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2024-05-04 11:42

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2009-04-07 21:58

『ミドルアースで大祖国戦争』その1


歳を取るのはステキな事だ。
綺麗な物を素直に綺麗と言えるよいにもなり、それを愛でる術も知った。何より、素晴らしい仲間に恵まれたのは、人生の宝物と言っていい。
ミドルアースの会場へと向かう道すがらは、小さな桜の名所になっている。桜に負けぬように梅も咲き乱れている。途中のコンビニでポン酒を一杯引っかけ、早朝の街中を花見気分でそぞろ歩くのは、この時期にミドルアースへ行く際の役得だ。
この日のミドルアースは地下の工作室。電気式の窯に、ろくろが置かれている。机は工作用のなので、普通のモノより大きいし、作りがしっかりので、ウォーゲームをする上で便利。しかし重量があるのと、動かすことを想定していないため据置状態。だから、部屋は広い割りに対戦数は稼げない。まあ参加人数が10名ちょっとだったので、全く問題はありませんでしたが。
私は最近お気に入りのCMJ『大祖国戦争』を、SAMさんを相手に一日がかりでやってました。
その他はCMJ『シチリア侵攻作戦』 、CMJ『RED TYHOON』×2、そして『CONFLICT OF HEROES』。これらの写真は、代表の<麿>さんは所用で会場を後にしたので、代わりに龍虎さんが撮っていましたので、そちらの報告を待ちましょう。


『開戦』 
写真がセットアップを終えた時点だ。大きいモノもアップしておこう。
陣営はSAMさんが枢軸軍(後ではドイツ軍のみとも呼んでいるのでご理解を)を担当、私がロシア軍を担当した。はっきり言っておこう。このろ紙軍のセットアップは相当に練った。皆さんも枢軸軍を担当したら、どのように対応するか考えてもらいたい。

『1ターン終了時(1941年5/6月)』 
こちらの写真が1ターンを終了した時点だ。ピンボケなので大きいのはパスだ。
SAMさんは私の予想に反した突破方針を示した。こう言った予期しないことがあるので、対戦はやるモンだ。
中央(軍集団)はミンスクは陥落させる。北方はバルト軍管区の部隊を壊滅まで持って来れなかった。私の予想外の行動は南方。こちらに空軍を投入し、キエフ軍管区のユニットを蹴散らした。ただし、私が予定していた部隊は生き残っている。枢軸軍の決断が成功したのはルーマニア方面。オデッサ前面の精鋭6-4歩兵を壊滅させ、オデッサまで陥落させた。さらに、周囲の騎兵も壊滅させる。枢軸側の損害がなくてだ。むふ、やるもんだ。
ロシア軍は先に触れている通り、中央でバルトの生き残りとモスクワからの4個で、ドビナ河とドニエプル河の上流で戦線を構築した。ここに一旦戦線を張らないと、枢軸軍の前進が危険水域を越えてしまうのだ。さらにレニングラード戦線の外周と言っていい地域で戦線を構築している。南方はキエフ~ドニエプルペトロフスクのドニエプル河に沿って戦線を構築した。前線で離脱しきれないユニットは、枢軸軍の前進を阻むためキエフの前面に「捨てがまり」となる。


『2ターン終了時(1941年7/8月)』
枢軸軍枢軸軍の前進は、まあいつも通り。
前衛のロシア軍を蹴散らして、中央はヴェルキエ・ルキ~ブリヤンスクのラインまで前進。北方は強化されているリガを包囲に留め前進する。しかし歩兵がついてこないのも、いつもの通り。南方は、今回も私の予定を裏切ってくれた。「捨てがまり」のおかげで、キエフからその南部のドニエプル河へと取り着くのが精一杯と思っていたのだ。それを鉄道移動とルーマニア軍のと突進により、ドニエプルペトロフスクを強襲し、陥落させたのだ。やるぜ、SAMさん!
ロシア軍は、まずレニングラード戦線を強化。毎回、陥落しているレニングラードを、今回は守り切るのだ。モスクワ周囲は大増援により強化。さっさとスターリンは疎開させる。これでモスクワ占領+スターリンの除去によるサドンデスがなくなるため、枢軸軍がこちらへ攻勢を指向させることは皆無に近い。南方はキエフ周辺から撤収させた部隊で戦線を構築する。弱体だが「今はこれが精一杯」。その他にキエフとハリコフの工場を疎開させた。


