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2009-11-18 21:13

『第七十四回千葉会の報告』土曜の二番

コマンドマガジン『日露戦争』

当然のように『日露戦争』の対戦も行われています。
午前中に山崎さんが到着して、広げたんでしたっけねぇ。では、ここでは広告しちゃいましょう。
近日中に発売予定のJWCで山崎さんが作戦研究を発表予定です。
はい、拍手!
さて、その山崎さんはsawadaさんと二連戦していました。
勝敗はラスボスですから、もうちょっとでした。
折角ですから、作戦研究の表紙を紹介しておきましょう。

何か虎の巻に見えますね。まあ、その通りなんですが。



コマンドマガジン『1918』
午後に飛び込みで参加したへぼへぼ6+1さんがmoritaさんと対戦していました。
二人が丁度空いてましたので、「じゃあ、何やんべか?」となりまして。名作の『1918』を取り出したんですね。
むむむ。初めてのmoritaさんが連合軍ですか。で、へぼへぼ6+1さんがドイツ軍、と。
それはキツイなー。
難しいルールはないんですが、ポイントを知らないとドイツ軍に押し切られてしまうんです。逆に、ドイツ軍がそれを知らなければ、部隊を失い過ぎてしまうんです。
おっと、机には「フレデリク・ザ・グレート」が見えますね。これも簡単で面白いゲームです。
こっちでも、良かったと思いますよ。勝敗を抜きにしていいですから。


ASL21『AMONG THE RUINS』

ルセロさんとy.nakanoさんの二戦目です。
シナリオはASL21『AMONG THE RUINS』ですかぁ。アメリカ軍が23個分隊とシャーマン×3。ドイツ軍は12個分隊と各種SW、そして20mm四連対空砲があります。ずいぶん、大きいシナリオを選んだものですね。
写真で座っている方向から、ルセロさんが攻撃のアメリカ軍、y.nakanoさんが防御のドイツ軍を担当したんですね。
ふむふむ。展開から考えると2ターンでしょうか。多分、それぐらいの進み具合です。
勝敗は聞いていません。だって、『SHIFTING SANDS』でテンパッテいたんですもの。
この対戦の後にルセロさんとMMさんがASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』を対戦。
フィンランド軍のMMさんが押し切ってしまった模様です。


