あら、正式名称はSLG-CONだったのね。知らなかったですわ。とにかくですね、秋葉原のイエローサブマリンで開催されたSLG-CONへ参加しました。
『SLG-CON前哨戦』
前日に、「オレはアキバへ行くだ!」と言えばですね。
「どこの女と浮気するのよ!?」と女房子供から追及があり。
そこで今時らしくtwitterで説得部隊を募り。
その面々に、如何にオレさまがSLG-CONに必要な人材かを説明してもらい。何とか、家族の了承を得たのでした。協力いただいた皆様。どっどうも、すみませんでした(´・ω・`)。
『SLG-CONのまったり時間』
さて、SLG-CONです。
11時過ぎに到着すると、ソコソコの集まり。
前回に比べると、少々人の出が遅いようでした。何せ、この時間には一杯になっていましたからねぇ。
それでも夕方くらいにはテーブルが埋まるくらいにはなりました。参加人数は35名程度でしたか。それ以外にも顔だけだした面々もおりましたね。人数的には、これくらいで良かったのでは。
テーブルを詰めれば、対戦場所をもう少しは確保できましたが、ギュウギュウなのはねぇ。荷物もありますし。
対戦の中で異彩を放っていたのが、たけきょんさんが持ち込んだ
HJ『ジャブロー』。
しかもマップを拡大し、ミニチュア・・・今風にいうとフィギュアでの対戦が可能となっており、カッコ(・∀・)イイ。
私はですね。
リクエストが無い限り、ウォーゲームをするつもりは無かったんです。
主催している
さいたまゲームサークルのメンツの、手が届かないところに目を配っていまして。ですから、入り口のテーブルがHQでしたから。そこに陣取っておったのです。
私が確認しただけでも、久しぶりだったり、全くの初めてだったりという方は、10名近くはいましたね。
「相手はいないけど、ずーっと買っていました」という方が多くて。何とかならんのかな、といつも思っておるのです。
HQに陣取っていると、後ろに棚がありましてね。
見ると、たくさんのゲームが置いてあるんです。
そうやら、イエローサブマリンで取り扱っている見本ゲームで。それを「自由に遊んでちょ。で、面白かったら買ってちょ」という意味がるんですね。
その中に、オレのゴースト@甲殻機動隊に囁くモノがありまして。
最初に手に取ったのが
『エルサレム』。
エルサレムの箱絵に惹かれてしまったのです。
これは十字軍がエルサレムを占領し、その後の権力争いを扱っています。基本的にドイツゲームなので、血や金が出てきませんが、兵力や名声、それに各種の物品で勢力を高め。平和と言う仮面を借りた暗闘を行うのです。
中身を確認したのですが、その写真は撮り忘れ。イカンイカン。
このゲームは、かなりオレのゴーストが「アタリ」と囁いていましたぜ。
次に手に取ったのが
『ゾンビー・タウン』。
私は全く興味が無かったのですがね。
前回の千葉会オークションで千葉会の面々にもゾンビ好きがいるって知りまして。ちょっと目が向いて手にとってみたのです。ちょうど、はねはねさんも到着し、2人で中身を確認しまして。
すると、
バカゲーの臭いがプンプン、と。
何せ、中央の墓地に「ゾンビを100体置く」とあります。100体といっても、一山いくら?状態で積み上げるんですね。これだけで私もはねはねさんも「こりゃバカゲーだぁー!」と大盛り上がり。
ルールを読み進めて行くとですね。
多人数ゲームなのですが、プレイヤーが人間側を担当していき。他のプレイヤーはゾンビと区別がつかないから、ゾンビと同じ扱い。で、手に持っている拳銃でゾンビともども、撃ち殺して行くのです。
そして10日間を生き残るのが目的。その時点で倒したゾンビと敵対プレイヤー、それに見つけた生存者が各1点で勝者を決める、と。
あまりのバカゲー加減に、通りがかりの一般人を巻き込んで卓を囲むところでした。ええ、ここはSLG-CONだと思い出したので自重しました。しかし、惜しいゲームを逃しました。
かみさんぐらいは持ってないっすかねぇ。
こんなまったり時間をしばらく過ごしていました。
『SLG-CONのノーリト』
夕方に近くになり、テーブルもほぼ埋まり、私に
『NO!RETREAT』を教えて欲しい、とのリクエストがあり。漸くですが、私もウォーゲームの対戦に漕ぎ着けました。お相手はソコソコの経験があり、簡単な口頭説明でプレイは可能でした。
まず、私が
『NO!RETREAT』を初心者と対戦する場合に、なるべくドイツ軍を担当するようにしています。そして、カードの使用をシステムの理解を促すためには使うものの、2ターンまではイベントとしては使いません。
ドイツ軍の方が有利であるため、初心者にドイツ軍を担当してもらい、私がソ連軍を担当するのも悪くはありません。しかし、それでは、
『NO!RETREAT』特有のシステムや戦術を知らないため、ただ漠然とドイツ軍が攻めあぐねて、ソ連軍の反攻が始まるところでだいたいは時間切れとなるのです。
