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2024-11-24 12:11

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2010-08-10 19:41

愚者のたわごと その9

最終9ターン前半



9ターンの布陣
上の図がカルタゴ、ローマの増援を終えた時点だ。
ハンニバルは9CUまで回復している。アフリカヌスも10CUだが。ローマは他に3つの最大

兵力に近い打撃部隊を維持しているが、カルタゴは4と6CUと如何にも心持たない兵力だ

。まあ史実でもカルタゴは敗北しているのだから、ある意味仕方ないところでもある。


9ターンカルタゴ手札
勝った!
この手札を見た瞬間に確信してしまった。前のターンに「セルチベリア反乱」をこちら

が使っており、「ヌミディア反乱」「コルシカ反乱」が手元に来たので、反乱カードに

よる支配を失うことがないのだ。そして「シチリア反乱」で支配を崩せば、まさかそのままではあるまいが、ローマはそれなりの対応を迫られることとなる。現在の支配は8ずつで同じだ。要は、守ればいいということなのだ。「強行軍」をターン終盤まで持っていれば、ローマを迎撃するのに心強い。「傭兵の逃亡」もカルタゴ全軍の損耗を避けられるので有り難い。他もイベントしては有効でないものの、使い勝手が良いカードにが来ている。




勝つと思わば・・・

カルタゴ 1stアクション

カルタゴの初手は「傭兵の逃亡」を使ってのPC置きだ。先ほど失ったアプリアへ2個のPCを置いた。これでローマが何等かの対応をするかのエサだ。


ローマ 1stアクション

そんなこちらの思惑を他所に、ローマの初手は「メッセンジャー・インターセプト」。ああ、これまでは和訳の題名を述べて来ましたが、実際には英文の読みでレッツゴーしてるんです。まあ、テキトーに理解してくだされ。
で、持って行ったカードは「ヌミディア反乱」・・・。
このタイミングでそれを持って行くかー!?

ここで一気に戦況が変わってしまった!!
ローマの後手なため、最後に「ヌミディア反乱」を行われると、それだけで支配数を1つ失ってしまう。と言う事は、これまでは「守ればいい」だったのが、これからは「勝たなくてはダメ」になったのだ。しかも手札が1枚少ない状態でだ。
この世には神も仏もあるものか!?ああ、オレのは元々いねえや。

カルタゴ 2ndアクション

カルタゴは二手目で冷静(本当かよ)に「バレアレス諸島」でニュー・カルタゴを増強。


ローマ 2ndアクション

ローマは「増援」で・・・、スペイン侵攻!
メッシナに駐屯していたヴァロが9CUを率いて、スペインのガベスへ上陸。尚も攻勢を目指すか!?

カルタゴ 3rdアクション

カルタゴはスペイン守備を担うマゴを動員。「コルシカ反乱」を使い、ヴァロへの強襲を行ったのだ!



ガベス会戦
BCは11枚で同じ、将軍の能力もほとんど差がない互角の戦いだ。マゴはCUで劣勢なものの、スペインの地元衆を味方に出来るので、兵力差を補っている。
註:多分、計算か何かしらを間違えている。何故ならヴァロは8CU+戦闘能力1の合計9にしかならないのだ。まあ、いいんじゃん終わったことだし。

マゴのBCは上の図になる。
悪くない。両翼包囲がないのは気になるものの、他はバランスが取れている。余程さいの目が偏ることさえなかったら、負ける戦いではないだろう。

マゴは、左翼に突撃を命じる。それをヴァロは受け止める。主導権のDR1・・・。フッ、ヴァロでも攻撃権を得られたんだ。

ヴァロは左翼を突撃させる。マゴもまた余裕のある左翼で受け止める。

同じ種類のBCを投入とは、如何なる戦いなのだろうか。主導権のDRは6・・・。マゴさんよお、もうちょっとシャキっとできないかい!?

ヴァロはまたもや左翼を突撃。それをマゴは最後の左翼で受けとめる。主導権のDR2、マゴが何とか攻撃権をもぎ取る。

マゴは右翼を突撃させる。ヴァロもそれを受け流す。しかし主導権のDRは6。そうだよなー、ヴァロだもん。

マゴは再度右翼を突撃させる。ヴァロもそれを受け止める。ヴァロらしくないなぁ。しかも主導権DRが1で、攻撃権まで持って行く。本当にヴァロかい!?

