猿遊会にてHJ『OPERATION TYPHOON(オペタイ)』を対戦しまして。これは気合を入れてリプレイを書かといけんぜ、アニキ! ちゅうことで、ゲムマやコミケは、自分の心に棚を設けました。
メンツは、私・yagi、ルセロさん、DESRECHさん、そして軍神殿の4名。では、参加したメンツに良く似たネコ顔にて紹介を致します。
DESRECH:ドイツ軍北部担当
作戦級ゲームでは、「お強過ぎますわよ、お姉様」状態のお方。空気を読まず、相手をコテンパにするのは有名。ワイン党なので、サイ飲みでは大活躍だ。幾ら飲んでも対戦中と同じくフツー。
ルセロ:ドイツ軍南部担当
最近はASL一本槍だったが、実は作戦級ゲームもOK。アムンヘン強襲や、このオペタイ・システムも得意としている。彼の「年に一度はオペタイやろーよー」との一言で猿遊会のネタが決定。好きな酒は、九州男なので焼酎よね。でも乱れたことはないなぁ。
軍神殿:ソ連軍北部
何故に軍神と呼ばれるようになったかは不明。誰が付けたんだ、とブツブツ言っている。ウォーゲーム黎明期から、現役続行中。酒は蒸留酒がお好き。それ以外も何度も飲めるぜ。でもめっきり弱くなったのは内緒だ。
yagi:ソ連軍南部
千葉会の代表であり、稀代の策略家…の訳がねぇ。どちらかと言えば、単純な戦略と作戦を好む。猿遊会の常連で夜な夜な大暴れなのは秘密にできない。好きな酒は、やっぱり日本酒。福島の酒持って来―い!
さて、ご存知で無い方もいるでしょうから、オペタイ・システムについて簡単に説明しておきましょう。
手順は単純で、ドイツ軍の移動⇒戦闘とソ連軍の移動⇒戦闘を繰り返すだけ。敵ZOCにいたら攻撃を行う必要のある、いわゆるMustAttack。
一番の特徴は、ユニットの戦闘力が不確定な事。実際に戦闘になるまで、おおよそしか分ってない。最初の戦闘でチットを引き、そのチットに書かれた数値が戦闘力となる。まあ大雑把にこんなもの。
もうちょっと規定があるのですが、実例を挙げた方が理解し易いでしょう。ドイツ軍のユニットと、それのチットを1つアップしときます。このユニットの戦闘力は“4”になります。
それ以前までのPGGや独ソ電撃戦では、戦闘力が全く分らなかったのが、ちょっとは推測できるちゅう事ですね。
これに同一師団効果、諸兵連合効果、そして空軍の投入により、自軍に有利なようにオッズがシフトする。この辺りはオペタイのシステムになり、色々なゲームにも応用されています。
そしてオペタイの特徴として、ドイツ軍に補給、ソ連軍に増援のルールがある。
この頃のドイツ軍は補給が枯渇しており、全面的な攻勢を行うことは不可能でした。そのため3ターンごとに「ちゃんとご飯があるか」を決定します。ドイツ軍には、第2装甲軍、第3装甲軍、第4装甲軍、そして第4軍があります。そこにポイントを割り振り、所属するいくつの軍団が「ちゃんとご飯があるか」を決め、その軍団に所属するユニットが完全戦力を発揮できるのです。
さらに、両軍にHQ(司令部)があり、ゲーム中に1度だけ強襲(Accel Assault)を宣言でき、所属のユニットの戦力をそのターンに2倍でき。天候と地表状態のルールもあります。これはその時に説明する事とします。
『1ターン』
天候:曇天
地表状態:凍結
積雪:なし
支援ポイント:配分
第3装甲軍:支援ポイント4≒1
第4装甲軍:支援ポイント4≒2
第4軍:支援ポイント2≒2
第2装甲軍:支援ポイント0≒0
支援ポイントの配分は、3ターンまで補給切れの第2装甲軍が0で、各軍へと配分した。
補給が危機的状況でも、ドイツ軍は攻勢に出ている。
北部から解決した戦闘は、補給の影響もあり、成功は少ない。C3の戦車旅団すら撃退している。
1ターン:北部
北部ドイツ軍司令官のDESRECHさんいわく「アクセル・アサルトを忘れました。」と呟けば。
対する軍神殿「オレの法力でドイツ軍に前進させないぜ」との豪語が聞こえてくる。
1ターン:南部
南部のドイツ軍はツーラの南部で攻撃に成功。
ソ連軍は整然と撤退。部隊を失っていないのが大きい。
