忍者ブログ

2024-11-24 04:20

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009-09-22 19:24

『第七十ニ回千葉会の報告』 その2

SPI『THE NEXT WAR』

皆さん、ビックゲームの時間ですよ。
ついに念願のSPI『THE NEXT WAR』を対戦に到りました。
今回はちゃんとユニットを持って来ましたしw。
シナリオはバルト海シナリオ。えっ?何で練習ならベルリンシナリオやウィーンシナリオを選ばなかったって?
私の『THE NEXT WAR』君はですねぇ。超ジャンクなんですよ。ボックスは二つあって、ユニットは2セット分あるんですけど。多すぎて確認してませんが。
マップはノースが2枚、ウィーンも2枚。で、サウスが5枚あるのに肝心なセントラルがない!
何方か、こちらのサウスを3枚とセントラルの1枚を交換して貰えないっすかねぇ。
それでシナリオを選ぶに当たって、ベルリンはセントラルにあるから没。ウィーンシナリオは・・・。あれ?オーストリア軍が足りない(←ちゃんと持って来たはどうした)。
そこで、ユニットが揃っていたバルト海シナリオにしたんですよ。
写真はセットアップが終わったところ。ワルシャワPACTの軍勢が西ドイツの北部を経由してデンマークまで乱入を目指します。それを阻止すべく西ドイツ軍を主力としたNATO軍が展開。これはもうSFに近い「昨日の戦争」ですね。
担当は私・yagiがワルシャワPACT、へぼへぼ6+1さんがNATOを担当しました。
初めてということで、選択ルールを一切入れず、ジュネーブ条約も遵守を宣言します。

写真は1ターンを終えた時点。
大戦力に気を良くしたワルシャワPACTは、前面に展開中の西ドイツ第6機械化師団の各旅団を「踏み潰せ!」と襲い掛かります。何せ、額面戦力はユニット単位で3~5倍。合計では10倍近くなりますから。
ところがところが。
DRMの影響が大きくて攻撃は1ヶ所を覗き全て失敗。主力は前面に横たわる河を越えることができず、単に部隊の損害を重ねただけ。
「ジュネーブ条約を破ってもいいですか?」とワルシャワPACT首脳陣は弱音を漏らします。
さて、2ターン以降は前面の河が邪魔しているので、唯一それを越えた地点を突破口に前進を続けます。
そしてブレーメンへポーランド軍が突入し、先の大戦で痛みつけられた報復を行いました。

ここで、ふとルールブックを眺めるとですねぇ。
マップの範囲がエルベ川の北と指定されているんですわ。
こりゃ、マズイとここで中止。
時間がいい具合だったのでお昼ごはんを済ましてから、立場を入れ替えて対戦となりました。


さてさて、写真は二回戦目のセットアップを終えたところ。
今回は都市にはZOCが及ばない&広がらないを読み込んで戦列を組みました。先はその弱点を突きませんでしたが、その分戦域の範囲が広かったため、他の弱体な地点を攻撃することができたのです。
選択ルールの空挺降下や強襲上陸を入れないので、NATOのデンマーク師団は分散使用することでバランスを取りました。
おっ、HJ製のSPI和訳が見えますね。このピンク色のルールブックは懐かしいです。昔はこのルールブックだけで1000円とか2000円で売っていましたねぇ。

写真は1ターンの途中。
Break-throughのマーカーが見えますね。これが突破口で攻撃に成功したヘクス。ここへ進入すると余分な移動力がかかります。No ZOCは攻撃を喰らって後退した西ドイツ軍。Fatigue Level 1は通常の20移動力以上を使ってしまい、追加の移動力を消費して疲労したユニット。
攻撃はMastAttackで4、Break-throughの周囲に進入で4、自軍のZOCでも2、そして平地で2と川を越えることで8と、通常の移動力なんて、あっという間に使い切ってしまいます。
このFatigue Level 1は次のターンに10移動力を消費すれば解消できます。しかし、これがFatigue Level 2になると20移動力かかってしまい、それは余程のことがない限り避けたいところです。
今回のワルシャワPACTは若干の躓きがあったものの、順調に前進しています。前回、あれほど苦戦した河も易々と突破してしまいました。