ヴァロの左翼突撃をマゴが予備で喰い止める!!この2人の戦いがここまで伸びるなんて誰が考えるのかい!?主導権のDRは6、Σ( ̄□ ̄;)ヒー!!!

ヴァロの出したのは探り・・・。あら、向こうも左翼突撃が無くなったのね(・ω・;)。主導権のDRは2、ようやくかよマゴォ。頼むよー。

マゴが繰り出したのは右翼突撃。これに対抗すべき手段がないヴァロの敗北となった。しかも退路のないヴァロは、全てのCUとともに海へと追い落とされる。戦闘で失ったCUの半分である、4個のPCを取り除いたので、ローマとしても大打撃だ。

マゴはラウンド数の1CUを失ったのみ。久々のカルタゴ大勝だ。


ローマ 3rdアクション
ローマは失ったPCの穴埋めで「麦高騰」を使う。見分けのつき難いので図は省略する。

カルタゴ 4thアクション

カルタゴは戦勝に沸くマゴを「ヌミディア同盟」を使い、足掛かりのあるアプリアへ上陸させる。メッシナに駐屯していたヴァロが壊滅し、ローマのP・スキピオでは1手番で追い付かないとの読みだった。

ローマ 4thアクション

しかし、ローマは「マイナー・キャンペーン」を決行し、ローマ本陣のP・スキピオをマゴ狩りへ動員。「ああ、ここはローマから4エリアで、1手番で届くんだ」と気が付いても後の祭り。


ムルティム会戦
BCはマゴ7枚、P・スキピオ14枚と絶望的な戦いだ。

マゴのBCは上の図になる。まあ、逃げ場はないし、万が一ということもあるので、投げはしないが・・・。

P・スキピオの初手は探り・・・。これはアカン!アカンやろ!?予備で受けるが、主導権DRも5。アカン、アカンわー!!

やっぱりアカンかったわー。今度はマゴが海へレッツ・ゴーするハメに。

ローマ 4thアクション続き
「マイナー・キャンペーン」なので、ローマはもう1人将軍を動かせる。そこでアフリカヌスを前進。カルタゴのPCがある地点へ居座る。これでハンニバルがアルプスを越えてきたら迎撃するんですね。分かります。

上の図がムルティム会戦で勝ち誇るP・スキピオと、アルプス一万尺を曝しまくりのアフリカヌス。

長くなったんで、ここで中断します。

ラスカル、僕疲れたよ。

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2010-08-10 15:42

愚者のたわごと その8

8ターン



8ターンの布陣
上の図がカルタゴ、ローマの増援を終えた時点だ。
7ターンで間違いがあった。ハンニバルは6CUでなく、10CUだったのだ。キャンペーンカードでスペインの兵力と合流したのを忘れていた。
カルタゴが、ハンニバルへ全力で兵力を集中させたのが精一杯なのに対し、ローマはアフリカヌス、ローマ本陣、そしてシチリアへ6と7CUの打撃部隊を維持できている。この動員力は圧倒的だ。



8ターンカルタゴ手札
悪くない。・・・そうか、再度のイタリア侵攻しろって言うのか。では、その理由を解説しよう。
「現地のガイド」は山越えのリスクを軽減するものだ。これでハンニバルの泣き処であるアルプス越えで損害を減らせる。「オラはローマが敵だっぺよ(千葉弁の意訳)」はイタリアでの行動で大きな影響をもたらす。「アドリア海賊」は3CUをイタリア南部の港湾へ送るんだけど。僅か3CUだしなー。「セルチベリア反乱」は自分の支配を崩されないから嬉しい。「カルタゴの攻城兵器」も使えないんじゃないかなー。今更ハンニバルが攻囲をするとは思えないし。でも3OPカードだからいいけど。「マイナー・キャンペーン」は2人の将軍を一辺に動かすことはなかろうが、それでも3OPカードだからねぇ。「疫病」をアフリカヌスにお見舞いするかな。ウヒヒ。
こうして見ると、かなーりいい手札とも言える。


