撮り忘れました)、『日露戦争』も当然の如く対戦されていました。こちらはstrtakeshiさんとにしさんの対戦。昼過ぎから21時まで、じっくり対戦していました。
一番奥がmitsuさんとVon Rotenstinさんの『文禄朝鮮の役』。多分。



『WAR OF THE RING』

この日一番で対戦されたのが、カミさんとpmnjさんの『WAR OF THE RING』です。
ウォーゲーマーで「リング」といえば「リング・オブ・ファイヤー」。
何かが違うと思えば、戦車ではなくてドラゴン藤波が出て来る事。長州力との名勝負数え唄が忘れられません。
違う。プロレスは後だ。
ミニチュアを使って、指輪物語の世界でやっつけるんですね。
良くわかりませんか。そうですか。どうも、すみませんでした。
赤が悪の帝国で、グレーが正義の皆さん。悪の帝国が世界を制覇する前に、指輪を火山へ投げ込みパワーボムを決める、と(しつこい)。
見た目はともかく、しっかりしたウォーゲームで。
戦略と戦術がモノを言うのです。
対戦内容の詳しくは知りませんが、pmnjさんの日記に報告が上がっています。
おまけに「居心地のいいゲーム会は有り難い」などと、過分なお褒めをいただきまして。
プロレスや西南戦争でギャースカ喚いていたのが、思い出され冷や汗でした。
では、pmnjさんから聞いたゲームシステムを紹介しておきます。
サイコロ・ドリブン・システムで。カードも使いますが、ゲームに捻りを加えるのが主な目的。
まず、ターンに決まった数のサイコロを振ります。サイコロには、それぞれドラゴンやグークなど、ユニットが書かれていて。
それで悪の帝国から「では最初にサイコロのドラゴンとグークを使って…」と行動を行わせる。
それから、正義の皆さんが「僕はサイコロの…を使って」と。
お互いに手元のサイコロが無くなるまで、行動を起こせるんです。それを8ターン繰り返すと、ゲーム終了。
悪の帝国が戦力的には圧倒してるんですが、正義の皆さんにはマップには現れない指輪を持って火山を目指すグループも有り。カードで御敵退散も出来て、ゲームとしては素晴らしい仕上がりです。
早速、B級ゲーム好きなmitsuさんが釣られていました。
 




『ADAPTOID』
アダプトイド日本選手権者開催です。
ええ、このゲームが日本では対戦される事は、他では考えられないらしいのです。
そこで、このお二人が日本選手権を開催。
初代日本チャンピオンと二代目チャンピオンを分け合っています。
なかなか、初防衛はできないみたいです。やはり、プレッシャーが大きいのでしょうか。




『文禄朝鮮の役』

久々に参加したVon Rotenstinさんをmitsuさんが誘って対戦していました。
久しぶりなので、お手軽な『文禄朝鮮の役』でウォームアップ。
GJはいくつかのシステム応用して、いろんなゲームを出版しています。それが上手いコトはまっているようで、それぞれ評価は高いモノがあります。




