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2017-07-24 09:47

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2015-10-09 19:31

『三年目のFLAT TOP』 その4

『戦闘の沈静化と終局』

ここからのゲーム進行は早かった。
日本軍の多くの艦隊はマップからの離脱を目指し、ひたすら北上。
龍驤隊だけは夜明けの時点でソロモン海の中央部に位置するため、東へ逃げる。
ゲームでの三日目。8/25には、アメリカ軍によるラエとシュートランドへの爆撃が行われる。
しかし、ショートランドへの爆撃は3HITを与えるために、対空砲火により3ポイントを失う始末。
やはり艦載機による陸上基地への攻撃は割が良くない。
10:00くらいに龍驤隊がアメリカ軍に発見されるが、そこはアメリカ空母隊の攻撃範囲を外れている。
龍驤隊以外の日本艦隊は、その多くが盤上を脱出。霧島隊はラバウルで弾薬を補給を終えたものの、今更出港に意味を見いだせず待機するのみ。
ゲームは残り8ターンとなった頃、猿游会も終局近くなり、テーブルに向っているのは、『FLAT TOP』組の他には僅に1~2組のみ。

そこで各メンバーに終了を打診。
午後に行われるアメリカ軍のラエ爆撃を実行して協議終了とした。
この時点でアメリカ軍は676VP、日本軍は549VP。
勝利条件では、50VPを上回っている陣営が勝利となるのだが、ここで日本軍が「生存者の救助」により100VPの追加を申し入れる。
これで日本軍は649VPとなり、引き分けと決定した。


『惨めな秘策』
この生存者の救助が日本軍。いや、私の秘策だった。
事前に、「生存者の救助をすれば、引き分けまで持ち込めるのではないか?」下総さんに相談しており。
ベテラン下総さんの答えは「無理ですよ」というもの。
それでも、万が一ということがあるので、2隻の輸送艦、翔鶴・瑞鶴が轟沈した時に駆逐艦が救助をしていた。特に、航行不能となった翔鶴は、救助のために自沈させたのだ。
そうは思っても、既に攻撃する術のないまま、『FLAT TOP』を続けるのはキツかった。
龍驤と陸奥さえ生き残れば勝てる、ガダルカナル沖で10隻轟沈とラエの空襲でVPを奪われても、まだまだ引き分け、と。折れそうになる自分を叱咤していた。
他のメンバーには、ただ引き延ばしているようで、申し訳なかった。
しかし、生存者のVPはゲーム終了時点でなければ加算されないため、黙々と進めるしかなかったのだ。


『今思えば』
ここから、思い出すことを書いておく。
・第一次攻撃
日本軍がエンタープライズを撃沈した際には、機動部隊は南下し過ぎており。その前に発見していたワスプへの攻撃のために北上しつつ、攻撃隊を発進。その直後に、間近にエンタープライズ隊を発見したため、慌てて目標を変更。思わぬ奇襲となったのだ。


・日本司令部の大混乱
大変だった。誰もがこれまでも、これからも経験することはないだろう。
激戦の最中に、機動部隊の指揮を任されたのだ。
それまでは機動部隊の位置さえ知らなかった。ましてや索敵に出ていたゲタ履きや大艇の位置など…。どころか、それらが出ているのさえ知らなかったんだよ。プレイの最中に「あれ?動かない航空編隊があるぞ?」と、ようやく気が付き。
自分の艦隊だけでも手一杯に近かく、これ以上の負担を減らすため、それらの大半を急遽帰還させ、そのまま忘れられてしまう。それがサラトガ隊を見失うことに繋がる。


・混乱の尾
エンタープライズを撃沈し、サラトガへの攻撃にも先手をとっていた。
ところが、その攻撃が振るわず、もう一撃が当たらなかった。当たっていたら、サラトガの発進能力が喪失していたハズ。
これは司令部の混乱を前線の兵士達が感じ取ったに違いない。
ゲームでは指揮官が戦死しても、別の指揮官と入れ替わるだけ。せいぜい能力の数値が落ちるくらいか。
ところが、実際は違う。会社でもそうでしょ?いきなり責任者がいなくなったら、何がどうなっているか、分からなくて仕事にならないもの。
それを経験できたのは僥倖だった。二度目は勘弁して欲しいけど。


・瑞鶴の轟沈
瑞鶴が攻撃を受ける直前に、攻撃隊の爆装が完了していた。
それを発進させなかったのは、あまりにも少数、5~6ポイントしかなかったから。
それまでの経験では、アメリカ軍の直衛機と対空砲火により、平均10ポイント近くは撃墜されていた。このまま送り出しても、攻撃隊を失う結果にしかならない。現状ではサラトガ隊を見失っている。それならば、夜半に態勢を整えては、どうだろう。そういった葛藤があり、攻撃隊の発進に躊躇してしまったのだ。
その瞬間に攻撃を受けてしまった。
冷静に考えれば、攻撃隊に索敵させつつ発進させても良かった。それ以前に、ゲタ履きで索敵させれば、見失うこともなかった。


・AHクラシックへの憧憬
AH『FLAT TOP』をプレイしていると、古いAH『ミッドウェー』が思い起こされて仕方なかった。
『ミッドウェー』も艦載機がバンバン落ちる。そして両軍ともに、打撃力を急速に失う。
あれだけ古く単純でありながら、複雑な『FLAT TOP』と同じ経験ができるのは、さすがとしか言いようがない。


それでも言おう。
これがウォーゲームだ。
野郎ども、来年は南太平洋で会おうぜ。


(了)

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2015-10-12 23:20

「これがウォーゲームだ」

「これがウォーゲームだ」とても素敵な、そして深い一言ですね。共感できます。(私は)実力は伴っていませんが、意識だけでも高く持ちたいです。

ところで、「惨め」であろうが何だろうがVPを稼げるのですから勝利を得るための「秘策」に違いは無いと(私は)思います。

また熱い語りを聞かせてください。今回はお疲れ様でした。

2015-10-13 09:18

.>「これがウォーゲームだ」

Wilandorさん、どうもです。
間違いや勘違いがあっても、終わってみれば良かった、と思えるのが大切ですね。
先日、YSGAへお邪魔して、裏話をしてきました。
それも大変興味深かったのですが、安酒のマグナム×2したので、記憶が貞子でねえです。

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