ここからは手番ごとに詳しく進めます。みんな付いて来てね。

ハンニバル再度アルプスを越える

カルタゴ 1stアクション

ハンニバルは「現地の案内人」を先頭に再度アルプスを越える。アルプス越えの損耗は-2DRMされるが、出目は“6”。損害は2だった。それにしても6かよ。

ローマ 1stアクション

アフリカヌスは「敵対的な部族」でボリへ進出。現地のカルタゴに友好な部族を攻囲。DR2で効果は無かったが、ハンニバルを挑発する。

カルタゴ 2ndアクション

ここでハンニバルはアフリカヌスの陣地へ「疫病」をお見舞い。損耗を強いるが、出目に恵まれ1CUを失っただけだった。

ローマ 2ndアクション

アフリカヌスは損耗も無視して「敵対的な部族」を使って攻囲を継続。その攻囲ポイントを2まで上げる。あっれー?出目は5なんだけど、2回適用してるなぁ。アフリカヌスの特殊能力を勘違いしたのかなぁ。

カルタゴ 3rdアクション

友好部族の危機にハンニバルは出撃を決意!
「海上の嵐」を使ってボリのアフリカヌスと決戦を挑んだのだ!!


第二次ボリ会戦
ハンニバルのBC14枚、アフリカヌスのBC15枚とほぼ互角の戦いである。

ハンニバルのBCは上の図になる。
うーん、バランスは取れていないため、防御に向かない。左翼突撃が1枚しかないのは心細い。しかし右翼突撃が4枚あるため、主導権次第では決して不利とは言えまい。

ハンニバルは豊富な右翼に突撃を命じる。それをアフリカヌスは軽く受け流す。主導権のDR4、ギリギリでアフリカヌスが攻撃権を得る。

アフリカヌスは探りを入れてくる。ハンニバルもそれを受け流す。ふむふむ、両方とも同じ種類のBCがあるのだな。主導権のDRは1で、ハンニバルは確実に攻撃権を得る。

ハンニバルはまたもや右翼を突撃。それをアフリカヌスは受けとめる。主導権のDR2、アフリカヌスが攻撃権をもぎ取る。

アフリカヌスはまたもや探り。ハンニバルもそれを受け流す。しかし主導権のDRは6で、ハンニバルは攻撃権を得られなかった。

当然アフリカヌスは探り。ハンニバルは最後の探りで対抗!主導権のDRは1で、ハンニバルが攻撃権を獲得。
ああ、画像がない!
ハンニバルが右翼の突撃を命じると、アフリカヌスは予備で対抗する。遂に右翼突撃が切れたのだ!しかし主導権のDRは1で、アフリカヌスは攻撃権を奪う!

そしてアフリカヌスは探りを出すと、ハンニバルは対抗手段がなく、この会戦の敗北が決まってしまった。探りはハンニバルの特殊能力を発揮できるカードであるが、探りは他から変えようがないのだ。

7つのラウンド数で損害はハンニバルが1、アフリカヌスが2。そして退却での損害は2とハンニバルは合計3のCUを失って退却。
ここで勝っていれば、かなりの優位を得られていたが、敗れては仕方が無い。それでも大きな損害を喰らわなかったのが救いか。


ローマ 3rdアクション
ここから少々図を省略します。動きがないんですもの。
ハンニバルを撃退したアフリカヌスは「野営地のスパイ」を使って攻囲を続ける。そして長きに亘ってローマに抵抗して来たボリを焼き払う。

カルタゴ 4thアクション ローマ 4thアクション
カルタゴは「カルタゴの攻城兵器」でスペインとアフリカの空いたエリアへPCを置いた。図は省略しますね。離れ離れの地点なんで、あまり分からないんです。
うーん、これじゃなかったかなぁ。だって、スペインやアフリカの奥地なんか、ローマが1つくらいPCを置いても、脅威にならなかったモンなぁ。
今頃上のようなことを考えていたら、ローマも「カプアがカルタゴ側につく」で空いたエリアにPCを置いてました。これもイタリア南部とシチリアでしたから、それほど危険では有りませんでした。まあこんなモンなんでしょうね。

カルタゴ 5thアクション ローマ 5thアクション

カルタゴは「セルチベリア反乱」で1CUを買う。僅かでも、無いよりマシだ。
すると、ローマは「同盟国の増援」でサムニウムから兵力を動員。アフリカヌスを強化する。
カード・ドリブン・システムのゲームをやっていると、両陣営とも同じことをすることがある。今回もそうだ。