『西南戦争』
mitsuさんが、いのさんやMMさんを誘いGJのミニゲーム、『西南戦争』を5戦こましていました。
薩摩軍2勝、政府軍3勝とイイトコ勝負。A4のマップでルールの量も少なく、ユニットも高々2~30個。それなのに、これだけバランスが取れてて遊べるのですから、大したモノです。
ソンシーとの表記は如何な物かとは思いますが、浅野氏のデザインセンスは抜群ですね。特に、小物では輝きを増しています。私はGJが同人誌時代のアレキサンダー・トライアンフの続編が好きで、何度もソロプレイしたモノです。mitsuさんとも話したのですが、あのゲームはユニットしかなくてマップは何かを流用します。逆に言えば、マップは要らない、と。何故なら、「だいたいこんなもんだろ」と動かせばいいからで何とかなってしまうんです。それでも、随分雰囲気は出ていましたから、再版してもいいように思います。同人誌時代のGJには、他にも戦略級南北戦争やバルバロッサやバルジなど好ゲームがもありましたから、再販のネタには困らないでしょうに。
さて、『西南戦争』ですが、どちらかが引き分け狙いをしたら、ちょっと打開策はありません。具体的に言えば、薩摩軍が薩摩、政府軍が小倉か博多へ大兵力で篭ると、相手は手が出ないんですね。しかし、それは序盤からそれを狙う必要があり、私から言わせると「そこまで追い詰められた方が負け」。でしょ?
薩摩軍が追い詰められた場合は、結局地元を出られずにおしまい。逆に政府軍なら、薩摩軍による九州での独立を許した訳ですし。
30分くらいでインストからゲーム終了までイケるので、手元ありならやって損はないゲームです。何より、三等身のイラストがカワイイですし。
ちなみに、私はこれくらいのゲームでルールを読む気にはなりません。だって面倒臭いんですモノ。持ってないし。mitsuさんから又聞きで十分。面白くゲームが出来れば、ルールなんてどうでもヨカヨカ。
詳しくはちはら会のブログを見てくだされ。ゴマアザラシが出てきて何事かと思うページがそうでありんす。




『プロレス』

さあさあ、千葉会&ちはら会名物のB級ゲーム爆発です。
お呼びですか?そうっすね?
mitsuさんがひっそりと荷物に仕込んで来た『プロレス』。いのさんが偽造したタイガーマスクを増強。
そこで手の空いていた、Von Rotenstinさん、老兵さん、それに私やmitsuさんとで、戦いのワンダーランドを繰り広げましたよ。
1回のフォールでスリーカウント取られるようなら、「金返せ!」コールはお約束。
訳知り顔で「ハンセンは地方巡業では力が入らないんですね」とか言ってみたり。
うるさくて迷惑な千葉会らしいゲームですねぇ。
熱ーい報告はちはら会へどうぞ。頭の写真は白熊ですが。



 

『土曜日の対戦記録』

こちらが土曜日の対戦を記録した黒板です。
参加者はそこそこ多かったのですが、対戦数は…。少ない事はないか。
プロレスと西南戦争で10回戦は消化してるモンなぁ。
報告にはありませんが、『THE KOREAN WAR』とASLの2戦もありました。


土曜日の千葉会が終わるとサイゼリヤで安酒を痛飲。その前にしんみり献杯。
それから、一人でバカみたいに飲んでしまいました。
その時の話しでは…。
フォン・ゼークトはエロかった/物書きは食えない/日本海軍はエロかっこよかった/戦略が第一
こんな感じで。はあ、半分も覚えてないや。

 

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2010-04-29 20:03

『四角のウータールー』

遅れましたが、千葉会で対戦したファランクスゲームの『ウータールー』のリプレイをお送りします。

今はワーテルローと言われていますけど、司馬遼太郎先生はウータールーって呼んでいたんですよ@挨拶。
さあさあ、TOM6で落札した『ウータールー』。
サンセットの公式和訳付き。しかも訳者は山崎雅弘氏なので、完成度は高ーいのでありました。まあ簡単なシステムちゅうのもありますがね。
写真で見えているのが、手前はイギリスの指揮官ウエリントン公で向こう側がフランス皇帝ナポレオン。
ご覧の通りに、ユニットもマップも四角。これは部隊の向きが、当時の戦闘で重要だったことによります。
矢印の方向が正面で、その逆が後面。横が側面となりやす。
ゲームのシステムはですねぇ。カードドリブンと言ってもいいですかね。
カードの写真がないので、サンセットから借りてきました。古角さん、いいっすよね?

