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2013-08-16 17:37

『ソフィア会で尖閣ダンス』

午前中のダメコン祭りを終えて、サイ飲み飯でエネルギーを補充。
会場へ戻りプレイしたのは、今年のウォーゲーム業界で話題騒のコマンドマガジン『尖閣ショウダウン』。
 
まずは1回試してから、ちゃんと記録&写真を取りましたので、さっそくリプレイに行っちゃうYO!
お相手は初対面のTさん。インストから諸々有難う御座いました。
陣営は、私が日本軍、Tさんが中国軍で、そのまま2回戦しました。
なお、日本については呼称が多々あり、面倒なので日本軍に統一しています。
よろしくお願い致します。

ゲーム開始当初。両軍のユニットを配置したところです。
シチュエーションですが、中国軍の大艦隊が尖閣諸島へと迫り。
しかし戦端が開かれていないため、日本側から攻撃することが出来ません。
日本側は護衛艦隊が沖縄や日本本土にあり、潜水艦隊のみが潜伏。
1ターンは1日、全部で7ターン。
その後にはアメリカさんが「ウチのモンになにしてくれますの?」と出張ってくるため終了。
ですから、中国側はそれまでにどれくらいのVPを稼ぐか、もしくは決めてるか、になります。
ゲームを始める際に、ユニットを配置する前になりますが、中国軍の戦略目標(日本には内緒)、それに日本の政治状況を決めます。
今回は中国のは分かりませんが、日本は「普通の国」でした。他には「弱腰」や「対中癒着」などあり、日本が苦しくなるそうです。
手順としては、増援受取⇒制空戦闘⇒先攻・後攻決定⇒第1先攻・後攻アクション&ランダムイベント⇒第2(略)⇒第3(略)
1つのアクションでは、水上艦隊、潜水艦、航空部隊、政治運動。他にもありますけど、覚えてないっす。
戦いの主役である水上艦隊や潜水艦は、1エリアしか進めませんし、同じ種類の部隊を動かせません。水上艦隊⇒(別のでも)水上艦隊とかダメ。
ですからご利用は計画的に。
プレイ時間は長くて2時間くらい。短いと1時間で終わっちゃいます。


1ターン

中国軍が尖閣諸島へ上陸(赤円内)。
配置の時点で尖閣諸島周辺へ、中国艦隊と上陸部隊を置けるため、日本軍としてはこれを防ぐ手立てはありません。
こうやって中国軍の”攻撃”が行われたら、日本軍も戦闘を行えます。
 
さらに中国軍が八重山諸島を目指す。
自衛隊の護衛艦隊が対抗のため、沖縄から宮古島周辺海域へ出撃。
日本本土からも部隊は沖縄沖へ集結。その中には陸上部隊を乗せた上陸艦まで見える。

2ターン

日本軍は2VPの献上と入れ替えに、6ターンに受取る増援を先取り。圧倒的空軍力で制空権を得る。
そして八重山諸島へ上陸すべく集結中の中国艦隊へ向け、護衛艦隊を突入。
ここで八重山沖海戦勃発。
上陸前に捕捉撃滅すべく先手を取ったのだが、中国艦隊は輸送艦の盾となり死守。
唯一、生き残った中国軍の輸送艦が八重山諸島へ上陸占領。
さらに、ゲリラ的に与那国島も上陸占領する。
中国軍による尖閣、八重山、与那国の占領に日本世論は激高。
不甲斐ない防衛省や総理官邸へ群集が押寄せ投石を繰り返した。
中国国内はあまりの損害に戦意が急落。厭戦ムードが広がる。

3ターン

世論の後押しを得た日本軍は、佐世保の護衛艦隊投入を決断。
その勇躍出撃となった佐世保護衛艦隊は、要所である東シナ海へと進出。
そして第一空挺団の精鋭がヘリボーンで中国軍占領下の与那国島へ降下。
奪還の下準備を整える。
ヘリボーンでは沖縄から3エリアまでしか届かないが、これがオスプレイであればマップ上のどこにでも飛んでいける。
「これじゃあ、左巻きの人達は反対するよね」と妙な関心。
中国軍は強力な日本軍との交戦を避けて、艦隊や潜水艦を混在海域から撤収。
プロパガンダを打って、国内の情勢を沈静化させる。

4ターン

この日(ターン)は(イベントによる)悪天候が続き、碌な作戦行動が行えない。
日本軍は悪天候をものともしない与那国島の第一空挺団で中国軍を攻撃。
さらにへリボ-ンによる増派も行う。
このターン唯一の好天で護衛艦隊は、東シナ海を南下。
目標は尖閣北部のガス田だったのだ。
同海域には中国軍の潜水艦隊が待受けていたが、護衛艦が集中して来たため手が出ない。
自衛隊は先の大戦での経験から、対潜水艦能力は世界最強なのである。
中国軍は尖閣周辺海域へ艦隊と集結。

5ターン

尖閣沖にて日本軍15隻、中国軍17(輸送艦含)隻の一大決戦勃発。

その決戦の結果、中国軍10隻喪失、日本軍6隻喪失と日本軍の圧勝となる、のか?
そもそも日本軍が消耗戦に付き合うべきでなないのでは?
とか、疑問は沸くのであるが、日本の戦意も最高値を記録し、中国では戦意の低下に歯止めが効かない。

尖閣沖海戦で破れた中国艦隊であったが、残存艦隊で東シナ海のガス田へと進出。
同地を守っていた護衛艦の3隻を一方的に葬る。
これで、このターンの失ったユニットは中国軍10、自衛隊9となる。
一連の海戦は東シナ海海戦として、無為に艦船と人員を失った戦いであったと両国で語り継がれる事となる。

6ターン

遂に尖閣諸島へ日本軍の陸上部隊が上陸。中国軍と戦闘状態となる。
しかし陸上戦闘は1のみヒットなので、片が付く気配はない。
しかも、この日も悪天候であり、この地上戦が続いたのみだった。
何より、両軍ともあまりの艦船喪失に動揺。海戦を控えたのであった。

7ターン

中国軍は空母を含めた艦隊の派遣を決定。しかし、それらの艦隊が戦場に到着する頃には、アメリカの介入が見えている。
この名ばかり増派に、現地指揮官は悲憤に暮れるのであった。
日本軍は尖閣諸島での交戦を継続。艦砲砲撃や空爆も行い、尖閣諸島の北小島/南小島は交戦が継続しているものの、最大の魚釣島を奪還。
歓喜の万歳がいつまでも叫ばれたのであった。
これで全7ターンを終えて、中国軍の戦略目標は尖閣諸島の占領。
日本軍の勝利となった・・・、のであるが、日本軍としては目標だったガス田や与那国の奪還は失敗しているため、勝った気はしないのであった。

ルールブックのページ数は多く、その理由はアクション=やれることが多いため。
しかし、実際に「その時に出来ること」は少なく。アクションのチャートを眺めたり、何より相手と相談しながらやっても、ゲームとして成り立ちます。
ゲームのプレイ時間も、ルールの重さもそれほどでなく、ゲームの展開もGood。
売れているのですから、再販するのは今の内、だと思うんですけど。
対戦したTさんは、TRPGをメインとしている方で、インスト方法もウォーゲーマーと違いました。
それを実感できたもの、楽しゅう御座いました。

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