こちらが1ターンを終えた時点。
先ほどより、更に前進をしています。この時点で私の疲労が限界へと達しまして。ダウン。
へぼへぼ6+1さん、どうもすみませんでした(・ω・)。
それを見た千葉会の良心ことMMさんがNATO軍を担当。苦しい撤退戦を指揮しました。
さて、やってみた感想なんですが、『THE NEXT WAR』は(・∀・)イイです。
機動戦が見事に再現されています。
ただし、このバルト海シナリオを基本ルールのみでやってはいけません(←当たり前だ)。
何故なら、デンマークの半島は途中で狭くなっており、2ユニットさえあれば封鎖可能なのです。ですから、デンマークJytland師団(今気が付きましたけどジュトランドの名前なのですね。何か萌えます)と西ドイツ第6機械化師団の二つで立ち塞がれば、システム的にワルシャワPACTの地上兵力が幾らあろうと突破不可能になります。
VPはデンマークの南部までで90点。全土を入れるとワルシャワPACTの勝利となる130点まで達します。
ですから、どうしても強襲上陸と空挺降下は必要で、そのためには空軍と海軍ルールの導入が不可欠になります。それらを入れると海軍ユニットの除去でもVPの獲得が可能となるため、さらにゲームは流動的になるのでしょう。
まあ、海軍のルールを練習するシナリオだったのですけどね。そのために、空軍の簡易ルールも提示されていましたし。
さて、地上戦のルールを把握しましたし、後はセントラルマップを確保して、フルダシナリオへと進みますか。
それとも、現代戦のゲームとしてはもっと完成度の高いと噂のSPI『第5軍団の迎撃』へ流れますか。ただし、ゲームの完成度は高くても和訳はカスと評判。このルールブックに振り回されて嫌気がさし、英語を覚えた人間もいるそうですから。

拍手[0回]

PR

2009-09-22 19:15

『第七十ニ回千葉会の報告』 その3

この日はASLの対戦が多かった一日でした。
今日も6ゾロさん提唱のASLリーグに乗り気満々の千葉会ASL組。
「おうおう、わしらが頭を取らんでどないするねん!」と意気軒昂。
すみません。ちょっと過大広告してます。ノリノリなのは確かなんですが、対戦機会が増えることとその結果が残る楽しみに、みんな喜んでいるのです。
こう言った機会がないと、なかなか同じASL仲間でも対戦をすることは少なかったりしますから。

ASLリーグの本戦は10月からですが、オープン戦は始まっています。
そこで参加を予定しているMMさんとホンキチさんが対戦しました。
シナリオはASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』。千葉会での看板と言っても過言ではありません。
MMさんがソ連軍、ホンキチさんがフィンランド軍を担当しました。
実は、ホンキチさんの目的は久々に参加するうおPさんでして。
そのためにASL-SKのセットしか持ってきていません。しかし、そこは千葉会。ASLの呪文をかければセットは出て来ます。
まあ、それは冗談としても、ASLなら手ぶらでも対戦は可能です。
私も最近は他人のセットを使っており、ここ一年くらい自分のASLセットに触れてもいません。余談ですが。

こちらがセットアップ。このソ連軍の配置には明確な失敗があります。
ルール的ではAは隠蔽地形でありませんので、隠蔽カウンターを置くことはできません。何故、そのことを知っているかといえば、ASLを始めた当初に海外のサイトでこのシナリオのサンプル・プレイを見つけまして。
その中でAのヘクスでは隠蔽になれないのと石垣を使えないから、Bから撃つと平地扱いになると紹介されていたからです。
作戦的にも問題があります。ソ連軍のスタックが少な過ぎます。
4-4-7分隊が14個で、その内2個はHIPですから、この配置範囲には入っていません。それでも12個はあるのです。
ソ連軍のスタックを数えると9個。その内、中身は2個以上のスタックはCとDとE。ここに指揮官と4-4-7分隊が二つ、それにMGが置かれていることが簡単に読めます。
ソ連軍右翼(これ以降、写真の右と左で表現します)が弱体なのもいただけません。
先のゲーム開始当初に、何食わぬ顔をして「Aは隠蔽地形でない」と指摘します。そうなると、配置をその時点から変えることは考え難いので、隠蔽カウンターを外すでしょう。
そこを6-4-8が2個で12火力を叩き込みます。それからFへはMGを集中して大火力で殴ります。それでこの2個が混乱したら、HIPを前衛に持って来てない限り、Gの経路はスルーされてしまいます。その確認には2-4-8のHSを走らせたら十分です。移動では危険なので、突撃フェイズにHへと前進。この石垣を確保します。これが成功すれば、1ターンでソ連軍の右は崩壊の危機へ陥ります。
それからASLには狙撃兵があります。
その狙撃が大きいスタックへ命中し、その指揮官が死亡したら、LLMC(リーダー・ロスト・モラル・チェック:指揮官が死亡したことによる動揺)を強制されます。確率は低いのですが、万が一を避けるためにスタックさせないことは、ASLの定石です。それでも、不運は避けられないものですが。

こちらがフィンランド軍の1ターン移動フェイズを終えた時点です。
フィンランド軍はソ連軍の配置ミスを突かなかったみたいですね。ほぼ定石通りの前進を行っています。PINが多いということは、損害は少ないものの前進は阻まれています。
それでも、この状態ではソ連軍の勝ち目は3~4割と読んでいました。ホンキチさんとMMさんとでは、ASLの対戦数が違うのに、MMさんが負けるのではとヤキモキしていました。
ターンは進み6ターンの時点で覗いてみました。写真は撮ったんですが、うっかり上書きして消えてしまいました。
ソ連軍がフィンランド軍の突破を阻止していました。多分、勝敗が決まったので写真を撮ったような記憶があります。なくしてしまいましたが。
何せ、千葉会の後に飲酒部へ出席。泥酔したものですから、その辺の記憶は定かではありません。
それでも、MMさんが勝っていましたから、そこは経験度の差が出たのでしょう。



