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2024-11-24 06:37

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2009-08-26 15:48

『第七十一回千葉会の報告』土曜日版 その2

『ハガキゲーム:アラスの反撃』

今回の一番の収穫はCMJ88号で同封されていた『アラスの反撃』です。いや、記事自体も面白かったし、付録ゲームも悪くはないんですよ。
でも、この『アラスの反撃』には、デザイナーの素晴らしいセンスを感じざるを得ないんです。もう、キタ―――――(゜∀゜)―――――――!!!おまけで、キタキタキタキタ―――――(゜゜  )(゜∀゜ )( ゜∀゜)( ゜∀゜)(  ゜゜)―――――――!!!というくらいですよ。写真はMMさんとsawadaさんの対戦。気が付いたらこの二人で4戦してました。
ではゲームの解説をばしましょう。
1940年5月21日に行われた連合軍による、ドイツ軍の進撃に対する反撃を扱っています。ハガキのサイズにマップ、カウンター×11個、それに裏にはルールブック。ユニットを自作する必要がありますが、次の号に入ることにもなってもいます。
基本的には『ドイツ戦車軍団』と同じシステム。移動と戦闘に回復があって、退却すると混乱しちゃうところなんてね。
秀逸な味付けがされており、それは「手順を選べる」「88ミリ砲」「ターンの進み具合」の三つ。
まず「手順を選べる」から紹介しましょう。ドイツ軍は移動⇒戦闘⇒回復、と手順が固定されいますが、連合軍はその三つをどの順番で行っていいんです。ですから、一般的な移動⇒戦闘⇒回復でもいいし、回復⇒戦闘⇒移動で、突出したドイツ軍の包囲を狙うことも可能。尚、戦闘を移動より前に行うと1シフト有利にできるので、戦果の拡大を狙えます。
続いて「88ミリ砲」は、連合軍の戦車旅団が攻撃を宣言した場合に、ドイツ軍はその攻撃を解決する前に8戦力の88ミリ砲による反撃を行えるのです。ですから、ドイツ軍は「ここぞ!」という場面で88ミリ砲を使い、戦車旅団を潰走させ、さらに不利な攻撃を解決させることにより、連合軍の戦列を崩すことが可能になっています。ルールでは「ドイツ軍は1回だけ」とありますが、これではゲーム中に1回か、ターンに1回かちょっとわかりません。まあ、これだけ強力なのでゲーム中に1回なのでしょう。
そして「ターンの進み具合」は、正確には「ロンメルのパニック」と記述されています。要は、ドイツ軍のユニットが退却したら1ターン、除去されたら3ターン進むのです。全8ターンですから2ユニット除去…。ドイツ軍は3ユニットしかないので、その時点でアウトでは?まあ、勝利条件は「ドイツ軍が西端からユニットを脱出させる」ですから、不可能ではありませんけど。ドイツ軍の攻撃がずーっと成功していたらターンは普通に進むだけで、連合軍の攻撃が成功を続けたらターンはどんどん進む、と。
後は、スタックなしとZOCで戦闘後前進は1ヘクスで止まる(歩兵は1、戦車は2)。アラスではサイの目に-1。移動で道路は0.5、河を越えるのに+1、その他は1。うむ、正に『ドイツ戦車軍団』と言っていいです。これさえ覚えたらプレイ可能っす。難点があるとすれば、ルールの文字が小さいこと。アラフォーよりアラフィーが近い身に取っては、読むのが辛いっす。私には眼鏡を外すという技を使えるからいいんですけどね。
とにかく、入手した方は拡大コピーして、やってみて下さいな。

