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2024-03-29 20:31

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2015-10-09 19:31

『三年目のFLAT TOP』 その4

※2018年9月1日修正
VPの計算に誤りがありました。
計算し直していたところ、アメリカ軍:722VP、日本軍:552VPの結果であり。
これを勝利条件に照らし合わせると、アメリカ軍の勝利でした。
修正が遅れ、関係者には大変申し訳ないと思っております。

謹んでお詫び申し上げます。
以降、このようなことのないように心がけ、さらには結果の変更等があれば逐次訂正や修正を行ってまいります。

2018年9月1日 岩永秀明


『戦闘の沈静化と終局』

ここからのゲーム進行は早かった。
日本軍の多くの艦隊はマップからの離脱を目指し、ひたすら北上。
龍驤隊だけは夜明けの時点でソロモン海の中央部に位置するため、東へ逃げる。
ゲームでの三日目。8/25には、アメリカ軍によるラエとシュートランドへの爆撃が行われる。
しかし、ショートランドへの爆撃は3HITを与えるために、対空砲火により3ポイントを失う始末。
やはり艦載機による陸上基地への攻撃は割が良くない。
10:00くらいに龍驤隊がアメリカ軍に発見されるが、そこはアメリカ空母隊の攻撃範囲を外れている。
龍驤隊以外の日本艦隊は、その多くが盤上を脱出。霧島隊はラバウルで弾薬を補給を終えたものの、今更出港に意味を見いだせず待機するのみ。
ゲームは残り8ターンとなった頃、猿游会も終局近くなり、テーブルに向っているのは、『FLAT TOP』組の他には僅に1~2組のみ。

そこで各メンバーに終了を打診。
午後に行われるアメリカ軍のラエ爆撃を実行して協議終了とした。
この時点でアメリカ軍は676VP、日本軍は549VP。
勝利条件では、50VPを上回っている陣営が勝利となるのだが、ここで日本軍が「生存者の救助」により100VPの追加を申し入れる。
これで日本軍は649VPとなり、引き分けと決定した。


『惨めな秘策』
この生存者の救助が日本軍。いや、私の秘策だった。
事前に、「生存者の救助をすれば、引き分けまで持ち込めるのではないか?」下総さんに相談しており。
ベテラン下総さんの答えは「無理ですよ」というもの。
それでも、万が一ということがあるので、2隻の輸送艦、翔鶴・瑞鶴が轟沈した時に駆逐艦が救助をしていた。特に、航行不能となった翔鶴は、救助のために自沈させたのだ。
そうは思っても、既に攻撃する術のないまま、『FLAT TOP』を続けるのはキツかった。
龍驤と陸奥さえ生き残れば勝てる、ガダルカナル沖で10隻轟沈とラエの空襲でVPを奪われても、まだまだ引き分け、と。折れそうになる自分を叱咤していた。
他のメンバーには、ただ引き延ばしているようで、申し訳なかった。
しかし、生存者のVPはゲーム終了時点でなければ加算されないため、黙々と進めるしかなかったのだ。


『今思えば』
ここから、思い出すことを書いておく。
・第一次攻撃
日本軍がエンタープライズを撃沈した際には、機動部隊は南下し過ぎており。その前に発見していたワスプへの攻撃のために北上しつつ、攻撃隊を発進。その直後に、間近にエンタープライズ隊を発見したため、慌てて目標を変更。思わぬ奇襲となったのだ。


・日本司令部の大混乱
大変だった。誰もがこれまでも、これからも経験することはないだろう。
激戦の最中に、機動部隊の指揮を任されたのだ。
それまでは機動部隊の位置さえ知らなかった。ましてや索敵に出ていたゲタ履きや大艇の位置など…。どころか、それらが出ているのさえ知らなかったんだよ。プレイの最中に「あれ?動かない航空編隊があるぞ?」と、ようやく気が付き。
自分の艦隊だけでも手一杯に近かく、これ以上の負担を減らすため、それらの大半を急遽帰還させ、そのまま忘れられてしまう。それがサラトガ隊を見失うことに繋がる。


