八月二十日(土)
参加者は11+1名
プレイされたゲームは以下の通り。
CMJ『NO RETREAT!』×たくさん
CMJ『日露大戦』
HJ『アグリコラ』
HJ『ドミニオン』×たくさん
ASLは3ゲーム。
ASL『ANCIENT FEUD』
ASL2『MILA18』
ASL1『FIGHTING WITHDRAWAL』
こちらの写真は午前中の全景。この日は人出が遅く、昼近くでのこの有様。千葉会と言いつつ、都内で、しかも初めての会場でしたからねぇ。奥のザハさんvsルセロさんとのASL対戦は、朝一から定位置でした。手前では『ドミニオン』開催中。
15時近くなってから、ようやく辿り着く人間がポツラポツラと現れ。合計10名と、そこそこの人数になりました。
ちなみに、私とたけきょんさんは昼過ぎに撤収。残念ですが、お家の事情なので致し方がなーい。
手前では、山崎さんとsawsadaさんが『日露大戦』。その左手奥にはPONTAさんとMatさんが『NO RETREAT!』。右奥には下総さんがASL準備中。お相手はカメラマンしててくれたy.nakanoさん。で、一番奥の定位置にはASL対戦が進行中。
こちらが先の写真を逆から見た図。ASLの準備ができたらしく、下総さんが『NO RETREAT!』を感染中。実際、この前後に『NO RETREAT!』していた模様で。Matさんが懐かしの「あんた、背中が煤けてるぜ」のポーズ。
『ドミニオン』
ウォーゲームのサークルなのに、一番最初に紹介するのが、『ドミニオン』というのは、如何なものかとは思うんですが。まあ、細かいことを言ってもねぇ。この日も複数回対戦されていました。
ちなみに、この『ドミニオン』はヤーボ君のもの。
彼はゲーム機に熱中していたとしても、『ドミニオン』を誘ったら、イソイソと抱えて寄ってきてくれます。
さて、この日の注目は、サイコロを振らないゲームでは、抜群の実力を発揮するsawadaさん。デッキの組み立てが巧妙で、ぶっちぎりの勝利を収めていた模様です。
それを見たオヤジ連中から、「ヤーボ君がいるのに、大人気ない(・∀・)」と冷やかされていました。
『NO RETREAT!』
写真は、PONTAさんとMatさんの対戦風景だけですが、この日の『NO RETREAT!』は、幾つ対戦されたか、ちょっと探ってみましょう。まずは、私が午前中にPONTAさんと手合わせしましてね。それから遅れて到着した下総さんに、PONTAさんが手引きしまして。その後に、夕方から顔を出したMatさんがPONTAさんと対戦。それもこの2人の対戦では、座っている位置が違うので、2戦以上は対戦していた模様です。
ですから、4戦は対戦されていましたね。
私も相当数を対戦しましたが、まだまだ底が見えて来ません。サークルの主催者をやっていると、色々なゲームに触れる機会が増えていきます。それから交流のあるサークルへ誘われることも多く、対戦数も格段に多くなるのです。
すると、ゲームを見えて来るんですよね。
何度かプレイすれば、どこをどうすればどうなる、というのが。それからどちらが有利かという、バランスも分るのです。ASLのシナリオだってそうですよ。
ところが、この『NO RETREAT!』だけは分らない。
今のところ、バルバロッサのシナリオだけで、お腹一杯になっています。けれども、終戦間際までプレイ可能ですし、「ブラウ作戦」や「サターン作戦」、それから「クルスク」の各シナリオも準備されています。そして、それらをプレイしても、システム的に問題ないのは、ルールやターントラックを見ると判断できます。
もう、しばらくは『NO RETREAT!』の冥府魔道を彷徨うつもりです。
ああっと、これじゃあプレイレポートになってな(゜∀゜)イ。
では、私がこの日対戦したPONTA戦を簡単に。
陣営は、私がソ連軍、PONTAさんがドイツ軍を担当しました。
1ターン目に、ドイツ軍の攻撃を見てですね。「これは余裕だ」と思ったんですよ。DRが連発しましたから。
ソ連軍のユニットが生き残ったため再編成に追われることが無く、手元にカードを残せます。結構、使いたいカードも、再編成で流されるパターンも多いのです。
ところが、ですね。2ターン以降のドイツ軍は、攻撃で“6”を連発しまして。
そのため、守つもりのヘクスを、次々に明け渡す事態に。顔は平静でしたが、心の中で「これはヤバイΣ( ̄◇ ̄;」と焦っていたところ。何とかかんとか、6ターンの勝利条件をクリアできて。時間の都合もあったため、中断したのでした。
『アグリコラ』