こちらの写真を見てくださいな。こちらでは2倍に拡大済み。ドイツ軍は5PZと7PZ、それにTOT師団。連合軍は7RTRと5RTR、歩兵旅団は6と8。ただし、マップにはそう書かれていますがユニットは6しかありません。ふふふ、世界初のエラッタ指摘だせ。それにおフランスの歩兵旅団…じゃない歩兵師団が一つ。88砲のマーカー、オプションの7歩兵旅団、そしてターンマーカー。ターンマーカーが表にロンメルさんとドイツの国旗、裏に同じロンメルさんにイギリスの国旗。ロンメルさんがアフリカ時代なのは、いかがなモノなの、と首を捻っていたら、イギリス国旗にロンメルさんの組み合わせって、どうよ?まあイラスト入りだからいいのかな。
ちょっとした空き時間にお勧めなゲームです。この日の千葉会では、私・yagi、MMさん、sawadaさん、そしてKBさんとゲームし回し、10回以上はやってました。
翌日の日曜日にも、私がルセロさんとmitsuさんで対戦。
次の号でユニットが付くのを待っていたmitsuさんは、「ハガキゲームでちはら会が先を越されるとは…。」と無念の表情。私が「今年の国産ゲームで一番のできだ」と力説すれば、悔し気に「私はビスマルクなんです」と異論。対向意識ありありです。


SPI『TheNextWar』は夢の中
紆余曲折があったんですよ。夜なべして切り分けたユニットを忘れてしまつたり、ルールブックを読む度に投げ捨てパワーボムやらジャーマンスープレックスしたり、と。
まあ、ルールブックから文句を付けましょう。とにかく分かりづらいルールブックなんです。システム自体だって、滅多になしモノなのに、ルールの記述がこれでは難易度は高くなるのは当然です。「やっぱりHJだよ」と、ブツブツ文句を言っていたら、一通り読んでみると、そんなに酷くない。和訳の完成度はそれなりに高いのに、SPIの書き方が酷いんですわ。それに戦闘でサイの目修正があるのですが、これもルールブックに書いてあるのみ。一覧表になってないんですよ。いくつもあるのに、全部覚えろってか。
それにHJの和訳に有りがちなんですが、ルールブックを無理にひとまとめにするのは止めようよ。基本ルールと選択ルール、それにシナリオは元々の英文では三つになっているんですよ。それを一つにして、紙も分厚いから読み難いったらありゃしない。
そしてユニットがむやみやたらと多い。しかも部隊名がそれぞれ決まっているんです。例えば、対空ミサイルの部隊が沢山出て来るんですが、これにもいちいち所属番号やヘクス番号が書かれています。こんなもん、戦力が同じなら問題ないんですよ。それを、正直に選んでしまうと、とんでもない手間がかかるんです。で、とんでもない手間をかけてユニットを仕分けしたのに、それを忘れた日には父さん情けなくて涙が止まらんよ。
さて、文句と愚痴はここまで。
伝説の傑作SPI『TheNextWar』を熱く語りましょう。
今でもヤフオクでは高値らしいんですけど、どうなんでしょうね。一時期に比べるとオークションの値段は落ち着いていますし。このゲームを無理に入手しても、一人では手が出ないでしょうから。
私は若い頃に結構やった記憶があります。空軍のルールは至って簡単で白熱したことも。地上戦は何だかルールに振り回されていましたね。それに、ろくにルールを読んだ記憶はないので、多分仲間に誘われたんでしょうか。当時は熱に浮かさたように、デカイゲームをやっていましたし。
基本ルールは地上戦闘だけです。簡単に言って「戦闘の全てはオーバーラン」なんです。ユニットは20の移動力を持っていて、「平地は2、敵ZOCに入ると4、戦闘で4」と移動力を使って戦闘を解決。その戦闘に勝てれば移動を継続でき、残りの10で移動して行って、戦闘も行える、と。戦闘を解決したヘクスは「突破地域」になって、余分に移動力が掛かったり、疲労覚悟でさらに20まで移動力を追加できたり。
先に触れた通りに、戦闘でのサイの目修正がルールブックにしか記載されてません。これは厄介ですが、へぼへぼ6+1さんがチャートにしてくれる、と。おおお!やる気満々じゃん!
後の基本ルールには、補給と師団の展開と合身、それにユニットのモードくらいで、この辺は至って簡単。
選択ルールには、空軍、海軍、そして核兵器があります。
空軍は簡単、海軍はもうちょいと調べてみます。核兵器はですねぇ。ルールは簡単なんですが、はだしのゲン世代ですからねぇ。まあ、使うか使えるかわからないけど、ルールは把握しておきます。
この日はシナリオのユニットは忘れたんですけど、マーカー各種と雑多なユニットがあったんですよ。ですから、へぼへぼ6+1さんと私で「リヒテンシュタインは戦う」と勝手なシナリオを作ってやってみました。
ハンガリー師団がリヒテンシュタインへ攻撃をかけるというモノで、額面戦力が10のハンガリー師団なので額面戦力が1のリヒテンシュタイン義勇大隊を波状攻撃であっさり蹂躙。その後に、どこまで進めるか試してみました。
それから「縦深攻撃もあったんでねぇ?」と思い出して、そちらは移動力が通常の半分でいいんですが、戦力も半分になってしまう。しかし、リヒテンシュタイン義勇大隊は戦力1。半分でも5:1のオッズが立つから、確率的にら楽勝、と。
ところが、一度目の攻撃は成功したものの、二度目は失敗。リヒテンシュタイン攻略は頓挫となりました。
さて、『TheNextWar』の選択ルールの選択ルールに、政治動向があります。基本ルールで挫折仕掛けていて、チャートを眺めると、後の方にあるこのルールを目が行くんですね。
そこでネタはリヒテンシュタインルール。
ワルシャワ条約軍がリヒテンシュタインに隣接すると、サイコロを振り、それが1なら国王はカリフォルニアの牧場へ亡命しリヒテンシュタインは降伏します。2なら国王は抵抗は無駄だこ降伏。3~6では切手と民族的自尊心を守るため、義勇大隊を編成。この「切手を守るため」というのが、昔からの笑い話しになっているんです。翌日にたかさわさんも「切手のために戦うんですねぇ」と言っており、うっかり持っているかと勘違い。この有名なルールだけを知っているのでした。