カルタゴ 6thアクション

ハンニバルはアフリカヌスの強化とボリの陥落を見て、ガリア・キサルピナからの撤収を決意。3度目のアルプス越えを行った。アルプス越えの損耗はDR1でナシ。良かったんでしょうね、多分。

ローマ 6thアクション

ローマは「フィリップⅤ」でパウルスをイタリア本土へと移動。でも、イベントで使うべきだったと思う。マケドニアの同盟を終わらせ、カルタゴの海上移動を危険にし、カルタゴのカードを1枚失わせることが出来たからだ。多分、忘れてたんでしょうね。


カルタゴ 7thアクション ローマ 7thアクション
このアクションと次のアクションも図は省きます。動きがありませんでしてね。後でまとめて解説します。
カルタゴは「オラはローマが敵だべ」でハンニバルの進駐しているマッシリアにPCを置けば、ローマは「奴隷から徴集」で同じ地域にPCを置いた。

カルタゴ 8thアクション ローマ 8thアクション
カルタゴは「マイナー・キャンペーン」でハンニバルのCUを増やせば、ローマは「外交」でアプリアのカルタゴ港湾PCを裏返す。これでアプリアに残る2個のカルタゴPCは補給切れで除去だ。

カルタゴ 9thアクション ローマ 9thアクション
カルタゴは「アドリア海賊」でハンニバルを増強。CUは8まで回復する。ローマはさらにマッシリアでPCを置きまくりですわ、奥様。



8ターン終了時点
前半の決戦を終えたら、小康状態だった。
イタリア南部に2個空きスペースがありますね。これが補給切れで除去されたカルタゴPCの跡。ナムナム。
ハンニバルとアフリカヌスのライバル同士がアルプスを挟んで対峙している。
地域の支配はカルタゴ9、ローマは9。完全に追い付かれてしまった。
さあ、この状態で最終ターンを迎えるのだ。

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2010-08-10 08:34

愚者のたわごと その7

7ターン



アフリカヌスの増強
上の図がカルタゴ、ローマの増援を終えた時点だ。6ターンでの消耗戦により、両陣営ともCUといい、PCといい大きく減らしている。その中で特筆すべきはアフリカヌスで、9CUまで回復されている。他のローマ将軍は、それぞれ5~8CUを引き連れているため、打撃力としては十分に脅威だ。
カルタゴと言えば、多くて6CU。ハンニバルなどは3CUしか維持できていない。
これで戦争になるのか?



7ターンカルタゴ手札
何とか悪い流れは終わったようだ。
メジャーにマイナーキャンペーンが1枚ずつある。「外交」は悪さするにはいいカードだ。「麦の不足」はシチリアの支配が関わるため使えない。もう1~2ターン早ければ。「バレアレス諸島の投石兵」は使い勝手の良い増援になる。
他もOPが低くないので、全体的に強力ではないものの、決して悪くない手札だ。


ハンニバルのスペイン帰還とローマの掃討作戦
ハンニバルはこれ以上ガリア・キサルピナでの行動は不可能と判断。スペインへと帰還した。スペインへと着いたと同時に「バレアレス諸島の投石兵」を呼び込み、僅かながらに戦力を回復させた。






7ターン終了時点
さて、このターンは小康状態だったと言っていい。
兵力の枯渇しているカルタゴは、失ったPCの復元に追われる。ローマも同じくこれまでの劣勢で失ったPCの復元に追われる。2人して何してんだか。

ポイントをいくつか拡大して笑点・・・。タッタカタカタカッタッタ♪
ではなく(やってみたかったんだよ)、焦点を当てて解説する。
ハンニバルは6CUまで回復したため、いつでも反攻へ移れるようにと、「ガリア・キサルピナを慕いて」アルプスのこちら側まで取って返している。

アルプスの向こう側では、アフリカヌスがガリア・キサルピナのカルタゴPCをローマPCへと変換、浸透という地味ーな作業を行っている。

カルタゴの嫌がらせはPC置きと「外交」のコンボによるアプリア支配。今はこれが精一杯。


カルタゴ勢を追い払ったシチリアでも地味な作業を行い、長期間に亘ったカルタゴの橋頭堡を排除したのだ。


地域の支配はカルタゴ11、ローマは7。
未だに地域の支配ではカルタゴが圧倒している。そして地域の支配差分のPCは、草が茂って来た“草刈場”のマッシリア周囲から刈り取った。
全体的に安定を取り戻しているのが見て取れるだろう。







