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2024-11-24 06:33

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2009-06-24 18:07

『第六十九回千葉会の報告』その6

WG『HOLD THE LINE』
タッタカターン、タッタカターン、タッタタッタ、タッタンタン。
さてさて、ウォーゲームと言えるのかと意見もありますが、結構イケる『HOLD THE LINE』です。
moritaさんの「オマハビーチっすよ!」に釣られてやってみました。
湖を渡って来るイギリス軍をフランス軍が迎え撃ちます。あれ、これもフレンチ・インデェアン戦争ですか?

写真はゲームの準備ができたところ。
湖をイギリスの皆さんがボートで渡っています。頑張ろう!
それを岡の上の塹壕から迎え撃つおフランスの皆さん。そんなところに隠れちゃずるいずるい。


 


上陸したイギリス軍は両翼で前進します。
だって、正面攻撃は、幾らなんでも無謀っしょ。




右翼突撃!
兵員の揃ったイギリス軍の右翼が塹壕へ向け突撃を敢行!!
我がエゲレス軍人は圧倒的じぁないか!

 



イギリス軍の、猛攻にフランス軍は危機的は状況となる。
そしてイギリス軍は塹壕の一部をも占領する。
ここに到ってフランス軍は指揮官を先頭に捨て身の反撃!!
WWⅠもかくやという白兵戦が展開されたのだ!




フランス軍の反撃により、塹壕から叩き出されたイギリス軍には余力はなかった。
右翼の後退を見たイギリス軍左翼は、敵軍の射程距離手前で前進を停止する。
そして、軍使を送って停戦に同意をし、負傷者を収容して撤退したのであった。

 

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2009-06-24 18:02

『第六十九回千葉会の報告』その5


六月二十一日(日)
ここからは日曜日になります。
参加者は6+1名。
悪天候と会場の不便さに負たみたいです。


プレイされたゲームは以外の通り。
CMJ『BARBAROSSA』
CMJ『新戦国大名』
エポック『日露戦争』
WG『HOLD THE LINE』
DW『SMALL WORLD』×7
GJ『信長最大の危機』


この日もASLは1ゲームのみ。
J24『SMASHING THE 3rd』


写真は「ヤローども、メシの時間だぜ!」。
メシ卓に集う千葉会メンツ。小休止です。

 


CMJ『BARBAROSSA』


すっかり背中が煤けているyagiが新作に挑戦です。
ルールは途中で挫折。moritaさん任せという無責任さ。
セットアップを見て「僕、ドイツ軍は無理です」宣言。という訳でmoritaさんにドイツ軍を担当してもらいました。


さて、初戦の感想ですが「タイ・ボンバらしく荒れるゲーム」です。
この対戦では「2ターンにキエフに隣接した南方軍集団の装甲軍団スタックがソ連軍の反撃で壊滅」すれば、「3ターンにソ連軍の防備が悪くドイツ軍がVP都市を踏み捲ってサドンデス」ちゅう展開。
おそらく、荒れないような定石が必要なんでしょうね。
多分、史実と同じ展開であれば荒れはせず、それ以上を目指すと荒れる、と。
そんな(°д°;)オカーン。



CMJ『新戦国大名』

『BARBAROSSA』でコケた後、これまた新作に挑むyagiと、moritaさん。説明を聞いていると、ソコソコの完成度。
しかーし、このままでは「対戦中に眠ってしまわれる」キケーン!
blogに書かれても困るので、「そんなゲームやらずに『HOLD THE LINE』やろうよ」、と。
お手軽戦術級へと逃げました。
言っておきますが、この日は「ずーっとお酒を飲んでらっしゃる」のではなく、会場の前でワンカップをぐいーっとやって来ますた。



GJ『信長最大の危機』

久々に『信長最大の危機』ができると、浮き浮きでセットアップする山さん。
でもでも、お相手のKBさんが会場を間違えてしまい来場せず。
お流れとなってしまいました。



『大戦記録』


いや、対戦です。
6名と少なかったんですけど、やったゲーム数は結構多かったりします。


 

