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2013-08-03 17:50

『常徳三連戦』 最終戦

『1ターン』
さらに立場を入れ替えての3戦目。
私が中国軍、DASRECHさんが日本軍を担当。ついでに言えば、写真も増えている。
私も少しは中国軍の配置が見えて来た。ユニットを節約する術が分かったのだ。
しかし、DASRECHさんは中国軍の配置を見て、「では、ギャンブルの賭け時ですね」、と。


日本軍の第1アクション。日本軍は攻撃を選択。
攻撃できるのは、僅かに2ヶ所だけであった。それでも攻撃を行い、突破口を穿つのに成功。


日本軍の第2アクション。日本軍は移動を選択。
僅かに空いた突破口から、魚口を目指し先遣隊が突進!
ここで中国軍のリアクション。戦略的撤退を宣言し、前線から部隊を引き上げる。それでも拠点として有効な公安周辺には一部を拘置。
なお、戦線の後方で次のターンに日本軍より脅威を与えられない地点からも部隊を引き抜いている。これは戦略的な転進と言えよう。


日本軍の第3アクション。日本軍は移動を選択。走る走る!!主力を前線に残したまま、先遣隊は突進を続け、遂に魚口へ接敵!!
日本軍の主力も遅れじと前進を開始。


中国軍の移動・攻撃。
中国軍は公安にて、足止め部隊を展開。
そして澧懸を中心に2重の戦線を構築。常徳の守りも忘れずに行っている。しかし、龍陽へは守備隊を配してない。
部隊が足りなかった事もあるが、ここは中国軍の反撃が行い易く、日本軍の主力から離れているため、遊兵と成りがち。

『2ターン』

日本軍の第1アクション。日本軍は移動を選択。
先遣隊は魚口への攻撃態勢を完全に終了させる。主力はの一部も澧懸へ接敵。戦線の後方では公安や宣都での掃討準備に追われる。
中国軍はここでリアクションし、戦略的撤退にて僅か1つの部隊(青丸)であるが逃がす。日本軍の手番を考えて、このタイミングにした。

日本軍の第2アクション。日本軍は攻撃。
要所である澧懸と魚口の占領に成功!
両方とも、中国軍は守りを固めていたのだが、部隊が弱体だったので如何ともし難いのであった。
しかし、後方では公安や宣都で奮戦。日本軍を撃退した。


日本軍の第3アクション。日本軍は移動を選択。
魚口から龍陽へ上陸し、無血占領。そして常徳へも接敵させ、圧力を加える。
主力も前進を行い澧懸を越えて中国軍の戦線へ押し寄せる。後方の公安では態勢を整え直し、宣都では中国軍の抵抗が激しかったため、強襲を断念。一旦、別の目標へと進撃を行う。


中国軍の移動・戦闘。
中国軍は澧懸から戦線を後退。その後方へ2重の戦線を構築。さらに、魚口からの上陸対策として、部隊を配している。常徳近辺へ上陸してきた日本軍に対しては、反撃を行うまでの戦力がないため、動きを封じるのみ。龍陽へは精鋭の10軍の3個ユニットを投入し反撃…。ところが、精鋭のハズが戦力を確認してみると、1~2しかない。そのため最低オッズの1:2まで届かず、攻撃は無かった事になってしまった。

『3ターン』

日本軍の第1アクション。日本軍は移動を選択。
危険の迫った龍陽へは魚口から増派。これは単なる防御のためだけではなかった。他の魚口からの上陸は、中国軍の側面を突くように行われた。主力は中国軍戦線へ殺到。


中国軍はリアクションせず。
日本軍の第2アクション。日本軍は攻撃。
主戦線では、接敵できた中国軍の多くを壊滅。やはり、正面で戦うには、日本軍に分がある。後方では公安陥落。これだけの日本軍を拘束したのだから、彼らは十分に義務を果たしたと言える。そして宣都はまたもや日本軍を撃退。虎師団はここにいたのか。
特筆すべきは龍陽。日本軍は弱体な中国軍を壊滅させ、浸透に成功。乱戦への序曲となる。


中国軍は少々悩んだが、ここでリアクション。日本軍に接敵されていたHQ、それに包囲される地点にいた部隊を逃がす。


日本軍の第3アクション。日本軍は移動を選択。
日本軍は龍陽から抜け出した部隊を常徳周辺へと投入。中国軍の動きを封じるのを狙ってだ。部隊を引き抜かれた龍陽周辺には、魚口から再度増派。日本軍と中国軍の入り乱れた一大乱戦絵巻となった。
日本軍の主力は中国軍戦線へと殺到。公安を占領した部隊も急行。
そして洞庭湖湖畔から、常徳への連絡線を確保すべく展開。


中国軍は戦闘を先に宣言。1シフトを得て、常徳へ接敵する日本軍を駆逐する目論見。しかし結果はCで頓挫。ここを(A)排除しておけば、かなり中国軍の行動が自由になったのだが残念。
ユニットに余裕がある場合には、戦闘を先に行っていい。戦闘に於いて有利になるだけでなく、ARやEXで戦列が崩れた場合でも、続く移動にて手当てができるからだ。
そして中国軍の移動。
中国軍は臨澧を中心として、2重の戦線を構築。常徳や龍陽では日本軍への圧力を強める。
公安や宣都の戦線後方で生き残っている部隊も、日本軍へ嫌がらせのために展開。

