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2024-11-24 13:24

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2010-07-19 14:57

『第八十回千葉会の報告』@日曜日 その2

以降はASLに特化です。
『FIGHTING WITHDRAWAL』

MMさんとホンキチさんのASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』です。マップが旧版になりますね。
ASLリーグの公式戦でした。陣営はフィンランド軍をホンキチさん、ソ連軍をMMさんが担当しました。
写真は1ターン中ですね。ユニットの展開状況で分かります。
ふーん、フィンランド軍の右翼が前進していますね。他は慎重ですが。
ホンキチさんは対戦数が少ないものの、ゲームのセンスが高く、勝ち方を知っています。
それは「優位な地点を状況を作る」こと。
今回で言えば、ソ連軍の布陣で抜けられる地点を見つけたら、そこへ兵力を集中するんです。これ結構重要。


ゲーム終盤です。
ソ連軍の戦線が崩壊していますね。
右翼ではフィンランド軍の進撃を防ぐ部隊はいません。捕虜を持っているということはフィンランド軍ですからね。
MMさんは敗戦に悔しそうにしてましたねぇ。
今日も6ゾロさんに報告をしなければ。


傑作シナリオは何度でも対戦されます。
PONTAさんとy.nakanoさんが『BLOCK BUSTING IN BOKRUISK?』を終えた後で、『FIGHTING WITHDRAWAL』へと。
あら、この写真は前日のモノだ。
とにかく同じ組み合わせで、前日と陣営を入れ替えての対戦をしていました。
3ターンまでらしいのですが。写真はy.nakanoさんが沢山撮っていて、MastAttackの日記にアップする予定です。



『SWAN SONG』

ザハさんとルセロさんとのASLリーグ公式戦です。
陣営はルセロさんが防御側のドイツ軍、ザハさんが攻撃側のフランス軍を担当。ASLリーグで選ばれた、一番大きいシナリオになります(二番目かな?)。フランス軍は歩兵が26個分隊に戦車が14輌。ドイツ軍は歩兵が15個分隊に、37mm対戦車砲、それに88が1門あります。それにOBAが両軍ともにあるため、それは大変な戦況なんですね。
写真はセットアップを終えたところになります。


「白鳥の歌」が3ターンまで進んだところになります。さすがに乱戦になっていますね。
トランプが見えるのはOBAで使うため。
ザハさんなどは「26個分隊なんてどうやって使っていいか分からない」と呟いてました。
ルセロさんは最近不運に付き纏われていて、「ピンゾロ!6ゾロ!」をしたと思えば、「6ゾロで野戦電話除去」と、聞くも無残な事態が続発してました。確か88も故障したのではなかったなか。
詳しいAARはザハさんのブログを待ってくだされ。



『対戦記録』

対戦の記録をしていたホワイトボードです。
本当にASLとその他ですね。
前日は『ニチロ』とその他でしたが。



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2010-07-19 14:31

『第八十回千葉会の報告』@土曜日 その1

七月十七日(土)


参加者は12名。
プレイされたゲームは以下の通り。
JWC『日露戦争』×4
AH『THUNDER AT CASSINO』
AH『BISMARCK』
TDF『オーラファイト』
TDF『アニメーカー』
HJ『ドミニオン』×沢山
『SANTASi』×ホント沢山
ASLは1ゲームのみ。
ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』
写真は日露戦争の3卓。
手前がにしさんとSinYamagさん。奥の右側がバルトロさんとラスボス@山崎さん。そして左奥がPONTAさんとDRAGOONさんという配置でした。


