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2012-09-12 19:29

『パスグロとWWⅠを熱く語る』

『CDSの系列』
 
 
まずはCDS全般。それから『パスグロ』と『シフティング・サンズ』について説明しましょう。異論は認めん。
ウォーゲームは長い間システムに大きな変化がなく、千葉会で見られる「移動⇒戦闘」の繰り返しで、マップもヘクスやエリアが主流であり、それは現在も続いています。
それが20年ほど前にCDSが開発され、マップの表現もpoint to pointが採用され、人気を博するようになりました。
千葉会でも、これまでCDSのゲームは色々とプレイされて来ましたが、続いていません。先行プレイヤーに乗り遅れた方が、気が引けてしまい参戦できないんでしょうねぇ。それでもメンバーの中でCDSのゲームを持っていたり、興味がある人間はそれなりにいます。
ですから、喜多川さんには色々なゲームをやってもらい、乗り遅れている人間の起爆剤となって欲しいのです。
 
さて、CDSでも幾つかの「系統」があります。
簡単に言えば、「19世紀以前」と「20世紀以降」です。他にも「冷戦」や「テロとの戦い」、それに「戦術級」などの全く違った「系統」もあるのですが、ここでは省略します。
「19世紀以前」は『ハンニバル』に代表され、その特徴は「将軍が大軍を率いて決戦」。この「流れ」はGMT『For the People』『Here I Stand』『Virgin Queen』など。喜多川さんはハンニバルを覚えているので、これらのゲームはちょっとした違いを押えるだけで対戦可能です。ただ、私はハンニバルしか持ってないんですよねぇ。
「20世紀以降」は『パスグロ』が代表で、特徴は「一大戦線が築かれる」。この「流れ」にはGMT『Paths of Glory 』『Barbarossa to Berlin』MMP『SHIFTING SANDS』。GMT『Empire of the Sun』はちょっと違うかぁ。
私はこれらのゲームは一通り持っており、他のメンバーで持っている方を結構知っています。
GMTのHPにCDSのページがあり、そちらに多数紹介されています。
 
 
『テッド・レイサーの降臨』
 
第一次世界大戦(WWⅠ)は日本ではあまり知られていません。
主戦場がヨーロッパであり、学校の授業でもこの時代付近になると、敢えて触れないようになっているからです。
ウォーゲームでもWWⅠは人気がありませんでした。これは世界的に言えた事です。
ところが、テッド・レイサーというウォーゲーム・デザイナーが現れ、それまでにあったシステムを流用して数々の好ゲームを開発。これまでWWⅡの影に隠れていた、WWⅠへ脚光を与えたのでした。
テッド・レイサーが発表したWWⅠのゲームを幾つか挙げると、『パスグロ』の他に、『1918:Storm in the West』『1914:The Glory’s End』『When Eagles Fight』『Royal Tank Corps』などがあり、これらの評価は非常に高く。そして日本でもコマンドマガジンにより日本語版が販売されたため、プレイの敷居は低いのでした。
 
 
『パスグロの魅力』
WWⅠに知りたいなら、Webで探すと情報を得られます。その中で一番と言えるのが「第一次世界大戦」。ここが当第一の詳しさです。
ただし、あまりにも詳しくて全てを見るのは結構大変だったりします。
書籍についてですが、検索をすれば色々見つかります。それでも最初に読むとすればWWⅠの代名詞と言えるレマルク『西部戦線異常なし』に尽きます。

映画もあり、こちらも傑作です。
反戦的であるとの評価が高いのですが、実際には戦場へ赴いた人間が、その実情を淡々と記述しているに過ぎません。
私はこの小説に触れたのは高校生の頃でした。夏休みの宿題で読書感想文を書く必要がありましてね。
当時は読書の習慣がなかったので、えらく面倒くさくて。やらないままで最終日を迎えて「そう言えば、アニキが昔読んでたな」と思い出し、アニキの本棚から日焼けしたこの本を見つけ出したのでした。
で、最後から読んで行って、テキトーに書いちまうつもりだったんですが。あまりの面白さに、遡って遡ってして、結局最初から一通り読見直してまったのでした。当然、宿題は間に合う訳なく。それでも堂々と「レマルク『西部戦線異常なし』を読んでいたら、書く時間が無くなった」と言ったら、納得してくれました。
 
そうそう、当時部活をやっており、休み中の練習があるのに、NHKで『西部戦線異常なし』の映画をやっていて。
それを見始めてしまい遅刻。担任の先生にそれを話すと、「最後まで見たのか?」と尋ねられ。
「いや、あまり遅れるといけないと思って途中で出てきた」と答えれば、「バカだなぁ。名作なんだぜ・・・。練習なんか何時でもできるじゃないか」と。
今思えば・・・。いや、当時からいい先生でしたね。
卒業後にメシを食べたら、上司と対立して出世はできないと笑ってたっけ。ああ、思い出したら会いたくなったなぁ。
 
WWⅠについてなのですが、戦争になる前だけで長文が過ぎるので、取り止めー。リクエストがあれば考えまつ。
 
 

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2012-09-18 22:22

WWⅠ書籍

お世話になっております。提督です。
WWⅠもちろん興味があります。ただ、yagiさんがおっしゃるように、WWⅠに関連する本はあまり見かけないですよね。別宮氏のサイトは別格として(これ全部出版してくれ!)
、何かお勧めはありますでしょうか?
自分の読んだものですと
第一次世界大戦 リデルハート
戦略論 同上(関連)
補給戦 クレヴェルト(関連)
八月の砲声 バーバラタックマン
ガリポリ戦記
第一次世界大戦 (歴史群像ムック)
西部戦線異常なし(小説)
ルーマニア日記(小説)
コマンドの記事
等です。
面白い本ありましたら是非教えていただければと思います。

2012-09-21 15:44

RE:WWⅠ書籍

あらあら、意外なところから引き合いが。
ちょっと待っててね。
策略を考えてますから。

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