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ウォーゲームのサークル・千葉会のblogです。 毎月、第三週の土曜日と日曜日に例会を行っています。 その報告を主に、代表者のyagiが参加したゲームサークルなどについても、アップしています。
遂に開催されたASL分会の報告を致します。
参加者は8名。
プレイれたシナリオは以下の通り。
TAC51『L’UNION FAIT LA FORCE』
J8『BLOCK BUSTING IN BOKRUISK』×2
J19『MERZENHAUSEN ZOO』
以上がASLリーグの公式戦でした。
他にスターターのシナリオが1つ。
『RETAKING VIERVILLE』×2
以上でした。
写真は開会を宣言する我らがMMさん。
以下に当人から報告を貰いました。
まず「ASL分会」開催あたって、挨拶をしました。
これから不定期で開催します。よろしくお願いします。と、こんな感じです。
このとき調子に乗って、ちょっとブチ上げてしまったのですが、自分を鼓舞するためでもあるので、この辺は割愛します。
参加人数を危惧していたのですが、最終的に8人の参加があり、少しホッとしました。
私は、ルセロさんと、いわゆる「動物園」シナリオをプレイしました。
私がドイツ軍でした。
何回かプレイしたシナリオですが、久しぶりだったので、防御の仕方をスッカリ忘れていました。
ゲーム後半、米軍に上手く浸透され、勝利条件以上の石造建物を奪取されでしまいました。
しかし、最終ターン。
ドイツ軍は、対戦車砲と歩兵分隊が驚異の粘りを見せ、建物の奪還し、奇跡的な勝利をしました。
最近は、不慣れな人の様な敗北を続けていたため、素直にうれしかったです。
皆様、今日は参加していただき、ありがとうございました。
次回開催日は、まだ未定ですが、これからも「ASL分会」を続けていきたいと、思っております。
皆様、よろしくお願いいたします。
MMさん、当人の誠実な性格が読み取れる文章でしたから、そのまま活用させてもらいました。
私・yagiから一言。
ただASLの集まりを行うだけでなく、何等かの目標を持つべきである、と常々話していました。
今のところでは、カラ約束になり兼ねないため自粛しています。
それでも、面白い企画をできないか、もしくは協力できないか、と思案しています。
まあ、上手く行くかは不明なんですけどね。
こちらがASLリーグで取り上げられているシナリオ。
それを束ねたものです。
1つにまとめてあれば、その場で対戦へ突入しやすいと思ったのです。
しかし、こうして見ると多いですねぇ。
まあ、千葉会のメンツなら、1年のリーグ期間で全シナリオ制覇する人間は、2~3名出てくると思いますが。
こちらが、この日一番の人出だった時間帯になります。
千葉会では参加者を猫にしていますが、折角のASL分会ですからね。
皆さんに「ASLer」になって貰いました。
当然、ヤーボ君もおるでよ。
では、ここで参加者から報告を貰った『動物園』とこ、J19『MERZENHAUSEN ZOO』の最終ターンについて述べて行きます。
最終ターンを迎える前に、アメリカ軍は将棋で言うところの「詰んで」いました。
図がその最終ターンでの戦況を復元したものです。
その中で赤線が、アメリカ軍の勝利に必要な前進ラインで、ここまでには2~3ターン前に到達していたのです。
その時点で、ドイツ軍を担当していたMMさんが投了を申し出ていても、誰も責めることはなかったでしょう。
そしてアメリカ軍を担当していたルセロさんは、ASLリーグでトップを走っているように、手堅くドイツ軍に取り返せないような布陣を取っていました。
何より、9-2のスタックが復活したのが大きく、この時点で誰もがドイツ軍に勝ち目はない、と思っていました。
しかし、諦めていない人間が一人だけいました。
それがドイツ軍を担当していたMMさんです。
「オレが勝つためにはいくつ取り返せばいいんですか?」とルセロさんへ尋ねました。
現状で43個を確保しているため、5個を取り返す必要があると返答を受け、「じゃあ、やります!」と高らかに宣言。
まずは、9-2のスタックへ50mm対戦車砲が射撃を始めたところ、命中する確率は僅か20%未満だったのが、ROF(発射速度と思っていい)が止まらず、大フィーバー。
「5以下でDR2・4はハズレ!でもROF!」「次は6以下でDR1・5で命中!6火力のDR7はNMC!」「続いて7以下で命中!DR1・6で命中。DR1・1で1KIA!」と鬼DRを続発!