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2009-06-24 17:56

『第六十九回千葉会の報告』その4

ASL77『LE HERISSON』
土曜日の最後はASLで締めくくりましょう。
写真はセットアップ終了時。


写真で撮ると青いユニット同士なので、微妙にわかりにくいフランス軍とドイツ軍の戦いです。
フランス軍が入っているモジュール『CROIX DE GUERRE』、これに梱包されているシナリオはバランスが取れていて、興味津々なモノが多いのです。
このシナリオでもドイツ軍のⅠ号自走砲があり、その150mm砲がおっかなくて(゜∀゜)イイ


さて、セットアップです。
陣営はMMさんが防御側のフランス軍、ルセロさん@ヤーボ君付きが攻撃側のドイツ軍を担当しました。
MMさんの布陣には、明らかな失敗があります。3階(2Level)へユニットを配置していないのです。
Ⅰ号自走砲は煙幕を撃てるため、火力グループを置いていても無力化される可能性は高いのですが、それでも隠蔽ユニットであれば命中確率は減りますし、撃たせること自体にも煙幕を減らすという意味があります。
おかげでドイツ軍は安全に市街地へ突入できました。

忘れていましたが、勝利条件はドイツ軍は15建物の占領、それに損害(VP)をある程度に抑える必要があります。

 

2ターン

ASLの対戦数では、間違いなく日本一のルセロさん。さすがに、上手く寄せています。
ここまで侵入されていると、火力の低いフランス軍では、撃退するのは難しいです。
Ⅰ号自走砲も支援に突入していますし。

 

5ターン
あらー、ピンボケ。やちゃたー。
青いラインがドイツ軍の戦線です。円内は白兵戦中。
やはり、ドイツ軍に浸透されていますね。
この後、すぐにフランス軍が投了を申し出ました。

MMさんも、指し手として悪くはないのですが、しばらくASLに遠ざかっているので勘が鈍ってしまいます。
ルセロさんくらいに連戦している人間には、ちょっとしたミスから崩されるため、なかなか勝てないんです。私も他人の事を言えませんが。

 

 

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2009-06-24 17:53

『第六十九回千葉会の報告』その3

S&T『REMEMBAR THE MAINE』

ちゃんとターンごとに写真を撮っとけば良かったですねえ。全体図もありませんし。
こちらは海戦練習シナリオ。
かなーり面白いゲームなので、がっちり紹介したいんっすよね。
やれやれ、仕方ないのでゲームの説明からしましょうか。
えーとですねぇ。S&Tというのは、30年くらい前から、現在でも発行されているウォーゲーム付き雑誌になります。だから、コマンドマガジン(CMJ)やゲームジャーナル(GJ)の大元とも言えます。
この『REMEMBAR THE MAINE』は何号からわかりませんが、1985年の作品。きっと100何号くらいなんでしょう。


続いて歴史的背景。
1898年のスペイン・アメリカ戦争が舞台になります。この戦争でキューバは名目上@実質は植民地の独立国となり、フィリピンはアメリカの保護国となりました。
『REMEMBAR THE MAINE』とは、直訳すれば「メイン号を忘れるな!」。開戦のきっかけとなったスペインによるメイン号撃沈事件。その後の掛け声になります。
ちなみに、私は全く知らんのです。でも『REMEMBAR THE MAINE』は英語ですから、戦争のきっかけは自国の艦船が撃沈されることが多いんです。そこから推理しました。
詳しくはウィキぺディアをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E8%A5%BF%E6%88%A6%E4%BA%89


1ターンは1週間、1ユニットは陸上部隊は旅団・連隊・大隊、海上部隊は1隻。
陸上部隊には、どう考えても役に立つ見込みはない「ガトリング砲」大隊がいましてね。きっと当時の精鋭部隊で有名だったから、趣味で出したかったんだろうなぁ。
海上部隊には、戦力に雲泥の差がある戦艦、帆船だった巡洋艦(クルーザーの方がしっくり来るだよ)、それに砲艦(ガンボートと呼んだ方がカッコ(゜∀゜)イイ!)。
マップは海上マップと陸上マップ×4。
海上マップはスペイン沖からアメリカ沿岸、何より戦場となったキューバ周辺は細かいスペースに分けられています。ですから、縮尺はヘンテコ。大西洋の真ん中なんて「小さ過ぎるやろ!」とツッコミが入ります。陸上マップは、まあ後で。