さて、今回の主人公であるうおPさんのASL対戦です。当然の如くホンキチさんが相手を務めています。
シナリオはS11『A LONG WAY TO GO』。
スターターキットで初めて砲兵器、MTR(迫撃砲)とBAZ(バズーカ)が出て来ます。
MTRは火力は低いもののROF(発射速度)が高く、BAZは当たり難いものの火力はソコソコ。両方とも、相手側としては無視することはできない兵器です。
シナリオの勝敗を決することは少ないでしょうが、運用次第では有効な武器です。初めて使うには最適な扱いですね。
ASLのスターターでは、この対戦以外にS1『RETAKING VFLLVIE』も対戦されていました。これはASL-SKの看板と言えるシナリオです。SW(支援火器)がなく、純粋な分隊のみのシナリオなので、初めてのASLとしてGoodです。
初参加の西さんが、あまりのASL熱にお試しでした。お相手はへぼへぼ6+1さん。
ちょっと覗いたところ、へぼへぼ6+1さんが手堅く押し切っていました。私は人間の評価する場合に、ウォーゲームの説明や解説を大きな判断基準にしています。へぼへぼ6+1さんは千葉会で随一の説明上手。
横で聞いているだけど、こうやって言えば相手に理解しやすいんだろうな、と実感できます。
私なんて説明している内に、何を言っていたか忘れてしまいます。サイテー(;´д`)トホホ。

拍手[0回]

2009-09-22 19:05

『第七十ニ回千葉会の報告』 その4

さてさて、土曜日の最後を飾るのは、やはりASL。リーグのオープン戦です。
相手はy.nakanoさん。私の印象は「攻め達磨」。
ガンガンに攻めて来て、それがバタバタするものの決して下手ではありません。おまけにDRが鬼してるんですよ。
ASLリーグのオープン戦なので、シナリオは当然というかASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』。
私がソ連軍でy.nakanoさんがフィンランド軍を担当しました。

写真がセットアップを終えたところ。
さてさて、今回はギャンブルをしています。通常なら後方へ配置可能なHIPを最前線へと配置しているのです。
それはAとB。BのHIPにはコミッサールをスタックしています。Cを迂回してフィンランド軍が前進をするので、その時に姿を現し射撃。そして自発的混乱を使いDまで潰走。コミッサールの能力で全て復活し、いつもなら失う部隊までも後退させるつもりです(E)。
尚、私はASLセットを持って来てなく、y.nakanoさんはソ連軍のユニットを忘れてしまいました。
頼りになるMMさんも撤収後のため、ソ連軍のユニットはスターターキットの物を流用。スターターキットにはない隠蔽マーカーはドイツ軍のものを使っています。ダミースタックを作らなければ、それでも問題ありません。
それにマップも新しいものを使っています。
こちらの方がコンピューターを使って描かれたもので、古い手書きの方が雰囲気は良いです。個人的な感想ですけど。
しかし、実用的には古いモノは微妙な地点があって、対戦では新しいモノがいいです。当然と言えば当然ですが。

ソ連軍、というか言わせてもらおう。オレの計画なんぞ一つも上手くいかねぜ!
だって、1ターンのフィンランド軍移動フェイズを終えた時点で、y.nakanoさんはピンゾロを3回出してるんだぜ。
最初はクラス上昇=戦意高揚(Fanatic)でそれはいい(見え難いがAにいる)。しかし、狂暴化(Berserk)は勘弁してもらいたい。
おかげでBへ狂暴化した指揮官が突っ込んできて、Cへの潰走とコミッサールによる回復が出来なくなってしまいました。それも根性撃ちを強制されて混乱ですよ!
おまけに狙撃兵により、こちらの唯一マイナス修正のある8-1指揮官が負傷してしまいます。負傷すると士気と士気修正が1つづつ悪くなってしまいます。ということは、8-1は7-0になってしまったのです。しかも移動力が3しかありません。いやー、参りました。

1ターンのフィンランド軍が終わった時点です。
AとBのフィンランド軍HSにより、コミッサールスタック(C)が回復しても安全には後退できません。やっぱり上手くなかったと思っても、アフター・ザ・カーニバルです。
他の地点は、まあこんなところでしょう。
あら、また間違えて1ターンのソ連軍を終えた時点の写真を消しちゃった。
1ターンのソ連軍は、コミッサールスタックが回復したので、そのスタックの後退が最重要なテーマになりました。
まず、AとBへ4-4-7が8火力そのままで撃ち込みました。これが当たって、フィンランド軍のHSは二つとも混乱します。
これにより、コミッサールスタックは安全に撤収を行えました。
当たらなかった場合は、移動ではなく突撃で一歩進み、フィンランド軍のお仕置きに耐えるつもりでした。もしかもしかでコミッサールスタックが回復に成功しなかったら。どうしましたかねぇ。弱ったのは間違いありません。
その他は若干左へと兵力をスライドさせています。