・混乱の尾
エンタープライズを撃沈し、サラトガへの攻撃にも先手をとっていた。
ところが、その攻撃が振るわず、もう一撃が当たらなかった。当たっていたら、サラトガの発進能力が喪失していたハズ。
これは司令部の混乱を前線の兵士達が感じ取ったに違いない。
ゲームでは指揮官が戦死しても、別の指揮官と入れ替わるだけ。せいぜい能力の数値が落ちるくらいか。
ところが、実際は違う。会社でもそうでしょ?いきなり責任者がいなくなったら、何がどうなっているか、分からなくて仕事にならないもの。
それを経験できたのは僥倖だった。二度目は勘弁して欲しいけど。


・瑞鶴の轟沈
瑞鶴が攻撃を受ける直前に、攻撃隊の爆装が完了していた。
それを発進させなかったのは、あまりにも少数、5~6ポイントしかなかったから。
それまでの経験では、アメリカ軍の直衛機と対空砲火により、平均10ポイント近くは撃墜されていた。このまま送り出しても、攻撃隊を失う結果にしかならない。現状ではサラトガ隊を見失っている。それならば、夜半に態勢を整えては、どうだろう。そういった葛藤があり、攻撃隊の発進に躊躇してしまったのだ。
その瞬間に攻撃を受けてしまった。
冷静に考えれば、攻撃隊に索敵させつつ発進させても良かった。それ以前に、ゲタ履きで索敵させれば、見失うこともなかった。


・AHクラシックへの憧憬
AH『FLAT TOP』をプレイしていると、古いAH『ミッドウェー』が思い起こされて仕方なかった。
『ミッドウェー』も艦載機がバンバン落ちる。そして両軍ともに、打撃力を急速に失う。
あれだけ古く単純でありながら、複雑な『FLAT TOP』と同じ経験ができるのは、さすがとしか言いようがない。


それでも言おう。
これがウォーゲームだ。
野郎ども、来年は南太平洋で会おうぜ。


(了)





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2015-10-09 19:24

『三年目のFLAT TOP』 その3

『ヘンダーソン炎上』

猿游会の二日目。
参加メンバーの集まりは早い。誰もが中途半端な時間切れを心配していたのだ。

そしてゲーム再開直後に、ヘンダーソン基地を飛び立った航空隊が、ガダルカナル近郊
でアメリカ軍が日本艦隊を発見。
快速を飛ばして突進中の霧島隊だ。アメリカ軍には艦隊の編成は不明であるが、ヘンダーソン基地が危機的状況なのは間違いない。



ヘンダーソン基地の総力を挙げて、霧島隊を追うものの、夜間のためどうしても捕捉し切れない。



そして1:00に霧島隊はヘンダーソン基地への突入に成功。
ラバウルとブナの復讐だ!


 
一瞬の歓喜も束の間、闇夜をものとせずアメリカ軍の艦載機が突入。
夜間戦闘の不利や着艦のリスクも承知で反撃に出てきたのだ。この戦闘により、巡洋艦の青葉(大破)、衣笠(小破)、古鷹(小破)が損害を被る。
それでも霧島と比叡、それに重巡洋艦×7隻がヘンダーソン基地を砲撃。
yagi「霧島と比叡で24でしょ。それに巡洋艦が5×7隻だから、えーっと振り切りの13ヒットォー!」
これでヘンダーソン基地の航空隊は壊滅。飛行中の航空隊も同じ運命に。
この艦隊の損傷を受けた艦艇は戦線離脱。残る艦艇も砲弾を再補充するため、ラバウルへと向かい、実質的に戦闘への寄与はなくなる。


『珊瑚海を血に染めて』

6:00の夜明けとともに両軍の索敵は活発になる。マップを埋め尽くす両軍の索敵機。なりふりなど構ってられない。
そこに狙いすました日本軍の潜水艦隊が一斉浮上…、したのだが、そこにはアメリカ艦隊の影もなく。発案者としては内心(´・ω・`)ショボーンしていたのだが、直後にアメリカ艦隊が展開すると予想されたガダルカナル南方に敵影あり、と。一瞬の歓喜するが「小艦艇のみ」との続報に落胆。
さらに、敵陣深く突入していた神通が、捨て身の索敵。
神通に所属するのは、練習機並みの移動力と後続距離しかない。それでも、アメリカ空母を刺し違えられるなら上等!
 