まずは、にしさん(ちょっと頭が見えてます)とSinYamagさん(頬杖をついているヒコにゃん)の対戦を観戦したところですね。
にしさんとSinYamagさんの経験値が、同じくらいと見えました。
陣営はにしさんがロシア軍、SinYamagさんが日本軍でした。
にしさんは千葉会やちはら会へ積極的に参加して、対面での対戦をこなしています。SinYamagさんはVASSALで通信対戦を行っている、と。
それで二人の戦略や駒運びを見ていて、「これは同じくらいかな」と判断しました。
両方ともミスを幾つかしており、それでも決定的なモノはありません。
「これはいいトコ勝負になるな」と思い、それを告げました。
ところが、私が横道に逸れている内に、終盤にかけてロシア軍が押し切られています。私の読みがハズレたということですね。
では、言い訳をしておきましょう。
私が観戦したのは4ターンの時点でした。
戦況としては、日本軍の山地を攻撃している第1軍は、2ヶ所で成功の見込みが高い攻撃を行っていました。遼陽の前面では、第2軍が隘路を抜けて、平原まで達しおり、そこでも2ヶ所で効果的な攻撃を行っていました。旅順の第3軍は小休止。
ロシア軍は日本軍の第2軍を遅らせる作戦を行わなかったため、平原への進出を許しています。4ターンでは早いですね。日本軍のコンボによる攻撃で、騎兵とシベリア師団の2ユニットが飛びそうでした。山地でも2ヶ所の攻撃を受け、これを1ヶ所にしないと、手当てがしんどくなります。
それでも日本軍にエグイ攻めが見られず、ロシア軍に遼陽へ到着済みの増援があり、その投入で防ぐことは可能でした。
旅順前面は小休止していたので、そこの兵力を引き抜いてもいいのに、それなりの戦力が残っていました。
まあ、「ロシア軍は厳しいけど、何とかなるかな」と読んだ次第です。
しかし、SinYamagさんは対戦中にレベルアップしたんでしょうね。終盤に入る時点で、日本軍の勝利は動かない状況になっていました。
厳しいからロシア軍には頑張ってもらいたかったんんですけどね。
山崎さんの掲示板から流用すれば、SinYamagさんは初勝利だったようで。
「ようこそ、我等が倶楽部へ、Mr.SinYamag。」 いいセリフだ。


続いてPONTAさんとDRAGOONさんの対戦にも触れておきましょう。
PONTAさんはASL組でしたが、作戦級にも進出。千葉会なら『ニチロ』の流行り病に罹るモンです。DRAGOONさんは・・・。あら、マイドです。ドラゴンと読んではいけないんですよね。DRAGOONさんは名前の通りに、ナポレオン時代へ入り浸っています。
この二人の対戦なので、JWC版に梱包されている”指南書”片手です。
陣営はPONTAさんがロシア軍、DRAGOONさんが日本軍でしたね。
実は、詳しく見ていません。ちゃんと観戦しなかった理由は、私が見た中盤で日本軍の勝ちが見えていたから。「うーん、こりゃ詰んでるなぁ」と思ったんです。”指南書”の波が現れてますぜ。


バルトロさんと山崎さんとの対戦はですねぇ。見る気が起きませんでした。
だって、ラスボス相手ですぜw。
山崎さんがロシア軍やったら日本軍は前進できず、日本軍やったらロシア軍が崩壊。
で、そんな結果だった模様。
記事が長くなったので、分割しますわ。

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2010-07-19 14:26

『第八十回千葉会の報告』@土曜日 その2

『カッシノ以前』
えー、この日は写真が少なめでして。何でだろうかと考えたところ、pmnjさんとカッシノで雷に撃たれてましてえ。
これじゃあ分かりませんね。
では、日記風にこの日の顛末を。
会場に少々遅れ気味に到着すると、すでに『日露戦争』の3卓と『THUNDER AT CASSINO』の対戦が始まってまして。
余っていたのは、私とたちばなさん。で、二人してしばらくブラブラしてたんです。他にも誰か来る可能性がありましたからね。でもその様子はありません。「じゃあ、何かやりましょうか」という話しになりましたが、私が持ち込んだのは『パシュグロ』のみ。これを初見でやれとは、決して言えまへん。取り出はしましたがね。