ユニットも写っているので、ついでに説明しておきましょう。青のがフランス軍、緑がプロシア軍、赤のがイギリス軍、隊列は「移動したマーカー」。部隊の名前は分かりませんので、悪しからず。
カードには3種類の色あって、使える国籍で一山作ります。
カードには左上に移動ポイント、右上に戦闘支援値。そして下に(例では)砲撃や指揮官支援、回復やナポレオンの不調まで書かれています。
さて、ゲームの手順ですが。
ターンの頭にフランス軍15枚、イギリス軍12枚、プロシャ軍は2ターンから現れて2~8枚を配ります。
次にカードを使えるアクション=機会が5回あるんです。
それで1つのアクションに最大5枚までのカードを使えて。でも、最初から景気良く使ってしまうと、最後の方は相手のやりたい放題になるので注意。
普通は移動ポイントでカードを使って、その数値分の移動が行えます。例えば、7ポイントのカードだったら、Aのユニットで2ポイント、Bのユニットで1ポイント、Cのユニットで4ポイント、という感じで分散させられます。で、移動を終えたら、「移動したマーカー」を置いて。そのユニットが攻撃を行えます。
珍しいのが、移動をしてなくても、攻撃を受けるユニットに隣接していたら、共同攻撃を行えること。
ちょっと分かり難いところです。というのは、この件だけでなく、「敵ユニットに隣接していたら、移動をしなくても移動ポイントを消費することにより攻撃をできるのか?」という疑問があるからです。
今回は移動ポイントを消費すればOKにしておきました。
さて、戦闘の解決ですが、掛け算足し算と引き算。
攻撃側の戦力と防御側の戦力を見比べて、それが多い方が勝ち。同じでも防御側の勝ち。攻撃側が勝てば、防御側は、文字通り後ろに下がるか、ステップロスするかを選択。これが攻撃側の戦力が倍になったら、ステップロスと退却の両方を行う、と。
そして戦力を合計する際に、側面からなら戦力を倍、後面からなら戦力を3倍にできるのです。
ですから、単純に正面から殴りあうと下がってオシマイなんで、あまり戦果は上がりません。
ところが、敵の戦列を崩して側面や後面へと進出すると、大戦果を見込めるのです。
そうそう、戦闘の解決時にカードを出して、その戦闘支援値を足す事が出来ます。
勝敗はある地点の占領と敵ユニットの除去。それでVPを計算して大きい方が勝ち。

戦闘での地形効果は、川や尾根では攻撃側戦力を-1して、森や村、それに丘に城は防御側の戦力を倍にします。城(ウーグモン、ラ・エイ・サント、パペロット)はさらに向きの弱点もなく、退却やステップロスを城壁で吸収できます。
ですから、イメージで言うと戦列を組んで前進。敵の戦列を崩して、割って入って多数で打ち込み。フルボッコでイテコマスんですな。
さてさて、こちらがゲームの準備を終えたところ。
このゲームでは配置が全て決まっています。一応、名前の指定もありましたが、私は面倒なんで戦力さえ合っていればOKにしました。だって、老眼なんですモノ。
ゲームが始まるとですねぇ。

有名なウーグモンを巡っての攻防戦が展開されます。ウーグモンに配置されているイギリス軍が弱くて、このままでは持ちそうにありません。慌てて精鋭部隊と入れ替えますが、おフランスの皆さんがお強くてですねぇ。
ウーグモンは陥落が目前となります。
仕方なしに、イギリス軍はウーグモンを攻撃しているフランス軍の側面を攻撃。1時的な安全を確保します。しかし、フランス軍が逆襲に転じ、イギリス軍も後退を強いられます。

分かっているんですよ。こんな事してたらいけないって。本当はウーグモンを中心に守りを固めて、フランス軍に付け入る隙を与えないようにするって。序盤は戦列を固めて、じわじわ前進。ここぞ!というところでカードを集中するって。
でも、今そこにある危機を放置すると、重要拠点を奪われちゃう。仕方なしに目の前の手当に追われてしまいます。何やってんだか、と内心思いながらでした。

