ヤニスさんからお誘いがありまして。2月1日に開催された
JIGG綾瀬会へお邪魔してきました。
綾瀬駅前で一杯やって、会場へ到着すると、HJ『Ticket to Ride』の準備中。
ヤニスさんがインストしていたので、私も混ぜて貰いました。
ちょうど先月にソフィア会で対戦しましてね。ルールを知っていたのですよ。
それにしても、カワイイお嬢さん方と同席できまして。
おじさんはちょっとドギマギしてました。
その後に、ヤニスさんとタポスを対戦。
あっさり負けてしましましたショボーン(´・ω・`)。
詳しくは、下の方でリプレイを書きますでは、はい。
最後はテイケンズ・ゲーム『テラミスティカ』を対戦。
何時ものように、下手の横好きで80点そこそこ。
これくらいの点数では、もやっとしてイカンです。
少しは伸びる算段をしたいけど、今一つ掴めません。
さて、ヤニスさんとのタポス(AH『TURNNING POINT :STARLINGRAD』)のリプレイです。
今回はメモしましたので、そこそこ詳しく書けます。負けちゃいましたけどね。
陣営は、ヤニスさんが攻撃側のドイツ軍、私が防御側のソ連軍。
1ターン
写真では、ドイツ軍の攻勢を青矢印、ソ連軍の目立つ動きのみ(主に反撃)を赤矢印としています。
ドイツ軍のオープニング砲撃は盛大にハズレ。
この砲撃や爆撃のハズレ加減は、ゲーム中にずーっと続きました。
ここでソ連軍の戦線に穴を開いてしまえば、その対応に追われるため、苦しくなるところでした。
ドイツ軍の攻勢は、ソ連軍から見て(以降、同じ)左翼に集中。
ヴォルガ河沿いの第29自動車化師団、第49師団は順調だったものの、第71師団と第285師団は停滞。
停滞した理由は、ダイズが振るわなかっただけでなく、ソ連軍の反撃もあったため。
それは攻撃側はフルスタック(キラースタック)を作ること。そうやって攻撃すれば、防御側を圧倒できてしまえる。
これは、このタポスでも同じ。
その対応策は、反撃を仕掛けて、キラースタックを崩してしまう。
そうすれば、犠牲は出るものの、後々攻撃を食い止められます。そのタイミングが難しく、作戦的な思考でけでなく、戦術的な視野が必要になります。
今回は、最強の第71師団を崩せたのが大きい。
第71師団はユニット個別の戦力は低いのだが、唯一完全戦力を有している部隊。
他の師団は1個大隊や2個大隊は足りないもの。ソ連軍などは、2ターンに登場する親衛師団が完全戦力に近く、それ以外は寄せ集めでお話になりません。
そのため第71師団がフルスタックを組んでしまうと、その攻撃力は17まで達してしまいます。
この攻撃を受ければ、どのような防御も吹き飛ばされてしまうのでした。
ただし、ソ連軍に取って不運もありました。
それは第385師団の攻撃により、反撃を準備中のT34大隊2個が吹き飛ばされてしまったこと。
温存していたのが裏目に出ました。
そしてヤニスさんが上手かったのは、第24装甲師団の各部隊を予備として前線へ投入しなかった。
そのため隙ができず、後々ソ連軍を苦しめることになります。
2ターン
このターンはドイツ軍に不運でした。
第3インパルスに昼間が終わり、主導権を渡して昼間を延長したのですが、次の第4インパルスに昼間が終わってしまったのです。
ドイツ軍は第389師団が陣地変更しただけ。
夜間になると、ソ連軍の防御力が上がったり、増援も登場します。
さらに昼間はドイツ空軍の援護があるため、ドイツ軍の全ての部隊に戦力が強化されるのです。
そのため昼間はドイツ軍、夜間はソ連軍のもの、と言えるのです。
ただし、ソ連軍にも不運がありました。
ソ連軍の増援はヴォルガ河を渡って登場するのですが、渡河判定に失敗してしまったのです。しかも最強のスタックが。
それが後々ソ連軍の足を引っ張ります。
3ターン
ドイツ軍はママイエフ岡を目指して前進。
