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2024-04-26 16:17

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2012-06-24 22:45

『第百二回千葉会の報告』 その3

続きましては、土曜日のASL意外を行ってみましょう。
 
アークライト『傭兵隊長』

さてさて、土曜日のオープニングだったのは、『傭兵隊長』でした。
対戦の写真は撮り損ねましたが、4人戦をやりましたっけ。誰が勝ったかな?そうそう、下総さんの逃げ切りだったような。
初プレイの人間が半数だったので、ちょっとのズレで勝負が決まっていました。
慣れた人間で対戦していると、シビアな駆け引きが行われるのですが、このように軽く終わるものヨロシイのでした。
 
 
SPI『THE ART OF SIGE』セバストポリシナリオ
 
傭兵隊長に続いて対戦されたのが、往年のSPI製ゲーム。
SPIのデカボックスでも、入手困難なSPI『THE ART OF SIGEです。
以前からかみさんがアチコチ策を弄していましたが、それでも手に入れられませんでした。
それがようやく入手したので、ユニット切断から和訳まで準備したのです。その期待にたがわず、かなりの面白さ、と。
詳しくは、かみさんのブログをご覧ください。
その1その2その3その4その5その6まで全6話としてアップしています。
はっきりいって、絶賛と言っていいです。
 
 
AH『HANNIBAL
   
ASLとSPIの花が咲いていた頃になれば、続々とメンツが到着。思い思いなゲームを広げていました。
その中で特筆すべきが、こちらのsinyamagさんと喜多川さんとのAH『HANNIBAL
以前に、茨城会で対戦された、そのリベンジマッチなります。
さて、陣営はカルタゴ軍が喜多川さん、ローマ軍をsinyamagさんと前回同じでした。
詳しい経過は分かりませんが、スキピオ・アフリカヌスをスペインに遠征させたものの、現地で討ち死に。これでローマ軍の投了になった模様です。
喜多川さんは、かなりの努力家でして。
ゲームセンスも高いのですが、まだまだ経験には勝てないようですね。これからが楽しみな人材であります。
ちなみに、ゲームは私のAH版。
 
 
Days of Wonder『バトルロア』
 
『HANNIBALが早期終了したため、sinyamagさんと喜多川さんが、『バトルロア』へと移行していました。
ルール的には軽いながらも、ウォーゲームの魂が篭っているゲームです。
 
 
GJ『マンシュタイン最後の戦い』

miyaponskyさんとKBさんが対戦していました。
ちなみに、『戦国大名』大会の賞品であります。有効活用して貰っているのですね。
陣営は(珍しく)ドイツ軍をmiyaponskyさん、ソ連軍をKBさんが担当しています。
写真の時間が15時前で、3ターンになります。

こちらが角度を変えて、同じ時間のもの。
ふむふむ。ドイツ軍は戦線を大きく下げていません。
個人的には前衛防御と言っていいです。
この作戦は危険で、ソ連軍にチットやサイの目が振れると、お手上げになってしまいかねません。

こちらは18:30の時点。
写真では判然としませんが、そのこの直後に店仕舞いをしていまして。対戦していた当人に聞いたところ、7ターンまで進んだそうなので、おそらく6ターン近辺になるのでしょう。
大変面白いゲームなのですが、規模の割に時間が掛かり過ぎるのは、残念なところです。
 
 
HJ『アグリコラ』

定番の『アグリコラ』も午前中から暖気代わりに広げていました。ついでに、終了間際にも手早く対戦されてましたっけ。
 
 
HJ『ドミニオン』

千葉会で人気の『ドミニオン』は遅まきの夕方に対戦されてましたっけ。
 
 
『対戦記録』

こちらが対戦を記録していたホワイトボード。
多かったので記録が大変ですた。
 
 
『差し入れ各種』

山崎さんが持ち込んでくれた、軽食各種。
これがあると、小腹が空く時間帯にいいのですわ。
 
 

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2012-05-23 18:58

『森のホールへのアクセス』

森のホール21へのアクセスが分からないとの意見があったので、案内を致します。

以下は以前に掲示板で書いた内容です。


バスでも行けますが、かなり大回りなので、歩くのと変わらないため、お勧めできません。
最寄りのJR八柱駅を出ると、正面に小さなロータリーがあり、そこを左手へと進みます。
ちょっと進むと、信号があるので、そこを左(ここでなく、2つ目の「さくら通り入口」で左折でもOKです。
線路の手前に、線路に沿った路地(かなり狭い)があります。
路地へ入り進むと、県道を渡れば、それなりに広くなります。
そこを進むと、森のホールが見えて来ます。
左手に歩兵のみ渡れる踏切があるので、そこを越える。
無事渡れたら、右手の信号が森のホール入口になり、到着となります。