MMP『SHIFTING SANDS』

さて、私と老兵さんの『SHIFTING SANDS』です。
写真は撮り忘れました。何故なんだろ?
と言うのは、最終ターンまで勝負が縺れ込みましてね。しかも、ここまでギリギリになることはなかったんです。
各ターンの展開をアップできれば、かなりの参考になるんです。まあ文章のみで紹介して行きます。
陣営を老兵さんが枢軸軍を、私が連合軍を担当しました。
老兵さんはこのゲーム・・・。というより、新しいゲームにはあまり触れておらんのです。しかも、CDSは初めて。
でも、事前に対戦が決まりましたので、私が「どのように教えれば理解できるか」を考えられたんです。
ユニットの動かし方から、戦闘の解決。そしてカードの使い方、それから細かいことを順に知ってもらいました。まあ、基本システムさえ覚えてもらえれば、細かいところは簡単なんです。普通の作戦級ゲームと共通するところが多いので。
では、展開を追って行きましょう。
イタリア軍は1940年の夏にリビアからエジプトへ侵攻を開始します。連動して数年前に占領していたエチオピアから、周辺のイギリス植民地へと攻勢を行いました。
エジプト侵攻ではボトルネックであるハルファ峠を占領。しかし、予備を準備してなかったので、その補填に追われ「ロンメルさんを待ちましょう」状態。
何より、1ターンから始まったギリシャ侵攻により、本国からの補充を受けられなくなったのも大きく影響しました。「もっと計画的にやれよ!」と現場から怨嗟の声が上がります。
さて、エチオピアでは、ハツーム、バーベラ、そしてナイロビへと兵を進めます。これに対し、イギリス軍はハツームへは動員をかけたインド師団を派遣し、イタリア軍の気勢を削ぎます。ナイロビは手間がかかるため、目標はバーベラとなり、エチオピア在住だったGDS師団で圧力かけます。
これにイギリス軍は戦車と精鋭のポーランドBG(連隊くらい・ちなみに戦力の違いはありません)を派遣。死守の構えを見せました。
そして、この年の最後に、イタリア軍の占領したハルファ峠へ、イギリス軍のマチルダ重戦車が殺到。一気にオーバーランを決めて奪還&守備隊の脱走を決めてしまいました。
僅か2ターンの40年は過ぎて、いよいよアフリカ戦線の主人公・ロンメル将軍の登場です。
1941年。
ロンメルさんがアフリカへ到着しましたが、頼りになるドイツの人達は3個のBGだけです。そこで本国へ直電して21装甲師団をゲットしました。
これにイギリス軍は植民地軍を動員して対抗。
すると、枢軸軍はドイツ軍をバルカン戦線へ投入。おかげで、近東情勢が危険との情報を得ていてエルサレムへと上陸させていた精鋭・オーストリア師団が後追いの投入で壊滅。しかも、タイミング良くイラクの反乱を起こさせ、続けてクレタ島で戦果を上げた第5山岳師団をベイルートへ上陸。これには連合軍は参ってしまいました。
仕方ないので、スエズで集結中だったNZ師団を投入。近東のドイツ軍&ヴィシー・フランス軍&イラク軍へと対抗します。ところが、近東のヴィシー・フランス軍が装備していた旧式戦車が活躍。NZ師団を壊滅へと追い込み、エルサレムを占領。さらに、シナイ半島を通過してエジプト侵攻まで伺います。
危急の事態にエル・アラメインで集結中だった各種師団を転進。さらに、維持の困難と判断したハルファも放棄します。これで近東からの侵攻は喰い止めることに成功。その隙を突いたDAKが再占領したハルファ峠から、エジプトへ乱入。重要なメルサ・マツームへと接敵。1VPのゲットに成功。
押されっ放しだった連合軍も春から逆襲に転じます。
バルバロッサが始まり、枢軸軍の補充がなくなってしまったのです。これにマルタ・コンボイでのカード減少が続きます。枢軸軍は補給物資の不足で活発な行動が取れなくなりました。
連合軍はギリシャで壊滅した師団群を再編成し、エジプトで反抗。これでDAKをハルファ峠へと封じ込めるのに成功します。
北アフリカ戦線が一段落ついたので、連合軍はエチオピアの侵攻を本格化します。先に派遣していたインド師団に、弱体な第2戦車師団を投入。さらに、ナイロビからもBGが攻撃。何とか、この年を終える前に掃討を完了しました。
1942年。
枢軸軍は、ドイツ軍の本国から空軍の支援を得てマルタ島の包囲を行います。
これで補強物資に余裕ができます。
連合軍はようやく本国の危機が去ったため、イギリス師団の動員が続きます。これで北アフリカ戦線は戦力的に連合軍が圧倒します。それでも、近東での攻撃がヴィシー・フランス軍の善戦により停滞。
そして両陣営とも戦線に危急な事態がないため、自軍の増強を続けます。
枢軸軍は情報網を駆使して、連合軍のトーチ作戦の全貌を掴んおり、その対応にエジプト・リビア国境へは部隊を送らず、トリポリ周辺に待機を命じます。
そして東方の同盟国・日本が宣戦布告。地元が危機に陥った精鋭・オーストラリア師団の皆さんは、アフリカに別れを告げお家へと帰ってしまいます。
マルタを巡る戦いも激化し、枢軸軍がUボートで妨害すれば、それを掻い潜りマルタ・コンボイが辿り着いたりします。
そして夏。トーチ作戦が決行。
アルジェリアとチュニジアへアメリカ軍を主力とした連合軍が上陸します。
するとですねぇ。老兵さんが「このタイミングのトーチはいいのかなぁー」と呟きまして。
「シュトゥルム・フルート」に「タイガー」のコンボで反撃。前線のアメリカ軍に大打撃を加えます。さらにヘルマン・ゲーリング師団を投入。追撃を加えるのですわ。
これで上陸したアメリカ軍、自由フランス軍は壊滅状態。トーチ作戦は見る無残に失敗。
これに連合軍は、未だにリビア・エジプト周辺で遊んでいるイギリス軍を投入するしかない!と進撃を開始。残っていたイタリア軍を掃討しつつ、チュニジアへと急行します。そんな激戦が続いてこの年は終わり、クライマックスの1943年へと入ります。
1943年が始まった時点で、マルタ島の勝負は決まってません。
実は、カードの順番と枚数的に、枢軸軍が「ヘラクレス作戦」を決行してしまう。そして、そのVPにより負けちゃった、と思い込んでいました。
ところが、ターンが始まっても枢軸軍はヘラクレス作戦の準備をしません。
不思議に思いつつも、最後のマルタ・コンボイを行い、続けて「マルタ島の勝利」を宣言。これでゲームの行方が完全に分からなくなりました。後ほど聞くと、手元には「ラムケ」と「ヘラクレス」はあったものの、連合軍の投入した「スピットファイア」を無効化する「航空支援」がなかったそうです。
そう、VPを計算するとチュニジア国内にある3VPの内、一つでも連合軍が獲得できれば勝利なのです。
チュニジアの連合軍はアメリカ軍と自由フランス軍がほぼ壊滅し、イギリス軍のみで支えています。リビアを突進中のモントゴメリー指揮のイギリス軍は、要所のエル・アゲイラを突破。トリポリへと迫っていました。
そして最終ターンを迎えます。
私はターンが始まった時点で、完全に勝ったつもりでいました。
何故なら、枢軸軍の手元には僅か6枚のカードしかなく、連合軍のそれは10枚です。本国から補給が途切れた枢軸軍と、大量に物資を送り込める連合軍の差が如実に出ていました。
手元に来たカードも悪くありません。後は、トリポリから2スペースのガベスを如何に占領するかです。
第一次ガベス戦で連合軍が戦闘カードを使うと、何と枢軸軍も使ってきます。普通は手元のカードがなくなると、何も出来ないので温存するものなのです。
ところが、眼中なく使うのには、正直驚いたと同時に心配にすらなりました。
だって、ここまでギリギリの勝負をして来て、最後が何も出来ずに終わるなんて心外でしょう。それでも「やる!」と。
さて、ガベス攻防戦は何回やりましたっけね?
一旦、連合軍が占領したものをドイツ軍が装甲師団を掻き集めて反撃しましたね。その戦いでは連合軍は地雷原により死守に成功。さらに再度の反攻で奪還に成功。連合軍は叩き出されましたが、二方向から攻撃をかけられました。
これで「勝利か死か」を使い、戦力的にも勝ったと・・・。宣言しませんでしたっけ?
それが側面攻撃が失敗するわ、さいの目がショボイはで負けて。
そして最後の一振りに勝負が掛ってしまして。
ええ、ここでもさいの目がショボくて負けてしまいました。僅か1VPの差でした。
対戦を終えて、「おかしいなぁー。負けるつもりなかったのになぁー」と首を捻りつつ。「何て面白い対戦だったんだ」と口元の緩みが止まりませんでした。
ついでに言っとく。
『SHIFTING SANDS』は10戦くらいしてて、作戦も研究済み。それまで負けたことはありませんでした。ゲームが壊れないようにアドバイスはしたものの、遂に初負けです。とても楽しい敗戦でした。
 

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