フィンランド軍の2ターンを終えた時点です。
y.nakanoさんは上手い寄せを見せています。鋭いと言っていいです。
移動はプラス修正のある地点までしか出て来ず、突撃で一気に前面へと出ています。
おかげで、左のソ連軍は安全に逃げる術はなくなりました。
中央も同じような状況です。違うのは、後詰がいること。
右もフィンランド軍の前進により、防御の定石であるスカルキングを行うと、石垣を奪われてしまいます。
やれやれ。
2ターンを終えた時点です。
ソ連軍の左は完全に崩れました。それを支援すべき中央も崩れかけています。
移動を終えた時点で気がつきましたが、フィンランド軍が左端を一気に駆け抜けた場合、ソ連軍の兵力を維持している右から部隊を回しても間に合いません。
左をフィンランド軍がHSラッシュで走り抜ければ、ソ連軍は止めようはありませんでした。この時点で負けを覚悟しました。
SSRで弾薬減少になっていますが、これがなければAのMMGが火線(Fire Lane)を引いて前進を阻止できます。このシナリオではできませんが。
唯一の救いは、BとCにも射撃する部隊がいて、一応完全なスルーではないことです。

3ターンを終えた時点です。
フィンランド軍はHSラッシュを使わず、手堅く前進しました。
追い抜かれなかったので、一先ず安堵でした。しかし、左には1個分隊しか元気な部隊はありません。次のターンに抜かれる危険は十分にあり、それが左端を突っ走ればソ連軍はお手上げでした。
右のソ連軍が後退しましたが、このままでは追い抜かれる危険は十分にありました。そうなれば、まず勝ち目はなくなります。内心焦っていました。
ここでソ連軍は、勝利条件である「盤外突破が可能な部隊」を計算しました。
右の円内に阻止部隊があるので、ここから突破できるフィンランド軍はないでしょう。後退した部隊もいるから、止めることは可能です。
フィンランド軍が盤外突破で一番の本命は左円内の部隊です。ここの5~6個分隊と指揮官が勝利を決すると言えます。

4ターンを終えた時点です。
フィンランド軍はソ連軍の懸念を他所に、安全を優先に前進させました。2ターンの鋭さとは雲泥の差です。
この移動を見た時点で、「勝った!」と確信しました。
何故なら、盤外突破をするためには、4-4-7が待ち構える道路を走るしかなく、その突破が成功してもソ連軍の指揮官スタックは先回りをできるからです。
それでも、指揮官に捕虜を持たせて突破させれば、十分に勝ち目は残っていましたが、これまでの行動を見ればそれはないと判断しました。
そして右円内では、フィンランド軍の多くが足止めに嵌っています。

あら、見事にピンボケだ。
ソ連軍の読み通りに、フィンランド軍は突破は不可能になりました。
AとBの道路にソ連軍の部隊が立ち塞がっています。これにより、フィンランド軍は移動力が足りなくなったのです。
ソ連軍の読みとは違っている部分も出てきまして。
それは右の指揮官付きフィンランド軍スタックでした。これが目一杯の前進に成功すれば、盤外へと突破できたのです。しかし、そのためにはソ連軍の4-4-7とLMG2-3-7の真横をすり抜けなければなりません。
そして4-4-7から8火力ー2DRMの射撃を受けて混乱。ソ連軍の勝利が決まりました。
写真は6ターンのフィンランド軍投了時になります。
y.nakanoさんは最後まで戦意を失わず、勝利を目指していました。ASLでは何が起きるか分かりませんから、これは立派な態度でした。
一旦は負けを覚悟したのに、勝ちを拾えたので本当に嬉しい勝利でした。
何せ、1ターンにフィンランド軍はHoB(戦渦)を5回出していましたから。
5回目には思わず切れてしまいましたよ。それを聞いた千葉会ASL組は、「y.nakanoさんでしょ。それ普通ですよ」と半笑いしてましたけど。

 

拍手[0回]

2009-09-22 18:48

『第七十ニ回千葉会の報告』 その5

続いて日曜日の報告を行います。

九月二十日(日)
参加者は7名。

プレイされたゲームは以下の通り。
GJ『信長最大の危機』×2
エポック/CMJ『日露戦争』×2

ASLは3タイトル、4ゲーム
J59『FRIDAY THE 13th』
T1『GAVIN TAKE』×2
AP41『THE MEAT GRINDER』


写真は日曜の夕方になります。
この日はなかなか参加者が現れず、午前中には対戦が行われなかったくらいです。その間、先着した私と山崎さんとは、まったりとダベっていました。
写真の右がASLリーグの『GAVIN TAKE』卓。その左が東横線ASL会を主催しているジョージさんと私のASL卓。
真中の列は丸々空いていまして寂しいところです。一番手前に、千葉会定番の『日露戦争』が見えますね。ここで『日露戦争』と『信長最大の危機』が対戦されました。


こちらが対戦の記録をした黒板。懐かしいですね。
でも、私はアレルギーがあるので、チョークの粉で咳とクシャミが出て難儀しました。
午前中は対戦が行われない寂しい状況でしたが、午後からポツラポツラと増えてご覧のような対戦数となりました。良かった良かった。
こう言った参加者が少ない時に、顔を出して貰えると嬉しいモンです。


千葉会の定番・・・。いや、多くのサークルでも定番になっている『信長最大の危機』です。
山崎さんとKBさんが午後から2連戦されていました。
戦績は仲良く一勝一敗。シビアな戦いを展開している割りに、笑い声も聞こていました。
こう言った、真剣勝負の中にも笑えるのがいいですね。


『信長最大の危機』を終えた山崎さんがMMさんを誘い『日露戦争』を対戦してました。
山崎さんの『日露戦争』強化月間だそうです。
MMさんも指し手として悪くはないのですが、山崎さんの方が一枚上手。後ほどMMさんに聞くと、勝てる目が見当たらないそうです。
さすがラスボスと呼ばれるだけありますね。


夕方前から会場入りしたy.nakanoさんとルセロさん。
手短に終わるASLのシナリオと言えば、T1『GAVIN TAKE』を選びました。
ASLリーグのオープン戦になります。
勝敗はルセロさんの貫禄を見せ付けた二連勝。
二戦目の最終時点に、ちょうど手が空いていたので動画を取りました。
画像が不鮮明なので、それまでの経過とマップ上の様子を解説しておきます。


6ターンのアメリカ軍ターン。
その前にドイツ軍は2-3-7HSが8-0へと白兵戦を挑みました(A)。ここでは忘れていますが、8-0はCXでDR8以下なら除去なのです。しかし、出目は9で混戦。この辺りから観戦者が集まり出して、笑いが起きていました。
アメリカ軍はBの3-3-7に準備射撃を行わせますが効果はありません。
ドイツ軍は青い点線のように、火線(Fire Lane)を引くと宣言していました。
火線(Fire Lane)も厄介ですが、元々の9-1+MMG4-6-7から射撃を受けるのは危険です。
そこでCの10-2+7-4-7が移動を行い、Q8へ煙幕の試みをします。これがdr6で移動が終了。
ここでも「おお、止まった!」「イケイケー!」と歓声が上がります。
残るは10-3+7-4-7のスタック(D)です。
y.nakanoさんはしばらく悩んでから、行動を始めました。
その内容は動画で確認ください。千葉会らしく爆笑で終了していましから。
T1『GAVIN TAKE』の結末と相成ります。

拍手[0回]

2009-09-22 18:38

『第七十ニ回千葉会の報告』 その6

さてさて、日曜日の千葉会報告で最後を飾るのもASLです。
横浜から遠征してきたジョージと私・yagiの対戦になります。対戦の準備が出来ましたので、山崎さんに頼んで写真を撮ってもらいました。

それにしてもアメリカ人の表情は豊かですね。私も精一杯の笑顔を振りまいてみたんですけど、どうにもぎこちないですねぇ。
ジョージとは同い年なのに、あちらの方が若々しいし。ちぇっ。
そうそう、参加者が少ないと予想されたので、自分のASLセットを持ち出しました。
一年ぶりの出陣です。プラ板製の自作トレーで、これを片手に札幌から大阪まで出かけたのです。
そう考える、古くからの戦友と言えます。マーカー類は専用にしており、写真ではマップの隣りに見えています。
その横が歩兵用。一番上にBeyond Valorのソ連軍歩兵とドイツ軍歩兵。下にはYanksのアメリカ軍歩兵とFor King and Countryのイギリス軍歩兵。
これにシナリオで使う車両と大砲を準備すれば、大概のシナリオは対戦可能です。
ただし、いい加減作ってから10年近く経っていますから、プラ板の劣化が見られまして。ポロポロと隅の方から削れてしまっています。接着剤も剥がれて来てますし。
でも便利だし、自分で作ったという愛着があるので、まだまだ手放すつもりはありませんよ。

写真はソ連軍の配置を終えたところ。というか決めたところ。
ジョージの到着が遅れると言うので、私が防御側のソ連軍を受け持ち配置を済ましたのです。
そうすれば、ジョージが到着次第に攻撃側の配置を行って、対戦を始められます。ねっ、合理的でしょ?
さて、シナリオの説明から始めましょうか。
1944年10月13日の金曜日。プロシアの東部へ侵入したソ連軍へ、ヘルマンゲーリング師団が反撃を行います。
ソ連軍には57mm対戦車砲があり、歩兵の兵力は9個分隊。それに50口径のHMG、LMG、そしてATR。
ドイツ軍は精鋭の5-4-8が10個分隊、LMG×4、PSK(パンツァー・シュレッケ)。それが四号駆逐戦車(ラング)×3に支援されています。
ソ連軍の57mm対戦車砲では、ラングの正面装甲を撃ちぬくのは辛い。ラングも本来は対戦車兵器のため、歩兵相手では辛い。しかし、3号突撃砲では強すぎて、本当の75mmの長砲身砲搭載のラングでは歩兵相手は無理。ですから、このラングになったのでしょう。
勝利条件はR4から4ヘクス以内の建物をドイツ軍がゲーム終了時に全て占領していること。まあ、村の確保と思ってもらっても問題ありません。
ソ連軍の配置制限はR4から6ヘクス以内。赤のラインで示してあります。ドイツ軍は青の列から進入します。もう少し説明しましょう。マップとして使えるのが青の列より下側です。ですから、シナリオ的にはそれより上は存在しません。そして、時期的に10月なので麦畑(黄色のヘクス)はありません。
攻撃側がマップ上に存在しないので、ソ連軍はシナリオ防御側となります。と言っても、知らない方にはチンプンカンプンですね。
シナリオ防御側になると配置の前にLOSの確認を行えます。そして大砲や機関銃(LMGは除きます)が砲腔照準区域(Bore Sighted Location)を設定することができます。狙いを付けて命中しやすくするんですね。
マップ上に敵ユニットがないので、全てのソ連軍に?マーカーを乗せられます。しかし、ソ連軍の狙いを解説するのに、それでは不便なので乗せてない状態にしてあります。それと1階と2階にスタックしているところは、ちょっとずらしています。
では、ソ連軍の作戦です。
ソ連軍らしく指揮官は二人しかいません。9-1と7-0で村の中央に9-1、側面に7-0を布陣させます。ドイツ軍の前進経路は左の森を伝って来るのが定石です。中央や右からは、何も遮蔽物のない地域を前進するため、損害が嵩んでしまうからです。以前、このシナリオを今日も6ゾロさんと対戦した時に、それをやってドイツ軍の兵力があっという間になくなってしまった苦い記憶があります。
ドイツ軍がこの予想前進経路を使ってきた場合、側面の援護部隊で時間を稼ぎます。ここには3.5個分隊と全兵力の1/3を配備しました。ドイツ軍の主力が押し寄せてきたら、前進を完全に阻むことは不可能です。それよりも、時間を稼ぐことにより、中央への展開を遅らせます。
この時間稼ぎをしなかった場合も考えてみましょう。ドイツ軍はソ連軍の側面へと回り込むのに成功し、そこを足掛かりに中央の攻略を行うでしょう。攻撃正面が広くなるため、ソ連軍は防御に困難を来たします。ラングが中央へ接近して突撃を支援すれば、ソ連軍には勝ち目がないでしょう。これがドイツ軍の勝ちパターンです。
ソ連軍としては、一番の前衛にATR4-4-7を置いています。これはエサです。
ここにTK6(貫通力6)のATRがあれば、ラングを生垣の後方へ並べることは心配です。ラングの側面装甲は3です。単純計算で貫通力6から側面装甲3を引いて、その数字以下がDR(サイコロ2個振り)で出なければ問題ありません。しかし、近距離の修正もあるため、その数字は若干上がります。多分、DR4か5でしょうから確率的に16~23%。無視するにはちょっと危険です。
このATR4-4-7が一番最初に射撃を行えば、ドイツ軍は何等かの対応を迫られます。
一番簡単なのがVBMフリーズを行うこと。
これは敵ユニットのいる建物や森にAFVを迂回状態で移動を終了させることで、そうなると同じヘクス(正確には『地域』)に敵AFVがいるため他の地域へ射撃ができなくなります。ASLの定石です。同じヘクスではATRも命中は難しく、沈黙を強いられる可能性は高くなります。
そこで57mm対戦車砲をQ4へ配置し、その砲腔照準区域をこのヘクスにしています。こうすれば、VBMフリーズを狙ったら側面を曝すこととなり、57mm対戦車砲のTK15でも命中さえすれば撃破です。ここで速攻の1輌撃破を狙いました。ちなみに、正面ではラングの装甲は11なので厳しくなります。しかし、APCR(硬芯徹甲弾)がありますので、撃てる確率は46%と低いものの、そのTK18ですので撃破は十分に可能です。1輌撃破して57mm対戦車砲の位置がバレタ場合は、この中央でガチンコの撃ち合いをするつもりでした。
ATR4-4-7の援護にLMGとHMGを配備しています。
LMGは7-0とスタックさせ萎縮を防いでいます。これでAを狙っています。この17盤はドットが中央にないため、このヘクスからでもAへとLOSが通じてしまいます。
HMGは9-1とともにR4の2階へ。ここからBへ砲腔照準区域を設定しています。もし、このヘクスにドイツ軍が何の手立てもなしに移動して来たら、砲腔照準区域(-2)、FFMO/FFNAM(-2)、指揮修正(-1)と合計-5DRMの射撃をお見舞いできます。まあ、そんなことはないでしょうが、ラングがsNで煙幕を展開させたとしてもDRMはマイナスになるのでいいかな、と。
HMG4-4-7の隣りの2階にはATR4-4-7。これはATRが1火力を発揮するため、その火力を当てにしてです。
前衛のATR4-4-7が混乱したらCまで潰走、そこへ7-0が移動して行き回復させます。
Dの4-4-7はドイツ軍が一気に前進していた場合のケツ持ち。そして2-3-7が1ターンの終わり前衛へと。
左のソ連軍はそう言った作戦を組み立てていました。
中央には生垣に沿って4-4-7(E)を並べました。写真では2-3-7になっていますが4-4-7にしました。何となくです。そして右と同じように、1ターンの終わりに4-4-7が後退し、2-3-7が前衛になる予定です。
それからWire(鉄条網)は写真の2ヶ所でなくFとGへと変えています。Wire(鉄条網)は移動を制限するものなので、中央でのドイツ軍が展開を難しくするつもりでした。
しかし、57mm対戦車砲があって鉄条網の必要性が低いのと、FとGへ置けば安全に移動するためには鉄条網に絡まる必要が出てきます。こちらがいいかな、と判断しました。ジョージがなかなか到着しないので、色々と考える時間ができたのです。

両軍の配置を終えたところです。
やはり読み通りにドイツ軍の主力は左です。
先ほどの写真にあったWireとFox Holeは隠匿できるのでしてあります。簡単に言えば、見えるまで出さなくていいのです。
昔は面倒なので置きっ放しにしていたんですが、最近ではこちらの防御計画を悟らせないように隠しています。

驚いたことに、ドイツ軍はガンガンに攻めて来ました。写真は1ターンの終了時です。
一番最初はAの5-4-8が行き成り飛び出して来ます。こちらも、そんな危ないことをするはずないと思い込んでいたため、すっかり射撃計画を忘れてしまいました。とりあえず、マイナス修正なので4火力-2DRMで射撃をしました。ここはPINで止まりましたが、良く考えると4移動力目だったから、これ以上の移動はありませんでした。まあ途中CXということもできましたが、それでも1ヘクスでしたから。それほど撃つ必要性はありませんでした。
次はBがマップの端を前進して来ます。しかも煙幕も何もなしで、こちらの照準区域へと入って来ました。こんな、いかにも「照準区域してます!」ってところには来ないだろうと思っていたので動揺してしまいました。それでも8火力の-5DRMは無視できません。釣られるように撃ってみるとDR9と根性がありません。しかし、2MCを6ゾロの不運&ELR落ちになりましたから、御の字の戦果でした。
3番目はCでして。これはラングと一緒にアーマー・アサルト(AFVと一緒に移動すればこれを盾にできる)で進んで来ます。「どこまで進んで来るんだろ?」と撃つのを躊躇っていると、目の前まで来てしまいました。慌ててATR4-4-7が纏めて10火力そのままを撃ち込みましたが、精鋭の8モラルを持つドイツ軍はケロッとしています。すっかり動揺してLMG4-4-7まで射撃を行ってしまいましたが、焦って撃つと碌な事はありません。DR12で効果がない上に、LMGが故障してしまいました。
4番目はDでした。これもアーマー・アサルトでドンドン前進して来ます。動揺して先ほど撃っているため、これには碌な射撃を撃ち込めません。どこだったけかな?撃ったのは。ATR4-4-7は撃ってるし、多分HMG4-4-7の分隊だけが撃ったんでしょうか。2火力で効果を期待できませんでしたが、これが当たりドイツ軍のスタックは纏めて混乱してしまいました。
最後はEが、これまたアーマー・アサルトで前進して来ます。マイナス修正は付きませんが、それでもそのままの火力で撃ち込めます。こちらは4火力や2火力でしたが、2個分隊をPINで止めるのに成功します(F)。それでも前進を止めずに生垣まで進んで来ました。これは2階のATR4-4-7が5火力を撃ち込むと、8-1が混乱。このままでは捕虜になる危険がありましたが、sN(白兵戦用の対人兵器、煙幕も可)が煙幕の展開に成功し、逃げられることは可能になりました。
ソ連軍はドイツ軍に損害を少ししか与えられはしなかったものの、兵力の半分を撃退もしくは止めることに成功しました。御の字と十分に言えます。
ソ連軍の行動は予定通り。部隊のローテーションを行いました。9-1+HMG4-4-7は動かす気持ちにはなりませんでした。本当なら、前もって後退させるのがいいんですけどね。
ええっとですねぇ。2ターン終了時に「撮影フェイズ!」と言って写真を撮ろうとしたら、ジョージが自分も写ってないとヤダとゴネまして。おかげでマップは小さくなってしまいました。この写り具合を見てジョージは満足そうにしてました。
さて、2ターンにドイツ軍はラングを左から中央へと展開させました。
これは予想外でした。てっきりこのラングには煙幕があるので、それを撃ち込んで来ると思っていたのです。
他ではドイツ軍の歩兵が戦列に復帰してなく、前進は行われませんでしたね。まあ、兵力が足りないので、こんなモノでしょうか。
ああ、そうだ。こちらの9-1とHMG4-4-7がラングの砲撃で混乱したんだ。確率は低かったのですが、当たるときは当たるんですね。おけげで重いHMGは置いていかれましたので、拾うために別の4-4-7が送り込まれました。やれやれ。

