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2012-06-28 09:03

『ワニとOBA』 その3

『5ターン:イギリス軍』

5ターンのイギリス軍だ。ふむむ、またもやピンボケだ。一眼レフのデジカメなのに残念だわ。
さて、4ターンのドイツ軍が戦線を後退させたため、村で後衛のドイツ軍を駆り立てている。まあ、大きいのはこちらになる。

まずは先のターンに2-4-7を喰った8-0指揮官+MMG5-4-8へ、ワニが火炎放射を浴びせかけた。これにより5-4-8が混乱し捕虜となり(A)、健在だった8-0指揮官を白兵戦に取り込んで捕虜にしかけている(B)。隣の5-4-8も取り囲んで逃げられないようにして居る(C)。ちょっとボケてて分かり難いのであるが。

中央部ではジリリと寄せている。
というのは、OBAがSRで小休止であり、その援護でクロムウェルが急行(A)。あれ?これは危なくねえか?
PFで喰われる可能性があってさ。イカンイカン。

さて、問題の運河を巡る戦車戦だ。
まずチャレンジャーの射撃により、4号駆逐戦車の1輌を喰えている(B)。しかし、(マーカーを省いているが)追加射撃の後なので、もう1輌の4号駆逐戦車は生き残っているのである(C)。
この
4号駆逐戦車を撃破するため、9-2戦車指揮官の乗っているクロムウェルを前進させたのであるが、側面を取ったとしてもMG(機関銃)による射撃で向きを変えられると意味がない。それに途中で気がついてsMで煙幕を張ったのみとなる(D)。我ながらしようもない。
 
 
『5ターン:ドイツ軍』

ドイツ軍は基本戦略である後退を継続している。
それだけでない部分は、焦点を当てて触れて行こう。

まず先ほど僚友を撃破された4号駆逐戦車は、お返しでチャレンジャーを喰っている(A)。

そして疫病神のようにドイツ軍に付いて回ったのが、イギリス軍のOBAである。後退するドイツ軍の戦線を嘲笑うかのように、着弾して戦線を崩してしまう(B)。

そして左翼の村では抵抗もほぼ終了している(C)。
包囲された5-48は捕虜となり、残るは運河沿いへ進撃となった。
 
 
『6ターン:イギリス軍』

イギリス軍は無理に進撃を急ぐ必要は無かった。
既にドイツ軍は最終防衛ラインまで後退しているため、ここを抜けば勝負が決まってしまうからだ。
何より、VPの計算をしてはいなかったが、この時点でイギリス軍の方が凌駕していると思われたのである。
では、大きな写真を参考にして貰って、この時点のVPの概算してみよう。
石造建物が4VPとなるため、イギリス軍の占領しているそれは左の24盤で6個、右の23盤で6個になり、合計12個=48VP。ドイツ軍の石造建物は運河の向こう側に4個と、23盤の残りで5個、合計9個=36VP。戦車は4号駆逐戦車とチャレンジャーで、ドイツ軍の1VP負け。
歩兵はイギリス軍が1個分隊の損害くらい、とドイツ軍が生き残りから逆算して3~4個は損害を喰らっており、その殆どが捕虜なのは痛い。
以上から、現状でイギリス軍の10VP勝ちだったのだ。

では、焦点に当てた写真に絞って解説しよう。
イギリス軍が急がないでいいのは先に触れた通り。OBAも一休みしている。
ドイツ軍の抵抗線へ向けて、兵力を前進させただけである。それしか言いようがない。
 
 
『6ターン:ドイツ軍』

ドイツ軍は最後の勝負に出た。

まず88が姿を現して、砲撃を行なって来たのだ。
この砲撃で前進したイギリス軍スタックが撃退された。

そしてHIPで潜んでいた2-4-8が、イギリス軍の前進した後方に現れ、石造建物を占領して行った。
 
 
 
『7ターン:イギリス軍』

しかし、ドイツ軍の抵抗はここまで。

後方を荒らしたドイツ軍の2-4-8だったが、ワニが引き返してきて焼き払い。一発昇天。この2-4-8はイギリス軍が間に合わないくらいまで、潜むべきだったろう。その後に、石造建物を駆けつけたイギリス歩兵が取り返している。

88には(写真では省略されているが)OBAが命中。無力化される。もう一門の88も砲撃を開始したが、それも手遅れになった。イギリス軍が懐深くまで進入しているのだ。
この戦況を見てドイツ軍は投了を申し出た。
 
さて、ドイツ軍の敗因に触れておこう。
y.nakanoさんの「下がって守る」という考えは悪くない。いや、素晴らしいと言っていい。
しかし、如何せん下がるのが早すぎた。そこをOBAで崩され、数的優位なイギリス軍に詰められ、止めにワニが焼き払ったのだ。
今回はOBAが当たり過ぎたため、崩れ方は予想以上だった。それでも前線で抵抗を巧妙に行えば、イギリス軍の前進を遅らせられ、その稼いだ時間で戦線を立て直せたのである。
88を温存する気持ちも理解できるが、前線に配置しチャンレンジャーの1輌でも喰えておれば、戦車戦をかなり優位に進められた。そうなれば、イギリス軍の前進は益々遅れた事だろう。
HIPで建物を取り返す考えも悪くはないが、ワニを狙うのも一興だ。今回もワニの進路に隣接するヘクスに2-4-8がHIPしていた。PFで撃破できる可能性は、それなりに高かったのである。
 
さて、人気シナリオのワニであるが欠点もある。
というのは、対戦を重ね過ぎたため、作戦から配置まで読めてしまえるのだ。特に、88の位置は大きさの関係で制限があり、読みやすい。対戦車砲は88でなく、75Lの方が使い勝手は良いのではなかろうか。
 
まあ、長々と書いたが、久々のA25『COLD CROCODILES』を堪能させて貰い、大変嬉しかった。
機会があれば次回もよろしくです。
 
 

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