そして陸攻隊から急報が。
「アメリカ艦隊発見!空母の姿あり!!」
先行していたワスプ隊だ。戦闘は一気に緊張の度合いを深める。
その頃、離脱中の霧島隊と入れ替わりに、高速輸送艦隊と陸奥隊がガダルカナル近海に姿を現す。
 
8:00、緊迫する戦況の中、その2時間後に陸攻隊がさらに続報。
「新たなアメリカ艦隊発見!空母2隻あり!!」
そこへ日本軍の艦載機が殺到!
 
エンタープライズ撃沈!!
一撃でアメリカ空母を沈めるとは、さすがは下総!
誰もが感動や感心している中、機動部隊を率いていた下総が戦線離脱。私・yagiが全艦隊の指揮を引き継ぐ。ここで日本軍の司令部は大混乱をきたす。そのため、これ以降の写真は撮っている余裕もなくなる。



それでも日本軍の優位は続く。アメリカ軍が日本機動部隊を見つけられないのだ。
12:00に日本軍の第二次攻撃、サラトガへ襲い掛かる。この攻撃でサラトガは小破。小破で留まったのが、この後に大きな意味を持つ。



13:00、それまで北上を続けていたサラトガ艦隊が一転南下。すると水平線に艦隊が。索敵機が接近してみると、空母を含む日本艦隊。
遂に、アメリカ軍は日本機動部隊を発見したのだ。しかも、お互いの空母艦隊同士が2ヘクスへ大接近するという前代未聞な事態。
アメリカ軍も日本軍も攻撃隊を送り込む。
日本軍の第三次攻撃はサラトガを襲ったのだが、ここで痛恨のHITなし!
お返しのアメリカ軍の攻撃により翔鶴が中破、龍驤が小破。
さらに、15:00のアメリカ軍の第二次攻撃により、翔鶴は大破し航行不能に陥る。


夕暮れが迫る17:00。
翔鶴に3隻の駆逐艦を送り自沈させる。瑞鶴・龍驤はアメリカ軍の追尾を受けつつ遁走中。航続時間のため、日本軍の索敵機は引き上げ、アメリカ軍の艦隊は見失う。
仕切り直しだ、と思った瞬間アメリカ軍の第三次攻撃!
この攻撃で瑞鶴が一発轟沈!!
甲板上に爆装した機体が並んでおり、それらが誘爆したのだ。湧き立つアメリカ軍。
日本軍は一時戦意を失い投了を申し出たものの、気を取り直し継続。VP的に日本軍が上回っており、日本軍の秘策もあったからだ。


この空母同士の死闘に隠れて、日本軍のガダルカナルへの揚陸は進み。高速輸送艦隊だけでなく、陸奥隊の輸送艦も完全に兵員の上陸に成功。
さらに、深夜に嵐に書き込まれて遅れた輸送艦隊も揚陸を開始。
これはアメリカ軍の戦艦艦隊が殴り込みをかけ、護衛の軽巡洋艦や駆逐艦も含めて10隻を一気に喪失する惨事となる。


 

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2015-10-09 19:09

『三年目のFLAT TOP』 その2

『ラバウル奇襲とアメリカ空母捕捉』

これからのリプレイは私・yagi(日本軍:雑多艦隊)の視点になる。当然、観戦者や対戦相手、味方の日本軍機動部隊や陸上機隊とも、違った印象になっているだろう。

ゲームが始まり、4時間(4:00ターン)が経過した盤面。
黄色がアメリカ軍、赤色が日本軍になる。両軍とも長距離偵察隊のカタリナや大艇が交差する直前。
ラバウルからは、同地に配置されていた輸送艦隊が出港。戦力的には後に大きな働きをする。



しばらくは両軍とも主力艦隊は隠密行動が続き、それを探る索敵が続く、と思った夜明けの0600。
ラバウルがアメリカ軍のB17による奇襲を受ける。

予期せぬ攻撃に、日本軍は動揺。
長距離を行動可能なB17は、索敵に投入されているもの、と思い込んでいたのだ。
それをアメリカ軍は完全に裏を突き。ヘンダーソンとポートモレスビーの航空隊が共同して同時攻撃を成し遂げたのだ。
そのためには、綿密な計画と日本軍に索敵されぬ行動力が必要。さすが、日本で随一の規模を誇るYSGAの精鋭。これが同時でなく、タイミングにズレがあった場合、直衛のゼロ戦により相当の損害が出たハズだ。
そのゼロ戦隊はソロモン海を遁走中の輸送艦隊を支援しており、これも日本軍の読みを外している。
この奇襲により、日本軍は索敵に飛び立つ直前であった一式陸攻の半数を喪失。緒戦から痛撃を食らってしまった。