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2012-04-19 17:56

『第百回千葉会の報告』 その1

四月十四日(土)

参加者は10名。
プレイされたゲームは以下の通り。
AH『THE GUNS OF AUGUST×3
GJ『マンシュタイン最後の戦い』×2
AP『CORAL Sea
コマンドマガジン『日本起動部隊』
HJ『アグリコラ』
他にも対戦ゲームはあったと思いますが、私がですね。ガンズでテンパッテいたため、記録も記憶もねえです。
どうもどうもです。

写真は午後の全景になります。
会場が広いので、ちょっと寂しいですね(´・ω・`)。それでも何だかんだで10名はいたんですけどね。
さて、手前はmiyaponskyさんとPONTAさんの『マンシュタイン最後の戦い』。その向こう側には、私・下総さん、それにmitsuさんの『ガンズ』練習組。そして一番奥には紫龍さんとこまいふさんのCORAL Sea海戦卓でした。
 
AP『CORAL Sea

紫龍さんとこまいふさんの対戦でした。
さて、こちらのゲームはアバランチ・プレスが出版している海戦シリーズです。ソロモン諸島を巡る戦いのゲームですね。間違っていたら、ゴメンしてください。
このシリーズはプロット(用紙に予定を書く)が必要です。そのため、敵前上陸や輸送部隊の行動計画を立てて、煩雑な日本軍は、事前にプロットを行っていました。まあ、艦船の割り振りくらいな物らしいのですが、これをやる・やらないでは当日の負担が大きく違うのです。
たけきょんさん

こちらがマップとチャート、それに和訳類ですね。
APのマップは秀麗なので有名で、海戦に興味がある人間には、目と懐の毒っす。
それに私みたいに、若気の至りでAH『ビスマルク』を挫折した人間には、このスクエア・マップは琴線に触れて来ます。このマップを眺めていると、何が何でも六角でなくてもいいんじゃないかな、と。

六角形云々といいつつ、こちらの戦術マップは見事にヘクスでございます。私の立場はあーりません。元々、露ほどにありゃしませんが。
先ほどは海域マップになり、そちらで艦隊の行動と索敵を行い。会敵した場合に、こちらでドンパチやるんですね。
このゲームは難易度的に決して簡単な部類に入りません。それでも紫龍さんが事前に練り込んで来たため、順調にゲームは進み、大きな間違いはありませんでした。
紫龍さんは以前に猿遊会で面識はありましたが、千葉会には初参加でした。これからも千葉会方面では、海戦を好む人間が多いので、機会が合えば是非次回もよろしくです。
 
 
GJ『マンシュタイン最後の戦い』
 
ゲームジャーナルの新作、しかも人気の東部戦線がテーマなため、最近話題になっています。
ゲーム本体は対戦が決まらぬままPONTAさんが持ち込み、いそいそと広げまして。そこにy.nakanoさんが現れて、対戦となりました。
y.nakanoさんも時間がなかったので、序盤だけのシナリオでした。この対戦は守るドイツ軍がドニエプル川の防衛に成功していた模様。
一戦目が終った頃にmiyaponskyさんが登場。
y.nakanoさんと入れ替わりで二戦目に突入です。
こちらの対戦はソ連軍のmiyaponskyさんが、ドイツ軍の戦線を溶かしていましたっけ。さすがロシア系のHNを頂くmiyaponskyさんでした。
 
 
AH『THE GUNS OF AUGUST
 
ガンズの愛称で呼ばれているTHE GUNS OF AUGUSTの対戦。いや、練習会でした。
ガンズは往年の名作なんですよね。
大昔私と下総さんでちょっと対戦したモンです。
そして、何故だかmitsuさんもオークションで落札おり、いつかは対戦を夢見ていたのでした。こんな話なんて、私が去年YSGAで対戦するまで知りませんでしたよ。
さて、今年も5月の連休に開催されるYSGAにお邪魔して。
ガンズ大会を催すのであります!
当然、選手入場から宣誓まで行うのでありーです!!
すみません、一部ウソ言っちゃいますた。
 
