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2024-11-24 06:04

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2009-08-30 18:21

千葉会の最後もガチンコASL

千葉会でPONTAさんと私・yagiが対戦したASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』をアップします。
最近、ASLに縁がありませんでしたが、今月立て続けにこのシナリオを対戦することとなりました。
対戦の詳細は以下にあります。
http://tibaclub.blog.shinobi.jp/Entry/60/
今回の対戦と比較しながらと送りましょう。
陣営はフィンランド軍をPONTAさん、ソ連軍を私・yagiが担当しました。

写真はセットアップが終わったところ。今回の対戦が左、前回が右です。以降、同じように写真を合わせて行きます。
前回との違いです。からLOSがないため、ここのLMG4-4-7は右翼の2階へと布陣させています。マップが新しいモノと古いモノでは、建物の大きさや形が若干違うのです。前回でルセロさんに抜かれた右翼を強化しています。
他は概ね同じ布陣ですね。ちょっと左翼が弱いように思いますが。HIPはH列の0と10です。簡単に言って、両翼を閉鎖する位置ですね。前回は右翼の一方へ寄せましたが、PONTAさんがそれを知っていることは十分有り得ましたし、考えている内に面倒になりまして。奇策はやめて順当なHIPにしておきました。
それとの本当の狙いは、フィンランド軍が本気で突進してくると、まで辿り着いてしまいます。それの阻止です。ちなみに、このソ連軍を見たどらさんは「固めている右を抜きたいな」と言っていました。やりかねないので、おっかねー。
フィンランド軍の配置も、まあこんなモノ。
後で気がつきましたが、にはMMG6-4-8と8-0指揮官がいました。指揮官は萎縮を避けるためを目的としていましたが、フィンランド軍は萎縮しませんので必要ありませんでした。
「天気のいい日はSLG」でも、このシナリオを対戦していました。
http://taku9113.exblog.jp/12211302/
余計なお節介でしょうが、気になった部分を挙げて行きます。

この配置でも、同じように指揮官が3階へ置かれていますね。
このソ連軍の布陣は大変危険でした。それは二つあります。
一つ目はにLMGを送れば、ソ連軍の前衛・左翼3個分隊は遮断されてしまい、後退が危険になりました。そして、そのヘクスへフィンランド軍が部隊を送るのは、それほど難しいことではありません。
二つ目はフィンランド軍が気合とちょっとした幸運さえあれば、へもこのターンに部隊を送ることは可能なのです。そうすれば、ソ連軍の左翼・3個分隊も後退できません。手順さえちゃんと組み立てられれば、危険度は少なく、成功確率も高かったです。
この二つが成功すれば、ソ連軍は1ターンの時点で6個分隊を後退不可能にされてしまいました。
リプレイへと戻ります。

写真が1ターンのフィンランド軍移動フェイズが終わった時点です。
前回との違いが大きいもので二つ、細かいところでも二つあります。
大きい一つ目は、ソ連軍の後衛部隊が射撃を行っています。の部隊です。前回では撃たせてくれませんでした。
二つ目は前衛のの2個分隊が混乱していません。これは「根性撃ち」するまでに、追い込まれなかったのです。
細かい一つ目は、変なヘクスにPINがあります()。私もしばらく思い出せなかったのですが、これはソ連軍の狙撃兵がフィンランド軍の狙撃兵をPINさせたのです。
細かい二つ目は、フィンランド軍の準備射撃が当たらなかったこと。前回はで混乱&ELR落ち、そしてコミッサールに撃ち殺されたのです。しかし、今回は効果がありませんでした。狙いは悪くなかったのですが。
ちなみに、今回の対戦でソ連軍の右翼が撃っていません。これは撃つ必要がなかったのです。それまでの射撃でフィンランド軍の前進を止められていましたから。

こちらが1ターンのフィンランド軍が終わったところ。
失った部隊をマップの脇に並べているのは、いつもと同じです。ここまででは前回も今回も同じ損害です。
しかし、違うのはDM(混乱)している部隊数。青円内がフィンランド軍の混乱した部隊。前回とは大幅にDMが多いのが分かります。赤円内がソ連軍の混乱。フィンランド軍の前進射撃にやられちゃいました。確率的には大丈夫で、白兵戦上等だったんですけど。
この時点で気がついた私の失敗。Aの4-4-7が退路を撃てれてしまうのです。2-4-8のHSでも‐DRMは怖いです。

1ターンのソ連軍が終わり、1ターン全体が終わったところです。
ソ連軍はで勝負にでました。3階にいるフィンランド軍MMG6-4-8が鬱陶しいので、周辺の4-4-7がまとめて射撃を撃ち込んだのです。これが当たり、MMG6-4-8は混乱しました。これで随分楽になりました。
懸念のはダッシュが成功し、主戦線へ合流。残りの部隊も、若干の配置転換を行いました。
しかし、ここでこの布陣にミス発覚。にフィンランド軍取り付くと、WAを取られる危険があったのです。そうなると、退路を絶たれる部隊が出てきます。ちょっと弱っていました。

「天気のいい日はSLG」での1ターン終了時も見ておきましょう。
フィンランド軍は上手く寄せています。損害も少ないようですし、前進も滞っていませんから。ソ連軍の撤退は、やはり危険。ソ連軍の左翼はへの前進を阻止できないため、完全に逃げ場を失ってしまいます。フィンランド軍としては、へ前進すれば、ソ連軍右翼前衛は詰んでしまいます。
あまり知られていませんが、隠蔽のスタックへ前進射撃でフィンランド軍の6-4-8が撃ち込むと3火力を発揮できます。これが3個あれば9火力。+2DRMがあったとしても、結構嫌な数字です。
の2階へLMGを上げれば、この道路を遮断できます。これで、一番右のユニットは退路を制限されます。

ソ連軍の懸念をよそに、フィンランド軍は攻撃を行っています。
写真は2ターンのフィンランド軍移動終了時。もしかすると、ソ連軍の防御射撃を終えた時点かも知れません。
前回はここでルセロさんは、一気に攻撃を集中しました。錬度の劣るPONTAさんでは、そこまで切り替えはできません。兵力の足りないソ連軍から見て右翼では、安全な前進に留めています。これはこれで仕方ないのですが、安全を優先していると勝てません。左翼でも同じように慎重。それでも、一部で突進を行っています。
しかし、それは混乱して退路がない危険なモノ()。実際、このHSは混乱して捕虜になってしまいました。

2ターンのフィンランド軍終了時。
ここから以前の対戦と比べることは止めます。あまりにも状況が違ってくるからです。やはりフィンランド軍のHSは捕虜になっています。ソ連軍は展開できませんが、捕虜を得た際にそれが可能となります。そこで4-4-7を2-3-7の二つに展開させました。攻撃側として兵力の集中もありませんし、ギャンブルもありません。勝負をかけるなら、ここでソ連軍の守る石垣へ突撃させる気概が必要でした。全部でなくとも、一部でも。

2ターンのソ連軍が終わり、2ターン全体が終わったところです。
ソ連軍は中央から左翼で撤収を行いました。それらは8-1+MMG4-4-7と7-0+LMG4-4-7です。他の4-4-7とHSは前線に残って時間稼ぎを狙いました。写真を切り取り過ぎてMGが入っていません。それでも、このスタックが封鎖しているラインを、それぞれ示しておきます。右翼も一部で布陣を後退させます()。中央から左で後退しているので、もっと下げるべきだったかも知れません。それでも、ソ連軍の大規模な崩壊とフィンランド軍の突進は見込めないと判断しました。危ないんですけどね。こう言った中途半端な布陣は。一気に抜かれて、後手後手に回ることもあるんです。
一部、混乱しているユニットも見えますね。これはフィンランド軍の射撃が当たったのでしょう。詳しく覚えていませんが。

「天気のいい日はSLG」での2ターン終了時も見てましょう。
うん、ソ連軍は詰んでいますね。中央から左で1個しか健全な部隊が残っていません。これでは、この1個が1個か多くても2個を阻止できるだけで、フィンランド軍全体を止めることはできません。HIPが左に集中していない限り…。いや、していたって、よっぽどのことがない限り、阻止できないでしょう。MMGのLOFがずーっと回ったりしたら別ですけど。悪い事態では、DRも悪くなるものです。この図でルールの間違いを発見しました。フィンランド軍に8-3-8が見えます。これは出て来れないのです。恐らく6-4-8が戦渦でクラス上昇したのでしょう。しかし、6-4-8はクラス上昇はしないでfanatic(戦意高揚)になるのです。初めての頃に間違い易いところです。
これ以上、「天気のいい日はSLG」の対戦に触れるのを止めておきます。後は、フィンランド軍が突っ走って、ソ連軍は一部で抵抗に成功しますが、押し切られているからです。
このシナリオでは両方とも難しいです。ソ連軍は一瞬の組み立てミスで崩されてお手上げになりますし、フィンランド軍は慎重に大胆にと寄せる組み立てが、これまた難しい。この対戦では、両プレイヤーともに慣れてなく、そう言った場合は攻撃側に優位へと傾き易いのです。それが如実に出た対戦と言えます。
次回は立場を入れ替えての対戦を予定していると聞きます。その様子が楽しみです。

3ターンのフィンランド軍終了時です。
フィンランド軍はソ連軍の読み通りに、V列の石垣を一部で越えただけです。ソ連軍の右翼は頑強なので、そちらには攻撃の手を回していません。ソ連軍としては、石垣全体が崩されるかと思っていましたが、PINで耐えている地点もあります。
さて、フィンランド軍の攻撃正面を青で示しました。この狭さでは、ソ連軍に脅威を与えることはできません。もっと攻撃正面を広げて行って、ソ連軍に戦線を伸ばさせて、弱体な地点を突破する。こう言った作戦、いやイメージでもいい。これを持っていないと、このシナリオでは勝てません。
攻撃正面を増やすと言うのは、作戦級のゲームとも共通します。サッカーでも「スペースを使う」と聞きますね。それにもよく似ています。

あらー、見事にピンボケだ。
ソ連軍は右翼でも撤収を開始します。1個4-4-7を捨てがまりとして残し、それ以外は一気に下げました。
8-1+MMG4-4-7もエッチラオッチラと重いMMGを引っ張りつつ後退。このMMGは以前にHIPで後方へ配置していました。それでは、滅多に撃つ機会がなく、今では8-1とスタックさせて最初から撃てる位置へ置いて、後退させています。こっちの方が有効と判断しています。

あらら、4ターンの写真もないや。あるのは、4ターンの白兵戦でソ連軍がピンゾロを出して、フィンランド軍のヒーロー+9-0指揮官+6-4-8を一気に壊滅させた写真だけです。このR2の白兵戦で、フィンランド軍はヒーロー+9-0指揮官+6-4-8:7-0+LMG4-4-7≒3:2がDR7。ソ連軍はピンゾロを出した瞬間に指揮官誕生を行い7-0が現れ、それでオッズ自体も変化。ソ連軍は1:2のピンゾロなんで、フィンランド軍スタックを丸々除去し、浸透で1ヘクス隣へ逃げました。フィンランド軍の攻撃は損耗で無作為選択したところ、誕生した7-0が除去されてしまいました。
この写真を見ても、フィンランド軍はソ連軍の戦線を崩していません。R3のHSが先頭ですね。他は道路を越えていません。これも青で到達ラインを示しておきましょう。

5ターン終了時になります。
この時点でフィンランド軍は詰んでいます。盤外突破が不可能だからです。
多分、詰んでいたのは3か4ターンだったでしょう。それでも、PONTAさんが戦意を失わないので、黙って続けていました。
フィンランド軍の到達ラインを示しておきます。ソ連軍は後衛を残しつつ後退を続けています。
火力のある8-1+MMG4-4-7と7-0+LMG4-4-7、それにLMG4-4-7が、援護すべく一歩先に後退しています。

6ターン終了時点。
フィンランド軍の寄せ手は狭く、兵力不足に陥っています。それでも墓地を突進しています。
ソ連軍も油断することはせず、防衛ラインを引いています。私は人には優しいけど、ゲームには厳しいんです。

ゲーム的にはこのターンで終わりでしたが、バランスを採用し8ターンまでやることにしました。7ターンにフィンランド軍は中央へ集中して、突破を目指しました。現実問題として、盤外へと到達できるのは、中央の青円内だけです。
7ターンのソ連軍に突風が吹きます。そして煙が一時的に消えました。
ソ連軍の対応は突破の可能性が一番高い、8-0+6-4-8へ射撃を行い包囲をしました。こうすることにより、移動に余計なコストをかけさせました。その射撃が当たり、8-0指揮官が混乱してしまいました。この指揮官を逃さぬように、移動をしました。そして万が一、風の変化も有り得、煙のたなびく向きが変わることも考慮し布陣しました。

それがこちらの写真です。
結局、風の変化はありませんでした。この時点でフィンランド軍に盤外へ脱出できるユニットがないため終了となりました。
さて、この布陣の狙いを紹介しておきます。
ソ連軍の左翼Aにより、ここを抜けることはできません。マップを良く見ると、Bで建物がヘクス辺に接触しています。これで迂回ができないため、Cの二つが閉鎖すれば他の経路をフィンランド軍が使っても、移動力が掛かり過ぎるためアウト。風が変化しても、LMG4-4-7の真横を抜ける必要がありました。そして、その後方にも4-4-7が待っています。ソ連軍も自軍の脱出を計算すれば、もっと確実な勝利になっていたでしょう。正直面倒臭くて。まあ、勝てるからいいかと、この布陣にしておきました。ここらが私の弱いところでしょうか。


 

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2009-08-26 22:08

『第七十一回千葉会の報告』日曜日版 その1

続いて日曜日を報告します。


八月二十三日(日)

参加者は18名+1。
プレイされたゲームは以下の通り。
COA『LEE TAKE COMMAND』
エポック『日露戦争』×2
エポック『失われた勝利』
GJ『文禄 朝鮮の役』×3
CMJ『アラスの反撃』×3
CMJ『スモレンスク攻防戦』×2
ツクダ『プロレス』×嫌になる程たくさん
ASLは4タイトル、6ゲーム。
J1『URBAN GUERILLAS』×2
AP11『SWAMP CATS』
U31『THE FRONT IN FLAMES』×2
ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』
以上でした。



写真は日曜日の一番盛り上がった時点、昼過ぎの全景。会場が真四角に近く、上手いこと全部の対戦を一枚に撮ることはできませんでした。魚眼レンズでもあれば別ですが、携帯カメラではこんなモノでしょう。
机の並びを説明しておきますね。
会場には三列で机が並べてありました。最初に到着したASL組が一番奥の列を押さえ、次は南北戦争組が一番手前の列。そして組み合わせの決まってなかった作戦級組が真ん中の列と手前の一部を占有して使いました。
写真で一番大きく写っているのがASL組のふるきゅさんとその相手のザハさん。ふるきゅさんはアストロボーイのTシャツがお気に入りのようで、この日は黒のモノを着用。別の日には色の違ったモノの着ていました。ザハさんは夏らしく白の半袖。
その向こうがやはりASL組のルセロさんとホンキチさん。ルセロさんの隣にはヤーボ君が睨みを効かせています。
黒Tシャツの手前にチラリと写っているのがASL組の私とPONTAさん卓。しかし、私はカメラマンしてるし、相手のPONTAさんはザハさんの隣を高速移動中。
ASL組の右が会場での真ん中の列になりまして、手前には山崎さん@ひこにゃんがエポック『日露戦争』を並べています。その向こうは、この角度ではわかりませんがエポック『失われた勝利』を対戦中の断鉄さんとKBさん。
一番右上の隅にチラリと写っているのが南北戦争組。でも当人達は写ってませんね。この列が会場での一番手前で、この隣にももう一つ机があります。そこではmitsuさんとDASRAICHさんの『スモレンスク攻防戦』。
千葉会では事前に対戦の予定が決まることは少ないです。例えば、この日で言えば南北戦争組とASL組の一対戦しか組まれていませんでした。
掲示板では、そうですねぇ。10人くらいは参加が見込めたんです。ですから、ASL組も一対戦で一卓を占有していますが、ASL組がちょっと分け合えば、一卓は空けることは可能でした。いざとなれば、先生の机も使用可能ですし。



こちらが昼前の様子です。
ASL組が対戦の始まっています。作戦級組の出足が遅れていて、mitsuさんとMMさんがプロレス中。



同じ時間の角度を変えてみました。
後ろ姿は南北戦争組のかみさん。見えていませんが、その向かいにはたかさわさんがいます。中央にはASL組を睥睨するどらさんに、mitsuさんとMMさんのプロレスだってばよ。それをsawadaさんが観戦中。
撮り忘れていたので、プロレスの写真はありません。あっ、動画は撮ってあるわ。
http://www.youtube.com/watch?v=jCdyDgAxL0E
この日はちはら会のmitsuさんが、ちはら会のmitsuさんが
、ちはら会のmitsuさんが、プロレスを持ち込みましてね。ヒマそうな人間を捕まえては、対戦を迫っていました。
我々の世代ではプロレスはストライク。みんな好きだったりするんですよ。
最初のフォールでスリーカウントが入ったりすると、「これは地方巡業だからいいんです」「売り興業はこんなモノです」byMMさんとか。「金返せコールが湧き起こるよ」「新日本の地方興業の生放送では、良くある展開だね」byかみさん。「猪木も早く帰って休まないと」「外人選手はこれから六本木に繰り出すんだよ」by私・yagi。などなど、横で様子を聞いている人間から楽しげな突っ込みが入っていました。


ランチ中のザハさんとふるきゅさん。後ろには山崎さんの差し入れをいただく二人。多分、断鉄さんと山崎さん本人。
一先ず、プロレスが終わり空いている机を昼ご飯用に使っています。作戦級組の皆さんは、本当に出遅れっす。
あー、プロレスの前にはハガキゲームで一盛り上がりしてました。ASL組のルセロさんを捕まえ二戦。それからmitsuさんと私。私が拡大コピーして自作しているのを見たら、mitsuさんの「ハガキゲームで先を越されるとは!」と悔しそうなこと。ふっふっふっ、付録ユニットを待っていた己が定めよ。
何のこっちゃ。


こちらの写真が対戦の記録をした黒板。
18名もいると対戦数が多くなりますね。ASL組も多かったし。
右隅にASLリーグの参加者を書いてあります。これはウォーゲーマーのウォーゲーマーによるウォーゲーマーのための、SNS・MastAttackで開催予定のリーグ戦です。
札幌の我が戦友・今日も6ゾロさんが提唱しました。もつかれ様です。
千葉会では私・yagi、ルセロさん、ザハさん、ふるきゅさん、MMさん、ホンキチさん、そしてPONTAさんが参戦予定です。後ろの3名は対面のみですが、それでも対戦の組み合わせを増やすべく参加を表明してくれました。
どうなるかわかりませんが、皆さん頑張って行こー!

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2009-08-26 22:03

『第七十一回千葉会の報告』日曜日版 その2

この日の作戦級ゲームは沢山対戦されていたんですよ。
でも、私が自分の対戦で忙しく写真を撮り忘れてしまったです。どうもすみませんでした。
CMJ『スモレンスク攻防戦』

こちらはコマンドマガジンの名作で少し前の定番になっていた『スモレンスク攻防戦』です。
sawadaさんとDASRAICHさんの対戦。
この対戦前にはエポック『日露戦争』を同じ組み合わせで対戦されていました。
DASRAICHさんとは随分重い方を相手にしていますね。
日露ではsawada・ロシア軍をDASRAICH・日本軍が崩壊へと追い込んでいました。途中をチラリと覗いたところ、さすがDASRAICHさんでつけ込めるスキはありませんでした。
こちらのスモレンは気がつかない内に対戦が終わっていました。対戦記録をしていた黒板にも結果はありませんし。
日露は先の昼過ぎの全景で山崎さんが並べていましたから、他にも対戦は組まれた模様です。詳細は不明ですが。
スモレンもこの対戦後に、DASRAICHさんへmitsuさんが挑んでいました。同じく詳細は不明ですが。
まあ、スモレンの二回戦はmitsuさんがちはら会のブログで報告あるでしょうから、そちらを待ちましょう。
http://chiharakai2005.at.webry.info/


JWC賛歌

日露にしろスモレンにしろ、作戦級の基本が学べるいいゲームです。
JWCで再販が予定されており、その考えに「JWCは、ウォーゲームを再びプレイしてみたいと思う「復帰組」の皆さんを応援しています。しばらくこのホビーから離れていた人でも迷い悩むことのないよう、定番タイトルの安定供給、ルールの疑問などに対する対応、そして対戦者やサークルなどの情報提供に努めています。」に深く賛同します。
http://wargame-classics.jp/
以前から、エポッククラシックは、いつでも手に入れられるようにあるべきと思っていたので、コマンドマガジンで企画が発表され「同じこと考えるんだなぁー」と感動さえ覚えました。
さて、JWCに対戦者募集のページがありまして。
http://wargame-classics.jp/play.html
未だに、二名しか…。しかも、サークルとしてどこも名乗りを上げていません。
ここは毎月日露の千葉会ですから、一番乗りを目指しましょうか。


ついでに余談を続けます。
コマンドマガジンでは「初心者向けSLG基礎講座」も公開されています。
http://commandmagazine.jp/beginner/pdf/beginner001.pdf
実は、コミックマーケットに参加していると、10~20代の若い方や昔にウォーゲームを好きだった方が寄って行くことがありました。その際に、ウォーゲームの現状やそもそもウォーゲーム自体の説明に困ることがあったのです。狭いブースの前で立ち話もイケませんからねぇ。
そこで自分なりに説明文を作ろうと思ってみましたが、これが手間が多くてチットも進みません。
さて、どうしようか悩んでいたところ、「初心者向けSLG基礎講座」が公開されまして。これをコマンドマガジンの許可を取ってから、配るつもりでいました。落ちちゃって夢の向こうになりましたが。
こう言ったコマンドマガジンの姿勢には、大変共感できます。心からビジネス的な成功を祈っています。
あっ、言っておきますね。JWCのゲームなら千葉会のメンツはいつでもOKだぜ。事前に連絡を入れてもらえれば、なお可ではありますが。