『オーラファイト』

たちばさんのゲームは、まあ沢山あったんです。
で、選んだのは『オーラファイト』。
「ダンバイン」のオーラバトラー同士が戦うゲームです。
番組の内容は詳しくありませんが、「ゲームなんだべ。やってみんべよ」と。
基本的に「空戦マッハの戦い」を元にして作っているそうです。
自分の手番に、行動・・・、やめた。ルールブック通りに説明したら、気分が出ねえや。
まずだな、自分の番に「やったるぞー!」とダンバインに合わせた「ぶっ飛び」「ドカーン!」「カキーン!」を配分するんだ。
「ぶっ飛び」だとだな。速度を上げたり下げたり、向きを変えたり、避けたり、攻撃したり、それを防いだりできるんだ。
「ドカーン!」はな。自分の攻撃にどれだけ根性を入れているか、なんだ。だから、射撃や斬り合いが当たりやすくなる。
「カキーン!」は、上の逆で守りの根性さ。
たちばなさんの絶妙なところは、「オーラ」の概念を入れていること。
だから、事前の配分が足りなくても、その時に「オーラ」をぶっ込めば、予定外の行動ができるのさ。
で、今回はオレがダンバインを、たちばなさんがビランビーを受け持ってだた。タイマン勝負をやった訳だ。
写真では相手が分からないな。でも、2手番くらいで接近できるから、こんなモノらしい。


で、これがダンバインとビランビーの「なんだこのヤロー!」状態。
この距離なら長物(ミサイルとかビームとか)でも短物(剣とか爪とか)でも当たるんですわ。
ここで問題になるのが、「何に配分するか」。
相手が離れないと思ったら、「守りなんか相手に心配させとけ!」と攻撃に目一杯配分してだ。勝負をかけるのさ。
今回は、だ。「オーラ」をケチったダンバインに、ビランビーのミサイルが命中。ヨレヨレになったところに、ミサイルが大当たり。四散してしまいますたとさ。
この四散のことも説明しておきましょう。普通は命中したら、その武器により損害が決まっていますね。
たちばなさんのセンスがGOODなのは、損害の判定で“6”が出ると「もう一度振ってその損害も加える」。だから、“6”が出続けると連鎖的に損害が大きくなるのです。
これが戦場での不条理性を再現しており、(・∀・)イイんです!!



『アニメーカー』

ホントは多人数でやりたいゲームなんですよねー。
誰か来ないかなーと思っていても、いないんですわー。で、私とたちばなさんのタイマン『アニメーカー』となりました。
しかしまぁ、作りに気合い入り過ぎですよ。見てくださいな。
左の緑色のカードがアニメのタイトル。右の青い小さめなカードが声優。
タイトルの前に赤いカードがあり、それがめくられているので、視聴率調査をやってる最中。

今回放映されたのは「エースをねらえ!」「新世紀エヴァンゲリオン」これは私の企画。「機動戦士ガンダム」「モンスター」はたちばなさんの企画です。
もう、自分の手元にある声優でポイントを稼ぐより、思い入れのあるアニメの企画があれば、それを優先してしまいした。
だって「エースをねらえ」に「エヴァ」っすよ。向こうは「ガンダム」だし。
ああ、携帯カメラの限界だなぁ。声優の名前までは分かりませんわ。
誰が何の役をやったか分かれば、盛り上がるんですけど。
勝敗?ははは、作った人間にはかないませんわ。オマケに勝ちより企画を優先しているし。


『SANTASi』

さあ、たちばなさんとのタイマンも最終戦です。
『THUNDER AT CASSINO』を対戦しているかみさんが、相手のpmnjさんから譲ってもらったゲームを眺めていまして。
それがこのゲーム『SANTASi』だったんです。
ドイツゲームのため、ドイツ語と英語でルールが書かれていて。それは2ページしかないんです。そのほとんどは図解だから、実質1ページもないかな。
でも、英語に堪能なかみさんが「ルールが分からないなぁー」と首を捻っていましてね。
横で眺めていたら、ナニゲに面白そうなんで。私とたちばなさんとでルールも分からないまま対戦を始めてみたんです。いいでしょ、こう言うノリ。
写真のように、5種類あるパイプを積んで行くゲームなんです。それは分かるんですよ。勝利条件も自分のパイプが多く見えている方が勝ち、というのも分かりました。
でも、どんなシバリがあるかが分からない。
そこで「同じ色の上には積めない」としてやってみました。すると、何度やっても引き分けになります。
「おかしいなぁー」と二人でルールと睨みます。すると、同じ色の上にも積んでいまして。これまでのシバリではないのは決定。マジマジと英語の読めない二人が図解を見ているとですね。
「これは1回り大きさが違うモノしか積めない」と思えて来まして。そうじゃないかと、言い合っていれば、隣りのかみさんも「そんな表現だった!」と。「なるほど、なるほど・・・」とやってみると。これが(・∀・)イイ。凄く(・∀・)イイ
ちなみに、写真は間違って対戦中。写りのいいように、たちばなさんが箱を立ててくれました。