写真は3ターンを終えた時点。
ドイツ軍はラングに前進を命じます。ラングの1輌は村の中へと突入。右では唯一健在のLMG5-4-8もジリジリ前進して行きます。
左では混乱から回復した部隊が前進します。ところがソ連軍の射撃により、またもや混乱。このままでは捕虜になる可能性が高くなっていました。ここでソ連軍から立場を越えたアドバイス「ラングを回せば逃げられる」と。それでラングが来て、何とか逃げられるようになりました。
ソ連軍は、現状では危険が少ないので若干のローテーションをしただけです。

いや、だからジョージがウッサくてですねぇ。
今度は「加トちゃんペッ!」をやるから撮れと。ハイ、そんなわけで今回もマップは小さめです。
4ターンを終えた時点になります。
ドイツ軍はラングを前進させ、ソ連軍の側面を回り込みました。AFVがあると、これをやられるから困るんだよなぁ。
それと復活した部隊を左で前進さて来ました。ソ連軍は歩兵のローテーションが上手く行って、今度は2-3-7が前面に立ち塞がっています。
右ではLMG5-4-8が前進して来ても、1つだけなのでそれほど脅威ではありません。こちらに配備されていたドイツ軍の指揮官は、狙撃兵か不運でお亡くなりになってしまいましたので。
そして遂に57mm対戦車砲が姿を現し、ラングの1輌を昇天させます。それから他のラングへ向きを変えて対抗しましたが、小さいラングには命中弾を与えられませんでした。

5ターンを終えた時点です。
ラングがソ連軍の後方へと回り込んで、ドイツの歩兵は村の中央へ侵入しています。57mm対戦車砲の操作班はLMG5-4-8との白兵戦に巻き込まれて除去されてしまいました。あまり活躍しませんでしませんでしたねぇ。
そしてソ連軍は勝利条件を阻止すべく、最後の布陣を行いました。
HMG4-4-7が最後方の建物へ。三つ残っている元気な4-4-7予が、その防御を行います。一番奥のHMG4-4-7がいる建物さえ守れば、ソ連軍の勝ちなのです。予定が狂ったのはHMG4-4-7へ合流するつもりだった9-1。PINになって手前の蛸壺で止まってしまいました。他の混乱している分隊も、ドイツ軍の前進を阻むことが可能なので、居座っています。
ソ連軍は先の通りにHMG4-4-7がいる建物だけを守るつもりでしたので、他の地点ではドイツ軍の前進を阻むことはしませんでした。
すると、不思議なことにドイツ軍は大胆な突撃を行って来ません。建物を占領するためには、MMCが必要なので展開させ、その数を増やすこともしません。
おかしいな、とは思いつつドイツ軍の突撃まで終わりました。上の写真です。CCは白兵戦になっているヘクス。
「ねえ、O6に誰か入った? それからU5(HMG4-4-7がいる)とS6はどうやって占領するの?」と聞いてみました。すると、勝利条件を勘違いしていたらしく、「ソ連軍をいなくすればいいのでは?」と。シナリオカードと勝利条件のルールを確認すると、やはり私の解釈で間違っていませんでした。
ですから、白兵戦の解決をしないでゲーム終了の写真を撮りました。
ASLには厳密な定義がありますので、分からないことはお互いに確認しながら対戦を進めて行くべきですね。
これの後に、AP41『THE MEAT GRINDER』を同じ組み合わせで対戦しました。
私は攻撃側のドイツ軍を担当し、ジョージが防御側のソ連軍を担当しました。
私のテーマは「次回は何時になるのか分からないから速攻で勝負を決める」でした。ジョージ当人は記録を取って続けるつもりでしたが、最近はなかなか会えないので、何ヶ月も結末の見えない戦いを抱えるのは勘弁して欲しいのでした。
そこで配置を見て、ソ連軍の弱点を発見。一気にそこを突くことにして、超早打ちを仕掛けました。
1ターンは、それでもソ連軍のDRと遅滞戦術にハマって先へは進めませんでした。
ところが、2ターンの途中で、ソ連軍が制限付き砲塔なのにハッチを空けていまして。これは主砲などは撃てないのでは?とルールを確認していたところ。ジョージもそれに気が付いて「OH!やってしまいましたー!」と。
目出度く2ターンで終了となりました。時間もなかったので丁度いい終わり方でした。
さて、ASLリーグが決まってからASLを6戦続けました。それで1つの負け以外は全て勝っています。負けた対戦も兵力を間違えるなどと、ノーコンテストに近いモノだけです。
こんなに調子がいいなんて、リーグの本戦が始まったら連敗しそうでやな感じぃー、と内心思っています。

 

拍手[0回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

[04/28 yb-tommy]
[03/26 yagi]
[03/25 Wilandor]
[02/24 yagi]
[02/24 yagi]
[02/24 少将]
[02/24 軍曹亭!]
[02/19 yagi]
[02/16 西新宿鮫]
[01/28 yagi]

最新TB

プロフィール

HN:
yagi1964
性別:
男性

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析

フリーエリア