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ウォーゲームのサークル・千葉会のblogです。 毎月、第三週の土曜日と日曜日に例会を行っています。 その報告を主に、代表者のyagiが参加したゲームサークルなどについても、アップしています。
一月十六日(土)
参加者は12+1名
プレイされたゲームは以下の通り。
たちばなゆう作『三国志盛衰記』
コマンドマガジン『死闘!北方軍集団』
コマンドマガジン『日露戦争』
コマンドマガジン『独ソ電撃戦』
GJ『文禄朝鮮の役』
AH『CANDIDATE』
ASLは2シナリオのみ。
ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』
S42『ONE MORE HEDGEROW』
S43『CLEARING CARENTAN』
以上でした。
写真は土曜日の全景。
皆さんに彦ニャンを貼り付けました。結構大変なんです。
うーん。何やってるかはわかりませねー。
一番奥が西新宿鮫さんと金吾さんの『死闘!北方軍集団』だけです。
私が欠席だったため、以下はMMさんからの報告になります。
AH『CANDIDATE』
「CANDIDATE」という、
アメリカの選挙戦を扱ったゲームです。
MM、PONTA、mitsu、ほんきち、の4人で対戦し、mitsuさんの勝利でした。
EP「関ヶ原」の調略戦のようなゲームだと言えば、わかりやすいかもしれません。
AARがちはら会にアップされています。詳細はこちらをどうぞ。
GJ『文禄朝鮮の役』
mitsuさん対moritaさんの、「文禄朝鮮の役」です。
mitsuさんが勝ったようです。
S42『ONE MORE HEDGEROW』
PONTAさん対ほんきちさんの「S42」です。
S43『CLEARING CARENTAN』
PONTAさん対ほんきちさんの「S43」です
ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』
MM対y.nakanoさんの「ASL1」です。
こちらはウォーゲーム専用SNSのMastAttackにy.nakanoさんがAARを書かれています。
詳細はそちらをどうぞ。
たちばなゆう作『三国志盛衰記』
同人の「三国志」ゲームです。
ASLが大変でウロ覚えなのですが、5人くらいでプレイしていました。
なかなか良いのゲームのようです。
※yagiより一言。
「なかなか」でなく、「かなり」良いゲームだと確信しています。
ゲームジャーナルのコンテストへ応募したところ、ファミリーゲームに近いため入選を果されなかった模様です。
こんな優秀なゲームを落選させるとは、随分剛毅な話ではありませんか。
まあ、そちらでは多人数ゲームのテストが出来る環境ではないのでしょう。
コマンドマガジン『死闘!北方軍集団』
西新宿鮫さん対金吾さんの「死闘!北方軍集団」です。
こちらは西新宿鮫さんのブログ「ふかひれすーぷ」に詳細がアップされています。
コマンドマガジン『日露戦争』
山崎さん対str_takeshiさんのJWC「日露戦争」です。お二人はこの後、
EP/CMJ「独ソ戦」をプレイしていました。
あと、ゲーム名を忘れてしまいましたが、mitsuさんが持ってきたカードゲームが対戦されていました。
十二月二十日(日)
参加者は10名
プレイされたゲームは以下の通り
コマンドマガジン『BADA FOMM』
コマンドマガジン『日露戦争』×2
コマンドマガジン『独ソ電撃戦』×3
GJ『中央軍集団東へ』
『三国盛衰記』
写真は会場の全景。と言っても、半分も写ってませんねぇ。
JWCへの道を辿っている『日露戦争』と『独ソ電撃戦』が並列しています。
コマンドマガジン『BADA FOMM』
MMさんとmoritaさんが対戦していました。
思ったよりも、やりがいがあるとMMさんの評でした。
もうちょっと説明しましょう。
GDWの120シリーズは、120分でルールを覚えられ、120ユニットで、120分で対戦できる、が基本コンセプトでした。