こちらの写真が正解ルールの対戦中。
パイプが5種類見えますね。大きい順番に一番アイアンが4本、二番アイアンが2本、三番アイアンが4本、四番アイアンと五番アイアンが3本です。それぞれ太さだけでなく、長さも違います。これを写真のような3個の穴が開いた盤に積んで行くんです。長さが違うことで、内側のアイアンが外側のアイアンに隠れることも有り得て。先を見越した戦略が必要になります。
これが分かると、凄く面白くなって。
「これは面白レー!」と騒いでいると、『THUNDER AT CASSINO』で煮詰まっているかみさんが羨ましそうに。
そこでですね。
ちょうどタイミングが合ったので、かみさんと私がチェンジ!
私はpmnjさんとの『THUNDER AT CASSINO』へ。かみさんはたちばなさんとの『SANTASi』日本チャンピオン戦を繰り広げました。
かみさんとたちばなさんとの戦いはですね。レベル上がり過ぎです。
だって、半分も行かない内に勝負が決まるんですもの。
私には理解不明ですよ。ホント。
合計で10戦くらいはやったんではないでしょうか。15分くらいで終わるため、何度やったかなんて分かりやしませんわ。
さて、『THUNDER AT CASSINO』は別口の記事にします。というか、私の対戦は写真が多いため、いつものように別腹でアップします。


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2010-07-19 14:21

『第八十回千葉会の報告』@土曜日 その3

『ドミニオン』

かみさんとたちばなさんは、『SANTASi』連戦から『ドミニオン』へと流れ、タイマン勝負をしていました。
横で聞いていたんですが、私からは意味不明なほど高等戦術でした。


土曜日の最終版。『ドミニオン』組のかみさんとたちばなさんに、カッシノ帰りの私とpmnjさん、それにニチロ戻りの山崎さんが加わり5人戦となりました。
私は初プレイでしたが、何とも言えないほど(・∀・)イイゲームでした。
要は、定石を覚える前に終わっちゃた、と。
次回も誘ってくだされ。



『BISMARCK』
20100019

夏貸しのゲームです。
AHの『BISMARCK』が広げられていました。
対戦までこぎ付けたんですかねぇ。
でも、取り合えず持ち込むちゅうのは(・∀・)イイです。
いつかは、相手が釣られてきますから。




さてさて、こちらは山崎さんの持ち込んだ、青森土産です。美味しゅう御座いました。
この他にも個人的に日本酒とオツマミをいただきました。嬉しゅう御座います。
オレの辞書には遠慮という文字はないw。


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2010-07-12 19:44

『速攻とガチンコ』

さて、ASL分会で対戦した「冷たいワニ」A25『COLD CROCODILES』のリプレイです。
このシナリオは、ASLの中でも高い人気を誇っています。
部隊数はそれ程多くなく、マップも2枚とソコソコ。戦車が両陣営会せて10輌、そしてOBAまであります。展開も動きがあるため、プレイヤーの作戦立案から戦術までを、幅広く求められます。
千葉会のASL組では、幾度もプレイしており、私やルセロさん、そしてMMさんは10回以上の経験があり、ザハさんも5回ほど対戦の経験があります。
ですから、お馴染みと言ってもいいです。

では、シナリオの解説をしましょう。
1945年1月20日、オランダのST.JOOST村。
イギリス第8軽騎兵旅団とヒューブナー降下猟兵連隊の激戦を扱っています(再現とはいえませんね)。事前の偵察でST.JOOST村は2線級の国民擲弾兵が防備している筈でしたが、イギリス軍の攻撃を予期したフリードリッヒ・ヒューブナー(Friedrich Hubner)中佐により精鋭の降下猟兵連隊と入れ替えられていたのです。
この戦闘は有名らしく、「8th Hussars ST.Joost」で検索すれば、その詳細がアップされています。