『3ターン終了時(1941年9/10月)』 

毎回天候の悪化に泣いているSAM・枢軸軍だが、今回はついている。DR(さいの目@十面体)で1が出たのだ。
枢軸軍は攻勢を継続。スタリノ、クルスクと占領に成功する。ハリコフは強襲を行ったが、ロシア軍の抵抗が強く、陥落までは行かなかった。レニングラード戦線でも前面のルガ河戦線を突破。中央では歩兵の追従を待った。写真では攻撃を行った地点のみを矢印で示した。
ロシア軍はレニングラード戦線で徹底抗戦。河川を使った防御はできないが、強固なスタックを築いて枢軸軍の接近を許さない構えを取っている。モスクワは、実はちょっと心配だった。強力な枢軸軍が接近しているんですもの。それでもスタックを固めておいた。
南方は部隊を得ているが、失ったモノも多いので、強固な戦線は構築できない。それでも河川に沿った戦線で抵抗あるのみだ。次の悪天候は見えているので、11月さえ耐えればいいのだ。市街戦が続いているハリコフには、部隊を送り込んで強化した。粘るのだ。



『4ターン終了時(1941年11/12月)』 
天候は泥濘/降雪。ふう、ロシア軍は何とか一息ついた。
枢軸軍は「冬籠り」を大胆に行わなかった。通常なら、降雪のターンは都市に隣接していないと戦力が半減するため、自軍の占領している都市周辺へと撤収をするのだ。あら、ちょっとこちらの勘違いか。前線の都市を占領していたため、それに拠って戦線の維持を狙ったのだ。
ソ連軍(やっぱりこちらの方が似合うっす)は全面的に冬季攻勢へ出た。
接敵可能なスタリノ、ハリコフ、そしてブリヤンクスで攻撃を行い、戦果を得た。何せ、DR0を連発したのだ。一気にDE(除去)は辛い。その他では前進を行っている。

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2009-03-15 22:17

『はっつあん、中野会だよ』

『いつもの前フリ』

2月8日に中野会へ行って来ました。遅ればせながら、その報告を致します。
なお、写真は取り忘れました。
始まりは13時からでも、私は10時にはウチを出ないとイカンのです。予定では昼メシを家族でして、それから出掛けるつもりだったんです。しかぁーし、冷静に計算すると、そんなことになりまして。まあ乗り換えを4回ほどして、最寄り駅の中野坂上へ12:30到着。とりあえず、近くにあった松屋で豚メシし、会場へと向かってボチボチ青梅街道をそぞろ歩いて行ったと思いねぇ、はっつあん。
やぎ「するとだなぁ。いつも寄ってくコンビニが見えてな。歩道橋を渡ったと思いねぇ」
ハチ「ほおほお、ちゃんと歩道橋を渡るとは、マナーの悪いやぎさんとは思えなあ」
やぎ「まあまあ、そお言いなさんな。アタシだって普段はいい子にしてるんだぜ」「そんなことはいいさね。歩道橋を渡っていてな。ふと、振り返ると酒屋が目に入った訳よ」
ハチ「フムフム」
やぎ「どうせ、コンビニでワンカップか紙パックを引っかけるつもりでいたから、取って返したのさ」
ハチ「さすが、マナーが悪い」
やぎ「いちいち、話しの腰を折りなさんな。とにかく会場の中では気が引けるがね、それ以外なら文句は言われる筋合いはないわな。だって、酒臭くても二日酔いと言えるだろ。現行犯じゃないんだから」
ハチ「だから、それがマナーの悪いと言われる所以だっての」「まあ、いいやそれで?」
やぎ「その酒屋は小洒落てて、リカーとか英語で大書きにしてるのさ。で、中を覗くとグラスワインの値段があってな。おまけに店の中には椅子とテーブルまで見えるのさ。こりゃ、飲ん兵衛親父のお友達と嬉しくなった訳さね」
ハチ「何か考えが甘くはないかい」
やぎ「店の中に入ると、ワインがつまみのチーズと一緒にたくさん並んでいるのさ。」「アタシは一口で飲めるポン酒がいいから、ワンカップを探したのさ」
ハチ「フムフム、それで」
やぎ「ところがだなぁ。お父さんの友達ワンカップがないんだわ。大関さんとか鬼ごろしさんとか」「正直、場違いを感じつつだな。ポン酒を求めて広くもない酒屋の中をさ迷ってな、ようやく見つけたんだよ。菊政宗の缶入り。」
ハチ「ほほぉー、政宗公かい」
やぎ「そうそう独眼竜様さね。まあ、それでも他にもないか、店主に聞いたんだけどな。缶やビン入りのポン酒はそれしかないちゅうのさ」
ハチ「それで、どしたね」
やぎ「まあ政宗公を片手に、レジへ向かってな。カウンターに小銭を広げて数えてみたさ。値段を確認すると、ちょうどアタシが持ってる小銭と一緒の値段なのさ。」
ハチ「ほうほう」
やぎ「店主が袋を出して入れようってんで、ちょっと待ってくんな。アタシが飲んでくから、そんなモンはいらん、と言ったのさ。そしたら店主がだな。“店内ではご遠慮ください”とか抜かすのさ」「アタシは正直、頭に血が昇ってな」「アンタ、何かい?グラスワインとやらは良くて、ワンカップはダメなのかい?それじゃあ、洋酒のワインとやらを優遇して、ポン酒をぞんざいに扱うことになりはしませんか?差別は良くないんじゃないかい?と聞いたのさ」
ハチ「怒り心頭だねぇ」
やぎ「悪い悪い、そんな度胸はないから、カウンターに広げた小銭を前にしばし固まってだな」「申し訳ありません、今回はやめときます。ちゅうて、逃げるように店を出たのさ」
ハチ「情けないなぁ」
やぎ「ああ、自分でもそう思ったさ。しかしだな。中野会の前に近所で諍いを起こしてだね。気分の悪いまま、例会へ向かうのも大人気ないわな。」
ハチ「アンタ、大人のつもりだったのかい」
やぎ「だいたい、最近カミの雫やら何やらワインが持て囃されてるのは、アタシは許せんのよ。」「だいたい酒なんか、腰に片手を当てて飲むモンだわ。飲むモンがなけりゃぁ、メチルだかリチルだかのアルコールでも無理矢理流し込むのがスジじゃあありやせんかってんだ。それをいちいち、臭いを嗅いで蘊蓄を垂れるなんざ、男らしくないぢゃないか」
ハチ「そりゃ、親父らしくだろ」
やぎ「仕方なく、素面のまま中野会でウォーゲームをいたしましたとさ」
ハチ「で、オチはないのかい?」
やぎ「はい。えー、おかげでASLには勝てました、とさ」
ハチ「お後がよろしくないぜ」


