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2009-09-22 19:15

『第七十ニ回千葉会の報告』 その3

この日はASLの対戦が多かった一日でした。
今日も6ゾロさん提唱のASLリーグに乗り気満々の千葉会ASL組。
「おうおう、わしらが頭を取らんでどないするねん!」と意気軒昂。
すみません。ちょっと過大広告してます。ノリノリなのは確かなんですが、対戦機会が増えることとその結果が残る楽しみに、みんな喜んでいるのです。
こう言った機会がないと、なかなか同じASL仲間でも対戦をすることは少なかったりしますから。

ASLリーグの本戦は10月からですが、オープン戦は始まっています。
そこで参加を予定しているMMさんとホンキチさんが対戦しました。
シナリオはASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』。千葉会での看板と言っても過言ではありません。
MMさんがソ連軍、ホンキチさんがフィンランド軍を担当しました。
実は、ホンキチさんの目的は久々に参加するうおPさんでして。
そのためにASL-SKのセットしか持ってきていません。しかし、そこは千葉会。ASLの呪文をかければセットは出て来ます。
まあ、それは冗談としても、ASLなら手ぶらでも対戦は可能です。
私も最近は他人のセットを使っており、ここ一年くらい自分のASLセットに触れてもいません。余談ですが。

こちらがセットアップ。このソ連軍の配置には明確な失敗があります。
ルール的ではAは隠蔽地形でありませんので、隠蔽カウンターを置くことはできません。何故、そのことを知っているかといえば、ASLを始めた当初に海外のサイトでこのシナリオのサンプル・プレイを見つけまして。
その中でAのヘクスでは隠蔽になれないのと石垣を使えないから、Bから撃つと平地扱いになると紹介されていたからです。
作戦的にも問題があります。ソ連軍のスタックが少な過ぎます。
4-4-7分隊が14個で、その内2個はHIPですから、この配置範囲には入っていません。それでも12個はあるのです。
ソ連軍のスタックを数えると9個。その内、中身は2個以上のスタックはCとDとE。ここに指揮官と4-4-7分隊が二つ、それにMGが置かれていることが簡単に読めます。
ソ連軍右翼(これ以降、写真の右と左で表現します)が弱体なのもいただけません。
先のゲーム開始当初に、何食わぬ顔をして「Aは隠蔽地形でない」と指摘します。そうなると、配置をその時点から変えることは考え難いので、隠蔽カウンターを外すでしょう。
そこを6-4-8が2個で12火力を叩き込みます。それからFへはMGを集中して大火力で殴ります。それでこの2個が混乱したら、HIPを前衛に持って来てない限り、Gの経路はスルーされてしまいます。その確認には2-4-8のHSを走らせたら十分です。移動では危険なので、突撃フェイズにHへと前進。この石垣を確保します。これが成功すれば、1ターンでソ連軍の右は崩壊の危機へ陥ります。
それからASLには狙撃兵があります。
その狙撃が大きいスタックへ命中し、その指揮官が死亡したら、LLMC(リーダー・ロスト・モラル・チェック:指揮官が死亡したことによる動揺)を強制されます。確率は低いのですが、万が一を避けるためにスタックさせないことは、ASLの定石です。それでも、不運は避けられないものですが。

こちらがフィンランド軍の1ターン移動フェイズを終えた時点です。
フィンランド軍はソ連軍の配置ミスを突かなかったみたいですね。ほぼ定石通りの前進を行っています。PINが多いということは、損害は少ないものの前進は阻まれています。
それでも、この状態ではソ連軍の勝ち目は3~4割と読んでいました。ホンキチさんとMMさんとでは、ASLの対戦数が違うのに、MMさんが負けるのではとヤキモキしていました。
ターンは進み6ターンの時点で覗いてみました。写真は撮ったんですが、うっかり上書きして消えてしまいました。
ソ連軍がフィンランド軍の突破を阻止していました。多分、勝敗が決まったので写真を撮ったような記憶があります。なくしてしまいましたが。
何せ、千葉会の後に飲酒部へ出席。泥酔したものですから、その辺の記憶は定かではありません。
それでも、MMさんが勝っていましたから、そこは経験度の差が出たのでしょう。



さて、今回の主人公であるうおPさんのASL対戦です。当然の如くホンキチさんが相手を務めています。
シナリオはS11『A LONG WAY TO GO』。
スターターキットで初めて砲兵器、MTR(迫撃砲)とBAZ(バズーカ)が出て来ます。
MTRは火力は低いもののROF(発射速度)が高く、BAZは当たり難いものの火力はソコソコ。両方とも、相手側としては無視することはできない兵器です。
シナリオの勝敗を決することは少ないでしょうが、運用次第では有効な武器です。初めて使うには最適な扱いですね。
ASLのスターターでは、この対戦以外にS1『RETAKING VFLLVIE』も対戦されていました。これはASL-SKの看板と言えるシナリオです。SW(支援火器)がなく、純粋な分隊のみのシナリオなので、初めてのASLとしてGoodです。
初参加の西さんが、あまりのASL熱にお試しでした。お相手はへぼへぼ6+1さん。
ちょっと覗いたところ、へぼへぼ6+1さんが手堅く押し切っていました。私は人間の評価する場合に、ウォーゲームの説明や解説を大きな判断基準にしています。へぼへぼ6+1さんは千葉会で随一の説明上手。
横で聞いているだけど、こうやって言えば相手に理解しやすいんだろうな、と実感できます。
私なんて説明している内に、何を言っていたか忘れてしまいます。サイテー(;´д`)トホホ。

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