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2013-05-11 17:52

『FLAT TOPの二日間』 二日目

『FLAT TOP専有図』
 
リプレイの前に、どのような状態でプレイされていたかを紹介しましょう。
写真左がマップと、チャートの配置図。中央にマップを置き、その右側のテーブル&教壇に日本軍の艦隊・航空機のチャート類を置き、左側のテーブル&教壇に連合軍の艦隊・航空機のチャート類を置いていた。写真の中央と右は、両軍のチャート類。
この日のために、ユニットは拡大されていたのであった。これはDublinさんの力作で、老眼の我々には大変助かったのであった。さらに、日本軍(赤ユニット)の写真をご覧になって頂きたいが、拡大ユニット以外に、通常の大きさのユニットやマーカーには、テプラで番号を拡大してあった。
そして、写真左には次戦の準備に余念のないDublinさんの姿が。このGeneral誌に、『FLAT TOP』の追加シナリオが掲載されており、「マップを作成したらミッドウェーの対戦は可であるか?」との打診を受ける。
当時は珊瑚海で煮えていたため、返答は避けたのであるが、ここで答えよう。
断る理由はない、と!


『翔鳳撃沈!』
さて、リプレイへ戻ろう。

6日の夜が明けて、定期便のラエへの攻撃が行われた。それ以外に両軍で捕捉されているのはMO攻略隊、及びそれを先導するMO護衛隊だけであった。これらの艦隊には、早朝よりラバウル航空隊の直衛機が張り付いて援護をしていた。
この両艦隊の前方にはスコールがあり、これを盾にするのは常套手段だった。しかし、スコールの速度は艦隊よりも遅く、鈍足のMO攻略隊すらスコールへ追い付き、風向きが当初の南方から南西へと変化するに及んで、厄介な事態になった。
スコールの東方は、ポートモレスビーの長距離爆撃隊から攻撃範囲へ入るため、大きな航路が変更を強いられたのだ。そこで最初にMO護衛隊が速度を上げ、西方へ大きく回り込み、MO攻略隊は、それに遅れて続いていた。
今日も敵空母の活動はなさそうだ。時間は1100で、直衛のラバウル航空隊が航続時間の関係で引き上げた瞬間だった。
アメリカ軍の艦載機がMO護衛隊に襲いかかったのである。狙いは当然翔鳳。

こちらの写真はDublinさんがmustattackにアップしていた物。あまりに驚いたため、こちらは写真を撮り損ねたので、流用させて貰う。
軽空母の翔鳳は、この攻撃により撃沈。艦載機すら格納されたままであった。


『レキシントン撃沈!』
いよいよ、VP的に窮地へ陥った日本軍。
MO機動部隊指揮官の下総さんが低く、「艦攻隊を索敵で出します」と。

それまでは、史実の攻撃兵力の減退を嫌ってでなく、空母の位置を悟られぬために、艦攻隊の索敵は控えていたのだ。しかし、そんな余裕はもはやない。
艦攻隊の索敵を開始して早々に、レキシントン隊が発見される。そして瑞鶴、翔鶴より発進した日本艦載機群が急行。これによりレキシントンは撃沈。
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この両艦隊の距離は、あまりにも接近していた。僅か5ヘクスほどだったろうか。MO護衛隊とも5ヘクスほどだったため、残存の巡洋艦隊すら突進したほどだった。


『薄暮攻撃』
レキシントンが撃沈された直後、ヨークタウンが発見される。陸攻の索敵機が偶然探り当てたのだ。
まず、レキシントン攻撃へ向かっていた96式陸攻隊を方向転換させる。航続時間と距離はギリギリだ。
さらに、ラバウル航空隊から雷装1式陸攻に、護衛のゼロ戦を付けて発進させる。

これらの攻撃は、往路は問題ないのだが、復路は夜間着陸を余儀なくされる。それでも指揮官(私)の強い要望で決行。
しかし、96式陸攻は対空砲火により全滅。

1式陸攻隊も、ヨークタウン隊がスコールに待避したため接触を失い、魚雷を放棄して無念の帰投。そして夜間着陸の失敗により、半数以上を喪失したのである。
この戦いを通して、陸攻隊は戦闘よりも、無理な運用による損失の方が多かった。


『ソロモン海から珊瑚海へ』
翔鳳、レキシントンと沈没した後、夜間となり戦闘は鎮静化した。
MO攻略隊はソロモン海から珊瑚海へと進入しようとしていた。ソロモン海と珊瑚海へは、珊瑚礁が邪魔して経路が2つしかない。

そこに連合軍の潜水艦が浮上したのだ。しかし、MO攻略隊を捕捉する事はできなかった。何故なら、MO攻略隊がスコールに引っかかり、身動きの取れない時間ができ、連合軍の予想よりも遅れたのだ。さらに、ツラギから逃れてMO攻略隊を待っていた砲艦隊が捕捉され、連合軍はそちらへの追撃を優先したのだ。MO攻略隊は追撃する潜水艦の後を追うように前進。危険水域だったソロモン海と珊瑚海への隘路を無事に越えたのだ。