ではリプレイ行きます。
ゲーム開始当初、往年の「無敵艦隊」は今は見る影もありません。しかも、緒戦でアメリカ艦隊に大打撃を受け、スペインの本国艦隊は闘牛でオーレし、キューバ艦隊はハバナで葉巻を吹かしていました。
当時は海上艦の過渡期であり、木造の帆船から装甲船、それに「漁船に大砲」を積んだ物まで、雑多な種類がありました。笑ってしまうのが、石炭で動いていること。遠征などすると、その度に蓄えている石炭を食べて、少なくなったら付いて来ている石炭船から分けてもらいます。何かカワ(゜∀゜)イイ。
スペインは旧式の戦艦しか持っておらず、アメリカの新型戦艦には太刀打ちできません。
アメリカの泣きところは、ちょっと足りない、こと。アメリカ沿岸を砲撃されてもいけないし、キューバへ上陸するためには、スペインキューバ艦隊を封印する必要があります。さらに、スペインの「キューバ急行」も阻止しなければなりませんが、二つはイケるんです。
で、アメリカ主力艦隊はハバナを封鎖、別動隊はキューバ急行も捕捉して「ごむたいな暴れん坊」しました。
制海権を握ったアメリカですが、陸上の部隊が揃いません。1ターンごとに、いくつかの増援がタンパに集合するので、だいたい上陸の可能になるのが、10ターン近くになってから。
それまでは、ボチボチするんですわ。せいぜい、石炭船が走り回るくらいですかねぇ。


で、こちらが9ターンに行われたサンチャゴ上陸。ここまで、サクサク進みました。


陸上戦闘は、まあオーソドックス。
増援⇒移動⇒戦闘、を繰り返すだけ。ただ、面白いのは「一つのターンに二度動ける」と「黄熱病」があること。
海上部隊が一つの行動しかできないのに、陸上部隊は移動⇒戦闘⇒増援⇒移動⇒戦闘⇒増援を、両軍が行うのです。でも、戦闘解決は後退型、それに引き分けがあるので、なかなか進攻は捗りません。
黄熱病は、キューバの風土病。アメリカ軍は戦闘より、黄熱病で死者を沢山出しました。ですから、上陸してある程度経つと「黄熱病表」を参照にしてサイコロを振り、ステップロスをします。
さてさて、サンチャゴ攻防戦はアメリカ軍の不手際爆発です。
上陸地点が悪く、サンチャゴへは港を大回りする必要があり、さらに道路とも離れているため、それだけで遅れるんですわ。トホホ。
史実では、Aの地点から上陸してるんですよ。でもジャングルを進撃するのって、ヤバクない?と、違う地点にしたんです。クスン。
何とか、スペイン軍が「降伏勧告」を受け入れて、サンチャゴ攻防戦は終了
ちなみに、サンチャゴを目指す途中で、アメリカ大統領から「ハバナ進攻」の命令が出ましたが、「大統領、無理っす」と断りました。おかげで、勝利ポイントをスペインに献上しました。


サンチャゴ攻防戦に気を取られていたら、いつの間にかスペイン艦隊も復活。というか、石炭船を増援で受け取ったり、キューバ沖から帰って来たりで、動きが取れるようになったんですね。
スペインはそれを三つの艦隊に分けて出撃。アメリカ沿岸を目指します。
アメリカ海軍は、新造なったオレゴンを旗艦に北大西洋艦隊を編制。スペイン艦隊を迎え撃ったのである。というのは嘘。
この頃の海戦は、相手をなかなか捕捉できないんです。という訳で、スペイン艦隊はアメリカの防衛網をあっさり通過。ニューヨークとボストンを砲撃し、炎上させたのだ。
これにはアメリカ市民が激昂!北大西洋艦隊司令官ワトソン提督の自宅への投石が行われたのである。
北大西洋艦隊の緒部隊は「リメンバー、ボストン!ニューヨーク!」を合言葉に、スペイン艦隊を追撃。快速を生かして逃れた1隻を抜かし、それ以外を海の藻屑としたのだ。ところが、新鋭艦のオレゴンが轟沈!
スペイン艦隊を湧きに湧かせた。

さて、キューバへの第二次上陸はグァンタナモ。多分間違い。
ここの戦闘はスペイン陸軍があっさり降伏。
季節も台風の時期となり戦闘は終了。18ターンくらいでしたかねぇ。
VPは10でしたから、7程足りずアメリカ軍の負け。
でも、オレゴン轟沈かニューヨーク砲撃、もしくはボストン砲撃の、その一つを阻止できれば勝てました。

