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2009-03-20 21:21

『第六十六回千葉会の報告』その1

『第六十六回千葉会の報告』その1

まずは三月十四日(土)

参加者は14+1名。

プレイされたゲームは以下の通り

CMJ『RED TYPOON』×2

CMJ『RING OF FIRE』

タクテクス付録が三つ

『ガイアース英雄伝』

『銀河大戦記』

『クス=バルセスの影』

後はメーカーが不明で。

『スリードラゴン・アンティ』

『CHINA』

『OKKO』

『NO RETREAT』×2

ASLは3シナリオ、3ゲーム。

A92『FAUGHA' BALLAGH!』

AP32『SECOND CRACK AT CAUMONT』

J62『LEE'S CHARGE』

この日は天候が大荒れで、欠席や遅刻する方が続出していました。掲示板もそれほど盛り上がりがなく心配していましたが、14名の参加をいただき盛況でした。悪天候の中、参加いただきありがとうございました。

写真は千葉会の一列目。

手前が私とルセロさんのASL卓。真ん中が断鉄さんとsawadaさんの『RED TYPOON』、一番奥がリンクスさん御一行の『OKKO』や『CHINA』など。

 
 

『千葉会二列目』

こちらが二列目になります。

手前がCMJ別冊版『RING OF FIRE』、奥がかみ様御一行の『B級SFゲーム』卓。ハードゲームの『RING OF FIRE』が大騒ぎをして、ライト(失礼!)なB級SFゲームが静々と対戦を重ねていました。

初参加や顔出しNGの方は、「リアルひこニャン」になってますが何か?


CMJ『RED TYPOON』

CMJの新作『RED TYPOON』は、この日に2戦行われました。

一戦目の話になります。ようやく仕事の一段落した断鉄さんが、久しぶりに千葉会へ参加してくれました。ではではと、私のMastアイテムである『RED TYPOON』を対戦しました。断鉄さんは、エポックの古いゲームしか持参してませんでしたが、基本姿勢が「何でもOK」なので、口頭説明の後に対戦を開始。

それにしても、デザイナーの平野さんは凄い。こんなに面白いゲームを作れるんだモンなぁ。

さて、対戦は私がドイツ軍、断鉄さんがソ連軍を担当しました。

ソ連軍はガンガンに攻撃へ出て、ドイツ軍に大損害を与えます。若干のミスはあったものの、包囲をされないのに、ユニットがどんどん消えて行きます。おかしいなー、と思い始めた矢先に、観戦していたsawadaさんから「ソ連軍が3枚スタックできない」との指摘が…。あー、そーでしたか。どうりで苦しいと思いました。まあ勘違いしてインストした私が悪いんですけどね。とりあえず、この対戦は練習ということで中断。

私はASLへと流れ、sawadaさんがソ連軍、断鉄さんがドイツ軍を担当し、対戦を開始しました。こちらが二戦目。

sawadaさんは熱心に各サークルへ参加しているため、メキメキ腕前を上げています。この対戦も、ベテラン断鉄さんの穴を突き、ソ連軍8点vsドイツ軍5点で勝利していました。喝采であります!


CMJ『RING OF FIRE』その1

この日に一番で対戦を始めたのが、金吾さんとへぼやんのハードゲーマーによる『RING OF FIRE』でした。こちらのCMJ別冊版が一番落ち着きのあるように見えます。

陣営は金吾さんがドイツ軍、へぼやんがソ連軍を担当しました。写真は1ターンのソ連軍が終わった時点。ゲーム開始時に行われたソ連軍の猛砲撃により、ドイツ軍の戦線に大穴が開いています。

ドイツ軍を担当した金吾さんが頭を抱えていたりします。

ちょっと暇してたyagiが寄って行き「ドイツ軍はヤバイんじゃないっすか?」とか茶々を入れると。

「あっち行ってASLでもやってなさいよぉー!」と金吾さんに怒られていました。


CMJ『RING OF FIRE』その2

えとですねぇ。ターンが判るように写真を撮ったんですよ。ところがピンボケで、よーわからん、と。で、こちらの「金吾さん&へぼやんの頭が写ってるバージョン」を使います。ピンボケのターントラックから推定すると、3ターンくらいです。

