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ウォーゲームのサークル・千葉会のblogです。 毎月、第三週の土曜日と日曜日に例会を行っています。 その報告を主に、代表者のyagiが参加したゲームサークルなどについても、アップしています。
ASLSK DaE3
私が『FLAT TOP』に出張っていて、ルセロさんがお仕事に捕まり、ASLはしばらく停滞していましたが、新しいモジュールが出てですね。ASL戦線異常あり!です!!
まずは、y.nakanoさんとホンキチさんの対戦。
ヒストリカル・モジュール『Decision at Elst』から、DaE3を選択。
歩兵だけでなく、戦車にOBAも使われる、大きめのシナリオです。
さて、シナリオの紹介をしましょう。
イギリス軍の2個分隊(1個大隊に相当)が、ドイツ軍の精鋭SSや2線級の部隊が混在する9個分隊(1個中隊相当)戦線を攻撃。イギリス軍には、シャーマン3輌と簡易OBAでゲーム開始当初に煙幕が焚かれます。ドイツ軍には80mmとちょっと痛いOBAがあり、パンテルも1輌出てきます。
勝利条件ですが、鉄十字の置かれた左右のヘクス列から、8VP以上脱出すれば、イギリス軍の勝ち。ですから、ドイツ軍は左右どちらかのヘクス列を守れば良く。
この配置のように、ドイツ軍が広く散らばっていると、守りようがありません。
イギリス軍は、どちらかへ兵力を集中して、一気に崩し。余勢を駆って、別の陣地も総崩す、と。
先の懸念のように、イギリス軍は・・・。左右でドイツ軍を突き崩してしまってる。これじゃあ、打つ手ありません。
聞けば、OBAも赤チットが2連続して不貞寝。
8ターンの長丁場で、序盤にこれだけ崩れてしまうと、お手上げです。
先の対戦が早々に終了したため、そのままドイツ軍だけプレイヤーを入れ替えて対戦となりました。
さて、今回のドイツ軍は左右に分散しては、イギリス軍に食われてお仕舞い。戦線の左側へ集中し持久する、という方針でした。
ですから、右側へは一切兵力を配置せず、左に縦深陣地を築きました。
まず、前衛の三角地帯に1個小隊を置いて、遅滞戦術を行う。これらの部隊は2線級の部隊が殆どで、危なくなったら早々に下がる。
主力は後衛の三角地帯。
中央にHMGとMMGを集中。SKのマップは建物が小さく、LOSが変なところを通るため、これらの遠距離射撃で不用意なイギリス軍に教育する。
右手はイギリス軍に渡すものの、LMG4-4-7とPzL4-4-7で安易な接近を許さない。厄介なのは最左翼で、ここに広大な果樹園が広がっているため、守るのが難しい。そこでパンテルでもって最深部を塞ぎ、守りきる。
以上の方針でした。
序盤のゲーム展開は、ドイツ軍の思案以上に巧く行きました。
イギリス軍は最右翼に1個小隊がおり、それらは突進。突破地域を確保。
右翼隊には、もう1個小隊があり、それは前衛の三角地帯の後方を遮断するように攻めました。しかし、ドイツ軍の前衛部隊が善戦し、接近を許しません。
イギリス軍の正面部隊である10-2指揮官に率いられたMMG4-5-7×2とLMG4-5-7は、OBAやドイツ軍の遠距離射撃により前進が遅れに遅れます。
しかし、中盤に流れが一気に変わりました。
それはイギリス軍の主力である右翼部隊が、ドイツ軍の戦線に接触してからです。
イギリス軍は右翼部隊全体で突撃を開始。
ドイツ軍の最右翼を守るパンテルへ迫って来たのです。
当然、ドイツ軍も火力を集中しますが、ここに来て当たらない!
あれだけ活躍していたHMGもMMGも、さっぱり効かない。パンテルの機関銃や主砲でも、殆ど撃退できたものの、1個分隊がパンテルに突撃成功し、白兵戦でパンテルが撃破。
この時点でドイツ軍の思惑が完全に狂い、お手上げになりました。
ホンキチさんとは合性が悪くて、ちょっと崩れてお手上げになる事が多いっす。
対戦の結果はともかく、モジュールとしては大変興味深く仕上がっています。マップも綺麗ですし、シナリオも豊富ですから。
この日も合計4戦、このモジュールのシナリオが対戦されました。これからも対戦の機会は増えると思われます。
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