エポック『失われた勝利』
余談はここまで千葉会の報告へ戻ります。
こちらがエポック『失われた勝利』、対戦は先月に引き続き断鉄さんとKBさんでした。
傑作ではありますが、JWCには入っていません。難易度が高いですからね。そう言えば『朝鮮戦争』も入ってません。売れないからかなぁ。いいゲームなんだけど。
『失われた勝利』に戻ります。陣営は断鉄さんがドイツ軍、KBさんが何時も通りにソ連軍。
断鉄・ドイツ軍は北部へ装甲軍団を集中させ、突破を行いました。
レニングラードを10月に陥落させ、モスクワも11月の凍結で占領。今回も天候に恵まれたドイツ軍だった模様です。
いいゲームなんですが、天候の振れが大きいように思います。
そんなこと言ったら、バルバロッサをテーマにしたゲームはみんなそうなんですけどね。


COA『LEE TAKE COMMAND』

たかさわさんとかみさんのCOA『LEE TAKE COMMAND』です。えー、箱を見てゲーム名を確認したんですが、たかさわさんのブログでは『AFTER THE NORTH ANNA』となっていました。
http://gameape.exblog.jp/
これはたかさわさんが嘘を教えた…、のでは当然なく。COA『LEE TAKE COMMAND』のマップを使って、サポート誌に掲載されたシナリオ?ゲーム?を対戦されたらしい。
だって、ユニットも新しいモノが必要ですから、シナリオというよりゲームと言った方が正しいんでしょう。
いつ見てもクラッシュ・オブ・アームのマップは趣があります。
ゲーム的には半島戦役を扱った『LEE TAKE COMMAND』から、2年後の戦闘になります。
この頃にはマップの中央、ちょうど手の先くらいは、戦いで荒れ放題になっていました。騎兵が必要な牧草もなく、馬は馬肉として処分されてしまっていました(byたかさわさん談)。
糧食の少ない状況は南部全体にも言えることでした。それでも南部の人間は勝利を疑ってなく、北部の軟弱者に鉄槌を喰らわせると信じていました。
その信念を打ち砕いたのがシャーマンの海への競争。じゃない、それはWWⅠだ。海への進軍で詳しくはウィキディアを見てちょ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%80%B2%E8%BB%8D
この辺りが南北戦争と太平洋戦争が、良く似ていると常々思っています。

こちらが戦闘の後で両軍が混乱しているところ。
似たような写真がたかさわさんのところにありますね。全てではなくとも、南軍のスタックが河川の屈曲部を伺っているのは同じですね。
たかさわさんのブログによるとご本人が惨敗を喫したそうで。
なかなかテクニックとしっかりした作戦の必要なゲームなので、やって見て勝つのは大変みたいです。
さてさて、たかさわさんは千葉会で見かけたゲームを写真に取っていて、それをアップしています。
ありがた屋ですね。
私が撮り忘れたGJ『文禄朝鮮の役』と『ザ・プロレス』もあります。興味のある方は是非どうぞ、です。

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2009-08-26 21:57

『第七十一回千葉会の報告』日曜日版 その3

しばらく沈静化していたASLの対戦が、久方ぶりに花盛りとなりました。
4タイトルで6ゲームですからね。しかも大きいシナリオが多くてこの数です。

写真は会場の一番奥を占有するASL組。
一番左がPONTAさんとy.nakanoさんのU31『THE FRONT IN FLAMES』、真中がふるきゅさんとザハさんのAP11『SWAMP CATS』、右がルセロさんとホンキチさんのJ1『URBAN GUERILLAS』。
それぞれセットアップ中。
もしかすると、U31『THE FRONT IN FLAMES』は小さいシナリオなので、対戦が始まっているかも知れません。

それぞれをアップにして行きます。
こちらがU31『THE FRONT IN FLAMES』。やっぱり対戦は始まっていたようです。
これが『SWAMP CATS』。ふるきゅさんお手製マップです。
ぼっぼくも欲しいんだな。

最後がJ1『URBAN GUERILLAS』。
ホンキチさんがSKからスタンダード、しかもAFVを希望しているので、このシナリオを選びました。

続きまして、それぞれ1ターンに進んだところです。
U31『THE FRONT IN FLAMES』です。
PONTAさんが考え中。
このターン以降は写真を撮っていません。だって忙しかったんだもん。
さて、この組み合わせで二連戦していました。
立場を入れ替えたものの結果はy.nakanoさんが連勝。各所でこなしているスキルの違いが出たようです。
y.nakanoさんは昼頃に早々退散。午前中で合理的にASLして行きました。
この後、PONTAさんは私とASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』。
はい、またです。また熱く別口で送りますで、ちょっと待ってください。

