ドイツ軍の5ターンを終えた時点です。
ドイツ軍は一時的に進撃速度を落としました。というのは、戦線が広がったため、兵力が分散されたのです。
このまま前進を目論めば、それは拙速と成りかねず、損害を被る可能性が高かったのです。そこで兵力が整うのを待って、前進態勢を整えたのです。
ソ連軍も必死に部隊を移動させています。
キラースタックの死角を這うように前進。何とか、ドイツ軍の機関銃から撃たれない地点まで進んでいます(A)。
ドイツ軍も前進の下ごしらえを行い、それに成功しています(B)。
ドイツ軍は勝負をかけました。
最優秀な9-2と9-1の2トップで突進を行なったのです。
その本命を行う前に、付近にHIPがいないように炙り出しを行いました(A)。
各所で42-4-7や4-6-7が長屋の拠点を走り回りました。この行動でHIPがいないのは、ほぼ確認できました。ちなみに、対戦相手が後ほど述べたところ、HIPは使わなかったそうです。ふう、死せる孔明生ける仲達を走らせる、を思い浮かべてしまいました。
続いて、本命の9-2が突進。それらは上手く行ったのですが・・・。これまで動きを見せなかったソ連軍の狙撃兵がピンポイントで狙い撃ち。9-2を昇天させてしまいます(B)。
2トップの片方である9-1が最前線に突入。不運がありましたが、長いシナリオではこれくらいはあるのです。
側面には、先遣隊である2-2-8が突進。ここを制圧できれば、ソ連軍の分断は行なえます(C)。兵力的には心持たないのでありますが、自己回復が可能であるので、危険な状態になったら、逃げられます。
ドイツ軍も戦力が分散されています。攻撃側なのに、兵力が少ないように感じますね。
6ターンのソ連軍を終えた時点になります。
既に、ソ連軍はドイツ軍のキラースタックの射撃をくぐり抜けて、ドイツ軍の攻撃正面へと回り込んでいます(A)。むむむ、ここまで来られる以前に、何とかするつもりでしたが、上手く行かないですね。
元々、後詰である3-3-7(Home Army)が、ドイツ軍に立ち塞がっています(B)。この状況では、かなりドイツ軍に厳しくなりましたが、それでもまだまだ戦えます。
先遣隊だけでも、火力は20を越えているのです。力押しが成功すれば、勝利条件は達成でき、ドイツ軍の正面には脆い木造建物しかないのです。これらは9-1と8-1で十分に崩せるのです。
7ターンのドイツ軍を終えた時点です。
ドイツ軍の力押しで、ジリジリと戦線を押し込んでいます(A)。
そして遠方からの射撃に効果がなくなった、キラースタックが3階から駆け下りています(B)。このHMGは2~3ターン前に故障したのですが、うっかり修理を忘れていました。この辺りが、大きいシナリオでありがちなミスで、精神的に動揺を誘います。
そして、援護をしていた部隊も突進を始めます(C)。間に合うかは、ギリギリなところでしょうが、それでもやるべきです。ASLは何が起こるか分からないのですから。
7ターンのソ連軍を終えた時点です。
ソ連軍はドイツ軍の展開を見て、右手へ兵力を走らせました(A)。
そして力押しの前面には、援軍を続々と進出(B)。これでドイツ軍の力押しも、成果は厳しくなっています。
8ターンでドイツ軍が移動フェイズ途中で投了したところです。
ドイツ軍の力押しは、9-1とそれにスタックしている部隊が混乱し、これでお手上げとなりました(A)。
走り始めた部隊は、BとCの経路で前進を行うつもりでしたが、これもかなり厳しい。何よりも、この時点で指揮官を狙撃で失ったんです。それにダッシュを行なった2-4-7がK/で消えたり、と不運が続いたのです。
今、見れば勝利条件を達成する事は不可能ではなかったですね。しかし、精神的にアウト感は否めませんでした。
敗因としては、兵力を分散させてしまいました。
守るソ連軍の方が兵力的に優るため、攻撃するドイツ軍は一点集中をすべきでした。側面の援護に回した部隊が、後半に游兵になっていましたから。
久々のASLで、大きなシナリオでしたから、かなり疲れてしまいました。それでも負けが決まった時点は悔しくて仕方なかったものの、楽しかったと今は言えます。
やはりASLはいいや。
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