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2012-03-30 16:39

『鷲の一撃』


千葉会で対戦したAcademy GameSTRIKE OF THE EAGLEのリプレイをお送りします。
 
先月にDRAGOONさんと対戦しましてね。
ルールやシステムについては、そちらを参照してください。
その対戦で、かなりのルール間違いがありましたので、再戦を約しておったのです。
 
今回対戦したのは、マップの南側だけを使ったシナリオ4『THE TRAP』。
何故、このシナリオを選んだかと言えば、マップ全体を使うシナリオでは、プレイヤーが4名必要となるのです。
これだけ地味なゲームで、その人数をそれは難しいかな、と。

こちらがゲームの準備が整ったところ。
やはり積み木は見栄えがしますね。
私が青い積み木のポーランド軍、DRAGOONさんが赤い積み木のソ連軍を担当しています。
積み木の中に、歩兵(青いドット)、騎兵(白いドット)
それに特殊能力を持った将軍様(写真付き)がみえますね。ポーランド軍の中で中央の国籍が違うのは、ウクライナ義勇兵。これは両軍に見られます。

ポーランド軍騎兵によるLUTSK強襲。
ソ連軍の戦線に綻びがあり、その穴を突いて突進したのです。ここを占領してしまえば、前線のソ連軍を補給切れへ陥れられたのですが、これは失敗。チェ(;´д`)トホホ

こちらが1アクションを終えた時点になります。
1アクションとは、カードを1枚使ったところになります。このアクションが5回終ると、1ターンが終わり、カードとの補充と、将軍様の特殊能力が復活となります。
丸い矢印や四角、それに目玉が書かれているのが、アクション・マーカーになり、これを使うカードのOps+2個分お互いに置いておき、それから実行となります。
分からないですよね。私もイマイチな説明だと思っとります。
さて、戦況的にソ連軍の攻勢なので、大兵力が押し寄せています。ポーランド軍は兵力的に劣勢なのを、精鋭を集中させて対抗しようとしています。
変だったのが、ソ連軍の一部に補給切れがあった事。これが配置の時点でそういう状態だったため、あれあれ?と首を捻る事となりました。

2アクションの終了した時点になります。
LUTSK強襲に失敗して、突出して危険になったポーランド騎兵が慌てて撤収。それを安全に収容したと思ったら、その戦線に穴が空いたところを、ソ連軍の騎兵が強行軍で突進。ポーランド軍の戦線に大きく食い込みました。他には、ソ連軍は南部でも圧力を加えていますね。

ポーランド軍の戦線へ浸透したソ連騎兵。そうか、コサック騎兵の方が、しっくりしますね。以降、そのようにしますね。
3アクションに、コサック騎兵はポーランドの防備を乗り越えて、ますます後方へ進入していきます。要所のTARNOWは目前ですね。
これって補給が届かないじゃないかな、と敵ながら心配していました。ところが、カードの「現地挑発」をブチかまして、敵地でもメシはある、と。これは参りました。

4アクション、慌ててポーランド軍も追いますが、コサック騎兵には届きません。コサック騎兵はTARNOWを占領し、ここを補給の拠点とします。これで補給の問題もなくなりました。チェチェチェッ(・A・)。

5アクション、そのままコサック騎兵がCRACOWまで突進し占領。ここをソ連軍の手に渡ったため、サドンデス勝利が決定したのでした。
シナリオのアクション数としては、まだ残っていたのですが、サドンデスが決まっては致し方ない。
いわゆる「ヴィスラ河の奇跡」は起きなかったんですね。がっかりです(# ̄3 ̄) ブー。
 
 
 シナリオ2『BATTLE UKLINE』
 
早々に1回戦目が終わったので、2回戦目を対戦する事にしました。選んだシナリオは「BATLLE UKLINE」って、ウクライナは良く戦場になるモノですねぇ。
ポーランド軍が進撃し、ウクライナへ乱入。キエフを目前にした戦いです。
尚、このシナリオは1.2ターン分=6アクション分ありました。確か・・・。

1アクション、今度はポーランド軍に「敵ユニットを踏み越える」が来まして。そのままBERDVCIRVへ突入、守備隊を壊滅させ、占領してしまいました。
これにより、ここを補給拠点と当てにしていた、ソ連軍は大損耗を知られました。そこへカードの「補給切れ」をお見舞いされ、一気に壊乱状態に陥ります。

2アクション、危機的状況となったソ連軍は、部隊の撤収を行いました。追撃したいポーランド軍でしたが、これまでにカードを使い過ぎていたため、行動ができません。この辺が地味なんですよねぇ。

3アクション、ソ連軍は最後の拠点であるキエフとUMANへと兵力を結集しています。そうそう、この頃に積み木なので確認できませんが、スターリンが登場しています。
ポーランド軍も兵力を集結しつつ前進。逃げるソ連軍に追いつかないので、先は長いです。

4アクション、ソ連軍は最早下がることがないため、カードを補充に使っています。といっても、マップではわからんのですがね。ちなみに、戦力を回復方法として二通りあり、Opsの命令としての回復と、カードをRPとして使って補充ポイントを貯めることがあります。
Opsでは1ユニットを1戦力だけ回復させられますが、補充ではカードに書かれているポイント分である2~3戦力を回復させられます。

5アクション、ポーランド軍は着々とキエフ攻略の態勢を整えています。これがちょうどターンの終るところだったので、将軍様の特殊能力を発揮。ポーランド軍の将軍様が横を向いていますね。これが特殊能力を使った事を意味しているのです。

6アクション、右にちらりと見えるカード立てにカードの数が増えているので、補充された事が分かりますね。
この時点でキエフ攻略の態勢が整い終わっています。
と言っても、良く分からないですね。実は、私も良く分からなかったんのです。しかし、続く7アクションで、キエフ攻防戦が行われたので、それが確認されるのです。
ソ連軍もキエフ救出のために、UMANから部隊を北上させています。きっとここにスターリンがいるに違いない(゜∀゜)イイ。

7アクション、遂にポーランド軍によるキエフ強襲です。
ソ連軍も多数の部隊を北上させましたが、間に合いません。
この戦いで、ポーランド軍に「情報漏洩」のカードが来て、ソ連軍が命令していたキエフの防御アクションが打ち消されました。それやこれやで、この戦いはポーランド軍の圧勝。さらに退却するソ連軍は「脱走兵」まで喰らって、大損害を被ります。

こちらが7アクション・キエフ会戦を終えた時点になります。
キエフから退却してソ連軍が、積み木で細かい戦力までは分からないものの、1ユニット減っている事から、かなりの戦力を失ったのがわかります。
確か、アクション数はまだ残っていたのですが、VP的に逆転は不可能となったため、ソ連軍が投了を申し出ました。
 
さて、2回戦とも敵ニットを越えられるカードが大きく、これにより戦線を突き抜けた部隊に振り回されてしまいまいした。シナリオでは、これだけで勝負が決まってしまいます。これがターン数の多いキャンペーンでは、1つの大きな会戦で敗北したとしても、決定的な勝敗が決まる前に、防御側は戦力を回復する時間があります。
それにより、反撃を行えるので、シーソーゲームが展開できるのです。なかなか巧妙に仕上がっていますね。
問題、キャンペーンを行うために、4人のプレイヤーが必要で、この地味なゲームにそれだけ集まるか、なんですよね( ̄∇ ̄;)。

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