『SWAMP CATS』は1ターンに入っているのかな。
これが一番大きいシナリオですから、セットアップにも時間を食います。でも、ソ連軍が動いてないので、セットアップが終わったところですね。
結果的にはザハさんの勝利で終わっていた模様です。
ふるきゅさんいわく、「パンテルは主砲が壊れるわ、ヤーボの爆弾は命中するわでお手上げ」だったそうです。確かに、最初から6ゾロを連発してましたね。
そうそう、この対戦では「インテンシブ・コール!」が鳴り響きました。
主砲を壊すことで他を寄せ付けないふるきゅさん。
うっかり「インテンシブ…?」と悩んでいるのを聞きつけると、ASL組が集合。
私が音頭を取り、「ふるきゅさんのいいトコ見てみたい!そーれインテンシブ!インテンシブ!!」の大合唱。
そこであっさり良い目を出して命中したもんだから、「なーんだ、つまんないの」「空気嫁よ」などブーイング。
酷いセリフですが、現場では大変面白い、そして千葉会的な風景でした。

J1『URBAN GUERILLAS』の1ターンですね。
この対戦はホンキチさんの金星。
ルセロさんいわく「どらさんに負けた!」と。
でも、このシナリオでドイツ軍受け持ち、88のHIPしているところにパルチザンのヒーローが現れて。パンテルもあっさり撃破。パンツァー・ファストを命中させると損耗、と。
これだけツキに見捨てられると勝ち目は薄いですね。
雪辱に燃えるルセロさんは、すぐに立場を入れ替えての対戦を要求。早速、二回戦の対戦へと突入していました。
今回は順当にルセロさんが勝っていましたね。
それでも丁寧にルセロさんはAFVについてインストしてました。
結構大変なんですよ。教えること多くて。


 

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2009-08-26 15:52

『第七十一回千葉会の報告』土曜日版 その1

先週末に行われた千葉会の報告をいたします。まずは土曜日から。

八月二十三日(土)
参加者は8名。
プレイされたゲームは以下の通り。
CMJ/エポック『装甲擲弾兵』×2
 シナリオ2『カーンの逆襲』
 シナリオ3『サン・メグエブリーズ』
CMJ『アラスの反撃』
エポック『日露戦争』×2
SPI『LENINGRAD』
GJ『信長最大の危機』
AH『UPFRONT』×3
 シナリオ1
この日は不思議とASLの対戦が組まれませんでした。大丈夫か千葉会?

写真は会場の全景。
右手前にはsawadaさんとstrtakeshiさんの『日露戦争』卓、その左にはMMさんとKBさんのミニ作戦級卓でこの時は『アラスの反撃』を対戦中。そして一番奥がへぼへぼ6+1さんと寿さんの戦術級卓。へぼへぼ6+1さんの脇からマップが見えます。ということは『装甲擲弾兵』を対戦中かと。しかし、マップに青い色が見えるのは何故なんでしょう。あまり使う色ではないのですが。


『対戦の記録』
こちらの写真が対戦を記録していたホワイトボード。

会場が松戸市内でも、少々奥になる八柱のため、参加者は少なめでした。言っておきますが、幽霊話で有名な霊園が近くにあるから、皆さん後難を怖れた訳ではありませんからね。交通が不便だったり、予定が合わなかっただけですよ。念のため。
しかし、参加者は8名と少なめでしたが、ホワイトボードにあるよう対戦数は決して少ないものではありませんでした。ハガキゲームやミニゲームが多かったり、戦術級をし倒したり、定番のエポッククラシックでしたので対戦数を稼げたのですね。だからどうだと言われても( ̄▽ ̄;)ですが。


『秋田物産展』

いや、物産展ではなく。秋田遠征から帰還した山崎さんのお土産各種です。
ネプタのハガキと団扇。それにししゃも燻製と貝の紐。二つとも、美味しゅうございました。ししゃも燻製は山崎さんの好意で、一袋持ち帰らせて貰いました。カミさんにも子yagiにも好評で、二人とも踊り食い。お父さんの株が高騰しました、とさ。
そうそう、ネプタの団扇やハガキには、ネプタの写真が印刷されているんですね。それが大きくて高さが20㍍あるんです。ええ、今話題の「お台場ガンダム」より大きい。
中はがらんどうとは言え、こんなモビルスーツが町中を爆走するんですから、秋田県の皆さんがどれくらい気合いを注いでいるかわかるって言うモノです。