  
で、練習のために集まる予定だったのですが、mitsuさんがなかなか来ない(´・ω・`)。仕方ないので、下総さんと2人でゲームを広げて、始めてしまったのです。
すると、遅参したmitsuさんも自分のゲームを広げ始めまして。アタシお得意の二面打ちとなったのでした。

こちらが下総さんとのガンズ1号。
私がCP(中央諸国)、下総さんがAP(連合諸国)を担当。
で、ロシア軍のセットアップに穴があったので、早期タンネンベルクを狙う荒れた展開。
それでもロシア軍の反撃により、史実のタンネンベルクで起きた包囲撃滅は失敗(´・ω・`)シューン。
東部戦線に兵力を引き抜いたため、西部戦線でおフランス軍の攻撃によりドイツ本土の戦いが始まっとります。イカンなぁ。

こちらが西部戦線異常なしである、mitsuさんとのガンズ2号。何せ西部戦線がありませんからねぇ。
陣営は私がAP、mitsuさんがCPでした。
こちらは順当な展開?かな?
ロシア軍にもドイツ軍やAH軍にも隙がありませんでしたから。

二面打ちがしばらく続いたところで、下総さんから「最初からやりましょう!」との提言があり。
陣営をですね。
西部戦線のドイツ軍(しかいないけど)とロシア軍、それにセルビア軍を私。東部戦線のドイツ軍と西部戦線のフランス軍とイギリス軍をmitsuさん。そして下総さんがAH軍を担当。私とmitsuさんは敵味方を担当したため、息つく間がなくて忙しかったです。

この対戦は16:30から始めて、1915年に入ったところまで進みました。
展開としては、西部戦線では北部のドイツ軍はアントワープを占領したものの、フランス軍の反撃によりベルギー国内から前進できず。逆に押されまくって、アントワープまで迫られています。
南部でもフランス軍の攻撃が順調で、ドイツ国内での戦いになったものの、一瞬の隙を逃さずドイツ軍がナンシーを占領。
東部戦線では、ロシア軍の攻勢により、AH軍が押し捲られ。重要都市のインスブルグとプリミシェル要塞を失い、カルパチア山脈まで後退しています。
しかし、AH軍がカルパチア山脈に塹壕を掘り始めため、ロシア軍の前進もここまで。
当分戦線の北部では、ドイツ軍の攻勢が成功。ロシア軍の戦線にドイツ軍が割って入っています。
ロシア軍がゲーム開戦当初から建築を進めていたワルシャワ要塞ですが、お天気が大荒れでさっぱり完成する見込みがありません。
バルカン戦線では、AH軍の攻勢によりセルビア軍が最終ラインまで押し込められていました。この窮状を打開すべく、フランス軍をギリシャのサロニカへと輸送するつもりが、これも悪天候続きで見送られていました。
ちなみに、イタリアがどちらの陣営で参戦するか不明なため、フランスやAHの国境に部隊が展開しています。

こちらがガンズのユニットトレー×2。空きはあるものの、このように結構多いので、何人かで分担するのが(゜∀゜)イイんですよね。気合を入れれば、1人でも何とかなるのですが、雑になるんですよねぇ。

ちなみに、こちらがガンズを研究したクラブ千葉#13。
まだ在庫ありです(宣伝)。このyagiプランでYSGAの猛者に挑むのであります。
 
 
HJ『アグリコラ』

最後に手の空いた山崎さんとmiyaponskyさんの2人で、タイマンを『アグリコラ』が行れていました。
 
 
『土産品諸々』@冊子類

こちらは下総さんが持ち込んだ映画のパンフレット1号。ガンズを対戦するので、先頃公開された『戦火の馬』のもの。第1次世界大戦ものですから。下総さんは貸切で見たそうですよ。要は他に誰もいなかった、と。

こちらは『マイウェイ』のパンフレットですね。なかなか良さ気な映画だったと評判です。
見たいと思われるものは、そこそこあるんですけどね。愛する家族があるのに、それを無視して1人で映画を堪能する気にはなれないんですね。

こちらはY@HN思案中さんが持ち込んだ『シュミレイター』各種。同人誌時代の2~6号でしたね。
内容が尖がっていまして。特にクロスレビューなど、みんな若かったんだなー、と笑えました。
 