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2009-08-26 15:46

『第七十一回千葉会の報告』土曜日版 その3

『装甲擲弾兵』
ガンヒスの夢は流れた寿さんでしたが、もう一つの希望ゲーム『装甲擲弾兵』は対戦できました。お相手はチャリで汗だくになりながら到着したへぼへぼ6+1さん。お疲れ様です。
写真はゲームが始まったところ。
マップといい、シナリオカードといいASLを眺めるみたいですね。シナリオは2『カーンの逆襲』。まるで、どこかのSF映画みたいな題名でした。

先程の拡大図。ドイツ戦車隊が大挙して前進中。さしずめ「パンツァーフォー!」と言ったところです。
それを進撃路の左右から迎え撃つイギリス軍。多分、6ポンド砲とかピアットとか。
へぼへぼ6+1さんはこの対戦のために、得意のサマリーを自作していました。チラリと覗きましたが、使い良さ気でしたね。

ちょっと進んで2ターン。
ドイツ軍はイギリス軍の戦線を随所で突破するものの、抵抗する歩兵の掃討に苦戦しています。そうそう、イギリス風味のシャーマンも頑張っていました。

マップの端まで突破に成功したドイツ軍ですが、勝利条件的には敗北。
すみません、詳しい内容を聞いていないので、勝敗しかわかりません。

今回は使い勝手がいいのでコマンドマガジンの再版を使用しています。寿さんはエポック版の『装甲擲弾兵』も持参していました。こちらの写真がエポック版。マップの色合いがアバンギャルドで、ユニットも数字のみ。
コマンドマガジン版はマップの色使いは落ち着いていて、ユニットも数字だけでなくイラスト入り。新しいだけあります。
ちなみに、エポック版は翌日現れたふるきゅさんとヤフオクで取引したモノ。世間は狭いです。
ゲームはへぼへぼ6+1さんはハマったらしく、続けて2戦目にも突入していました。シナリオは3の『サン・メグエブリーズ』。こちらは写真も何もありません。でもAH『THELONGESTDAY』で見かけた町なので覚えています。