同時にブナも空襲を受ける。ポートモレスビーのB26やB25の大編隊だった。
これは日本軍の予想通りだが、当たっていたとしても嬉しくはない。
ブナの空襲は続き、上限の50VPを確実に稼ぐ。こんなところに航空基地なんて作るよ、守れないんだからさ。



その2時間後の8:00、長躯索敵中の大艇がアメリカ艦隊を発見。
接近して空母が含まれる、と。
湧き上がる日本軍司令部!
機動部隊を指揮する下総など「これから空母戦を見せてやりますよ!」と自信満々。普段、こんな発言するヤツじゃないんだけど、興奮してたんだろうな。
しかし、機動部隊を急行させていた最中に、索敵を失敗。アメリカ艦隊を完全に見失う。



そして日本軍はある決断する。機動部隊司令官・下総へ戦艦隊を率いるyagiが密かに。
「頭きたからヘンダーソン基地を焼きに行く」と伝える。
アメリカ軍は攻撃に重きを置き、索敵が疎かになっていた。特に、日本艦隊が集結しているソロモン海は全く放置状態。そしてやるなら、持て得る全てを投入すべき。
全軍がガダルカナルへ向け、突撃を開始。しかし、うっかり嵐にはまり込んで身動きの取れない艦隊が出る。これらは、後ほどそれだけの出費を強いられることとなる。
最後に、多くのゲームで役に立たないと評判を受けている水上機母艦・神通が、どの部隊よりも先行。



このような状況でゲーム上でも猿游会的にも一日目を終える。
これまでの経験から比べると、進み具合が遅い。このままでは猿游会二日間でも終わらない懸念がある。
理由はいくつかあるが、まあそれもゲームの内。



そしてある意味でゲームよりも大切な懇親会。
一次会の参加者は20名。二次会の参加者は10名と大盛況。普段会えないウォーゲーマーの親交を温めた。


(続)


 

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2015-10-09 19:00

『三年目のFLAT TOP』 その1

 
今年で3年目になるが、YSGAと千葉会によるAH『FLAT TOP』対抗戦が行われた。
普段はゴールデンウィークのYSGA連続例会にて催されていたのだが、諸事情により猿游会での対戦となった。
陣営はいつものように日本軍が千葉会、アメリカ軍がYSGA。
シナリオは第2次ソロモン海海戦。
参加メンバーと担当は以下(以降敬称は省略する)。
日本軍
ラバウル航空隊:軍曹亭28号
機動部隊(空母:翔鶴、瑞鶴、龍驤。航空巡洋艦:筑摩)、シュートランド飛行艇:下総
他の艦艇(戦艦:陸奥、霧島、比叡。巡洋艦×15くらい、駆逐艦×たくさん、水上機母艦:千歳、輸送艦×10、潜水艦×12):yagi


アメリカ軍
海軍任務隊(空母:エンタープライズ、サラトガ、ワスプ。戦艦:ノースカロライナ、巡洋艦×10くらい、駆逐艦×たくさん)、ヘンダーソン航空隊:Dublin
ポートモレスビー航空隊:やっさん
*アメリカ軍の担当については対戦中に判明した。


