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ウォーゲームのサークル・千葉会のblogです。 毎月、第三週の土曜日と日曜日に例会を行っています。 その報告を主に、代表者のyagiが参加したゲームサークルなどについても、アップしています。
『北朝鮮軍配置』
一通り、国連軍の配置を終えたら、北朝鮮軍の配置になります。
上の写真がそれを終えたところ。
DASRAICHさんの配置は、前回より「ベタな配置」。
前回はソウル(このマップでは漢城)の正面に大兵力を置いてしまい、遊兵になった反省を生かし、春川戦区を増強しています。
それでもソウル=議政府戦区に、北朝鮮軍の主力が配置されています。当然、戦車連隊もここに2個。そして開城戦区にも戦車連隊があります。東海岸の江稜戦区には2個師団と国境警備旅、それにオートバイ連隊が増強されています。
ここにオートバイ連隊を置くことにより、韓国軍の安易な撤退を阻害しています。
DASRAICHさんは「yagiさんは、釜山を守って補給を切って来る“嫌らしい”戦略を取るんでしょう」と言っています。
でも、アナタの攻撃の方が、よっぽど嫌らしいわよ。言わせて貰うけど。
『韓国軍初動』
北朝鮮軍の配置が終わると、韓国軍が初動を行います。
これは、最前線に配置されている部隊で、右上にドットが書かれているユニットが、半分の移動力を使えるのです。写真を良く見ると分かると思います。
これにより、北朝鮮軍の意図を読み取り、それを阻害する事を可能にしています。
この「配置の自由度」と「初動」により、毎回違った戦略と戦術を試すことができ、ゲームへ深みを醸し出すことに成功しています。
今回の初動は、開城戦区と議政府戦区の前面で2個を足止めに使っています。これは常套戦術。
江稜戦区では、敢えて江稜に配置されていた部隊を、前線へと動かさず、後方(写真の南)で海岸を押さえています。これは北朝鮮軍の特殊大隊が、後方を荒らすのを嫌がったのです。
そして、今回一番の特徴は春川戦区。そこで初動可能の部隊を、全力で洪川へ3枚スタックさせていること。これで北朝鮮軍の攻撃を2:1で受け、後方に司令部を配置することにより、自軍の損害を減らし、北朝鮮軍へ打撃を与えることを目的にしてます。
「来るなら来てみろ!」の意志を含ませ、DASRAICHさんへ挑戦を見せているのです。
これを見てDASRAICHさんが一言「毎回、変えて来ますね」と。
当たり前でしょう。アンタみたいな凄腕に、同じことやってて勝てるなんて、そんな夢は見てらんないぜ!
『北朝鮮軍1ターン終了』
ふむ、さすがDASRAICHさん。こちらの思い通りには動いてくれません。
まず洪川はセットアップラインから5ヘクス以上離れており、攻撃義務がなくなるのです。それで「スルーします」と言いつつ、半包囲の状態で止めます。
次はソウルを包囲したこと。
うーむむむ。これは予想してなかったため、反撃も思うようにできません。
前回の対戦でやられたんですが、忘れてました。かなり精神的な打撃を受けてしまいました。
江稜戦区でも、ただ壊滅しただけ。同じ壊滅ならAの方が前進を阻むことになっていました。特殊大隊の件が心配だったと話せば、「高々、2ユニットでしょう。それに2移動力ですから」と。
その通りで、ぐうの音も出ませんわ。
『国連軍1ターン終了』
ソウルで3個連隊が包囲された事態を受けて、国連軍は決断を迫られました。
この時点でソウルの3個を失うことを恐れ、前線へ部隊を投入。漢河での戦線で支えることにしました。
洪川での半包囲はあまり怖くはありません。
元々予定していた1個を残して、2個は後方へ逃げ出しています。
江稜戦区も残った1個が山地で抵抗、そして後方へ司令部を置いています。これは山地にZOCが及ばないのを利用して、壊滅を避けることを目的としています。
『2ターン終了時』
漢河へ投入した部隊は、ソウルの部隊共々壊滅させらてしまいした。
しかも、補充兵力を減らすため、漢河橋の爆破を行わなかったので、南方から突入されました。そして甕津から海上撤収してきた部隊も、戦車連隊に突入され、海上退却に失敗し壊滅。
何たることか!
こちらの思い通り行ったのは、江稜戦区で行った山地での抵抗。
ここの部隊は北朝鮮軍のサイの目に救われ、壊滅を免れ退却(正確には潰走)に成功しています。
国連軍は全面的な後退を選択。
足止め部隊を道路へ残しつつ、山地の峠=道路で戦線を張っています。
今更ながら、この写真を見ると、Aで徹底抗戦しても良かったです。
このスタックへ攻撃をかけられる北朝鮮軍は、現状で1個しかありません。Bの部隊を合流させれば、オッズは上がらなかったハズ。細かいミスが続いています。チッ!
東海岸でも足止めを行っています。
生き残った1戦力部隊は単独でいます。
この状態では、オーバーランをされるものの、それを行ったスタックはそこで移動を終えるためです。
『3ターン終了時』
このターンは国連軍の予想通りでした。
北朝鮮軍の主力は、韓国軍の足止め部隊により、前進が滞っています。
東海岸でも予想通り。損害と前進速度を考えると、このターンは国連軍のモノと言えます。
国連軍は、山地で足止めを行います。
その後方にアメリカ軍による強力な戦線を構築してます。
これにより、東海岸からの転用も無力化してます。北朝鮮軍が強襲に出ても、その後方にはアメリカ・韓国の司令部があり、損害を軽減できるようにしています。
太田には1個で足止め。次のターンに天候が良ければ、空軍の妨害により、このは生き残って後退できる見込みです。
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