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2012-06-25 13:25

『ワニとOBA』 その1

A25『COLD CROCODILES

千葉会の6月17日の日曜日に対戦したASLのリプレイです。
この週末は札幌からの客人を迎えたため、ASL熱が盛り上がり。それに触発されて、ASLの対戦が積み重ねられたのでした。その鈴木さんはルセロさんとA68『ACTS OF DEFIANCEの対戦が決定したので、私とy.nakanoさんとでA25『COLD CROCODILESを対戦する事としました。
陣営は、私が攻撃側のイギリス軍、y.nakanoさんが防御側のドイツ軍を担当。
さて、A25『COLD CROCODILES、通称『ワニ』について説明しましょう。
 
『歴史的背景』

WWⅡ末期。すでに戦場はドイツ国内へと移っていた。ドイツ軍は連合軍の進撃を防ぐため、随所で運河に架かる橋を爆破。ところが、ST.Joost村の橋だけは破壊されらておらず、その占領が両軍に取って大きな課題となった。
イギリス軍は第8軽騎兵(Hussars)を派遣。事前の偵察では、ここには弱体な守備隊しかいないと思われていた。しかし、イギリス軍の攻撃を察知したドイツ軍の指揮官は、精鋭の降下猟兵を投入。稀に見る激戦が展開されたのである。
 
『シナリオ詳細』
これはASLの魅力が凝縮されていると言ってもいい。
攻撃するイギリス軍は戦車やOBAに支援されている。
イギリス軍の戦車は多彩で、ASLをプレイしている人間に一番人気のクロムウェル、異風なチャレンジャー。そしてイギリス軍には、シナリオ名にあるようにチャーチル・クロコダイルが増援としてやってくる。この火炎放射器が強力で、これに焼かれては精鋭ドイツ軍すら崩壊へと陥れてしまう。
守るドイツ軍も88mm対戦車砲に加えて駆逐戦車も登場する。88は全てのイギリス戦車を破壊可能で、ドイツ歩兵にはPF(パンツァーファウスト)を持っていため、安易な接近は戦車の屍を晒す結果となる。
まあ、何度もこのシナリオについては語って来ているので、文字のみの説明はこれまでにして、プレイへと進んで行こう。
 
『作戦方針』

こちらが両軍の配置を終えた時点になる。
ドイツ軍の配置は、ある程度は読み通りである。
左翼(こちらから見て=以降同じ)は下がり気味で、右翼が前衛防御に見える。
この時点では大きな写真は必要ありませんね。
では、配置写真に作戦の方針を解説したい。
イギリス軍の戦力配分は、左翼に3個分隊(9-1指揮官、LMG×2)、右翼に4個分隊(それに10-2指揮官8-02指揮官、MMG)、そして中央に迫撃砲(MTR×2)を1個分隊で支援。戦車では、クロムウェルは歩兵の支援、チャレンジャーは運河沿いでドイツ軍の駆逐戦車を押さえる。
右翼の兵力は少ないものの、これは4ターンに現れる増援の4個分隊(9-1指揮官、LMG)で強化する。ワニは88の居所が掴めるまで、安全な地域でいい。
これで右翼が10-2指揮官の指揮修正とOBA、左翼が9-1指揮官2人に7個分隊の数的優勢、との方針が決まったのである。進路としては赤の実線のようになる。
 
 
『1ターン:イギリス軍』

1ターンのイギリス軍終了時点になる。
ドイツ軍は全く射撃を行わなかった。意外でもあれば、「そう来るか」との思いもある。
では、細かい解説はこちらの大きい写真を参考にして欲しい。
ますは簡単な移動からだ。
①ここには10-2指揮官、4-5-7×2、MMGがいる。
②これは4-5-7×1が先頭を追いかけている。遅れているのは、建物の支配が必要なため。こうやって兵力が分散するのは、攻撃側であるイギリス軍に取って辛いところだ。
③MTR2-4-7が2個展開中。これらの片方には移動力を増やすため、8-0がスタックしている。
④こちらには9-1指揮官にLMG4-5-8×2個と4-5-7×1個が展開中。
④や⑤戦車(チャレンジャー)が付近をウロウロしているのは、sM(煙幕迫撃砲)でAに煙幕の展開を試みたから、と戦車を盾に進んだから。下がり気味の配置なので、まずあるまいと思ってはいたが、万が一にドイツ軍がHIPでMMGにボアサイティングが当たったら、と思ったのである。煙幕の展開に成功した場合、安全度は格段に上がるのだ。
さて、イギリス軍が勝負に出たのは2点。
⑥へクロムウェルを前進させた。

これは前衛に配置されているドイツ軍のスタックを、後退させない布陣。このままでは88やPFに狙われて危険ではありますが、石垣でHD(部分遮蔽)を受けているのでやる価値はあると判断。それにクロムウェルの上に4-5-8を乗せて、緊急脱出(NMCが必要なのでリスクはある)させ降車。これで歩兵の支援もある。
⑦こちらもクロムウェル。林へ突入させ、Bog(一時的に身動きが取れない)した。

それでも、この位置は左右のドイツ軍を狙えるのだ。
危険なのは88と正面衝突(真ん前に待ち構える)だったが、その心配は杞憂だった。
イギリス軍の1ターンは、ただ前進しただけであり、イギリス軍の戦車が捕捉目的での砲撃を行なっただけだ。
 
 
『1ターン:イドイツ軍』

これも大きな写真は要らないだろう。あまり大きな動きは見られなかったのだから。
ドイツ軍の移動で特徴的なのは、運河を1個スタック渡ったこと(A)。これはVPの関係で、運河の向こう側へイギリス軍に渡られてしまうと、タイミング次第で勝負が決まってしまうからだ。
他は、多くのスタックを後退させたのみ。
イギリス軍の戦果としては、前衛配置されていた1個スタックが前進して来たため、それを射撃したところダミースタックであり消した事。それのみになる。
イギリス軍は後退するドイツ軍を見て、クロムウェルに射撃を自重させる。この布陣では、射撃しても効果を見込めないのだ。
尚、イギリス軍にはOBA(盤外砲撃)があったものの、1ターンは敢えて行動を行なっていない。
というよりも、忘れていたというのが本当のところだ。
 

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