[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ウォーゲームのサークル・千葉会のblogです。 毎月、第三週の土曜日と日曜日に例会を行っています。 その報告を主に、代表者のyagiが参加したゲームサークルなどについても、アップしています。
『4ターン終了時』
天候は1で、国連軍の空軍は一つも使えません。我々は金日成日和と呼んでいます。
思わず心の中で唸ってしまいました。
そのため太田の韓国軍は、北朝鮮軍に何の損害を与えず壊滅。
そして山地での足止め部隊も壊滅させ、いよいよ大邱が近づいています。
史実では、大邱から浦項のラインで、北朝鮮軍の前進を阻んでいるのですが、このゲームでは、まずは有り得ません。
北朝鮮軍は浦項の南方に特殊大隊を上陸。嫌がらせを行います。
国連軍は、この特殊大隊を艦砲で封じることにしました。
全体的には、大邱の前面でアメリカ軍による強力な戦線を構築しました。
ここで一旦、損害を減らすことを目的です。
というより、すでに損害に耐え切れなくなった、とも言えます。
そのため、西側には部隊を送る事ができません。司令部で戦略移動を阻害するだけです。
天候の回復を頼ってでした。
『5ターン終了時』
天候は何とか回復し、空軍を1個受け取りました。
国連軍は決定的に兵力が足りません。
大邱の前面で一旦攻撃を受け、前進を止めましたが、ここでは死守できません。
山地はZOCが及ばないため、抜けられてしまうのです。
地形効果を当てに、グズグズすることは許されません。しかもDASRAICHさんですからね。そんなミスを許してくれませんし。
さて、戦線を後退させるにしろ、どの辺りでどのような戦線を構築するかは、難問です。
そこで問題になるのが、浦項の南に上陸した特殊大隊。
浦項から大邱に渡る戦線を構築すると地形を利用できるのはいいが、この部隊が後方にいることにより、退路を絶たれてしまう危険があるのです。
さらにゲームは地形も絶妙に作られていて、浦項で守るとすれば、その隣りでは地形効果を得ることができません。
こう言った、「一ヶ所は地形効果はなくなる」という事態は、随所で見受けられます。それにZOCが及ばない山地があることにより、流動的で信念の要する防御が必要となっています。
今回は、特殊大隊を増援で現れたスタックによりオーバーラン。
それで中央よりだった韓国軍を右翼へと前進。
これで第一線を張り、その後方にアメリカ軍の第二線を張って、戦車連隊の突進を止める算段です。
もう少し戦力に余裕があれば、強力なスタックによって「戦力による抵抗」が行えました。
しかし、今はこれが精一杯。
右翼へ兵力を注ぎ込んだため、左翼は弱体な戦線です。
それでも、北朝鮮軍の主力は届かない位置なので、問題はありません。
いや、問題があるとしたら、サドンデス負けに近いということか。
『6ターン終了時』
ちょっとボケましたな。
さあ、国連軍に取り危険が危ない状態です。
オレンジの4都市の内、3つまでをこの時点で北朝鮮軍に占領されているのです。
慶州すら諦めて放棄しています。
これで馬山を8ターンまで保持する必要になった訳です。
唯一の慰めは、北朝鮮軍の主力が右寄りなこと。
左寄りにある馬山へは、一時的な転用を行わないといけないのです。
1ターンでも稼げれば、ギリギリ8ターンまで持たせることは可能と読んでいました。
そして殆どを最終防御ラインまで後退。馬山周囲では、遅滞戦術と徹底抗戦により、その保持を目指します。
しかし、ここで兵力不足により、アメリカ軍の1個を前方へ出すことに。
次のターンに1個師団を受け取れるため、それの到着まで時間を稼ぎます。
自分の計算では、ギリギリ逃げ切れると踏んでいました。
『7ターン終了時』
天候は1。ここに来て悪天候で空軍を一つも使えません。
北朝鮮軍は最終防御ラインまで突進し、猛攻を加えて来ました。
この消耗戦は効いて来るんですよね。
それまでに、北朝鮮軍は損害を殆ど受けていませんから、いくらでも補充部隊が余っていますし。
国連軍は一歩も引けないため、厳しい戦いを強いられます。
馬山周辺でも攻撃し、戦車連隊が馬山へと隣接。
消耗戦により、損耗した部隊の入れ替えとで、目の廻るような状態です。
そして国連軍は馬山に隣接した戦車連隊へ反撃を下命。
馬山へ6戦力入れ、空軍が完全に出て来れば、馬山の防御は可能としました。
Aへ空軍を2個いれれば、との運次第でしたが、これが精一杯。
ところが、DASRAICHさんが一言「これ終わってますよ」、と。
『ゲーム終了時』
動揺しつつマップを眺め直すと、最終防御ラインを越えたところにある山地に部隊がいません。
ここはZOCが及ばないため、何等かの部隊を置いていないと行けなかったのです。
「初心者がやる間違いですね」と指摘を受けましたが、ぐうの音も出ません。
山地に部隊を置き忘れた、というのは結果にしか過ぎません。
何より、駒捌きで負けたと勘違いしてもらっては困ります。
敗因は1ターンでの戦略ミスです。
その戦略ミスを引き起こした要因は、DASRAICHさんによる私の予想外だったソウル包囲にあります。
それに動揺し、対処を誤り損害を増やす結果となったのです。
初動の前に「ソウル包囲をやって来る」と読んで、その対処をしておくべきでした。
そして包囲された場面では、ソウルの部隊を諦める選択も有りえたのです。
これにより、前回の対戦より1ターン分、進撃度が早くなり、対応が連鎖的に厳しくなったのだ。
そして心の自由が失われて行き、打つ手打つ手にミスが目立つようになったのです。
これで、DASRAICHさんとは一勝一敗一引き分けとなりました。
しかし、負けたことしか印象に残っていません。
とにかく、悔しいなあ。
「勉強になりました」何てこと言うほど、上品な育ちはしてません。
なあ、DASRAICHさん。またやろうぜ。
ソウル包囲の最善(と見られるだけど)な対処は、考え付いたんだよ。
今度は負けないぜ。多分、だけどな。
2010-03-23 22:28
2010-03-24 02:34
2010-03-26 13:41
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |