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2011-12-28 21:25

『イエサブでKOLIN』

今年のリプレイは今年の内にちゅう訳で、写真が残っている『Kolin』のリプレイをアップしておきます。
11月終盤にですね。札幌から友人である“漢”サッポロ辺境伯が降臨するちゅうのです。そこで関東連合が迎撃を計画。早速はアルコールの部を夜半と決定。
その前に軽く一戦となりまして。イエサブにヒマ・・・、いや、戦意の高い人間が雁首を揃えまして。メンツとしては、サッポロ辺境伯御大、YSGAの裏番長・Dublinさん、ウォーゲーム業界のご意見番・市川のたっつあん、そして千葉の迷惑人物の私・yagiでありました。
自慢では有りませんが、『Kolin』がどんな戦いで、ゲームがどんなルールかも知りません。ただ、このメンツなら面白くない訳ない!との一念で参加・・・。いや、乱入した次第です。ええ、千葉の迷惑人物の面目爆発です。
 
『セットアップ』 43

こちらがセットアップを終えた時点でありんす。
当日、手渡されたルールブックとチャートを眺めて、このゲームの感触をですね。それなりに把握しました(嘘)。
で、どう言ったシュチュエーションかというと、オーストリア軍とプロシャ軍の戦いで。
プロシャ軍の右翼は歩兵で、それがKolinという村を攻撃(これがゲーム名の由来なのね)。これを担当するのがサッポロ辺境伯さん。
Kolinに篭る歩兵は、どうやらスウェーデン軍みたいな感じぃーで、それに加えて後々現れる増援も率いるのはDublinさん。
プロシャ軍の左翼は騎兵が出張っており、それを私・yagiが指揮して。
それに対抗するオーストリア軍騎兵が市川のたっつあんが担当しました。
私とたっつあんが騎兵を担当した理由はですね。ルールがワカンネー(・A・)から。歩兵だと射撃があるのですが、騎兵は白兵戦だけですから、簡単との意見でした。
写真でですね。オーストリア軍をイメージ通りの青にして、スウェーデン軍を赤、プロシャ軍を灰色としたとですよ。すると、灰色がわかんねー(´・ω・`)ので、オーストリア軍&スウェーデン軍を青。プロシャ軍を赤で示すこととしました。
さてさて、勝利条件ですが。プロシャ軍がですね。
スウェーデン軍をいてこましてKolinの村で祝杯を上げーの。それから先にある真丸な森を占拠しーの。プロシャ騎兵が突っ走って、オーストリア軍の騎兵をやってけーの、でその向こうまで進出しーのしたら勝てる、ようでした。

 
『1ターン終了時』

要は、プロシャの騎兵はだな。たっつあんのオーストリア騎兵を蹴散らして。その先まで前進すりゃあ勝ちなんだろ、と。作戦砲身@短身を決定。
プロシャ騎兵を密集隊形のまま突進させます。
ここで隊形について説明しときましょう。このゲームでは、当時の戦闘を再現するため、部隊がどのような隊形(陣形だったかな?)であるかが重要になります。それはユニットの向きや、そこから引き伸ばされたマーカーで表します。
例えば、プロシャ騎兵はユニットの頭が、ヘクスの“辺”を向いているから密集隊形。それと比べてプロシャ歩兵やスウェーデン歩兵は横隊。

オーストリア騎兵は横隊でも、戦列を引き伸ばしており、その分ヘクス当りの戦力は減ったりします。他にも縦列隊形があります。
その隊形により、戦闘力やヘクスに進入する際の移動コストが違い。さらに、ユニットの向きを変えるために、移動力が必要なのですが、それも隊形や国別によって違って来ます。国によって隊列の向きを変える練習が違うんだっけかな。とにかく、ユニット数は少ないのですが、そうやって国別の違いを表しており、当時の雰囲気を良く現しているのです。
そうそうマップの特徴から、このゲームメーカーが「クラッシュ・オブ・アーム」というのがわかります。このメーカーは近年のコンピューター・グラフィック全盛を真っ向から否定して。職人の手書きにこだわっています。
そのため村々のイラストがそれぞれ違いますし、森もしっかり書き込んでいてですね。「いい仕事してますねー」との感嘆が似合うのです。私もこのメーカーを知ってはいましたが、今回初めてプレイするため、手が震えました(大袈裟)。
あ、イケネ。余談が過ぎた。
さて、プロシャ騎兵が密集隊形で突進すると、アチコチから驚きや懸念の声が上がります。曰く「積極的だなー」から「反撃を喰らったら危ないのでは」とか。「市川さん、逃げてもいいですよ」との意見も。というのは、プロシャ騎兵の戦力は先行するグループが12戦力、主力が24戦力あったのです。対するオーストリア騎兵は強くても15戦力で、しかもそれが予備の後方にありまして。前衛の部隊は僅かに4~8戦力だったのです。
でも、そんな意見は「だって、攻撃しないと勝てんのだろ。それに横隊を敷いているオーストリア騎兵が攻撃に出ても届かないぜ」と独断専行。逆に、プロシャ歩兵は横隊でジリジリとKolinへと向け前進。
対するオーストリア陣営はほとんど動きがありません。だって、待ち構えているんですもの。唯一、後詰の騎兵が前線へ向けて進んだくらい。
そんな感じで1ターンが終わりました。
 