攻撃側のイギリス軍は、1ターンに8個分隊(4-5-7×4、4-5-8×4)。指揮官が10-2、9-1、8-0の3名。支援火器(SW)がMMG、LMG×2、MTR×2、PIAT×2。戦車がクロムウェル×2、チャレンジャー×2。これが南端(マップで言えば下)から登場。そして4ターンに、9-1指揮官が4個分隊(4-5-7×4)とクロコダイル×2を率いて西端(マップでは左)から現れます。
防御側のドイツ軍は、9個分隊(5-4-8×9)。指揮官が9-2、8-1、8-0の3名。支援火器(SW)がHMG、MMG、LMG×3、88LLAT×2、?×10。4ターンに、Ⅳ号駆逐戦車×2が東端(マップでは右)から現れます。兵力的には1個中同士の戦いになりますね。
そして、部隊の内容を見ると、両軍の特徴を良く表しているのが分かります。
イギリス軍は人的資源の不足を戦車と支援火器で補い、ドイツ軍は少数ながら精鋭です。そして両軍に共通しているのは、バランスが取れていること。
指揮官も支援火器も程よい組み合わせです。これがソ連軍なら、指揮官や支援火器は少なく兵力が多く、日本軍なら・・・。足りないモノを「気合いで補う!」んでしょうね。
さて、SSR(シナリオ・スペシャル・ルール)では、運河は橋以外で渡れなく、橋は中央(A)しかありません。
建物は1階しかなく、ドイツ軍は1個分隊がHIP(初期隠匿配置)可能。そしてイギリス軍には80mmOBA(盤外砲撃)があります。
勝利条件を忘れてはいけない。
ゲーム終了時点でイギリス軍がドイツ軍よりVPを獲得していること。CVPは通常通りに計算し、石造建物は4VPとする。これが絶妙。
イギリス軍は攻撃を急ぐと、損害が嵩んでCVP(損害によるVP)を多くドイツ軍に渡してしまう。しかし、攻撃が遅れると石造建物の占領ができず、VPを獲得できない。これで作戦の幅が広がるんですね。


『配置から見えること』

陣営は私が攻撃側のドイツ軍で、ルセロさんが防御側のドイツ軍でした。
イギリス軍は盤外から進入するため、ドイツ軍の全てに“?”が乗っています。それを数えると14個あります。ザハさんの配置では12個でした。
まず“?”マーカーが10個あるため、この中で5個はダミーです。次にザハさんとルセロさんのスタック数が違うのは、ルセロさんは指揮官を単独で配置しているため。
そしてルセロさんが狙ったドイツ軍の作戦を読んでみましょう。
スタックが全体的にあるのは、「後退戦術」を採っているから。自軍の損害を減らして、最終的に建物数で逃げ切るつもり。以前、ルセロさんとの会話で、その作戦の有効性を聞いていたので、そう読みました。
で、イギリス軍の採った作戦は「速攻」。
そのテクニックは戦車に乗せた歩兵を、砲塔を旋回させて振り落とす「緊急脱出」。一気に戦車の移動力で前進できるのです。NMCの必要があり、それに失敗するとSWも失ってしまいますが、モラルが8あればねぇ。
速攻でマップの中央へ進出し、ドイツ軍の行動を制限します。そして村には最優秀な10-2指揮官を突入させ、増援の小隊とともに押し切りを目指します。後は、野となれ山となれ。