『4ターン』

あら、ピンボケ。
日本軍の第1アクション。日本軍は攻撃を選択。
ここで日本軍は大きな戦果を得る。まずは、常徳近辺で抵抗していた中国軍を洞庭湖の奥地へ追い込む(A) 。龍陽周辺でも中国軍を後退させ、突破口を抉じ開ける(B)。さらに大きかったのが洞庭湖湖畔での攻撃(C)。オッズが1:1か2:1と高まらなかったため、中国軍としては、ARやCは勿論、DRでも戦列が崩れることは無かった。しかし、結果はEX。中国軍の戦線側面に突破口が開けられてしまったのである。
悪い事は続くもので、善戦していた宣都も陥落。彼らは義務を果たしたのであるが、指揮官としてはゲーム終了まで粘って欲しかった。


中国軍のリアクション…。と記録してあるが、部隊が逃げた形跡は見られない。今更、逃がしても状況は良くならないからね。
日本軍の第2アクション。日本軍は移動。
臨澧側面からの突破口から中国軍の後方を回り込み。小規模ながら、包囲を形成する。ここまで戦場になる事がなかった石門へも接敵。洞庭湖の奥地へ後退させた中国軍スタックは、行動の自由を奪うため、魚口から上陸を行わせ接敵。意外だったのは龍陽周辺での行動。少々考えた後で、部隊を下げて防御態勢へと移った。手番から考えると、ここで突出するのは、危険であるとの判断。


日本軍の第3アクション。日本軍は当然攻撃。
臨澧側面で形成した包囲戦にて、鮮やかに中国軍を殲滅に成功。石門でも中国軍を後退させ占領。
中国軍の防御にある程度慣れたと思っていていも、相手のDASRECHさんも攻撃の腕前を上げている。簡単には勝たしてくれない。ああ、これまでの対戦で楽に勝たしてくれた事などないのだが。


中国軍の移動・戦闘。
中国軍は部隊を掻き集めて臨澧から常徳にかけて戦線を構築。この戦線の狙いはだな。常徳だけは守る!、だ。
だから、臨澧の左手は1線しか戦線はない。ここを突破されても常徳には届かないからだ。
そして渾身の反撃!
常徳の攻略を狙っていた日本軍スタックを吹き飛ばす(A)。龍陽をも奪還!
しかし龍陽の側面スタックへの攻撃はARで撃退される。
洞庭湖の奥地へ追い込まれていた部隊も、日本軍を撃退(B)。
ここに来て漸く攻撃に成功した。
この時点でVPを計算してみた。
日本軍:VPヘクス7、中国軍HQ3。 合計10VP
中国軍:VPヘクス13、日本軍ユニット5。 合計18VP
有利か不利かだと。そんなの終わってから考えてくれ。

『5ターン』

日本軍の第1アクション。日本軍は攻撃。
僅か2ヶ所しかなかったのだが、その両方に成功。
特に、中国軍の予想を越えたのが臨澧側面…、いや後方(A)。ここに部隊を配備すると、日本軍の攻撃を喰らうのは分かっていた。しかし、この位置を変えようとすれば、戦列が大きく崩れてしまう。ここはリスクを承知で接敵したのだ。そのために、なけなしの2個スタックを置いたのである。
日本軍の攻撃ははAO!
中国軍としては、DRでもEXでも前線を維持できると計算していた。オッズ的にDEはないのである。
しかし、AOとは想定外だった。
日本軍は自軍ユニットをすり潰す事により、中国軍の戦線へ突破口を切り開いたのだ。その後方にはZOCを持たぬ中国軍のHQのみ。
さらに常徳周辺でも中国軍スタックを後退させ(B)、中国軍の戦線後方で日本軍スタックが跳梁する事態となった。
ここで常徳への道は大きく開いたと言っていい。


日本軍の第2アクション。日本軍は移動。
臨澧後方の突破口から部隊を擦り抜けさせ、またもや…。いや、前回よりも大規模包囲網を形成。突進した精鋭部隊は常徳への接敵。さらに龍陽へも再攻撃。
手番は違うのであるが、攻撃予定のヘクスにオッズマーカーを置いてある(臨澧は忘れているが)。携帯カメラなので判然としないのが残念。


そして第3アクションで最後の突撃!
同じ台詞を述べるのだが、ここでも鮮やかに包囲網へ捕らえた中国軍。そのHQを壊滅へ追いやる。臨澧への攻撃も成功。同地を占領する。
しかし、常徳・龍陽の攻撃は失敗!
日本軍:VPヘクス9、中国軍HQ7。合計16VP
中国軍:VPヘクス11、日本軍ユニット6。合計17VP
またもや日本軍は後一歩足りなかった。
足りなかった分だけ悔しく、またやりたくなる。

この日は2勝1敗で、中国軍を担当した人間が勝っている。これでDASRECHさんとは常徳殲滅作戦で何戦しただろうか。とにかく、一回対戦が始まると、次々に連戦となるため、記録を残すヒマもない。
この日の対戦成績で言えば、私の勝ち越しになるのだが、そんな風には全く思えない。ただ、負けなかっただけだ。腕前で言えば、DASRECHさんの方が一枚も二枚も上手なのは間違いない。
で、DASRECHさんは負け越したと信じているハズだ。何故なら、直ぐに再戦を要求されたからだ。残念ながら、私の体調で断念したのであるが。
そんな訳で、勝てなかったと思い込んでいる、ウォーゲームバカ2人は、今度こそはと常徳殲滅作戦をバカみたいにし倒すのさ。

尚、このリプレイを読んで中国軍が有利だと勘違いしたアナタ。どうぞ千葉会へ来てくれ。
そんな事はないと証明できるから。

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