AH『UP FRONT』
『装甲擲弾兵』を二連戦した後は戦術級ゲームのAH『UP FRONT』へと。
こちらはへぼへぼ6+1さんの得意なゲームなので、寿さんに教えながらの対戦でした。それでも簡単なシステムなので、すぐに覚えたらしく3戦されていました。
シナリオを聞くと1だと返事がありましてね。
チラリと覗いた際に、ドイツ軍、アメリカ軍、そしてソ連軍を見かけたので、不思議に思って聞くと、各国の部隊で入れ替え可能なのだそうです。なるほど。
『UP FRONT』はカードドリブンと言っても過言ではありません。カードがなければ、移動も射撃もできませんから。
戦術級のカードドリブンと言えば、WTMのミニチュアを使ったWTBが思い出されます。WTBが『UPFRONT』までは行かなくとも、『WINGOFWAR』ほどにも盛り上がりませんでした。それは戦術級でありながらも、不条理性を取り入れており、かと言って『タンクハンター』ほどそれは強烈でありません。
結果的に中途半端な印象だけが強調されてしまっていました。ミニチュアゲームは日本ではノウハウが少なく、作って仕上げるのは難しいのでしょう。
さて、『UPFRONT』はMMPで再版の噂がありましたけど、その後の情報を聞きません。カート・シリングさん、野球を引退したんだから、ウォーゲームにも力を入れてくれんかねぇ。

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2009-08-26 15:42

『第七十一回千葉会の報告』土曜日版 その4

『日露戦争』
千葉会の定番であるエポック『日露戦争』です。
今回は私・yagiと山崎さんが対戦しました。

写真は5ターン時点。途中か終了時かはわかりませんが。
私は6月にsawadaさん、その前は去年だか一昨年だかの山崎さんとの対戦以来。それでも千葉会で毎回対戦されている定番ですからね。覗くことが多々ありますので、ルールは大丈夫。戦略も何とかなる。問題は戦術というかテクニックに不安があり。まあ何とかなるだろうのノリですよ、ノリ。千葉会ではこれ重要。
前回の対戦では私がロシア軍だったので、今回は日本軍を担当させてもらいました。山崎さんがロシア軍。まあ一年振りの入れ替え戦と言えるでしょう。
5ターンの戦況は、山地を攻撃している第2軍は悪戦苦闘を続けています。日本軍が虎の子にしている騎兵旅団を、ロシア軍の反撃により喰われています。旅順方面の第3軍は、南山を一撃の元に攻略。ロシア軍に打撃を与えました。一旦は南山の西で遅滞戦術を行ったロシア軍でしたが、日本軍の7:1アタックでDE。抵抗を諦め旅順要塞へと篭り。満洲平原を目指す第1軍は、ロシア軍を後退させつつ営口まで進出。この営口で四次に渡る会戦が繰り広げられることになりました。写真の状況は日本軍の攻撃により営口が占領されたところ。第一次営口会戦終了時です。日本軍のスタックが突出しており(A)、ロシア軍は中立侵犯で包囲攻撃を行い、これを壊滅に追い込みました。これが第二次営口会戦。日本軍は突出して来たロシア軍スタックへ攻撃、これを撃退。さらに戦闘後前進でロシア軍の戦列へ割って入ります(第三次営口会戦)。戦列を乱されるのを嫌ったロシア軍が割って入って来た日本軍スタックへ反撃。またもや除去に成功(第四次営口会戦)。
ここで日本軍は4個師団を失い、営口会戦を断念。営口方面は助攻に留め、兵力を引き抜いて弱体していた他の箇所へ攻撃を指向。ロシア軍の後退を誘います。営口会戦は日本軍の敗北と言えます。営口自体は、ロシア軍に取っていつかは放棄すべき地点でした。日本軍に隙がなければ、反撃は行わなかったでしょう。私は山崎さんよりスキルで劣っているため、わざとリスキーな作戦を取りました。ロシア軍が反撃しても、オッズはせいぜい2:1。半分の確率で失敗する恐れがあり、そうなるとロシア軍の戦列は乱れて大変になる、と。しかし、その考えは甘くロシア軍は二度の攻撃を見事に成功させました。やれやれ、世の中思い通りに行かないモノですわ。