 
『土産品諸々』@食料品

食料品の差し入れです。
飲み物にお菓子類。それに山崎さんが毎回軽食を持ち込んでくれるため、小腹が空いたのには、ちょうど(゜∀゜)イイのです。
ちなみに、これらの写真はy.nakanoさんが撮ってくれました。というのは、私はガンズで熱くなっており、カメラを手にするタイミングーがないのです。それを察知して、y.nakanoさんが代わりに、アチコチ写してくれたので助かりますです。

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2012-03-25 21:17

『マンシュタイン最後の戦い』

千葉会で対戦したGJ新作『マンシュタイン最後の戦い』のリプレイをお送りします。
 
まずプレイした感想から述べましょう。
正に天才・中村の面目躍如と言えます。
素晴らしいウォーゲームに仕上がっています。
圧倒的兵力によるソ連軍の攻勢と、精鋭のドイツ軍による反撃。消耗戦から退却戦とドニエプル河を巡る攻防戦。
『激闘!マンシュタイン軍集団』→以降『激マン』と同じように栄誉ある賞を取るのは間違いありません。
 
システムは『激マン』をほぼ踏襲していると言っていいです。
基本的な部分は司令部チットを引き、引かれた司令部が活性。司令部の指揮範囲にあるユニットが移動と戦闘を行います。違いと言えば、移動と戦闘の順番を選べ、総統との交渉や、空軍があるくらいでしょうか。
『激マン』の対戦経験があれば、口頭説明でも十分対戦可能になります。
 
リプレイの前に、ルール間違いがあった事を述べておきます。
それは「ソ連軍の司令部は他の司令部で活性されない。」を、ドイツ軍と同じように「他の司令部により活性される」と勘違いしていたのです。
この間違いにより、ソ連軍の攻勢がかなり早まったと思われます。ルール間違いがなければ、1手番分はソ連軍の攻勢が遅れるため、ドイツ軍の防備は強化されていたでしょう。
 
では、リプレイへと移りましょう。
 
『ゲーム開始時点』

こちらがゲーム開始時点となります。
傑作の呼び声が高い『ウクライナ43』と同じ時期から、ゲームは始まります。
 
 
『1ターン』

 
リプレイにあたって、ゲームの肝に当たるチットの順番を以下のように示す事とします。
ヴォロネジ方面軍:(攻撃のみ)
第4装甲軍
第6軍
ステップ方面軍
ソ連軍増援:ヴォロネジ方面軍を増強
第8軍
南西方面軍
ヴォロネジ方面軍
南方面軍
⑩補給判定
 ソ連軍は6枚ある選べる中で、1枚を増援としました。その理由は、司令部が離れている以上、有効な攻撃を行えず、本格的な攻勢に移る下準備が、数ターン掛かると判断したのです。
まあ、ヴォロネジ方面軍を増強しましたが、別の箇所でも良かったようには思いますがね。
ソ連軍の攻撃自体は、ほとんど成功しませんでした。
というのは、先手を打ってドイツ軍が装甲師団と歩兵師団をスタックさせ、1ヘクス単位の戦力を強化したためです。
後退型の戦闘結果表なので、低オッズで行われる正面からの攻撃では、戦果を得られないのです。
ウクライナ43や史実とは大きく違って、序盤にソ連軍の攻撃が成功しないので、違和感はありますね。まあ、ソ連軍としては、やれやれですが、これからソ連軍のスチームローラーが回り始めますので、そこから戦況は大きく動いて来ます。


『2ターン』

ヴォロネジ方面軍
マンシュタイン:ハリコフの死守を解除
南西方面軍
第8軍
⑤補給判定
ソ連軍増援:ソ連軍増援:南方面軍を増強
南方面軍
ヴォロネジ方面軍マンシュタインで割り込み:第4装甲軍
第4装甲軍
ヴォロネジ方面軍
あれ?ステップ方面軍が活性してないなぁ。記録を間違えたのかな?
ソ連軍はまたもや1枚増援としました。南部で戦車戦力が足りないと思われたのです。戦車と歩兵の額面戦力自体は、ほぼ差はありません。しかし、移動力の関係で、戦車部隊は、敵の戦線に浸透ができ、さらに戦闘後前進でも食い込めるので、ドイツ軍に取って脅威となるのです。後退型の戦闘結果なので、これは大きく物を言うのです。
ドイツ軍は北部でハリコフさえ放棄し、戦線を大きく後退させました。それと比べて、南部では動きが見られません。というのは、ドイツ軍は南部の司令部を活性しませんでしたし、ソ連軍の攻撃はほとんど失敗していたのです。
 