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2010-08-10 07:49

愚者のたわごと その6

6ターン



アフリカヌス登場
上の図がカルタゴ、ローマの増援を終えた時点。ローマの布陣と言えば、アフリカヌスとパバロッティの2人のスキピオがローマで18CUと共に駐在。ローマの盾野郎のマルケロスとネロがシチリアのマラッカに駐屯。
対するカルタゴは、ハンニバルが9CUでアプリアのアルピで行動中。ハスドルバルはシラクサで9CUと共に同盟である当地を守っている。カルタゴの他には2~3CUが拠点にあるだけ。全てをイタリアとシチリアへ投入していると言っていい。


6ターンカルタゴ手札
今回はそれまでと大きく見劣りする。カードの分類は3OPが2枚、2OPが1枚、そして1OPが5枚だ。3OPが「マイナー・キャンペーン」と「強行軍」。うーむむむ。反乱の方が嬉しいのだが。
「停戦」?。うーん、イベントすれば、すぐに解除されてしまうしなー。
他の1OPカードは「内よりマシ」程度のモノ。
流れがローマへ傾いているのかなー。ここは凌ぐ時間なんだろう。



ハンニバルの撤退とローマの回復
カルタゴは初手で「マイナー・キャンペーン」を使い、孤立状態で危険なハンニバルを北上させる。さらにカルタゴ本国のマゴをスペインのカルタゴ・ノヴァへと上陸させる。するとローマはサムニウムの空白地帯を自軍PCで埋めて行った。
ハンニバルが当地のPCを自軍へと変換すれば、ローマは「伝令の捕獲」でこちらの1OPカードを持って行った。


ハンニバルの落日

そしてローマはアフリカヌスをハンニバルへと突撃させ、遂に名将同士の会戦となった。
ハンニバルのBC15枚、アフリカヌスのBC17枚だ。

アフリカヌスはハンニバルのお株を奪うように、両翼包囲を連発。ハンニバルは予備や特殊能力、さらには戦闘カードで凌ぐものの、最悪な両翼包囲での敗北を被る。
それにしても、ずーっと両翼包囲で主導権のDRをやってるなー。ルール的には自動的に移るんだけど。何でやってる最中は気が付かなかったんだろう。
僅か3CUまで減退したハンニバルをアフリカヌスが追撃。ムルチナでは一旦逃れたハンニバルも、ボリで捕捉される。

BCの差が7枚と絶望的なため、ここは戦闘離脱を試みて死地を脱する。

そして「停戦」を要求するが、一蹴されてお茶を濁しただけだった。



ハスドルバルの敗走
次のローマ攻勢はシチリアだった。

マルケロスがシラクサのハスドルバルを襲撃したのだ。両陣営ともBCが14枚、将軍の能力も同じと、全くの互角の戦い。

しかし、ここでも武運はローマにあり。
8ラウンドの戦いもマルケロスの勝利となる。敗北を喫したハスドルバルは、会戦の損害だけでなく、敵PCを通過しての後退だっただため大損害を被る。残るCUは僅か1だったのだ。
そしてマルケロスはシラクサの攻囲も行う。なかなか完了はしなかったが、シラクサの命運は目前だ。


運命のメジャー・キャンペーン
カルタゴの手札が無くなった状態でローマが出したのは「メジャー・キャンペーン」。
これでハンニバルとハスドルバル兄弟の止めを刺すつもりだ。
シチリアのハスドルバルは、恨み重なっていたネロにより敗走。本国のカルタゴまで落ち延びるて行った。唯一の望みは迎撃が成功して、シチリアのカルタゴPCが残っただけか。


続いてアフリカヌスによるハンニバル狩りだ。

アフリカヌス相手では事前の退却もままならぬと、悲壮な覚悟の会戦だった。
BCはハンニバル8枚、アフリカヌス14枚と絶望的な戦いとなっていた。
ところが、ハンニバルの探り連発で勝利!
アフリカヌスを2CUまで磨り減らして敗走させるのに成功する。