12ターン、ゲーム終了時になります。
旅順要塞の第3軍は28cm砲の到着を待ち、強襲を行いました。そのため、EXによる損害は最後に1回だけ。何ターンだったかな。8か9ターンでした。おかげで、第3軍の緒部隊は遼陽会戦に間に合いましたから。山地の第2軍は、悪戦苦闘が続きましたが、タイミング良く前進に成功。しかも、それが第1軍の遼陽接近と同じでしたから、影響は大きくなったのです。
さて、今回の日露戦争におけるクライマックスである遼陽会戦です。
営口会戦で大損害を被った第1軍でしたが、その後はジリジリとロシア軍を押し、遼陽へと接近しました。第2軍の山地突破が同時期だったため、その間のロシア軍スタックを両軍が協同して包囲に成功。すかさずロシア軍は反撃に転じ、突出していた日本軍スタックを血祭りに上げます。その反撃は失敗で、一時的に、包囲されたスタックへ補給を通すことに成功しましたが、日本軍の攻撃により反撃に参加したロシア軍部隊が丸々包囲の憂き目に。ロシア軍の救出も失敗し、先のスタックを合わせるとロシア軍はこの周辺で6個師団は壊滅したでしょうか。そして苦闘しつつ、遼陽の占領に成功します。
ロシア軍も最後の反撃を行いますが、成果なしで終わりました。
VPを計算すると68点。2点の不足で日本軍の負けとなりました。なあんだ、無理さえしなければ十分に勝てたんだ。
山崎さんも、ここまでの損害は経験ない程の激しい消耗戦でした。やっぱり日露戦争はいいなぁ。


『日露戦争』二回戦

sawadaさんが遅れて来るのは知っていたんですね。掲示板にありましたから。しかしstrtakeshiさんが来るとは知りませんでした。当日になり、予定が開いたので強行軍をしてくれたのでした。私が朝の内に確認した後で書き込みしてたんですね。
ちょうど私と山崎さんの対戦が終わりまして。
sawadaさんはハガキゲームを簡単に終わりーの。このsawadaさんとstrtakeshiさんの『日露戦争』対決となりました。
陣営はsawadaさんがロシア軍、strtakeshiさんが日本軍。
チラリチラリと覗いていましたが、strtakeshiさんが上手いこと寄せていました。
山地のロシア軍を崩し、遼陽も陥落。かなーりロシア軍は苦しいなぁ、と思っていました。
ところが、ロシア軍の反撃が当たり、日本軍を崩していまいまして。VP的に逆転してしまいます。
あら大変と気を入れて観戦したところ、日本軍が満洲鉄道の奥を遮断。これでお手上げになりました。
終盤が見応えのある対戦でした。


GJ『信長最大の危機』

午後にふらりと現れたKBさん。当然というか手ぶらであります。
久々にと、山崎さんとGJ『信長最大の危機』の対戦となりました。
二人とも練度が高く、最終的には泥試合になるそうです。
ところが、この日はあっさり終了。5ターンで信長側の惨敗でした。