さて、ここで「マンシュタイン」について解説しておきます。
『激マン』でも、同じように「マンシュタイン」がありました。このチットが引かれると、ドイツ軍は自由に司令部を活性できました。これにより、柔軟な対応が取れたのです。
このゲームでは、それを一歩進めて、「割り込み」や「死守命令の解除」、それに「増援の受け取り」まで行えるようになっており、ドイツ軍の作戦的柔軟性を更に強化し、当時の南方郡集団が抱えていた問題の再現にも成功しているのです。
 
 
『3ターン』

南方面軍
第1装甲軍
ヴォロネジ方面軍
南方面軍
ステップ方面軍
第8軍
マンシュタイン: スタリノの死守を解除
南西方面軍マンシュタインで割り込み:第6軍
第6軍
南西方面軍
⑪補給判定
あれ?これまた記憶と違う部分がありますね。
というのは、このターンにはドニエプル河を越えていないのです。
このターンは南部でラッシュを掛けて、ドニエプル河前面で逃げそびれているドイツ軍を幾つか排除したのです。
もしかすると、写真のターン数が違うかも知れません。
実は、写真を多く撮りすぎており、分からなくなったのです。それを勘案してくださいな。
 
 
『4ターン』

ステップ方面軍
  この活性により、チェッカシー周辺でドニエプル河を渡河する。
南方面軍→マンシュタインで割り込み:第1装甲軍
  南部で反撃を行う
ステップ方面軍
  ハリコフの南部でもドニエプル河を渡河する。
ヴォロネジ方面軍
  第7装甲師団壊滅。ドイツ軍に取り、始めて装甲師団の損害となる。
南方面軍
ヴォロネジ方面軍
  DR(第2SS装甲師団)壊滅。
第4装甲軍
第6軍
第1装甲軍
マンシュタイン:増援の受け取り(LAHと第6SS騎兵師団)
南西方面軍
⑫補給判定
ソ連軍は、先のターンに南部でラッシュを行い、そのためドイツ軍の注意をそちらへ逸らしておき、このターンに北部でラッシュを行なった。
そのためドイツ軍はマンシュタインの割り込みを南部で行い、北部の危機に身動きが取れない事態となる。
そこをヴォロネジ方面軍とステップ方面軍による4回の活性で、ドニエプル河を渡河し、橋頭堡の拡大に成功しました。
 
ここでソ連軍のチットについても解説しておきましょう。
ソ連軍は4個の司令部があり、各ターンにその司令部の中で6個を選びます。ただし、その内4個は必ず各司令部を1個ずつ選ぶ必要があり、実質的に自由に選べるのは2個だけとなります。
このゲームでは司令部を集中しラッシュを仕掛けると、ある地域で4回の移動と戦闘を行えるので、これは『激マン』よりも厳しい事態となるのでした。
私は経験的に、序盤では司令部と戦車戦力を集中させ、それが終わってからラッシュを掛けるべきであると思っていました。平均的に活性しても、ドイツ軍に逃げられてしまうだけだと。
 
 
『5ターン』

ヴォロネジ方面軍
南方面軍
第6軍
④補給判定
  キエフの補給を切断しており、これで孤立となるハズでしたが、ソ連軍の後方を連絡線が通じたため、ご破算となってしまいました。変な事態ですが、ルール的には問題はないんですよね。
第4装甲軍
ステップ方面軍マンシュタインで割り込み:第1装甲軍
南西方面軍
ステップ方面軍
マンシュタイン:増援の受け取り
  装甲師団と歩兵師団でしたが、細かい名前などは忘れてしまいました。
南西方面軍
第1装甲軍:ルーデルの支援を受けて反撃を行う。それでも後退型の戦闘結果なので、ソ連軍にも損害はない。
先のターンに北部で揺さぶりを掛けた後で、このターンは南部でラッシュを行いました。
これにより、ドニエプルペトルフスクとサポロジェの間でドニエプル河を渡河。そこから浸透を続けて、ドニエプルペトルフスクを完全に包囲し、ドイツ軍の戦線を食い破り、危機的状況に陥らせています。
 