ですから、縛りとして1~2ターンはカードをイベントでは使わず、3ターンから使用制限を解除すれば、初心者にはシステムや戦術が覚えられ。そこから本格的に攻めていっても、私がやればドイツ軍は勝てますのでね( ̄^ ̄)。
さて、実際の対戦ですが、1ターンに於けるソ連軍の布陣を見た時点で勝ちを見込めました。ドイツ軍は2ターンの移動と戦闘後前進により、ソ連軍の3個ユニットを包囲できましたから。
ところが、ソ連軍が補給を繋げに来て、だいたいそれはCB(カウンター・ブロー)で補給を繋げに来たユニット諸共痛い目に会うものなんですが。ソ連軍がCBで“6”ばかり出しやがりまして。1個は補給切れで除去できたものの、他の2個は何を逃れます。
ドイツ軍も追撃を行い、更なる包囲を目指しますが、ソ連軍はここぞという攻撃で“6”ばかり出すんですわ。おまけに、カードも恵まれていて、兵力もシベリア鉄道に乗ってやって来ますし。まあ、私のサイの目がしょぼいちゅうのもあったのですが。
おかげで、冬が終わる頃には、モスクワからロストフに至る、強固な戦線が構築されていました。ドイツ軍としては、予定が狂いまくりなので、ちょっと焦ってはおったのですがね( ̄∇ ̄;)。
でも、ソ連軍が1942年の夏を越えるのは大変なんですよね。それにずいぶんと不運が続いていたドイツ軍でしたが、私には「流れは必ず来る」という信念がありますから。確率論的には間違いなのでしょうが、信じているのだから仕方が無いしょ。
42年の泥濘でボロネジを占領し、そこから突破口を抉じ開けて。一気にスターリングラードを占領。同時にモスクワも占領し、ロストフ周辺でも包囲戦を展開していました。
セバストポリは前の年に占領してましてね。重要都市の勝利条件が成り立っており、VP的にもソ連軍は2VPを取り返す必要があったのです。となると、包囲されているユニットを救い出し、これらが補給切れで除去されてもVP的にアウト。そしてモスクワとスターリングラードを奪還しなければなりませんでした。
これらの全てを成功させるのは不可能に近かったですね。
楽勝とは言えませんでしたが、それでも狙い通りに勝てたので。対戦相手も、そして途中から観戦していた10代と見受けられる方も、楽しんでいたようなので、年始めの対戦として大変満足の行くものでした。
『SLG-CONの後始末』
19時近くになると、ほとんどの対戦は終了しており、この後にどうするか、となりまして。まあ、飲み会へ雪崩れ込もうちゅうのですがね。私は、昼に食べたラーメンが効いて腹は減っておらず、翌日の勤務のためアルコールが厳禁でした。
それでも、さいたまゲームサークルの皆さんとは、こう言った話す機会もありませんし、お茶の一杯でも飲んで茶漬けでも食べるか、と同行することにしました。
で、ですねぇ。
呼び込みに釣られて居酒屋へ入ってみると。他の面々が飲み放題を注文したら、1人だけの例外はダメだと。
その言い方に
カチンと来てしまいまして。席を蹴って退席しました。その居酒屋の実名も書くべや、と思っていましたが、正式名称を覚えてないので止めておきます。
さいたまゲームサークルの皆さんが、ずいぶんと気にして見送ってくれましてね。正直、大人気無かったと反省しております。
どうもすみませんでした。
で、仕方ないため、1人寂しく吉野家へ入り、珍しくカレーなどを注文したところ。これがとてつもなく不味くてですね。出されたメシを残さない主義の私に取って、ここまでマズイものをムリクリ食べるのは、苦行に等しかったです。しかも湯のみに羽虫が入っており。怒る気力も沸かずに、取り替えてもらいました。ちゃんとした謝罪があったので、それでいいのですが。以前は、毎日のように通っていて、味も値段も満足していた吉野家が、ここまでレベルが下がっていたとは、ひどく悲しくなりました。まあ、もう二度と行かないでしょうね。
そんなこんながありまして。
「今日はツイてなかったなぁ。大人気なかったし。」と落ち込みながらトボトボ歩いていると、携帯が鳴りまして。
飲み仲間のbluebearさんで「何すか。アキバで飲んでるぢゃないっすか?」と、他人の傷口に塩を塗り込みやがりまして。ええ、塩を塗ると直りもいいのですが。
それから、bluebearさんと同席のこかどさんからにも代わり、2人で「大阪へ来い!」コールを受け。さらには、大阪へ来たら歓迎会を開いて夜を明かす(おめーら、そんな歳ぢゃないだろ)だの。こかどさんからは「バルジでオレ様の鉄壁防御を見せたる!」との挑発もあり(誇張あり)。
全く、酔っ払いってやーねー(  ̄^ ̄)プイ。
そんな話をしたら、すっかり落ち込んだ気分は盛り上がりましたね。
最後に、SLG-CONを主催していた皆さん、本当にお疲れ様でした。
色々な意見はありますが、それでもこう言ったイベントを行う事自体に意義があります。出来る限り応援しますので、続けて行ってください。
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