たかさわさんの地元、船堀で開催されたTOMに参加して来ました。
うっかり時間を間違え30分程遅刻。仕方ねえなぁ、と電車から降り、駅構内で目と目が合えば老兵さん。二人で早速一杯引っかけ…はしませんでしたが会場入り。
すでにSADAさんが仕切のミニチュアウォーゲームは、テーブルを三つ確保して地形作製中中。他には馬防柵さんご一行はナポレオンを、プレイヤーは不明ながらGJの信長最大の危機も広がっていました。
私は幹事のサッポロ辺境伯さんからはアンケートを手渡され、それを記入しつつ一卓確保。しばし他の卓を冷やかしていました。
AH『フリードリヒ・ザ・グレート』
ハンニバル相手のかみさん(この下書きをしていたら、都内の交差点でかみさんを発見。声をんべかと思いましたが自重。若い頃は迷惑省みず大声でしたが、オレも乙女になったモンだ。)は午後からだったんで、sinさんを捕まえAH『フリードリヒ・ザ・グレート』を対戦。
一番小さい1756年シナリオを選びました。
で、ゲームの準備をしていると、肝腎なフリードリヒが見当たりません。
「あれー、フリードリヒが見つからないなぁ」とぼやいていると、方々から「そりゃダメでしょぉー!」と突っ込みが。確かにその通り。ある方なんて持参したSPI版を取出しユニットを貸すなど申し出がありましたが、数字を見間違えただけ。何て事はありませんでした。ああ、言っておきますが、私には良くある事なので気にしないでくだされ。
フリードリヒの対戦は、まあテキトーに。
私自信もルールがうろ覚えでしたし、そんな私が教えながらでしたから。
ザクセンへ進入したプロシア軍を、オーストリア軍が大集結して迎撃。それでいきなしフリードリヒが負けて後退。オーストリア軍はシレジア地方を掠め取るべく目指します。
そこからフリードリヒは復活して、オーストリア軍を追い掛け無理矢理攻撃。今度はフリードリヒが勝って、オーストリア軍はプラハへ逃げ込み。プロシア軍はそこを囲んで、冬期の脱落にもめげず攻略。これでギリギリにプロシア軍の勝ちとなりやした。
何か史実の初年とはエラク違いますが、フリードリヒらしい展開でした。
AH『ハンニバル』
そんなこんなでハンニバル登場。正確にはハンニバルを持ったかみさん登場。
二戦しましたが、珍しいことがたくさん起きました。
まずは、ハンニバル弟が初手からイタリア南部に上陸し危機に陥り。ハンニバル兄が助けに急行する、とか。
一応、経緯を説明します。初戦は私がカルタゴ側、かみさんがローマ側だったんです。1ターンでこちらに「相手のカードを一枚取る」というのが来たんで、早速ローマから一枚いただきました。すると、それは「シシリア反乱」。ローマ側は相手にそのカードが、行ったため反乱を防ぐべく兵力を分散。で、カルタゴ側の手元に「南イタリアへ3戦力を送る」というカードがありまして。兵力が分散したから、ハンニバル弟でもイケるんじゃねぇ?と安易に上陸させてみたんです。それを見てローマがシシリアを増強すると、こりゃヤバイとなりーの。仕方ないからハンニバル兄がアルプス一万尺を越えて南イタリアまで突っ走りーの、と。
で、どうなったかって?
ハンニバル兄弟が南イタリアを荒らし回っていたんですよ。ローマ側はハンニバルに対抗すべく兵力を送るものの、戦闘カード巡りが悪すぎ。初戦負けが続発。サイの目も気の毒になるくらい悪かったし。
とにかく、イタリアの南半分をハンニバルが押さえたので、一旦中断。二戦目と移行しました。
立場を入れ替えた二戦目はちょっと史実に近い展開?
ハンニバルがアルプスを越えて北イタリアを荒らし回ったんですね。で、ローマ側はどうしたかと言えば、負けても負けても波状攻撃したんですわ。動員兵力が違うから、これが効くんです。
これでハンニバルをイタリアから退治。タイミング良くスキピオのアフリカ野郎が来たので、荒らされた北イタリアを平定。勢いに乗ってスペインへも乱入。今度はアフリカ野郎がカルタゴの波状攻撃を喰らって戦死。
そんなこんなの最終ターン。
カルタゴ側が一つ占領地域を増やせば勝ちとなりまして。無理矢理ハンニバルがシシリアへ上陸してキタ――――(゜∀゜)―――――――!!
思わずさかな君になってしまいました。
ローマ側はあるだけの兵力を投入して反撃したものの、ことごとく敗北。しかもハンニバルの兵力が少ないモンだから、損害も出なーい。ローマ側の最終手番にシシリアの占領を覆すため、1戦力を撒いていたハンニバルの横を擦り抜けオーバーラン。それをハンニバルが迎撃失敗してカルタゴ側のお手上げとなりました。
いやー、久々にやりましたが面白いゲームですねぇ。
やっぱり戦闘解決が盛り上がります。戦略カードも「これやらなきゃダメ」というのがないから、イベントに気を使うところも少ないですし。
『TOMオークション』
TOMの最中に行われたオークションも異様な盛り上がりを見せました。
オークションには、私は全く参加する気はなく、かみさんも似たようなモノ。二人で休憩気分だったんですよ。
で、あまりにもあまりにもな価格で落札されるため、自制心がなくなってしまいました。
まずは「それじゃあ、このゲームの面目が立たないー!」とかみさんが参戦。
続いては私が「フリードリヒ好きなら千葉会におる!」と我ながら何やらウォーゲームというよりドイツゲームを落札してしまいました。でも、私のアンテナに掛かったんだけど、他には手を挙げる人間がいないモンなぁ。そのまま職場行きだったので、自動車化部隊のMMさんに預かってもらったんですが、マップもカウンターもカードも豪華。ついでに何に使うか分からないもののフリードリヒ父さんやテレジア母さんのイラスト入りトランプも使うらしく、絶対面白いと踏んだだけどなぁ。
『TOM飲み会』
恒例の飲み会にも参加しました。
面白かったのが第一派、第二派、第三派と増強され、最終的には20名近くの飲ん兵衛…違う。ウォーゲーマーが盃を傾けることとなりました。予想外に増派されたため、一時は“奴隷船状態”に陥りましたが、お店の気配りで広い場所へ引越しできました。相変わらず私は軍神殿に絡んでは、説教を喰らってシューン(・ω・)してました。
『TOM宿題』
飲み会で渡って来たのがミニチュアウォーゲームのルールブック。SADAさんからの宿題でした。
パラパラとめくっていて、冒頭の「縮尺及び部隊」に「1インチは10ペース(歩)である…」とあり、それを読んだ時点でストライク!
ルールブック面白杉です(・∀・)アヒャヒャ。多少、把握し難い項目もありますが、単純なシステム。一回実地訓練をすれば、コツは掴めるような。
確かに一度ハマレば抜け出せない雰囲気がプンプンしてました。
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