『立ち塞がる88』
・wani2さあ、ゲームが始まり、イギリス軍の戦車が突進します。
1輌目がsMを展開しつつ(後退戦術と見えて、罠を張られていたら困るので)、乗車中の歩兵を振り落とします。NMCの結果はPIN。何だ、前進できないな。
で、2輌目が運河に沿った道路を曲がると、その正面には88が・・・。
そう、ルセロさんは後退戦術とともに、ガチンコ勝負も挑んでいたのです。88を正面にしたイギリス歩兵も戦車兵も生きた心地がしなかったでしょう。
しかも、このヘクスを砲腔照準区域(Bore Sighted Location:事前に狙いをつけてたんですね)としてため、行き成り出てきてもDR7以下で命中です。「8以上出ねぇかなー」との淡い期待も虚しく、DRは丁度7。
クロムウェルは撃破されました。幸運だったのは、乗車兵も戦車兵も脱出に成功したこと。88が命中すると、連合軍の大概の戦車では爆発炎上してしまいます。このクロムウェルもDR7以下で爆発炎上だったのですが、出目が10だったので生き残れました。



『1ターンのイギリス軍終了時』

あら、ピンボケだ。また猿遊会でみんなに言われてまう。
さて、撃破されたクロムウェルから脱出した分隊が、運河に唯一架かる橋(B)を渡らせないように前進(A)。
イギリス軍は88を恐れて建物に隠れて歩兵を降ろします(C)。村へも10-2の指揮官が1個小隊を率いて前進(D)。
本当に、イギリス軍は兵力が少ないです。WWⅠからの人的損害が回復できないのですね。



『2ターン終了時』

あらら。ちょっと飛んでいますね。
イギリス軍は2輌目を失っています(A)。これはLOSの読み間違いでした。ここなら88から見えないと判断し、村の戦闘を支援するために進出させたのです。ところが、ここは88からLOSがあり。チャレンジャーが爆発炎上。普通の戦車が88LLの命中弾を喰らったらこうなるんですね。イギリス軍的には困るけど。
OBAが景気良く炸裂してますけど、戦果は上がってません(B)。地面を掘り返して弾痕をこさえただけ。
そうそう、ドイツ軍は運河の向こうへ1個分隊を渡らせています(C)。これを妨害するために進出させたイギリス軍の分隊は、88からのCH(致命的命中)で36火力の「ソーラーレイ」を喰らって蒸発してまいますた(D)。
イギリス軍は村へ取り付いたり(E)、運河沿いに前進したり(F)。走って来ると、これ位の進出速度になります。
これから本格的な戦闘になるんですね。



『3ターン終了時』

またもや1輌戦車が燃えていますねー(A)。これも88からのLOSを見逃したんです。チャレンジャー君2号が爆発炎上。何やってんだか。
村で展開していたドイツ軍は、みーんなダミースタックでした(B)。バリバリ撃ったら消えちゃいますた。
他では煙幕を展開させ、ジリジリ前進してます(C)。イギリス軍は煙幕を使えるユニットが多いんです。
ここまでドイツ軍はほとんど動いていません。姿を現したのは88とLMG5-4-8のみ(D)。それでも火力が高いので、おいそれとは前進できません。
まあ、次のターンに増援が現れるので、そこから勝負です。



『4ターン終了時』

ここまでの悪戦苦闘にイギリス軍はキレちゃいまして。「行ったらんかい、オラ!」状態になったんす。良い子は真似しちゃダメよ。
運河沿いはOBA待ち。ドイツ軍の高いスタックがあり(A)、これが危なくて進めません。ちなみに、この前のヘクスにあった88は「お役ゴメン」とドイツ軍が自ら破壊しました。
そのOBAはⅣ号駆逐戦車を狙って砲撃中(B)。だって、ハッチを開けていたんですもの。
ワニはスクラムを組んで、火炎放射のアメアラレ・・・。の筈が、1匹のワニは最初の火吹きでガス欠(C)。なんちゅうこった。もう1匹はDを放射。だって、ここは定石だったんですもの。でも、88がいたらその前に撃たれちゃっていましたか。そうですか。
村へと突入した10-2スタックが、Dへと射撃すると88現る。なろほど、ここにいましたか。
ヤケ1号はEで混乱している皆さん。左から入って来て、一気に突っ走るつもりが、Fでドイツ軍に撃たれまして。8-1+MMGが砲腔照準区域してましてですね。7火力マイナス4の結果は1KIA・・・(滝汗)。「お願い9-1だけは死なないでぇー」の祈りが届いて、何とか生き残りました。ちなみに、生き残った9-1は回復の6ゾロで不運。それで死んでしまいました。悪手をやると、悪い結果が付いてくるモンです。
ヤケ2号はGでBogってる戦車。ここにHIPしていたドイツ軍の2-4-8がいたんです。歩兵を戻すのも面倒なんで。ええ、オーバーランを狙ったんですよ。ところが、ガクリと止まってしまいまして。白兵戦で撃破される危険があったんですけど、何とか生き残り。お返しの射撃でピンゾロ=1KIAでした。ほー、助かったぁ。