だから、ここはウォーゲーム(以下略)。この日は美鶴さんとサワやんがヤーボ君に教育しまして。
アグリコラ・キッズとして特訓を施していた模様。
こうやって、純真な少年をイケナイ道へと誘いのですね。分ります(・∀・)。
ちょっとマジメに話しましょうか。
私がいつも心がけている標語として、「花には水を 妻には愛を 子供にはボードゲームを」というのがあります。
どこかの会社のパロディなんですがね。
ウチにはJKの娘がおりまして。
彼女はゲーム機を持っていませんし、興味もありません。
大昔に。そうですね、幼稚園の頃でしょうか。欲しがったので買い与えたのです。身近に持ってる人間も多かったですからね。
ところが、それまでノンビリしていた娘がですね。いや、正確には、鈍臭かったんですが。
それが荒くなってしまったんです。言葉遣いとか、ゲームをやっている態度とか。
「これはイカンなぁ」、と思っていたら、タイミング良くそのゲーム機を失くしてしまいまして。これ幸いに、それっきり縁が無い生活にしたのでした。
それで以前のように、鈍臭くはなりましたが、荒れた感じは無くなったので、これで(゜∀゜)イかったのかなぁ、と。
ついでに、子供がヒステリーを起こすのは、語彙が少ないから。
言葉で表現したくとも、その言葉が出て来ないから、ヒステリーになってしまう。それは親御さんの責任なんですよね。良く子供と話したり、寝る間際に読み聞かせしていたら、語彙は増えるので、ヒステリーは起きなくなるんです。これは私が愛聴している、ラジオの人生相談で良く言われていまして。
時間が無ければ、読んだ音声をテープに録音していて。それを寝る際に聞かせれば、(゜∀゜)イイとも。
まあ、お節介オヤジのたわ言ですが。
ちなみに、我々よりちょっと上の。そう、アラフィフのオヤジさんが怒りっぽくなるのは、言葉が出なくなるから。これは加齢によって、言語の機能が落ちてしまい、言いたくても出てこなくてイライラしちゃう。イライラするより何でもいいから兎に角言ってしまう。そうすれば、精神衛生上はよろしいのですね。
だから、オヤジさんが変な事言ってても、暖かく見守ってくだされ。
ああ、余談が過ぎた。
『日露大戦』
ちゃんとウォーゲームもプレイされていますよん(・∀・)。
この『日露大戦』は、千葉会総選挙で「興味のある新作」のトップでした。ルールもユニットも、それにマップも手頃だし、展開もいくつも選択肢があり、日露戦争の雰囲気もかなり出ている。ポイントを集める理由が、沢山あるんですねー。
最近の国産ゲームでは、特筆すべき出来栄えです。
この日は、美鶴さんとサワやんの師弟コンビが対戦しとりました。翌日、美鶴さんがクダを巻いていたので、きっと負けたんでねえ。
それにしても、サワやんは腕を上げたものですね。
マジメに。Sawadaさんは若い頃に、ウォーゲームの経験がなく。ニュージェネレーションになるのです。
それでちはら会や千葉会でウォーゲームに始めて触れて。揉まれて来たのです。
で、まあこちらの写真をもう一度見てくだされ。
最初、この写真を見た時に、「何でこんな事になっているのか?」と疑問を持ちました。陣営はsawadaさんがロシア軍、山崎さんが日本軍を担当していました。
赤円内のロシア軍が包囲攻撃を受けていると思ったのです。このゲームは、後退型の戦闘結果表なので、包囲されるのは避けなければなりません。
しかし、良く見てみると、
包囲されてない。
絶妙に海岸線が入り組んでいて、包囲が成り立たないのです。
では、次に「何故、ここでロシア軍が戦線を張っているのか?」を考えてみました。
まず、これまでの経験では、日本軍が最初から満州平原へ進出しても、ロシア軍の増強が間に合うため、押し切ることは出来ません。
日本軍としては、満州平原の決戦だけでなく、大連や旅順を攻略し、ロシア軍のモラルを下げる必要があるのです。
そこでsawadaさんは、それを読んで旅順の門前にあたる、南山の前面で遅滞戦術を行い。旅順攻略を遅らせているのです。そうすれば、ロシア軍のキラー・カードである「マカロフ」も長期間に亘り使用可能になります。
この写真は4ターンで、日本軍に「ZOC無視」カードを考えないとすれば、旅順陥落は早くとも7~8ターンになります。そこから日本軍の旅順攻略部隊が北上しても、満州平原での決戦には間に合わない可能性は高い。
Sawadaさんは、戦略的に効果的な防御を行っているのが分りますね。
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