 
『6ターン』

第8軍
南方面軍
第4装甲軍
マンシュタイン: ドニエプルペトルフスクの死守を解除
第1装甲軍
ステップ方面軍
⑦補給判定
南西方面軍マンシュタインで割り込み: 第8軍
南方面軍
ヴォロネジ方面軍
南西方面軍
南西方面軍
ソ連軍は最早南部でのラッシュを隠そうとしませんでした。そしてドイツ軍はマンシュタインをドニエプルペトルフスクの死守解除と、割り込みでの対応を強制しました。これでこのターン後半はソ連軍の活性が4連続する事となりました。そのため、ドイツ軍の反撃を心配す必要が無くなり、大胆な攻勢を行なえました。
先のターンから防御態勢を敷いていた北部でも攻勢に出て、ドイツ軍の戦線へ浸透しています。ここでも攻撃は低調でしたが、それでも多くのドイツ軍を包囲下へと捕らえられています。
そして本命は南部でした。ドニエプルペトルフスクへの攻撃は補給切れが2ターン続き、孤立となってから防御力が減退するため、それを待ってから攻撃を行うつもりでいました。しかし、死守命令が解除され、DRが1回だけで占領を行えるため、強襲を行いました。死守命令が生きていれば、DRを損害で打ち消せたんですよね。ただ、ここで解除しないと、ドニエプルペトルフスクが陥落時点で、サドンデス負けが決定するんです。
ちなみに、ここでもソ連軍の攻撃は低調でした。3回目の攻撃でしたかねぇ。それまで効果なしが続いた後で、ようやくドニエプルペトルフスクの占領に成功しましたっけ。
ドニエプル河を越えた南部の主力は、一路西進し、逃げ遅れたドイツ軍を喰って行きました。そして第6軍は重囲へと陥っています。
6ターンを終えた時点でVPは59。
勝利が決定する65までは達していませんでしたが、既に戦線が崩壊しているため、ドイツ軍は投了を申し出ました。
 
さて、結構重要なルール間違いがありましたので、ここまでソ連軍が一方的に押し切る事は出来ないでしょうね。
それにドイツ軍が損害を防ぐテクニックも幾つか思い付きましたし。これについては、皆さんで考えてください。
ルールの間違いと、ドイツ軍の守り方が習得できれば、ギリギリな戦いとなるでしょう。絶妙にユニットの戦力や移動力も調整されていますし。
 
褒めてばかりも如何なものでしょうから、問題点も指摘しておきましょう。
まず、プレイの時間が掛かり過ぎますね。朝から朝一番から始めて、6ターンを終えたのは18時でしたから。残りの3ターンありますので、最終ターンまで勝負が長引くと、例会終了までに終わるかどうか微妙になりますね。
それから、どうにも同人誌の感覚が抜けていないようです。というのは、デザイナーの中村にふ~ら~を付けるのは如何な物でしょうかねぇ。海外では本名の中村徹なので、それの方が良いと思うのですが。
同人誌感覚はルールブックにも散見されます。
文章を『激マン』から流用しているため、このゲームでは適合しない部分があります。例を幾つか挙げてみましょう。
 3.2 ZOCに「通行禁止ヘクスサイド」とありますが、 マップにはその「通行禁止ヘクスサイド」はありません。
 3.4市街ヘクスとありますが、大都市と街はありますが、「市街」はありません。
 10.6の(6)に「退却はもっとも近い自軍連絡源に連絡線を引けるヘクスに向けて」とありますが、この「近い」が「自軍連絡源」か「連絡線を引けるヘクス」なのか判然としません。
 14.0司令部ユニットの(4)に「活性化された司令部は通常の移動にかえて再配置できます。」とありますが、これはVPの対象になるのでしょうか?なるならば、自らこの再配置を行う人間はいないのですが。
 最後に、各所で(参照)とあるのですが、番号や項目の指定がないため、何処を参照するのか不明です。
以上は、細かい事ですが、ちょっと確認しておけば、防げるような物ばかりです。
 
 
 

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2012-03-25 16:26

『千葉会第百回記念企画』

次回で千葉会の例会は100回を迎えます。そこで100回を祝してですね。
第百回記念戦国大名大会!!
を開催致します。
ドンドン・パフパフ♬

勝利条件も参加人数もその場で、テキトーに決めます。
優勝者には豪華商品を用意致します
(幹事の下総さんに相談してないけど、大丈夫かオレ!?)

あっ、言っておきますが、開催日は4月15日(日)になります。14日(土)はガンズの企画があります。そちらは後ほど告知しますので、そこんトコよろしくです。

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