アメリカ軍が頼りにしていた9-2のスタックが溶けて消えてしまいました。
そこへドイツ軍の生き残った5-4-8が突進し奪還!
さらに、各所で奪還を繰り返し、遂には逆転してしまったのです!
ルセロさんも敗北を認めざるを得ず。それでも全然悔しくない。というか、不思議でしょうがない状態。
対戦を終えて「あれー?」「あれーーーーー!?」とぼやくことしきり。
「だって、MMさんは気合を入れてサイコロ振るでしょ?」「オレは緊張したらいい結果が出ないと思っているから、なるべく平常心で振ることにしてるんだ」
「でも、MMさんは3以下!とか言ってそれでピンゾロだよ~~~」「あれ、おかしいよ!?」と。
ええ。後ほど、そのぼやきを聞きましたが、それだけで面白かったですよ。
まあ、答えは「この日にMMさんを相手にした、それが汝(うぬ)の敗因YO!」でしたが。
千葉方面のGWは散発的な活動でした。
5月3日に深川のルセロさん宅へ、その北方のメンバー、私・yagi、どらさん、MMさん、そしてルセロさん@ヤーボ君付きが集結しました。
プレイされたシナリオは以下になります。
J50『THE CACTUS FERM』
E『HILL621』
J61『IN THE BAG』
参加した人間が、千葉会のASLベテラン揃いだったので、大きめのシナリオを選びました。
では、各シナリオのリプレイをお送りしましょう。
J50『THE CACTUS FERM』セットアップ
前回の千葉会で、ジャーナルを眺めて気になっていたシナリオです。
舞台はチュニジアのチュニス前面。その防御拠点となる107高地をイギリス第4歩兵師団所属、第2近衛旅団が攻撃をかけます。守るドイツ軍は精鋭ヘルマン・ゲーリング師団(北アフリカへ渡ったんかい?)。
このシナリオで面白い設定が幾つかあります。
まずイギリス軍の攻撃経路前面に、地雷原(写真では青い点線)が敷き詰められています。そこにイギリス工兵が3ヶ所で通り道をこさえています(赤い点線)。
この地雷原は対戦車地雷なので、歩兵には効果がありませんけど、戦車には「燃えてよし!」。
ですから、イギリス戦車は通り道をボチボチ(4MPかけて)渡るか、それとも大回りして107高地へと向かうしかありません。
次はサボテンが多いのです。マップで生垣と果樹園はサボテン群生地として扱われます。
これはトゲトゲが邪魔して、歩兵の移動が妨げになるのです(全移動力)。「痛て!痛てて!」というのが目に浮かびます。
最後はドイツ軍の40mmゲルッヒ砲です。
これは砲身が段々と狭くなって行き、弾速を上げるという発想で開発された大砲です。おかげで初速は上がったものの、砲身の寿命が短くなり、弾の種類も少ないので、使い難い対戦車砲になってしまいました。エリートの空挺部隊が配備していて、このチュニジアで少数が投入されています。
攻めるイギリス軍を私・yagiが担当しました。チャーチル戦車が9輌、それに歩兵が16個分隊(1個中隊相当)と大兵力を率いています。
守るドイツ軍をルセロさんが担当。ゲルッヒ砲が2門に、20mm対空砲。精鋭歩兵が10個分隊とキューベルワーゲンと、まあソコソコの兵力です。
勝利条件はイギリス軍の村の制圧・・・。までは行かないのかなぁ。村の6建物地域ですから2階も入りますし。敢えて言えば、「村へ突入!」になりますかね。
写真はセットアップが終わったところ。
正面にサボテンと地雷原があり、やれやれです。ちなみに、4ターンからイギリス軍には戦闘機が支援にやって来て、ドイツ軍にはOBAを得られます。
J50『THE CACTUS FERM』1ターン終了時
イギリス軍は全ての兵力を、1ターンに出す必要がありません。なので、一部を様子見として待機させています。
イギリス軍の主力は戦車で煙幕を焚きつつ前進します。戦車は地雷原の通り道をエッチラオッチラ通過中。
ドイツ軍はほとんど相手にせず、眺めていました。ああ、爆薬があるので村の建物に「完全設置」していましたね。これは簡単に、爆薬を据え付けると言っていいです。後は、好きなタイミングで爆発させ、そうなると36火力のソーラーレイを連邦へお見舞いできるのです。おまけに建物が倒壊したら、勝利条件にも外れてしまいます。
J50『THE CACTUS FERM』2ターン終了時