『5ターン終了時』

ここに来てゲームは大きく動き出しました。
燻り出された88は、10-2+MMG+4-5-7の射撃を喰らって操作班が混乱(A)。何の戦果を上げる前に無力化されてしまいました。88が沈黙したのを見て、クロムウェルが前進(B)。
イギリス軍に対戦車能力が低いのを見計らって、Ⅳ号駆逐戦車がクロムウェルと正面からの撃ち合いを挑んで来ました。同じヘクスなのでⅣ号駆逐戦車しか見えていませんがAに88もいます。Ⅳ号駆逐戦車へ狂ったように、MTR(迫撃砲)やPIATを撃ち込みますが命中しません。そして前進射撃により、クロムウェルが撃破されてしまいます。やれやれ。
C周辺のドイツ軍は消えています。狙撃兵が当たったり、ワニの機銃により、ダミーが露見したのです。「何だよ、ピンゾロのみのイギリス軍だけ当たって、SANが5のドイツ軍が当たらないってオカシクないかぁ?」とルセロさんはぼやきます。
Dには、やはりドイツ軍の9-2+HMG+5-4-8がいました。そのため、少々の損害が出ています。本当にOBA待ち。そのOBAは今回お休みです。
ドイツ軍は全体的に撤収を行っています。



『6ターン終了時』

Ⅳ号駆逐戦車の突進を見たイギリス軍はヤケ3号発動。
ワニのハッチを開けてⅣ号駆逐戦車を丸焼きを狙いました(A)。移動力が足りなくて、道路の1/2MPを使う必要があったんです。普通はこんな危ないことしてはいけません。だって、狙撃兵が当たったり、歩兵の火力で損害が出ると面倒ですから。で、今回はⅣ号駆逐戦車からHE弾を喰らってstun(操作班の一部を失う)。ガックリだよ!
そこで鬱陶しいⅣ号駆逐戦車を撃破するため、10-2のスタックが白兵戦を挑むべく前進。Ⅳ号駆逐戦車にはsDがあるから、危ないんですけどね。
ところが、Ⅳ号駆逐戦車にPIATが命中しSHOCK。そこを10-2のスタックが突っ込んで行って撃破(B)。
運河沿いは藪睨み状態。9-2+HMG+5-4-8を煙幕で煙に巻いたんですが、白兵戦を挑むには危険過ぎです(C)。イギリス軍は村を通過中。
そこにドイツ軍のHIPが湧いてきました(D)。イギリス軍の戦車を狙ったのです。むむむ、危険が危ない。
復活したOBAは変なところで爆裂(E)。いや、狙ったのでなく、行っちゃったんですけど。



『7ターン終了時』

ゲームは佳境を迎えています。
OBAのバカ当たりでドイツ軍は陣形を建て直せません(A)。ここまで1回お休みがあっただけで、ボカボカと炸裂しています。しかも序盤は効果がなかったのに、この終盤に来て大当たりしています。思わずルセロさんが「赤、入ってるのかあ!?」と疑問を呈したり。それを調べてちゃんとあれば(ちょっとドキドキしましたが)、「yagiさん、盲パイしてるだろ!」とあらぬ疑い。「ルセロさんのカードだよ!!」と逆ギレしますた。まあ、ここまでボカボカやられたら、気持ちは分かりますけどね。
stunしたワニはESBをブッコンで、ドイツ軍のキラースタックを焼き払います(B)。これじゃあ意味不明ですね。ワニは移動力が7しかないんです。それだと全然ドイツ軍に追いつかなくて、攻撃ができないんです。そこでESB(無理矢理移動力を増やす。失敗するとエンジンが焼きついて移動不能)をして強引に焼き払う位置へと進出したんです。ちなみに、ワニに乗っているのは「MA故障」。主砲が故障しているんです。これが完全に壊れると帰還となるため、そのまま車体の火炎放射器で焼きマクリです。それを知っているルセロさんは「MA直そうよー」とか「MA直せるよ?」とかチャチャを入れてました。
危険なHSには煙幕で煙に巻いて無力化(C)。どうせ、ドイツ軍はHS(2-4-8)なので2個のSQ(4-5-7)に白兵戦を仕掛けさせれば、負けることはない。ハズだったんですが、向こうは隠蔽だったため、不意打ちを取られまして。それで離脱されてDまで逃げられちゃいますた。
手堅いルセロさんはⅣ号駆逐戦車を撃破されない位置へと移動させます(E)。これで、このⅣ号駆逐戦車が撃破される可能性はありません。