それでいくつものゲームが開発され、そううですねぇ。今から20年前には、その小さいボックスが並んでいたものです。
ところが、どうにも展開が固定されるものが多く、あまりいい評判を聞かれません。
ルールが簡易でユニットが少ないと、こう言ったことは有りがちなんですね。
前回、この『BADA FOMM』を対戦した際には、イタリアを担当した人間が、定石を知らないため、序盤にどうしようも打つ手がなくなってしまいました。
コマンドマガジン本誌に最低限の定石が書かれており、それを参考にして今回は対戦に挑んだのです。
すると、30ターンを越える長丁場のゲームですが、緊張感が途切れることはなかったのでした。
それで、「もっとこうやってみたら?」とアレコレ作戦を考えられて、“やりがいがあった”、と。
私は同じ号に入っている『プラハ』の方に、好印象を持っていましたから、この感想には意外でした。
コマンドマガジン『日露戦争』
この日は『日露戦争』が2卓立っていました。
ASLと並んで千葉会の名物です。名作が再々販され、嬉しい限りです。
コマンドマガジン『独ソ電撃戦』
こちらの『独ソ電撃戦』も最近の千葉会では、盛んに対戦されています。
作戦級のウォーゲームを覚えるのには、最適な一つです。
GJ『中央軍集団東へ』
ゲームジャーナルの初期に付録化されていたゲームです。
なかなか、センスを感じるように仕上がっています。
『三国盛衰記』
さて、日曜日にプレイされたゲームで最も印象に残った、たちばなゆうさん製作の『三国盛衰記』を紹介します。
感想は一言「素晴らしく良く出来ている」。
私はいくつかの自作ゲームを対戦した経験がありますが、図抜けた完成度。それどころか、似たよな多人数ゲームである、新旧戦国大名、三国志演技などにも優ることはあっても、劣ることはありません。
武将の登用と退場、戦闘解決、それに外交と中立勢力の扱いなど、良く練られています。
プレイ時間も2~3時間というのも好感を持てます。ユニットの単位は、武将が一人、軍勢は5000人(かな?)。エリアは群、1ターンは1年。
では今回の対戦を例に、順から追って説明して行きましょう。
まず、どのシナリオかを選びます。
それに従って武将と軍勢を配置して行きます。それが終わってから、プレイヤーは配置した群雄(曹操とか劉備なんかね)から、自分の担当を選びます。担当が付かなかった群雄も配置しておきます。
今回は「人外の呂布をやりたい!」と述べる人間がいたので、シナリオ2にしました。
これは紅巾の乱が平定され、曹操の領土が拡張。官渡の戦いで袁紹を打ち破るのがクライマックス。
他では、呉は孫策から孫権の時代で急速に「江南の雄」として名を上げます。
呂布と劉備は睨みあいでしたね。確か。
まあ、三国志の序盤ってとこでしょう。
プレイヤーとしては、呂布の他には呉の孫策、北方の袁紹、それから(これがいなきゃダメだろ)曹操。と四名でした。
担当が決まったら、ゲーム開始です。
ターンの最初は(1ターンは省略でしたっけねぇ)、武将登用になります。
これは、このターントラックと深く関わってきます。
ちょっとボケていて見えずらいと思いますが、全45ターンを九つに分けています。
これでシナリオの時期により、登場する武将を分類しているのです。
例えば、シナリオ2では「2番目(正式名称は忘れた)」の登用カードから、各ターンに5枚引いて行きます。そこには、その頃に登場した武将が「だいたい活動した地点」とともに書かれていて。その地点のいくつから、登場エリアを決めるのです。
ですから、史実とにたような地点から、ちゃんと現れるのですが、そこが誰の支配エリアかにより、その武将の帰趨が決まってきます。それに「息子」や「弟」などは、ちゃんとその「オヤジ」や「アニキ」のところへと登場することとなります。
ですから、「武田勝頼が伊達政宗の家来になる」という歴史的に不自然なことは起きなくなっています。そうそう、時期的に死んでしまう武将は、その頃に退場するようにも、その登用カードに書かれています。