『コミケ物産展』

こちはコミックマーケットの手土産、というより戦果?みたいな?
私が手に取ったモノを紹介しておきましょう。題名の違いは許してちょ。
「親衛隊写真集」:インターネットが普及した現在では、こう言った写真集は辛いんでしょうねぇ。海外に限らず各種のサイトには、戦場の写真がアップされていますから。それでも親衛隊は難しいのかな。
「僕らが育ったSF」:あるイベントでの対談の記録を文章にまとめたモノ。科学戦隊ガッチャマンやテッカマンの科学考証をした氏を、このまま埋もれさせるのは忍び難いと、イベントでの対談を催したのです。SFの同人誌を長く出版しているとか書いてありましたねぇ。SFに詳しい人間ならツボなんでしょうけど、上辺だけを撫でただけの私は、ざーっと目を通しただけでした。
「駆逐戦車」:同人誌にはありがちな内容でした。ドイツ軍が使った駆逐戦車の歴史を、WWⅡから戦後の西ドイツ時代まで追っています。各車輌の詳しいデータや細部の違いなどなく、マッタリと駆逐戦車を紹介してました。どの辺がマッタリかと言えば、駆逐戦車を軍服姿の萌え系が一言説明する、と。いや、いいんですよ。詳し過ぎると、最後まで読むのはシンドイし、駆逐戦車だけでは味気ないですからねぇ。でも二度は見ないかな。
「帆船」:なんちゅうかですねぇ。ちゃんと目を通してないから下手なことは言えんのですが、「これでいいんか?」という内容なんす。表紙がよさ気なんで、TOMへの差し入れにでもするかとめくったんですけどね。文字だらけなのはともかく、それが丸文字なのはいかがなのよ。それだけでも、跨いでしまう理由になりました。
「アニメ2009」:これもどこかのイベントでの対談をまとめたモノです。対談は編集が上手くないと、後で文章になると魅力が半減以下なんですよ。実際にイベントに参加したとか、話している当人を知っているとかしないと、読む方は辛いんです。当時の熱気が伝わりませんから。私は歳を取ってからアニメを見ることはなくなったんです。ところが娘の影響でハヤリのアニメを見る機会がありまして。ウェブ上では最新作でもアップされていたりしますから、探してマクロスFを全部見たりしたんですね。そのマクロスFがこの同人誌でも触れていたのですが、まあ簡単に言って「ウィキペギュアと一緒」。厳しい話しですが。他のアニメ自体は、よー知らんので斜め45度読みしておしまい。
これに関連して意見を少々。
私はウォーゲーム雑誌に掲載されている対談や鼎談は嫌いなんです。いくら上手く編集したとしても、実際に話された時の魅力には遠く及ばないから。
その人が持つ独特な口調、熱気、そして雰囲気。それらは文章では決して伝わらない。ですから、そういった記事を載せる際には、対談の一部を録画して、その動画の公開して欲しい。そうすれば、その人となりや会話の熱気が伝わり、文章になっても理解がしやすい、と。いかがでしょうか。



『ガンダムヒストリー』
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ヤフオクで高値と有名な噂のガンヒスです。
ちはら会で復帰し千葉会へ初参加した寿さんが持ち込みました。私は初めて見るんですよ。
全部切ってトレーに入れたら、フタが閉まらない状態。ツクダが出した『ジャブロー』『ア・バオア・クー』『ニュータイプ』の最終形態なので豪華。
ガンダムからガンダムZまでのモビルスーツを網羅しているため、その情報カードがとんでもない量。これを眺めるだけでも楽しそうです。どこかで似たようなモノを見たとルールブックをめくっていたら、デザイナーはタイガーⅠの岡田さん。そういえば、タイガーⅠシリーズでは車輌カードが盛りだくさんでした。『ジャブロー』はスコードリーダーのパクリ、『アバオアクー』はパンツァーブリッツのパクリ、『ニュータイプ』も確かスコードリーダーの亜流。そして『ガンダムヒストリー』はタイガーⅠの流れ、と当時の状況が想像できニヤケてしまいます。
ゲーム自体は簡単で面白い(以下寿さん談)。プロット方式で白兵戦が起きやすい特徴がある。いきなしプレイは無理でも、少しの練習でイケます。誰か勇者はいないかあ?

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