『ポケモンゲットだぜ!』
いや、ポケモンでなく。
中野会ではy.nakanoさんと(ややこしい)ASLを対戦しました。
y.nakanoさんの希望でイタリア軍のシナリオでした。事前にシナリオを決めていたので、事前にLOSとプレイ中に肝となる部分をしっかり確認して行きました。
ASLのルールではプレイ中のLOSの確認を禁じています。しかし、事前の確認は実質フリー。そんな事を言ったら、ソロプレイが出来なくなります。
y.nakanoさんはASLを精力的にプレイしています。おそらくプレイの頻度では、日本で指折りです。しかし、SKが長かった性か、隠蔽と高さの概念に不得手な部分があります。今回はそこを突かせてもらいました。
ASLの対戦成績を記録しているROARでは、このシナリオはほぼ互角。私はイタリア軍を担当することを考えましたが、アメリカ軍に上手く寄せられると、かなり苦しいのではないか、と予測していました。会ってから陣営を決めて、イタリア軍を担当したy.nakanoさんも、やはり苦戦してましたねぇ。
全9ターンなので、じっくり攻めました。おかげで、決着がつくのに時間がかかりました。しかし、一旦アメリカ軍の大火力と優秀な指揮能力が発揮され出すと、止めようがありませんでしたねぇ。
イタリア軍の罠に、アメリカ軍がハマってくれないと厳しいみたいです。


『管巻くヲヤジs』

ASLの後、時間も中途半端なので、観戦に回りました。志乃さんと軍神殿の『ザ・バルジ』はよさ気で、横から眺めているだけでワクワクしてました。作ったのはタイ・ボンバですが、独特のらしさがないのが不思議に良くなっていました。
その後は、いつものアジアンレストランへと流れまして。
私は最近の傾向でお茶引き。ちくしょー、次は飲んでやるぅ。それでも、老兵さんや軍神殿の話しを聞けたのは良かったなぁ。私は毎度のように軍神殿へ論争を挑み、恒例のように論破されていました。それが悔しくて嬉しい!
こんな時間を過ごせて、人生の宝を得た気分です。当日にお会いした皆さん、次回も宜しくお願いします。

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