それに、五つのターンが過ぎれば、登用カードに「ゲーム終了」が入ってくるので、いつゲームが終わるのか分からないのも、マルチゲームとして好感を持てます。
こんな書くと面倒なように思われますが、やってみると登用カードをめくって適用するだけなんで、到って簡単です。
さて、武将の登場が終わったら、各プレイヤーの出番になります。
これは群雄名・豪族・外交(他にあったような気が…)のチットが入ったカップから、一枚ずつ引いて行き、引かれた群雄や豪族が活動を行います。
群雄は自分のエリアごとに「軍事行動」「外交・内政」のどちらで(他にあったかなぁ?)行動させるか選びます。
「外交・内政」だと内政でそのエリアから兵士を徴集でき、それと同時に外交も行えます。
外交ができる武将は少なく、それが成功すると「進入禁止」や「他の群雄を軍事行動」ができます。
「進入禁止」は、まあ休戦条約ですな。エリアの境目を指定すると、そこは越えることができなくなります。
「他の群雄を軍事行動」は、なかなかの外交力が必要なのですが、成功すると自分の好きなように、その群雄を動かすことができるのです。正に、「魔法」と言った方がいいです。
最後に「軍事行動」ですが、これも秀逸な処理を施されています。
まあ、隣りのエリア(精々その隣り)にしか行けませんから、それほど難しいことはありません。
で、そのエリアに何もいなければ、そのエリアをゲット!です。
でも、敵対勢力がいたら、戦闘になります。と言っても、同盟がないので自分以外のユニットがいれば、ということですが。
サイコロを2個振って、その出た目により戦闘の解決方法を決めます。その解決は「一騎打ち」「合戦」そして「計略」の三つにより、しかも最大3名の武将能力を反映させらることになってます。
例えば「一騎打ち三名」となったら、参加している武将の中から、三名の一騎打ち要員を出す必要があります。そして武将の一騎打ち能力に、サイコロを一つ振り、その合計を、相手のそれと比べます。これで負けた側が最大3戦力を失います。一騎打ち要員を出さなかったら、この手順を飛ばして3戦力を失います。一騎打ちでは相手に囚われたり、戦死する可能性があるため、出さない/出せないことがままあります。ですから、一騎打ちの強い武将が一人いて、「一騎打ち一名」がずーっと出続ければ、どんな小兵力でも大軍を打ち破ることは可能です。理論的には。
続いて「合戦○名」となったら、参加している武将の中から、指定された人数分の作戦値、地形効果、戦力、それにサイコロを一つ振った、これを合計。相手のものと比べ、合戦表でお互いの損害を適用します。だいだい武将能力とサイコロの偏りがない限り、両陣営に損害が出るようになっています。ですから、いくら武将能力に優れていても「戦争は数だよ、アニキ!」が出来る訳です。
最後は「計略」です。これも「計略○名」となっていて、人数分の計略値に、サイコロ一つ振った合計を比べ、その差の倍を損害として一方的に適用します。これが強力で計略に強い武将が三名いたら、一気に大兵力を溶かされてしまうのです。
文章だけで見ると、面倒に思われるでしょうが、やってみるとチャートが上手く仕上げられているため、到って簡単です。
プレイヤーに担当がいない群雄もゲームには使います。
ただの中立勢力に近いのですが、プレイヤーの外交により動くのです。ただ、チットが引かれた場合は、兵力を増やしてオシマイですけど。
豪族は完全な中立勢力。これも魔法で動きます。これも、チットが引かれた場合は、兵力を増やします。
今回は呂布のプレイヤーが、初手で誰も担当がいなかった隣りの劉備へと侵攻したんですね。劉備には優秀な武将が多かったんで、打ち破って、その武将をゲットするつもりだったんです。ところが、呂布が関羽に一騎打ちで勝てませんでして。
結局、戦闘に負けて馬騰へ亡命の憂き目に。呂布のプレイヤーは「じゃあ、馬騰やりますわ」と陣営変更。
勝った劉備も曹操の蹂躙され、正に「曹操の利」。
馬騰への客将となった呂布は、陣頭に立ち周辺を切り取り。自分ではダメで、他の人間の下では活躍するなど、呂布らしいっす。
さて、辺りを侵食していた馬騰&呂布でしたが、曹操の魔法にかかった大兵力の董卓に攻め込まれまして。