『モレスビー航空基地への艦砲射撃』
 
翔鳳を失ったMO護衛隊は、速度を上げて西進。当初の予定通りに、モレスビーへの艦砲射撃を決行するのだ。
当たり前だが、1ターンに1ヘクス進むのと、2ヘクス進むのでは速度に大きな違いがある。MO護衛隊は敵に捕捉される事なく、モレスビー湾沿岸に到着。
航空基地の索敵員に発見され、急遽爆装されたP39やP40の爆撃を受けるものの、損傷を被る事なく艦砲射撃を実施。航空基地へ損害を与えて離脱。そのままMO護衛隊の巡洋艦隊は、引き返しMO攻略隊と合流。本来の役割へ戻る。


『MO攻略隊突進す!』

昼の間は、モレスビー湾への艦砲射撃や爆撃の応酬があったため、MO攻略隊は一旦右往左往して前進を控える。
そして夜間に入り、モレスビー湾向け西進を再開する。日が暮れた直後に、潜水艦の雷撃を受け2隻目の輸送艦を失う。これは潜水艦の襲撃を予測し、駆逐艦群を先行させたところを付け入られたためだ。これに懲りて護送船団を編成、一路モレスビー湾へと突進。再度、潜水艦の雷撃も受けたが、駆逐艦の妨害により損害はなし。
しかし、それらの潜水艦は後を追い、後続時間の長い航空機は夜半より付き纏い。これまでとは、様相の変わった戦いが現出したのである。
そしてモレスビー湾への突入時間を計算してみると0600・・・。夜が明けてから、敵軍の本拠地を突くのである。
MO攻略隊の五藤少将は部下へ命じた「平文でいい、敵さんも承知しているさ。第四艦隊司令部へ打電。MO攻略隊は暁をもってモレスビー湾へ突入す!」。
輸送艦の南海支隊では、酒保が開かれ、飯盒や匙による即興の阿波踊りが催されていた。


『モレスビー湾上空の死闘』
これまでは、隠れん坊からの攻撃のため、ヒット・アンド。ウェーであった。しかし、以降はガチンコの殴り合いへと変質する。

MO攻略隊の打電を受けたラバウル航空隊は、早急に打てるだけの手立てを行った。深夜にゼロ戦を最大戦速で急行させ、夜明けのMO攻略隊突入へ合わせたのだが、そこにはP39及びP40の大編隊が待ち受けていたのである。このスクリーンに阻まれて、ゼロ戦隊は壊滅。まるで蒸発するようだった。
そして0600に第一派としてMO攻略隊へ襲いかかったのはドーントレス!急降下爆機!!
「艦載機だって!嘘だあ!!」と思わず悲鳴に似た叫び声を上げるMO機動部隊の下総さん。普段は感情を見せる事のない彼の動揺に、此方が驚いてしまった。
それでも冷静に計算してみると、片道ならば可能なのである。航続時間の1ターンを編隊の集結に使い、1ターンを急降下爆撃で使う、1ターンを着陸で使うとなれば、3×9=27ヘクス以内までヨークタウンが進出すればいい。決して不可能ではないのだ。この爆撃で輸送艦は1隻失われる。軽巡洋艦隊が艦砲射撃へ向かうとするのは、五藤少将により停止される。現在爆撃中の艦載機が着陸する次のターンを狙うのだ。


0700にMO攻略隊が投錨地を探している間に、連合軍の第二派が襲いかかる。今度はラエを破壊尽くしていたB25、B26、そしてB17の重爆撃隊。このターンもラバウル航空隊から、支援のゼロ戦、それに今度は96陸攻も辿り着く。そして激しい航空戦により、両軍とも戦闘機と爆撃機を失い、さらに連合軍はMO攻略隊の軽巡洋艦隊が艦砲射撃をモレスビー航空基地へ行った事により、大消耗を被る。ただ、MO攻略隊も唯では済まず、またもや輸送艦を1隻失う。


大規模な爆撃はここまでとなる。以降は、モレスビー航空基地の整備の能力により、五月雨な攻撃となり、効果は殆ど上がらなかった。
0800より、南海支隊の揚陸を開始。8隻の揚陸であるため、日本軍は毎ターン24VPを獲得する。1300ターンにもう1隻輸送艦を失うが、ここまでで141VPの揚陸を蓄積する。そして1400ターンに7隻=21VPの揚陸に成功。この時点でモレスビー港への揚陸が150VPを越え、日本軍の勝利が決定しゲームは終了した。

こう書くと、日本軍の圧勝と勘違いされる方も居らっしゃるだろうが、輸送艦がもう2隻でも沈められていれば、勝利はかなり厳しかったろう。沈められた隻数が同じでも、タイミングが違えば、勝利が何方へ転んだかは、全く分からない。

この対戦を行う前は、何処かで空母が一方的に沈められ、軽いゲームでお茶を濁す、と思い込んでいた。しかし、実際は両軍とも損害を避けため、二日例会の最終までの熱戦・・・。いや、大熱戦となった。
そして不思議だったのは、ゲーム終了当時のターン数を103としていた事だ。揚陸したVPを逆算し、終了した時間の1400を勘案すれば、105ターンが正しいように思うのだが。

最後に良き対戦相手だったDublinさん、Bluebaerさん、もりつちさん、そして盟友の下総さんに言わせて貰う。
お前ら最高だぜ!!


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