『8ターンのイギリス軍終了時』

さあ、最終ターンです。
ドイツ軍のキラースタックはまとめて捕虜になっています(A)。
ワニのESB突撃は続き、今度は奥の石造建物を焼き払い、そこへイギリス歩兵が突入(B)。ドイツ軍もただでは焼かれる訳にはいかず、PF(パンツァー・ファスト)の乱れ撃ち。初弾は射撃位置に付けぬままPINに。それでも無為に焼かれるよりは、と放ったPF。DR3以下命中で出た目は3!
「これは負けた」と観念していると、次の出た目は6ゾロ!!
一応、説明しておくと命中しても、効果のDRが6ゾロだと「何でも効果なし」なのです。和訳では「不発」となっていますが、実際にはどこか効果のないところ(道具箱とか消火器とか)に命中したのです。
たまにある「ピンゾロ・6ゾロ」です。しばし爆笑に包まれました。
不意打ちで逃げ回ったドイツ軍のHS(2-4-8)なのですが(C)、PFが当たりません。結局、白兵戦の餌食に。
残るイギリス軍は、ドイツ軍の反撃を阻止すべく展開しています(D)。
特に、運河の橋の手前にはSQ(4-5-7)を置いて、石造建物の奪還を阻止しています(E)。
ここでVPを計算しました。すると、ドイツ軍:76VP、イギリス軍:78VP。
僅か2VPしか差がありません。思わず何度も計算してしまいました。
配置で1時間。プレイ時間は、11時から17時までの6時間を費やして、この差です。
二人の顔に何とも言えない笑いが浮かびます。

さあ、2点を取り返すべく、ルセロさんは知恵を絞りました。
回復を行ってみたところ、動ける部隊は増えません。下手に石造建物へ突進しては、損害を増やす危険があります。そのような布陣をイギリス軍が取っていますから。
で、結論は1つ。
橋のたもとにいるイギリスSQ(4-5-7)を混乱させ、Ⅳ号駆逐戦車をその向こうへ進出。潰走不能で除去を狙うことに。
まず、準備射撃を行ったところ、全く効果は上がりません。仕方ないので、Ⅳ号駆逐戦車でオーバーランをかけることに。移動力を補うため、ハッチを全開で突進です。
イギリス軍も阻止すべく、方々から射撃を行いますが、効果がありません。
遂に、オーバーランを喰らわせますが、こちらも効果はありません。
一旦通過し、再度のオーバーランを狙い側面を曝したところに、PIATが命中。そして撃破(ルセロさん、シュルツン忘れてたね)。

この時点でゲーム終了となりました。
ドイツ軍の損害は少なかったのですが、石造建物とⅣ号駆逐戦車、それに88を取られたのが大きかったですね。イギリス軍は戦車の損害が多かったものの、歩兵のそれが少なく、石造建物を確保できたのが大きかったです。
個人的な感想としては、奮戦していた88を破壊してから、流れが変わったように思います。まあ、当てにはなりませんが。
ちなみに、ザハさんとMMさんとの対戦は、両軍ともボロボロ。
それでもドイツ軍の捕虜を沢山取ったイギリス軍の勝利でした。
詳しいAARはザハさんのブログを待ちましょう。
http://sacher505.blog25.fc2.com/

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