余談の日露

私は以前ウェブにあった「そんなゲームやらずに日露やろうよ」というセリフが好きなんです。
これはあるサークルで若い衆がアニメのゲームを持ち出すと、ベテランの人間に言われたセリフです。この言った人間と言われた人間の両方の気持ちが分かるんです。
言った人間は、きっと昔からアニメのゲームで痛い目に会っていて、そんなゲームはゴメンだと。言われた人間は、やっと買ったゲームをそんな風に言われて、がっくりする、と。
今の私なら。いや、15年前の私でも言わなかったでしょうね。それで黙って相手はしたでしょうし、それなりの対戦はできたでしょう。
でも、30年前程の私にはできませんでした。正確には27~8年前かな。私が高校を卒業した頃に、ウォーゲームの会を立ち上げたことがあるんです。当時はサークルなんて言葉もありませんでしたね。
すると、予想外に子供がたくさん集まりまして。今考えれば、5~6下なんて同年代。でも18~9の私に取って12~3なんて子供なんですよ。しかも持ち寄るのがアニメゲームばっかり。私はスコードリーダーやら第三帝国、それにロンゲストデエイなんか。
ある時、彼らの内で手持ちぶたさにしていた二人組がいましてね。何持って来たの?『宇宙戦艦ヤマト』?じゃあそれやろうか、となったんですが。ええ、全く勝ち目のない方をやらされ。しかも、クスクス笑い付き。若い私は参ってしまいましたよ。
今ならそんなガキでも可愛くてしかたないんですがね。何せ、子yagiというガキを育てましたから。おむつの世話をしたら、世の中変わりましたよ。
そうそう、勝ち目がないと思ったのは、『宇宙戦艦ヤマト』でアステロイドベルトのシナリオなんですが、誰かヤマト側で勝ち方を知りませんかねぇ?
ヤマトより火力のあるガミラス艇が4隻。これをヤマト単独でどうやって突破するんでしょうか。

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2009-08-26 15:38

『第七十一回千葉会の報告』土曜日版 その5

SPI『LENINGRAD』

土曜日のトリを飾るのがSPI『LENINGRAD』です。

ハガキゲームで一笑いした後に、MMさんとKBさんが対戦していました。話しを聞けば、以前にこのゲームを対戦し、今回は立場を入れ替えての対戦になるそうです。陣営はMMさんがドイツ軍、KBさんがソ連軍を担当しました。
写真は3ターンの時点。ドイツ北方軍集団が国旗地帯を突破。リガまで占領しています。
PGGシステムと言われていますが、同じなのは強ZOCとオーバーラン、それにアントライドくらい。ソ連軍に司令部はありませんし、地形や同一師団の効果はシフトです。オーバーランを喰らっても混乱をしませんし。微妙に違うように思います。

ゲームは進んで8ターンの時点。
ドイツ軍はレニングラードの外周陣地へとたどり着いています。そこにはソ連軍の皆さんがいっぱい。ここからが大変なのです。

12ターンのゲーム終了時。
ドイツ軍のレニングラード攻略はなりませんでした。
二次に渡る強襲を行いましたが、ソ連軍の頑強な抵抗により、攻撃は失敗しました。攻撃は成功をしてはいたんですよ。でも、D2やD3くらいの結果では、部隊をすり潰して維持できてしまえるのです。
おかげで、レニングラードの一角すら占領できませんでした。
ドイツ軍を担当したMMさんいわく、「オレは良くやった方だと思います!」と力説していましたから、頑張ったんでしょう。

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2009-07-21 22:02

『第七十回千葉会の報告』 その4

最後に七月十八日(日)の報告です。
参加者は6名+1名。
プレイされたゲームは以下の通り。
サンセット『戦国大名』
ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』
ASL9『TO THE SQUARE』
この日は第4回TOM(The Old Musketeers)とも重なっており、参加者が少なめでした。
それに私がお仕事中だったので簡易版です。
写真は対戦の記録になります。少ないようですが、戦国大名は複数対戦された模様です。


サンセット『戦国大名』
午前中にASLを一勝負終えたあと、3名で戦国時代へ行ってました。
マップを全て使うには大きすぎるので、カラーコピーにしたものを使っています。
こちらは「近畿三国志」でしょうか。


ASL9『TO THE SQUARE』
ASL最強のどらさんが久々に登場&ASLを実際に対戦しています。
ゴメンなさい。体調不良で今回はここまで。
では来月。

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