ウーグモンの激戦はフランス軍の勝利となり、イギリス軍は潰走して行きます。
次に戦闘の焦点となったのが、パペロット。ここは序盤、フランス軍が圧倒しており、プロシア軍の到着が頼りです。しかし、うっかり最大の7カードを先攻の獲得のために使ってしまいまして。プロシア軍の皆さんは遥かマップの外で遊んでいましたとさ。
おかげで身動きが取れぬまま、に篭るイギリス軍が叩き出されて敗走。
そして中央のラ・エイ・サントもフランス軍の攻撃により陥落。ちょうど4ターンの練習シナリオが終了し、連合軍の敗北となりました。
敗因はウーグモンばかりに気を取られてしまったこと。もっとウーグモンで耐えている間に、反撃を行えるように展開しておけば、フランス軍もオチオチ攻撃を続けることは出来なかったんですね。
プロシア軍も完全に遊んでいましたし。
簡単なんで、荷物に余裕さえあれば、また持ち込みますので、その時は皆さんよろしくです。

 


 

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2010-04-26 19:35

『第七十八回千葉会の報告』 その1

『四月十七日(土)』

参加者は10+1名

プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『ウクライナ44』
コマンドマガジン『日露戦争』
たちばな製『ラロックの陰謀』
たちばな製『ANIMAKE』

ASLは2シナリオ
J19『MERZENHAUSEN ZOO』
J118『ELEPHANTS UNLEASHED』

写真は土曜日の全景。
手前はASL卓でMMさんとルセロさんが対戦中。
その向こうではDASRAICHさんとF男さんの『ウクライナ44』。
左奥ではたちばなさんとkotobukiさんが『ラロックの陰謀』。
この様な布陣でした。今回の皆さんには、ネットアイドルぬこのクマちゃんを貼ってあります。



『ASLの動物園』

月初めのASL分会にて伝説的勝利を納めたMMさんに、リベンジでルセロさんが再戦を早速行っていました。
ルセロさんらしく手堅く勝っていましたね。
千葉会ではASLの錬度では、ルセロさんが頭一つ抜けています。
元々、ルセロさんは考え方がしっかりしていました。ASL初心者の頃でも、作戦を具体的に組み立てられており、「これは強くなるな」と思っていました。
それでも1~2年はテクニックが追いつかず、バタバタしてましたが、それが無くなってからは年間の勝率が7割を超えています。
現在開催中のASLリーグでも、圧倒的な勝ち星を挙げており、MMさんに負けるまで9連勝でした。
そんなルセロさんですが、何故か私・yagiとの相性が悪く。
ASLの対戦をしていて、「これはヤバイなぁー」とこちらが思っていても、不思議と出目に恵まれず自滅しています。
まあ互角ってトコですから威張れませんけどね。
この他には、動物繋がりでJ118『ELEPHANTS UNLEASHED』@象さんでGO!を対戦されてました。



 

『ウクライナ44』

この日もミドルアースのメンメンが参加してくれました。有難うございました。
この対戦は有名ブロガーのF男さんとDASRAICHさんの対戦でした。
陣営はF男さんがドイツ軍、DASRAICHさんがソ連軍。最近の研究では、ソ連軍が戦略さえ見誤らなければ、ドイツ軍には勝ち目は無い、と慣れた人間の間では定説になっています。
ドイツ軍には事前に、そのソ連軍に戦略的な見誤らせを行わせる算段を行っていて、それを最終部まで実行する必要があります。
今回の対戦では、ドイツ軍を担当したF男さんが、ソ連軍のDASRAICHさんに押し切られていました。
このゲームではソ連軍が熟練していた場合、事前の準備を相当ドイツ軍が相当に練り込んでいて、それが嵌らないと勝ち目はないように思います。



 

『定番の日露戦争』

午後遅い時間に到着したsawadaさんがDASRAICHさんに教育されていました。
DASRAICHさんが日本軍、sawadaさんがロシア軍を担当。
結末としては、日本軍がロシア軍を崩して終わったのですが、DASRAICHさんによると「もう少しロシア軍が上手く立ち回れば勝てていた」と。「勿体無いことしましたね」とも。
横からでは、早々に勝負が付いていたように思えたのでしたが、DASRAICHさんには違った戦局が見えていた模様です。さすがDASRAICHさん鋭いなぁ。

 

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