いや、このゲームは面白ーい!
陸上戦闘に海上戦闘も味わえ、十分に雰囲気も出ています。
表紙とマップの全体図は撮っておけば良かったっす。チト、仕事明けでしたから余裕がなかっなぁ。


 

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2009-06-24 17:50

『第六十九回千葉会の報告』その2

『日露戦争』

千葉会名物の『日露戦争』教室です。
山崎さんにsawadaさんが挑んでいました。陣営は山崎さんがロシア軍、sawadaさんが日本軍でした。
最終的には30点というから、がっちり守られていた模様です。

 

 

AH『FREEDOM IN THE GALAXY』

山崎さん悲願の『銀河英雄伝説』です。
私はすっかり忘れていましたが、箱の横に書かれたトカゲ野郎には見覚えはありました。
その割りには、日本語ルールブックだけはあったりします。
山崎さんのお相手はB級といえばmitsuさん。
チャートやらカードやらを自作&ラミネート加工済みにしています。
もうちょっと気合いがあると、ゲーム自体すら偽造しそうです。
そういえば、そんなに時間は掛かっていませんでしたねぇ。お手軽なゲームなのでしょうか。


 

WG『HOLD THE LINE』

「ホウホウホウ…」。何じゃ?と振り返るとルセロさんがmoritaさんとを対戦していました。
本来は、アメリカの独立戦争しかできないのですが、追加モジュールを購入すれば「フレンチ・インディアン戦争」も可能。
moritaさんは以前から購入&持ち込んでいたんですよ。
でも、アメリカ独立戦争でも興味のある人間は少ないのに、フレンチ・インディアン戦争はもっと少ない。
しかーし、マイナーゲームなら千葉会(でもないか)なので、釣れたルセロさんがノリノリで対戦していました。


 

CMJ『FIELD MARSHAL』

「おーい、こんな時期にフィールド・マーシャルやるなんて、誰がいるんだい?」と落語の台詞じゃあるまいに。
最近、この仮想戦にハマッているmitsuさんがMMさんを誘って一勝負していました。
しかも、mitsuさんが歴史的背景@仮想の熱弁を奮うと、周囲に動揺が走りました。
だって、あんな戯言を覚える人間がおるかと思わんかったモン。
このリプレイはちはら会にアップされています。詳しくはそちらをどうぞ。
http://chiharakai2005.at.webry.info/200906/article_10.html


 

GJ『文録朝鮮の役』

この日の流れは『文録朝鮮の役』。合計で4対戦されていました。
日本軍が苦しいので、韓国で人気が出るのでは?
日本軍も苦しいだけでなく、ちゃんと進撃できるし。
ゴメン、横で見てただけだから、こんなモン。

 

 

CMJ『BARBAROSSA』

コマンドマガジンの最新号が早速対戦されていました。
ルールを読んで来たmoritaさんに言わせると、特別ルールがあちこちに書かれていて苦戦する、と。
確かに、私も目を…、通す前に勝利条件で挫折しますた。


さて、moritaさんが広げた『BARBAROSSA』に信長2さんが興味津々で覗いていました。

 


こちらが『BARBAROSSA』の二回戦目。
午後から参加のKBさんが相手をしていました。
この号は読み物として、大変充実しているのですが、付録ゲームの解説やリプレイがない、というのは如何なモノだろうか。それにマップに書かれたヘクスに対して、ユニットが小さい。5ユニットまでスタック可能ですが、倒壊は必至です。一回り大きいカウンターにできたハズ。ほらほら、オンスロートとかASLで言えば戦車&大砲カウンター。

 


DW『SMALL WORLD』


最近の流れは、この「イッツ・ア・スモール・ワールド!」
元ネタは「ヒストリー・ワールド」らしいです。
それをファンタジーに噛ませて、お手軽(・∀・)オモシローに仕上げています。
えっ?ウォーゲームでねえって?
まあまあ、鈴木大佐も「ゲームデザインにおいて重要なのは、誇張と省略だ。なんでも詰め込もうとするのではなく、むしろ何を削れるかから入り、あとからフレーバーを足す」とおっしゃっていますし。


 

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