まずは第389師団がママイエフ岡の正面にあるHill23を占領。
第71師団も第389師団に歩調を合わせるように前進。
夜間に第71師団へソ連軍が反撃。損害を出しつつも、その一部を撃退します。これで第71師団はかなり分散しました。
ドイツ軍がママイエフを目標としてきたため、ソ連軍も兵力を集結させます。
ヤニスさんが巧妙だったのが、第71師団の前方に第24装甲師団を進出させたこと。
この布石は大きな意味を持ちました。
そしてドイツ軍は快速の戦車大隊をママイエフへと進出させます。即時の反撃するには兵力が足りなく、増援に任せることに。しかし、それが意外な結果となります。
前のターンまでソ連軍に取って幸運が続いたのですが、このターンから流れが一気に傾きます。
ヴォルガ河を渡った親衛師団(Gd)スタックが、またして渡河チェックに失敗。何とか渡河には成功したものの、それ以上の移動はできなくなったのです。
これでママイエフへの反撃は断念となったのでした。
実は、このターンにソ連軍のミスがありました。
ちょっと分かり難いのですが、マップ外のゾーン(写真の左上)を見てください。
勝利条件である右翼ゾーンの1つをドイツ軍が占領してゲームは始まります。
しかし、そこをドイツ軍が放棄したのです。
これ幸いと、慌ててソ連軍が占領したのですが、戦線の縦深を狙い、部隊を二手に分けたのです。
これが悪手となり、ソ連軍を苦しめます。
4ターン
ドイツ軍は焦らず慌てず前進して来ます。
まずは、再編成となった第29師団が、左翼のヴォルガ河に沿って前進。
実は、定数は歩兵師団よりも少ないのですが、第29師団も完全編成。
これが集まれば攻撃力は13となり、強力なソ連軍の親衛師団すら圧倒できます。
その後詰には第94師団が集結。二の矢を放つ態勢。
ママイエフ周辺でも大きな動きが。
第389師団は一歩前進しただけでしたが、第24装甲師団がヴォルガ河まで突進。
ここに進出することで、ママイエフへは兵力の余裕がある左翼から辿り着けなくなったのでした。
今見ると、このターンに反撃をかけるべきでしたか。
そうしてしまえば、予備がなくなり、前線が突破されると、手の打ちようがなくなるため、躊躇してしまったのです。
さらに、第16装甲師団がソ連軍の奪った右翼ゾーンへ反撃を開始。
第16装甲師団は殆ど1個連隊程度しか兵力はないのですが、増援で登場した部隊と合流し、増強されたのでした。
これでソ連軍は左翼ヴォルガ河、ママイエフ、右翼ゾーンと3箇所に対応する必要が出てきました。
5ターン
左翼ヴォルガ河では、第29師団と第94師団が入れ違いに攻撃。
これは夜間でしたが、ソ連軍に消耗を強いりました。
ママイエフへは遂に第389師団が進出。同地の陥落は目前となり、このまま親衛師団を温存しさせるの訳にはいかないと前進。
さらに右翼ゾーンの目前に第16装甲師団が迫り、こちらも危機的状況。
ソ連軍は、このターンに登場した増援を送り対応。
その瞬間に、中央部で第24装甲師団が大突破に成功。一気にヴォルガ河まで到達。ちなみに、第24装甲師団は各ユニットが強力なため、1個連隊単位で動いていました。
この状況にソ連軍に打つ手は無く投了。
うーむむむ。やっぱりヤニスさんの方が一枚上手なようですね。
それでも遣り甲斐のあるゲームですから、対戦は続けたいです。
そうそう、メモ=ノートをとりながら対戦していたところ、カワイイお嬢さんに「ノートに書かなければいけないほど重いゲームなんですか?」と聞かれまして。
「2人とも計算が苦手だからですよ」とは答えたものの、内心では「もっと重いのは幾らでもあるYO!!」と。言いませんでしたよ、大人でしたから。
[4回]
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