 
『2ターン終了時』

2ターン入り、プロシャ歩兵は未だにジリジリ前進を続けています。スウェーデン砲兵が「射程に入ったぞ!」と砲撃を開始しましたが、逆に混乱する始末。
この時期の兵隊さんは、指揮官の言うことを聞かないのです。それを再現するため、攻撃や砲撃を行う前に、モラルチェックが必要で。ユニットの裏に記載されているモラルの数値以上(より大きいだったかな?)を出さないと、ダメで混乱してしまうんです。
対するプロシャ砲兵も射程には入っておるのですが、町の地形効果と、射程による火力減退により、ろくな効果が見込めません。と言う訳で、砲撃はせず前進を続けるんですね。
さてさて、そんな歩兵さんとは違い、騎兵さんはやる気満々ですよー。
前進・・・、というより突進を続けていたプロシャ騎兵の先遣隊2個が、オーストリア騎兵にですね。突撃できる距離まで近づいたのです。
で、一番経験のありそうなDublinさんに「突撃したらどうなるんですか?」と尋ねてみたんですね。すると「やってみないと分からないぃ」と歯切れの悪い返事。確かに、戦闘結果表を見ても良く分からない。というのは、オッズの列に+9~-9までの結果が書かれているのです。その意味がさっぱり分からないんですね。
まあ「やんなきゃ、分からんねーんだろ?」と、早速突撃1号。すると、戦闘結果が“S”とあり、「これって降伏じゃねぇ?」と首を捻っていたら、大正解。ルールを確認したサッポロ県境伯が「おおっ!幸先良く敵騎兵を捕らえましたぞ!!」と。
もう、頭の中には布袋寅泰の「サレンダー」が鳴り響き。

内心、得意満面になっておったです。で、サッポロ辺境白が「突撃に成功したら、そのまま止めるのと、さらに突撃を続ける、のどちらかを選べます。どうしますか?」と。
「ぢぁあ、突撃を続けちゃおうっかなー」と、オーストリア騎兵の戦列に割って入っていったのです。でも、それでオシマイ。「アレアレ、何もできないの?」と思いましたが、後の祭り。オーストリア騎兵に取り囲まれているのは、危険で危ないぢぁないかい、という状態でした。

続いて突撃2号の解決です。えー、先ほどは省略しましたが、突撃の解決はですね。まずユニット同士で戦闘力を比べてオッズを出すんです。次に、サイの目修正を決定します。これはユニットの裏に書かれている“白兵戦値”、助走ヘクス数、地形効果などを加味して決めるんです。これはやらないと分かりませんね。Dublinさんの言うとおり。
で、先ほどの突撃と似たようなオッズに、サイの目修正となりまして。そこで両軍のプレイヤーが10面体サイコロを振り合い、攻撃側のサイの目から防御側のサイの目を引いて、結果を決めるのです。こう書くと面倒に感じますが、やってみるとそれほど難しくありません(私は言われるままにサイコロを振っているだけでしたがw)。
前回のように、まあ幸福にはならんけど、圧勝はするだろーと思っていたところ。
市川のたっつあんがですね、“0”を出しやがり、事情がわかっているDublinさんとサッポロ辺境伯さんから悲鳴が挙がりまして。
簡単に言えば、どんな戦闘でも“0”が出るとスペシャルステージでの戦闘となり、これまでのオッズやらサイの目修正やらは無意味になり。で、結果は敗走(´・ω・`)。精鋭のプロシャ騎兵が逃げ出しやがりました。
 
そしてオーストリア騎兵がですね。自軍の真ん中にいるプロシャ騎兵をフルボッコにしーの、逃げ出しているプロシャ騎兵に追撃をかけーの。
「潰走中のユニットが突撃を掛けられたら、どうなりますか?」市川さんが尋ねると、「壊滅します」との返答。聞いてねー ( ̄□ ̄;)!!。
早速突撃を喰らい、プロシャ騎兵が2個ユニット壊滅しちゃたんですー。これでプロシャ騎兵は全兵力の1/3を失い・・・、さてどーしましょー状態(´・ω・`)。ちなみに、降伏したオーストリア騎兵さんは近くに敵がいなくなったので、再武装・・・。でもないか。とにかく、オーストリア戦列へと復帰しますた。
 