「戦争は数だよ、アニキ!」をやられて没落。
北方で勢力を広げていた袁紹は、本当に「官渡の戦い」を曹操に決められ躓きます。
孫策はですねぇ。何しろ、開始当初の兵力と武将が少ないんですわ。
ボチボチと江南を押さえていたら、曹操がちょろっと派遣して来たら、主力で対抗しないと止められません。これで遅れを来たしました。
結局、曹操の一人勝ちでゲームは終了。まあ、優秀な武将が多くて、立ち上がりの兵力も多いので、こうなるでしょう。
それを知っていれば、袋叩きに会わせるつもりでないと打倒できません。
多分、皆が「曹操怖えー」か曹操が「僕を皆が苛めるんだ」になるんでしょうねぇ。
でも、史実に近いし、戦闘解決でも燃えるし、おまけにシナリオも多いので、しばらく千葉方面ではMastアイテムになりそうです。
『来年も宜しくお願いします』
『三国盛衰記』で盛り上がったため、記事のバランスが悪くなってしまいますた、とさ。
さて、今年の千葉会も今回でオシマイであります。
今年は延べ254名の参加をいただきました。
ありがとうございました。
来年以降も続けて行きますので、皆さん宜しくお願いします。
先週末に催された、今年最後の千葉会を報告します。
まずは土曜日から。
十二月十九日
参加者は16+1名
プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『日露戦争』
コマンドマガジン『ACROSS THE POTMAC』
GJ『信長最大の危機』
『SMALL WORLD』
『DRAGON PASS』
『ドレイクの野望』
『三国盛衰記』
ASLは7シナリオ、8ゲーム。
G44『ABANDON SHIP!』
ASL96『THE CRUX OF CALAIS』
S10『PAPER ARMY』
S41『SINK'S ECOURGEMNT』×2
AP52『INTO VIENNA WOODS』
S42『ONE MORE HEDGROW』
T16「STRAYER'S STRAYS』
以上でした。
この日は昼からの開催でしたが、参加者も対戦も多く写真のように会場は熱気に包まれていました。
写真の1番手前はmitsuさんとカミさんの『ポトマック河を越えて』。その向こうがmoritaさんとSinさんの『信長最大の危機』。右の列に、ちょこっと見えているのがASLSK卓で、うおPさんとホンキチさんが対戦しまくり。1番奥には山崎さんとDASRAICHさんの『日露戦争』名人戦。写真には写ってませんが、手前の方にはASLが三卓立っていました。そう、スターターを入れるとASL組は八名でした。
こちらは先ほどの写真で切れていたASL卓。
ノートPCはVASLを導入し、配置と作戦を済ましており、それを参考にしているのです。
こうしておけば、初めて対戦するシナリオでも、すぐに取り掛かれます。
こちらが対戦を記録していた黒板@その左手。こちら側にはASLの記録だけで、いっぱいになってしまいました。
ふるきゅさんが見えているのは「僕の勝ち戦も書かせてくださいよぉ~」と。
初戦はお得意の「パンテルの初弾故障」から「修理失敗のリコール」という見事なコンボを披露していました。
結果?結果はねぇ。
こちらが黒板@右手。
こちら側は作戦級のゲームを記録しています。えっ、「ドラゴン・パス」も作戦級ってか?
まあ、ヘクスを使っているので、作戦級に分類しても問題ないでしょう。
『菊水』
moritaさんが持ち込んだお土産です。
自衛隊謹製「菊水」。当然、私が押さえさせて貰いました。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
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10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
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