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2013-01-25 18:38

『朝鮮戦争:互角戦』 その4

『第9~12ターンの戦況』

大きい図はこちら
9ターンから12ターンまでは、同じような状態が続いた。北朝鮮軍は金日成命令があり、最低1か所の攻撃が必要である。そのため釜山最終ラインの最も脆弱な中央へ波状攻撃を行った。オッズは3:1であり、9ターンと10ターンの攻撃は2/1と北朝鮮軍の損害が多かったがものの、11ターンと12ターンは0/3と国連軍に損害を強いた。
そして国連軍は12ターンに一大増援を受けて、反攻の上陸を行えたのであるが、天候不良のため延期となった。
それに対応するため。北朝鮮軍は上陸海岸への部隊配備と、後方へ拘置した予備の展開。さらに釜山最終ラインへの攻撃に参加しない師団を引き抜き、撤収の構えを取らせた。


『第13ターンから14ターン途中』

大きい図はこちら
北朝鮮軍による釜山最終ラインへの惰性的な攻撃が、気持ちのように2/2と引き分けの結果となった。
そして国連軍が敵前上陸を敢行!
敵前上陸と言っても、北朝鮮軍のいない群山であったが。
実は、DASRECHさんは、暫く思案したんですよね。
勝利条件のソウルに最も近い仁川には、北朝鮮軍の1個師団分の戦力が配備されており、絨毯爆撃の結果次第で上陸が失敗する危険がある。尚、この1個師団分の北朝鮮軍は、絨毯爆撃により壊滅寸前となる。
東岸の江陵には、北朝鮮軍は1個連隊だけしか配備してなかったため上陸自体は成功する。しかし、北朝鮮軍の予備が急行し易い。
同じ東岸の蔚珍へも上陸できるのだが、こちらは北朝鮮軍の師団が上陸地点を押さえており、金日成ライン南に待機している2個師団が駆け付けられる状況のため、最初から候補に挙げられなかった。
尚、こちらの写真は14ターンの北朝鮮軍終了時。
国連軍が上陸し、内陸を突進。北朝鮮軍が撤退を宣言して、その対応に追われた状態である。
国連軍はこの時点でFBを最大4個使える。その総力を持って、釜山最終ラインを攻撃中の北朝鮮軍主力を封じている。


『第14ターン終了時』

大きい図はこちら
進行中の国連軍は、北朝鮮軍の戦線を完全に突き崩す。
北朝鮮軍には、ソウルへ向かう国連軍に対して、すでに有効な戦線を構築する戦力はない。
天候さえ悪くなれば、最低限の戦線は作れるものの、それさえも国連軍の攻撃を受けたら一溜まりもないのだ。


『第15ターン終了時』

大きい図はこちら
天候は完全に晴天。FBは4個使える。
国連軍はFBの総力を投入し、ソウルへの進撃を阻止する北朝鮮軍の動きを封じる。これにより、北朝鮮軍の儚い希望も消え失せてしまった。
それでも出来うる限りの手を尽くす。
まず、ソウルへの国連軍を遅らせるため、FBの妨害を被りながらもアメリカ軍スタックへ接敵。そして釜山戦線から3個師団を引き抜く。これらの部隊が快速のアメリカ軍に追い付くとは思えないが、それでもやらないで諦めるよりはマシなのだ。
国連軍は磨り減った北朝鮮軍の戦線をオーバーラン。
易々と戦線を突破する。いや、殲滅したと言っていいだろう。この時点で北朝鮮軍には打つ手がないと言えた。
一点だけを除いては!


『第16ターン:ゲーム終了』

天候は晴れ、FBは3個使える。
国連軍は釜山戦線から急行する北朝鮮軍を抑えるようにFBを配備。これでこれらの部隊は完全に封じられてしまった。
しかし、北朝鮮軍の目は釜山最終ラインへ移っていた。こちらの国連軍が戦力を引き抜いており、中央部分が3個連隊の6戦力まで減じられていたのだ。
しかも、この周辺にはFBの妨害はない。北朝鮮軍は居残った総力を持って、さらにマンセー突撃も決行し、この地点を攻撃。
DASRECHさんは動揺「撤退しててマンセー突撃できるんですか?」と。
私「うん、それは確認したけど、出来ないって書いてない」。
DASRECHさん「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
攻撃のオッズは額面5:1で撤退を宣言しているため、1シフト下がり4:1。出目が6のみで、1/4となり北朝鮮軍の勝利となる。

大きい図はこちら
そして振ったサイの目は6!!
北朝鮮軍の逆転勝利が決まった。思わず足を踏み鳴らして喜んでしまった。
それと同時にDASRECHさんの「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工!!!」悲鳴。
「まあ、yagiさんを相手に勝勢まで持って行けたからいいです」とも。この辺りの割り切りは、さすがと言える。

全体的な写真はこちら
戦略的には、すでに北朝鮮軍の敗勢は如何ともし難い状況であったのである。
それで勝てて、しかもDASRECHさんから連勝しているのは素直に嬉しい。
さて、表題に“互角”と書いてあり、それは私とDASRECHさんの『朝鮮戦争』の対戦成績による。しかしながら、私の腕前自体はDASRECHさんに数段落ちる。
それでも勝てるのは、『朝鮮戦争』が未だに新たな局面を見せてくれる傑作であるから、それに他ならない。
この悲運の傑作にもっと光が当たる事を願いながら、このリプレイを終える。


(了)

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2013-01-30 20:26

ふだんは飲んだくれでもやる時はやりますねぇ(笑)

いゃあ、なんというか戦略・作戦のレベルを超えた
yagiさんの勝利への執念が私を明らかに上回って
いました。yagiさんのその点はいつも見ならわさせて
もらってます。

しかしふと気付いたのですが、このところ4戦して
北鮮の4連勝ですねぇ。やりはじめのころはこのゲーム
国連の必勝と思ってましたが隔せの感があります。

そういった意味でまだまだ底を見せないこのゲーム、
是非また近いうちに対戦しましょう!

2013-02-02 15:29

>DASRECHさん

>ふだんは飲んだくれでもやる時はやりますねぇ(笑

そう言った不都合な真実は自重くだされ。
とにかく、またやりましょうや。

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