 
『3ターン終了時』

さてさて、打つ手が無くなったプロシャ騎兵ですが・・・。いや、オレがそんな簡単に諦める訳がねえ。兵力は減りましたが、それ以上に相手を崩せばいいんじゃろ!と、さらに突撃命令。
ところが、2個の精鋭騎兵に発した命令を、1個がサボタージュしやらかしまして。単独で突撃したプロシャ騎兵は、オーストリア騎兵を蹴散らしはするものの、敵中に孤立し。取り囲まれてフルボッコ・・・。ああ、デジャブってます。しかし今回はお味方の真ん中を逃走しているので、何とかユニットとしては生き残っています。
あまりにプロシャ騎兵の崩れとりますので、サッポロ辺境伯さんが、歩兵を送ってくれて。それでもプロシャ騎兵は4個しかないんすよ。相手は12個以上あるちゅうのに(´・ω・`)。
プロシャ歩兵の皆さんはKolinに向けて前進中。まだ戦闘すら行っていません。それなのに、こちらは崩壊状態。どっどうも、すみませんでした(´・ω・`;)。

この頃にアルコール組が続々集結して来まして。思わず「こんなゲームなんていいから飲み行きましょうよー」と漏らしたところ。
「こんなゲームにしたのはオマエじゃー!!」と大説教されますた。どっどっどうも、すみませんでした(≧w≦)。
 
 
『4ターン終了時』

さて、このターンから市川のたっつあんから、さかみちさんへとオーストリア騎兵の指揮権を委譲。
「ケッ、奴らもう勝ったつもりでいらがる」「では、教育してやるか」と、冗談のような話しが本当になりました(^)
オーストリア騎兵の指揮を取った、さかみちさんが「あっ、これならプロシャ騎兵の側面を突けますね。では、突撃しまーす」と。「オレに何しろちゅうねん」と心の中で拗ねていたら。
オーストリア軍が軽騎兵と重騎兵を組ませて突撃しようとしたところ。重騎兵がサボタージュしやがりまして
それを知らずに突撃した軽騎兵の皆さんは、5倍以上のプロシャ騎兵に揉み潰されてしまいましたとさ。ちょっと写真では分かり難いのですがね。
潰走中のプロシャ騎兵(全ユニット中で最強だったんだよ)は、落伍者を出しつつ逃げ惑っています。ゲーム的にはユニットとして存在していますが、本当ならば「この付近に広がって遁走中」なんでしょうねぇ。
さて、ようやくプロシャ歩兵もKolinへと接近。激しい銃撃を行っています。でも、効果は出ずに、逆に射撃したプロシャ歩兵の一部が混乱?弾切れ?してみたり、と。
さすが、18世紀の戦い。ちゃんと戦争になりません。
そうこうしている内に、オーストリア軍の増援が到着。正確には、オーストリア歩兵は漸く現れたんですね。
 
 
『5ターン終了時』

プロシャ歩兵がKolinへと突撃を開始。スウェーデン歩兵の戦列を一部崩して、突入に成功しています。それでもサボっている連中もいたりして、18世紀してます。
オーストリア歩兵がその後詰に到着。これからガチンコで歩兵同士の戦闘が始まるところ。
さて、ようやく増派された歩兵により、戦列を整えられたプロシャ騎兵は、何もすることがありません。というより、できません。
すると、さかみち閣下が軽騎兵のリベンジを決意。2個騎兵で突撃を敢行!
色々とオッズとサイの目修正を計算していると、プロシャ騎兵には勝つ見込みはありません。
半ばヤケ気味に「0出しゃいいんだろ、0出しゃ」と振ったサイの目は、本当に“0”。スペシャルステージでオーストリア騎兵が潰走となりました。
ええ、決して私のせいではありませんが、それでも勝ってしまいました。
 
さて、この時点で関東連合の飲兵衛連中が集結していまして。もはや、その勢いを止める事は不可能となっておりました。ここから勝負と、参加メンバー全員が無念の涙を堪えながら片付けを開始。撤収となりました(一部誇張)。
 
結論に変えて。
かなり特殊な部類のゲームになりますね。移動はちゃんと行えるのですが、戦闘となるとユニットの戦意によりどうなるか分かりません。
それでも、次回があれば、もっと上手く動かしてみせる!
気分は「僕がガンダムを一番上手く動かせるんだ」状態です。
えー、youTubeで見当たらないので「野郎 ここの一番乗りは俺だってのに!」でガマンしてくだされ。

 
 

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