ローマは最後のカードでシラクサ攻囲を完遂する。損害も多かった攻囲であったが、カルタゴのシチリアにおける一大拠点を攻略した意義は大きい。





6ターン終了時点
地域の支配はカルタゴ10、ローマは8。
各地で空いているスペースは、ローマが地域の支配差による政治状況により、カルタゴはこのターンにおける一連の敗戦によってだ。我ながら、良く負けたモンだ。


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2010-08-09 17:35

愚者のたわごと その5

5ターン


5ターンカルタゴ手札
今回も悪くない。
「フリップⅤ」の顔を、たまも見られるとは嬉しい。このカードがローマへ行ってしまっていれば、マケドニアとの同盟は崩れ、カルタゴのカードは1枚失っていたのだ。
「ハンニバルがイタリアを魅了する」はハンニバルの通ったエリアにある、ローマPCを取り除けるのだ。
「コルシカ・サルディニア反乱」「ヌミディア反乱」も相手に渡らないので嬉しい。
「カルタゴ軍の攻城兵器」は微妙かな。現状で攻囲を行う場面はなさそうだし。
「停戦」かぁ。使えるかなー。




突撃ハスドルバル!
カルタゴの初手は兵力を蓄えたハスドルバルによる、シチリアへの渡海とともにネロへの突撃だった。マゴでは荷が重いので、その増強とローマへの打撃を狙ったのだ。
会戦の場所はシチリアの中央部のエンナ。
ハスドルバルのBC14枚、ネロのBC13枚とほぼ互角の戦いだ。しかし、将軍の能力はハスドルバルが圧倒している


5ラウンドの会戦
ローマは「敵野営地へのスパイ」を投入。ハスドルバルはBCの半分を曝しながらの会戦となる。会戦は5ラウンドでハスドルバルの勝利となる。
上の図で分かるように、左翼の攻撃で崩してしまった。黒の攻撃カードをみれば、ハスドルバルが圧倒したのが分かるだろう。
図の下の方に僅かに見えるのが、スパイにより露見していたカルタゴBCだ。


ネロの後退
ネロは4CUを失い後退。P・スキピオと合流する。
ハスドルバルは3CU・・・。あら、勝っても損害があまり変わらないのね。



ネロの復讐
一旦は敗走したネロであったが、P・スキピオを掻き集めて逆襲!
第二次エンナ会戦である。

と言いつつ僅か2ラウンドでネロの勝利。
あら、両翼包囲なのに主導権がこちらに来てないや。
ハスドルバルは後退し、マゴと合流。2CUを失う。
これでシチリアはローマの行動が自由な地域となった。


シラクサ会戦からマゴ狩り
ハスドルバルの敗北を見て、ローマはネロにシラクサの攻囲を行わせた。
その進捗はなかなか進まず、カルタゴは各地にPCを置いて、磐石な態勢作りを優先。しかし、攻囲のポイントが1になると、満を持してハスドルバルが出撃。
シラクサでネロとの3回戦目だ。

ハスドルバルのBC14枚、ネロのBC13枚の勝負になった。
ところが、僅か2ラウンドでネロは敗北を宣言。しかし損害は1CUのみで、またもやP・スキピオと合流。

そこの兵力を糾合し、今度はマゴを襲撃したのだ。
ここでネロは両翼包囲を連発!

僅か4ラウンドの戦いながら、マゴの軍を壊滅へと追い込んだのである。



ハンニバルの孤軍奮闘と挫折
シチリアでの劣勢を見たカルタゴは、主力であるハンニバルを動員する。
「ハンニバルがイタリアを魅了する」でアプリアを空白地帯とする。

するとローマは空いたエリアの穴埋めをし、被害を最小に止める構えだ。ハンニバルもカルタゴPCを置いていったが、ローマは「外交」を使い、カルタゴPCの中央をローマPCへと変換。これでサムニウムのカルタゴPCは補給切れで取り除かれてしまった。



5ターン終了時点
地域の支配はカルタゴ11、ローマは7。その差分は“草刈場”のマッシリア周辺からも足りず、イタリアからもPCを取り除く結果となった。
シチリアではローマの優勢が確立され、イタリアでもローマの外交によりハンニバルは思うように支配を広げらない。

そんなタイミングでローマの英雄・スキピオ“アフリカヌス”の登場となったのだ。

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