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2010-12-28 17:45

『2ヶ月遅れのASL:ASLは囲碁や将棋に似て』@その1

最近、実感しているのですが、年を重ねてからの方が、若い時分よりウォーゲームを楽しめます。
それは勝敗に拘るうんぬんだけでなく。ミスもゲームの内と、その失敗自体も楽しめる心の余裕を持てるようになったからです。
何より、ウォーゲーム…、特にASLはその人間の全てが出て来ます。プレイスタイルとかだけでなく、性格や人芸西も含めた、色々なモノを感じ取れるのです。
ウォーゲームを今でも好きでいられた事に、感慨を持たずにはおれません。
そして私は、中学生の頃に津田沼のポストホビーでウォーゲームを始めて見て。「これは何だ!?」と思い、お小遣いを貯めてやっとで買ったのでした。あの頃の自分を、良くやったと褒めてやりたいですね。

『ドイツ軍の1ターン』

さあ、ゲーム開始です。
運命のSSRであるNMCは、私やザハさんの読みを大きく裏切りモノでした。
お互いに主力が展開している、右翼では2個分隊が混乱、1個分隊がPINでした。3個とも、渡河地点を押さえる役目があったものの、橋を押さえる部隊が1個ずつ残ったため、崩壊には致りません。
中央でも、LMGの1個分隊が混乱。ここでも他の分隊が展開しているため、恐くありません。

そして左翼では配置した6個分隊の内、5個分隊までが混乱しました。大崩壊と言ってもいい状態です。こちらにドイツ軍が、全く配備されていなかったため、ソ連軍は助かりました。しかし、1個分隊は健在でしたから、ドイツ軍が崩壊を突いて、完全に崩せたかは微妙でした。ドイツ軍も余分な兵力はありませんでしたから。

さて、ドイツ軍のターンになり、またもや「さすがザハさん」を実感しました。
半個分隊(HQ)を小出しにして走らせたのです。そして次に分隊(SQ)で歩兵煙幕の展開を試みました。この2つとも、こちらの防御射撃を誘う術で、ノリはしませんでしたが、上手いなぁ、と感心しました。
私は橋のたもとに残留火力を置く事を考えていました。そうすれば、ドイツ軍の前進に何らかの足止めが出来るからです。1火力でもマイナス修正があれば、KIAはあるのですから。萎縮も弾薬減少による効果も受けませんし。

“2”橋には、1火力でありましたが、残留火力を置く事ができました。本来なら、ここを阻止する役目を担っていた分隊であれば、2火力の残留火力を置けたのですが、SSRのNMCで混乱してしまったのです。そのかわりに、後詰めの分隊が街路樹越しの射撃を行いました。火力は減りはしましたが、無いよりはマシです。

ところが、“1”の橋は予定が狂います。ここを制圧する役目の分隊は、SSRのNMCでPINしていました。それでも2火力でしたから、残留火力は残る予定だったのですが、最初の射撃で出目は3ゾロ。これ自体は良かったんですけど、萎縮したため残留火力を残せませんし、撃たれたドイツ軍の半個分隊はケロリと通されてしまいました。さらに続く射撃でドイツ軍の狙撃兵の活動DR(SAN)で、後詰めの役割を持っていた民兵に命中。この分隊がPINします。ここには民兵で最も優秀な9-1がいましたから、そちらに命中しなかったのは良かったのですが、この分隊が持つLMGを当てにしていたため、PINによる残留火力を残せなくなるのは痛くなりました。
あれ?狙撃兵が動いたと書いたけど、動いた様子が写真では見られませんねぇ。狙撃兵が指揮官に当たらずに、ホッとした記憶はあるんですが。しかも最初の辺りに。まあ、大差はないので続けましょう。
   しかし、ドイツ軍は無理攻めはして来ませんでした。“1”橋で1個分隊を走らせ、PINの4-4-7へ白兵戦を仕掛けた程度です。こちらも3-3-7の隠蔽スタックを後方へ2個保持しており、ドイツ軍が押し渡って来た場合に、ファイヤー・グループで3火力をお見舞いするつもりでした。マイナス修正ですから、ちょっとは痛いですし、萎縮さえしなければ残留火力も残せましたから。ソ連軍としては、1個分隊程度なら通す事にしました。後ろに9-2に指揮されたキラー・スタックが睨んでいましたから。
1ターンのドイツ軍は、ドイツ軍は“1”橋と“2”橋で橋頭堡を築き、“3”橋で小手調べを行っています。動きは少ないものの、細かい駆け引きが続いていました。


『ソ連軍の1ターン』

1ターン当初のソ連軍は、まだ粘れると判断していました。ドイツ軍が橋頭堡を築いたいえど、その部隊は半個分隊が少数だけでしたから。
特に、“A”建物は前衛の4-4-7分隊が健在で、これが隣りにいるドイツ軍の半個分隊を白兵戦で喰って居座れば、もう1ターンは楽勝だ、とも。
さて、ソ連軍には秘策がありました。
それは放火でドイツ軍の火力拠点と進撃路を封鎖する事でした。民兵の火炎瓶が、放火に使えるのをルールで確認したため、これは是非にやるべきと思ったのです。
予想通りの地点に放火は成功しましたが、その放火DRでドイツ軍の狙撃兵が動き出し。“A”建物の前衛4-4-7が混乱させられたのは、ちょっと弱りました。混乱した分隊の退路がなく、捕虜となってしまったのです。タイミングも悪く、放火を行ったため、混乱した地点の手当もできなかったからです。まあASLの長丁場の戦いでは、これくらいの運不運はあって当然ですが。

しかし、ドイツ軍も前のめりな配置でないため、一気に突き崩される訳ではありません。他にも後詰めの部隊があるため、このターンに“A”建物の撤収するのには問題ないでしょう。
ちょっと早めの撤収を心がけるのが、ASLでは良い結果を生むと経験で知っています。早めでギリギリ勝負になり、遅いとお手上げ、とも。

“1”橋でも橋頭堡を築かれ、前衛の4-4-7分隊が白兵戦に巻き込まれているため、ここを渡られるのを阻止するのは困難と判断しました。“B”建物は、2ターン陥落は否めません。そこで民兵を“C”建物へと送り、強化しました。ここを抜かれると、後がありません。

他では、ドイツ軍が右翼へ集中して来たため、左翼の部隊がそちらへ走っています。しかし、中央にドイツ軍の牽制部隊があるため、遠回りする必要があり、かなりの時間を取られています。
しかも、主力である4-4-7分隊は、左翼へと移動させる事を想定してなかったため、困難を極めました(大袈裟かな)。この配置はもっと柔軟にできたハズでした。考えが足りませんでした。この配置転換には長い時間を取られることとなります。

1ターンを終えて、相撲で言う「差し手争い」か、プロレスで言う「ロックアップ(手を合わせての力比べ)」状態。いや、プロレスマニアでいえば、「藤波辰巳と長州力が指先で語り合っている」状態が近いです(わかんねぇよ)。
あまり記事を長くすると、アップが大変なので小出しにします。

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