ソ連軍がドイツ軍の陣地帯で、悪戦苦闘をしています。


CMJ『RING OF FIRE』その3

こちらがこの日で停戦した時点。7ターン終了時になります。

ドイツ軍は大きく削られ、後退を強いられています。

ハリコフ周辺では粘っていますが、マップの西では危機的状況です。兵力が足りない様子です。

多分、ドイツ軍は前線で粘るのも大切ですが、大胆な撤退が必要なんでしょうねぇ。その見切りが難しいのかと。大きな画像もアップしておきます。


『CHINA』

リンクスさん、moritaさん、それにオンプさんの午後から参加した組が卓を囲みんでいました。ゲームはmoritaさんが持ち込んだ『OKKO』。それから『CHINA』。

写真はリンクスさんの後ろ頭からの対戦風景。

詳しくはリンクスさんのblogに丸投げでして。

そうそう、リンクスさんとはしゃべる猫の話題で盛り上がってしまいました。我が家ではこちらのユッケがお気に入り。YouTUBEの動画でいろいろとしゃべっており、「あ~、もぉいや~」とか「あぶないよぉ~」、それに「ゥワーン(文章では表現できませんので、是非見てくだされ)」と真似して萌えています。


『NO RETREAT』

こちらもmoritaさんが持ち込んだ『NO RETREAT』です。各サークルで評判の『NO RETREAT』が遂に千葉会へ上陸であります!

moritaさんがソロで探って来ており、あーだこーだと作戦を捻っていました。


A92『FAUGHA' BALLAGH!』

ASL組の一番は、ルセロさんとMMさんの対戦。

ちょっと手軽なシナリオにしよう、とこちらを選んでいました。詳しくは不明なものの、中押しでルセロさんが勝利していた模様です。


AP32『SECOND CRACK AT CAUMONT』その1

ASL組の三番はルセロさんと私・yagiの定期戦。

シナリオはACTIONPACK4(AP4)に梱包されていた物から選びました。ちなみに、マップも入ってまーす。陣営は私が防御のドイツ軍、ルセロさんが攻撃のアメリカ軍を担当しました(DRして決めました)。

では、シナリオの説明をしましょうか。

AP4はノルマンディーを舞台にしたシナリオを集めています。ですから、写真でちょっと色が濃い緑色なのはボカージュになります。アメリカ軍はシャーマンが6輌に歩兵は10個分隊。ドイツ軍は88とラング、それに10個分隊と兵力は互角。しかし指揮官が二人しかいないため、兵力を展開させることができません。3ターンに増援で4号ともう一人の指揮官が現れるので、それを考慮に入れて防御計画を練りました。

勝利条件は、「複数のレベルを持つ石造建物を12個アメリカ軍が占領すること」。まあ簡単に言って、写真の町を2/3くらい占領すると達成すると思っていいです。しかも、配置の段階で町の一角にアメリカ軍が進入しています。おっと、重要な勝利条件を忘れてた。ドイツ軍が29CVPを得ないことも入っていました。これはシャーマンが5輌と撃破されると30CVPになるので、シャーマン子を大事に使わないといけません。

さて、アメリカ軍は既に進入している部隊に合流をして、そちらが力押しの主力。右翼が助攻で、端っこはドイツ軍のラングがいると読みバズーカを集中して狩りに来ています。


『SECOND CRACK AT CAUMONT』その2

この対戦ではルールの勘違いが二つありました。

まず、ルセロさんがボカージュのルールを忘れていて、シャーマン子ちゃんをボカージュの中に配置してしまい、そこからの移動に苦慮することになりました。二つ目は、まあ後で。

