6ターンアフリカヌス登場上の図がカルタゴ、ローマの増援を終えた時点。ローマの布陣と言えば、アフリカヌスとパバロッティの2人のスキピオがローマで18CUと共に駐在。ローマの盾野郎のマルケロスとネロがシチリアのマラッカに駐屯。
対するカルタゴは、ハンニバルが9CUでアプリアのアルピで行動中。ハスドルバルはシラクサで9CUと共に同盟である当地を守っている。カルタゴの他には2~3CUが拠点にあるだけ。全てをイタリアとシチリアへ投入していると言っていい。
6ターンカルタゴ手札今回はそれまでと大きく見劣りする。カードの分類は3OPが2枚、2OPが1枚、そして1OPが5枚だ。3OPが「マイナー・キャンペーン」と「強行軍」。うーむむむ。反乱の方が嬉しいのだが。
「停戦」?。うーん、イベントすれば、すぐに解除されてしまうしなー。
他の1OPカードは「内よりマシ」程度のモノ。
流れがローマへ傾いているのかなー。ここは凌ぐ時間なんだろう。
ハンニバルの撤退とローマの回復カルタゴは初手で「マイナー・キャンペーン」を使い、孤立状態で危険なハンニバルを北上させる。さらにカルタゴ本国のマゴをスペインのカルタゴ・ノヴァへと上陸させる。するとローマはサムニウムの空白地帯を自軍PCで埋めて行った。
ハンニバルが当地のPCを自軍へと変換すれば、ローマは「伝令の捕獲」でこちらの1OPカードを持って行った。
ハンニバルの落日そしてローマはアフリカヌスをハンニバルへと突撃させ、遂に名将同士の会戦となった。
ハンニバルのBC15枚、アフリカヌスのBC17枚だ。
アフリカヌスはハンニバルのお株を奪うように、両翼包囲を連発。ハンニバルは予備や特殊能力、さらには戦闘カードで凌ぐものの、最悪な両翼包囲での敗北を被る。
それにしても、ずーっと両翼包囲で主導権のDRをやってるなー。ルール的には自動的に移るんだけど。何でやってる最中は気が付かなかったんだろう。
僅か3CUまで減退したハンニバルをアフリカヌスが追撃。ムルチナでは一旦逃れたハンニバルも、ボリで捕捉される。
BCの差が7枚と絶望的なため、ここは戦闘離脱を試みて死地を脱する。
そして「停戦」を要求するが、一蹴されてお茶を濁しただけだった。
ハスドルバルの敗走次のローマ攻勢はシチリアだった。
マルケロスがシラクサのハスドルバルを襲撃したのだ。両陣営ともBCが14枚、将軍の能力も同じと、全くの互角の戦い。
しかし、ここでも武運はローマにあり。
8ラウンドの戦いもマルケロスの勝利となる。敗北を喫したハスドルバルは、会戦の損害だけでなく、敵PCを通過しての後退だっただため大損害を被る。残るCUは僅か1だったのだ。
そしてマルケロスはシラクサの攻囲も行う。なかなか完了はしなかったが、シラクサの命運は目前だ。
運命のメジャー・キャンペーンカルタゴの手札が無くなった状態でローマが出したのは「メジャー・キャンペーン」。
これでハンニバルとハスドルバル兄弟の止めを刺すつもりだ。
シチリアのハスドルバルは、恨み重なっていたネロにより敗走。本国のカルタゴまで落ち延びるて行った。唯一の望みは迎撃が成功して、シチリアのカルタゴPCが残っただけか。
続いてアフリカヌスによるハンニバル狩りだ。
アフリカヌス相手では事前の退却もままならぬと、悲壮な覚悟の会戦だった。
BCはハンニバル8枚、アフリカヌス14枚と絶望的な戦いとなっていた。
ところが、ハンニバルの探り連発で勝利!
アフリカヌスを2CUまで磨り減らして敗走させるのに成功する。
ローマは最後のカードでシラクサ攻囲を完遂する。損害も多かった攻囲であったが、カルタゴのシチリアにおける一大拠点を攻略した意義は大きい。
6ターン終了時点地域の支配はカルタゴ10、ローマは8。
各地で空いているスペースは、ローマが地域の支配差による政治状況により、カルタゴはこのターンにおける一連の敗戦によってだ。我ながら、良く負けたモンだ。
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