ドイツ軍司令部から「やり直ししていいっすか?」との冗談も聞こえて来る。
1ターンを終えて、ドイツ軍の攻撃は停滞気味になるのだろうか。
『2ターン』
天候:快晴
地表状態:泥濘
積雪:なし
天候でドイツ軍司令部から悲鳴が上がった。
天候は快晴だったものの、地表の状態が泥濘となったのだ。これでドイツ軍の装甲師団は前進が遅れ、戦闘に参加できないのだ。
ドイツ軍の攻撃は失敗が続く。それでも苦戦しつつ、攻撃を続行する。しなければ勝てないのだ。
『3ターン』
天候:快晴
地表状態:普通
積雪:なし
全線粛々と善戦中、みたいな。奇声はありませんなぁ。
『4ターン』
天候:降雪
地表状態:普通
積雪:なし
ドイツ軍の攻勢は北部で淡々と進行・・・。淡々なんて面白くない、とクレームをつけたら、DESRECHさんは「ウギャー、ミギャー!!」とサービスで奇声を発する。
『5ターン』
支援ポイント:配分
第3装甲軍:支援ポイント2≒1
第4装甲軍:支援ポイント3≒3
第4軍:支援ポイント3≒2
第2装甲軍:支援ポイント2≒1
天候:曇天
地表状態:泥濘
積雪:なし
ドイツ軍の攻勢はセルプコプへ集中する。ここの占領を南部の指揮官は「必ず行う!」と叫んでいる。
『6ターン』
天候:曇天
地表状態:凍結
積雪:なし
第一次クリン戦。
赤軍に奮戦により撃退する。
ドイツ軍が部隊を密集させ、攻勢を続行。ソ連軍も、ドイツ軍の手薄な地点を攻撃。後退を強いる。
これはクリン戦での師弟対決。
『7ターン』
天候:快晴
地表状態:河川凍結
積雪:なし
ゲームは天王山を迎える。ドイツ軍は都市への攻撃を決行。
ツーラ、セルプコプ、そしてクリンへ強襲を行う。
クリンの周辺でもソ連軍に後退を強いて、クリンの孤立化を目指す。ところが、ソ連軍が奮戦し、全ての地点で撃退。
そしてクリンの攻撃である。アクセルを踏み込んでの攻撃は額面2:1となる。同一師団で都市の5:1の結果はA1(1)。ソ連軍の守り神と化した軍神殿の法力が響いて、ここも撃退に成功する。
ドイツ軍は、北部の不調を中央部で返す。
セルプコプ周囲でソ連軍を圧倒。その勢いを保ったまま、セルプコプを一撃で占領する。
プレイヤーから「yagiさんは法力がないからなぁ。」「戦前はセルプコプなんて落ちないなんて言ってましたよおー」と罵声が。うるせーなー。と、罵倒に冗談が尽きない。
ソ連軍は1都市の陥落を受けて、戦線の後退をする。無理な反撃はいけないのですよ。
攻撃が成功したルセロさんの嬉しそうな事(・∀・)。
『8ターン』
天候:降雪
地表状態:河川凍結
積雪:
あり
積雪のため、ドイツ軍の移動力と戦力は半減する。
そのため、一気に攻勢の勢いを失う。
それでもツーラへは攻撃を継続。第2装甲軍団の全力を投入する。
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ソ連軍はツーラの解囲を目指し反撃。消耗戦を挑む。
消耗戦となるが、ソ連軍も損害が嵩み、割のいい取引ではない。
『9ターン』
天候:晴天
地表状態:泥濘
積雪:なくなりました
ドイツ軍はソ連軍が攻勢に出て、陣形が崩れたところを突く。
それでも多くの地点で失敗する。特にツーラは「これだけは出しちゃあダメ」というサイの目を出してしまう。
都市攻撃の5:1でサイの目8だったモンね。これは厳しい。
ソ連軍はツーラへの反撃をまたもや試みるが、前のターンを彷彿させるように損害…。いや、大損害を受けてしまう。それでもツーラへの圧力を少しでも軽減させるために、消耗戦を繰り返す。
『10ターン』
天候:降雪
地表状態:泥濘
積雪:なし
クリンの攻防戦はドイツ軍が撃退される。ツーラの包囲戦もドイツ軍が損害を出して失敗。
ここで参加メンバーが、大人の文化祭である猿遊会に付き物の飲み会へ引かれて中止を決定。このままではドイツ軍が厳しいとの評価でした。
そして翌日のために配置をやり直し。朝一番からの開始を約束して会場を後にしたのでした。
[3回]
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