アメリカ軍のラング狩りは、あっさり失敗。ラングの主砲がボカーンと当たり、大損害を受けて後退して行きました。バズーカが落ちていますが、これは持っていたユニットが除去されたんですな。ラング君は調子に乗って道路に飛び出し、中央の支援に向かっています。アメリカ軍の主力も悪戦苦闘。ドイツ軍が隠蔽&ダミースタックで悪どく守るので、なかなか崩れません。一番、進捗が見えたのが右翼の助攻。シャーマン子の支援により、ドイツ軍は後退を強いられます。

あまりにもアメリカ軍が苦戦するので、ルセロさんがSSRを確認。すると隠蔽が多い、と。どうするか、二人でちょっと考えましたが、隠蔽を無くしてひ続行することにしました。ドイツ軍が隠蔽を剥がすと、一気に崩れ始めます。少々、兵力配分をミスしていたのです。

アメリカ軍の主力と右翼が合流。ドイツ軍を押し込んで行きます。ラング君もワラワラ寄って来た、アメリカ軍のバズーカチームに撃破されてしまいました。

ドイツ軍の獲得しているVPも2か3。これはヤバイ。

で、ふとyagiがSSRを見ると、隠蔽の解釈は最初の状態で正解だったような。ルセロさんも再度確認したところ、やっぱりyagiの解釈が正解。「隠蔽地形にある全てのドイツ軍ユニットは隠蔽を得られる。ドイツ軍のAFVはシュルツンを持つ。」と書き方がちょっと不親切で、ごっちゃにしたのです。

ルセロさんがかなり申し訳なさそーにしてましたが、まあ稀にあることなので気にせず続行。

ドイツ軍はかなりヤバイかったのですが、増援が到着したことにより、何とか踏み止まります。アメリカ軍は、後一つか二つ占領すれば勝利の状況までたどり着きます。しかし、そこからが遠い。

ドイツ軍の反撃により、石造建物が奪い返されてしまい、そして時間も足りなくなります。何より、白兵戦での敗北で貴重な歩兵を失ってしまいます。最近、ルセロさんは白兵戦で勝てないとぼやいています。

仕方なく、それまで温存していたシャーマンを町へと突入させますが、88やパンツァー・ファストの餌食。

最後の突撃も失敗に終わり、勝利条件の達成は不可能と判断し、投了になりました。

ふぅー、お互いに勘違いはありましたが、そんなことを吹き飛ばすほどの激戦でした。



J62『LEE'S CHARGE』

ちょっと時間があるので、手頃なシナリオを選びました。ROARも互角な、こちらのシナリオにしました。

今度も攻撃のアメリカ軍をルセロさん、防御のドイツ軍を私が担当しました。

またもやアメリカ軍はシャーマンが6輌、それに歩兵が6個分隊。ドイツ軍は4個の分隊に5個の半個分隊。それぞれOBAを持っています。舞台はバルジの戦いで、写真ではわかりませんが大雪です。この写真では全く分かりませんが、大雪なんで一面真っ白です。道路以外をシャーマンが通ると、滑って動けなくなります。ちなみに、写真では3輌のシャーマン子が滑ってます。

さて、序盤は快調にアメリカ軍を撃退していたドイツ軍。

ルセロさんより、「おかしぃんじゃねーの?」悲鳴が上がります。そりゃ、そうです。何せ、秘密のBogチェックでは悉くシャーマン子をBogにして(DRが大きい必要があります)、それからのドイツ軍の射撃ではROFが止まんない(DRが極端に引くい)。これでは、疑いを持つなってのが無理っす。でも、いかさまはしてないっすよ。ほら、正直者のyagiですからね。

そんなことはどうでも良くて。結局、アメリカ軍のOBAが降ってきたら、どうしようもありませんでした。だって、100mmだと24火力なんすよ。どないせぇ、ちゅうねん。

一気に崩されて、手の施しようがありませんでした。でもRARAは互角なんだよなぁー。
どうやってるんだろ?

『この日の対戦』

この日の対戦記録になります。
もうちょっと分かりやすくとも思いますが、まあこんなモンでしょう。
 

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