『日本軍の事前方針』

去年から対戦を約束していたので、事前の研究や打ち合わせはたっぷりできていた。
●比較検討
両軍の戦力を比較したところ、普通に戦っては日本軍に勝ち目はないという結論に達していた。
根拠としては、攻撃の主軸となる航空戦力がアメリカ軍の2/3しかなく。単純な戦力比率でいえば、日本軍は本来防衛しかできない。
アメリカ軍のポートモレスビー航空戦力があまりにも強力で、その爆撃によりラエとブナの破壊は免れる術はなく。これによりアメリカ軍は100VPを得られる。
*敵航空基地の破壊でVPを獲得できるのだが、ハウスルールでラバウルやポートモレスビーは100VP、その他の航空基地は50VP、と上限を決めている。
日本軍がVPを獲得する術としては、輸送艦による揚陸がある。
揚陸はギリギリとガダルカナルが指定されているものの、ギリギリはポートモレスビーの勢力範囲内のため不可能。ガダルカナルもアメリカ空母が防衛すれば、不可能に近い。
アメリカ軍に対して唯一優勢なのは、12隻の潜水艦。
●戦況予報
アメリカ軍は守りに徹するだろう。
基地破壊によるVPを獲得でき、それだけで勝利できるのだから。
アメリカ軍はリスクを軽減するため、空母3隻を10ヘクスの距離を空けて分散させる。それはガダルカナルから10~14ヘクスの地点でなければならない。
その空母展開地点を潜水艦で探り出し、先手を打つ、というのが基本方針だった。
シナリオは8月24日の深夜から26日の日暮れまで。
まず24日にラバウル陸攻隊が北三角地帯を厳重に索敵する。
すると、給油を行いつつ行動するアメリカ艦隊は、それが終わるまで日本軍との接触を嫌い南部(マップ下)を進む。
潜水艦警戒地帯には、アメリカ空母の1隻は展開する。
日本機動部隊はアメリカ艦隊を攻撃範囲へ入れるべく南進。
25日の夜明けとともに、全潜水艦が浮上し、アメリカ空母を捉える。
そこへ機動部隊からの艦載機が襲い掛かり、アメリカ空母を1隻食う!後はそれから考える。
もし、索敵に失敗したら、みんなで(´・ω・`)ショボーンする。
空母が食えないまま25日が終わったら、26日に全軍ガダルカナルへ突進する。
そして私には秘策があった。これについては後ほど。
以上のような予定だった。
これらは大きく大きく全く予想を外れ、そして別の意味で狙った通りとなる。


(続)


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2015-09-22 17:04

『太陽の帝国:本土決戦への道』 その8

10ターン(‘44年9月~12月)
『釜山、火の海』


台湾の占領をほぼ果たしたアメリカ軍は、目標を朝鮮半島へ向ける。
その選んだ上陸地点は釜山。海兵隊の2個師団が上陸する。

帝国陸軍も総力を結集し、逆襲へ転じるが、アメリカ海軍の阻止火力により大損害を被り撃退される。
ここでケチらずに航空部隊を投入しておけば、海兵隊を壊滅させられたのだが、後の祭り。
それでも帝国陸軍の決死な反撃により、アメリカ海兵隊もわずかに1ステップが残るのみ。攻撃を継続できる状態にない。


10ターン終了時点。
この時点で日本軍の勝利は確定していた。連合軍の勝利条件が全て潰されていたのだ。
まず、「B29の戦略爆撃が4ターン成功し、日本軍の資源ヘクスを1ヘクス以下にする」は不可能。
次は「日本本土から資源ヘクスまで3ターン続けて連絡できない」も、このターンにできなかったためダメ。
残るは「日本本土の都市を全て連合軍が占領する」しかない。
これもAPSが2しか溜まってなく、不可能に近い。
提督さんも、それは理解していたが、続けてみることとした。

11ターン(‘45年1月~4月)
『大阪の決戦』

アメリカ軍は再編成された海兵隊2個師団を大阪へ上陸。
帝国陸軍も壊滅したものの、決死の抵抗により、多大な出血を強いる。
この時点で提督さんも、投了を申し出た。
なぜなら、APSを全て使ってしまい。地続きでない北海道と九州の上陸は不可能だからだ。
余談になるが、日本軍は決死隊により、B29に損害を与えていた。

【戦い終えて日が暮れて】
対戦を終えて、私の考え通りの勝ち方ができた、と思う。
連合艦隊や航空隊は完全に壊滅しているが、陸軍は本土に十分な戦力を維持できている。
これらを排除するためには、強襲上陸だけでなく、砲爆撃でも可能なのだが、手数(OPS数値)が足りなくなる。
日本軍はどんなに戦力や領土を失っても、日本本土の都市を1つ確保できていれば勝利になる。
史実では絶対にできない戦い方ではあるが。
最後に、次のターンに来るカードをめくったところ、リアクションカードばかりだった。
その中には、このゲームで最強の不条理カード「悪天候」があった。
提督さんはsinyamagさん、私と全く違った戦略を持つプレイヤーと連戦できている。
これは幸せなことなんだろうな。

(了)

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