イギリス軍が前進した程度ですね。まあ、チャーチル君の足が遅いこと。そうそう、溜めておいた部隊全部を進入させました。
ドイツ軍は、まだまだ近づくのを待っています。ですから、ほとんど動きがないと言っていいです。
J50『THE CACTUS FERM』4ターン終了時
写真は4ターンで、ゲーム終了時。先の写真から、少し飛びました。
7ターンまであったのですが、イギリス軍が14VPを失ったため、この時点で敗北決定です。
さてさて、完全にイギリス軍の負けパターンでした。
作戦的に攻撃正面が狭すぎ、ドイツ軍の前衛部隊に足を止められてしまいました。
イギリス軍には煙幕を焚く戦車×2と迫撃砲×2がありましたが、戦車は1輛は対戦車砲に撃破され(側面を取られてもDR5以下ぁ)、もう1輛は大砲が故障。迫撃砲も1門は故障し、もう1門は初弾で煙幕弾切れ、とツキのなさ。前回対戦した時も、支援火器の故障に泣いた記憶があります。煙幕に頼ることはできなくなり、残る手段は戦車の突進。イギリス戦車には、煙幕展張する器具が着いているのです。ドイツ軍の対戦車砲はピンゾロのお返しで、あっさり消えました。
で、ドイツ軍の前衛をどうにかしなければ、イギリス軍は時間が足りません。戦車を突進させ、フリーズを狙いましたが、ここで白兵戦の餌食。がっかりでしたとさ。
ルセロさんいわく、岡を越えて来るかと。
その対策をしていたそうな。自分のセンスの劣化に、がっかりしました。
E『HILL621』セットアップ
懐かしの621高地です。
ASLの対戦成績を記録しているROARでは、互角かつ…。まあデカイから選びました。昼からどらさんにMMさんも合流しましたので、チーム戦です。
陣営はイケイケのソ連軍歩兵が私・yagi、ガンガンのソ連軍戦車がMMさん。逝ってヨシ!のドイツ軍歩兵をどらさん、グリグリのドイツ軍戦車をルセロさんと、それぞれ担当しました。
さて、セットアップです。
ソ連軍歩兵の皆さん48個が並んでいて圧巻です。
ドイツ軍はゲーム開始前にDRし、それがモラル以上なら混乱します。で、振ってみると、半分以上が混乱。
ドイツ軍の配置は「さすがどらさん!」です。ちょうど、ソ連軍の配置では撃たれず、前進して来ると撃てる位置。でも、DRの悪さには勝てません。
そんなこんなでゲームは始まりました。
E『HILL621』1ターン終了時
ゲームが始まると、ドイツ軍の狙撃兵が大当り。3人しかいないソ連軍の指揮官が昇天してしまいす。こうなると、崩れた部隊の立て直しなど考えている余裕もなく、さらにイケイケ度を増して行きます。まあ元々それだろ、という意見もありますが。
1ターンが終わった時点でソ連軍歩兵の皆さんは、半分くらいしか元気な分隊は残っていません。ドイツ軍の機関銃やらOBAやらの餌食。
まあ、そんな連中は政治委員に粛清してもらいましょう(ゲームには出て来ませんが)。
E『HILL621』2ターン終了時
2ターン終了時になります。あら、3ターンだったかな?
まあドイツ軍の投了した時点。ドイツ軍の歩兵は壊滅状態。「確率的に1輛は喰われても、3輛は無事に展開できる」と進入して来た4号戦でソ連軍歩兵の皆さんは、半分くらいしか元気な分隊は残っていません。ドイツ軍の機関銃やらOBAやらの餌食。
まあ、そんな連中は政治委員に粛清してもらいましょう(ゲームには出て来ませんが)。
ソ連軍歩兵は1/4まで減少。それでも10個分隊は、岡の麓までたどり着いている計算になります(計算などしてませんでしたが)。
ルセロさんの部隊がエッチラオッチラ岡を登っている間の敗戦でした。
千葉組対東京組の対戦は、千葉組の圧勝で終わりました。
「これ、ルセロさんとの対戦成績に反映していい?」と聞けば。「絶対ダメ」と。
確かに、一発も撃ってないし。
さて、この後にもJ61『IN THE BAG』を対戦したんですけど。
私もMMさんも、ダウンして中断。全然ダメでした。
仕事明けでデカイシナリオ3本はキツイっすよ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
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