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2012-11-26 16:40

『猿遊会のオペタイ 修羅編』 その2

『事前方針』
さて、前置きはここまで。リプレイに移ろう。
この対戦前に強く思ったのが、「丁寧にやろう」であった。最終ターンまで粘れば勝機はある。丁寧にやろう、と。
だから、セットアップで指定ヘクスから1ヘクス動かすのも良く吟味した。
ユニットの動かし方も変えた。
普段は簡単な地点から決めて動かし、難しい地点を後回しにしている。こちらの方が時間を短縮できるのだ。普段対戦している慣れていたり、手頃なゲームであるならば、この戦い方で十分。しかし『OPERATION TYPHOON』ほど、マップが大きく地形も複雑なものでは、1つの方向間違いが意外な遠回りを齎す。そのため難しい地点から行動を組み立てて、それから簡単な地点へと目を移すようにして、そのような無駄を減らすようにした。時間は掛かるが、こちらの方がミスは減らせるのである。
 
私が担当したドイツ軍南部には、第4軍と第2装甲軍がある。ここには北部から配備されている軍団を挙げて行けば、第7軍団、第20軍団、第57装甲軍団、第12軍団、第13軍団。第43軍団、第24軍団、第53軍団になる。
南部での目標はセレフコプとツーラである。
ツーラは第2装甲軍の兵力だけでは、攻略は不可能だ。この攻防戦が勝利を左右する。そのために1ターンから、最強の第13軍団を南下させる。
続いて、第4軍に所属する他の部隊だ。
第7軍団と第20軍団は2個歩兵師団しか所属していない。これらの部隊は、目前に配備されている弱体なソ連軍を攻撃し壊滅させ、その後は防御態勢へと移行する。
第13軍団の次に強力な第12軍団はセレフコプの攻略だ。
そのために第12軍団とともに第57装甲軍団が押し出し、セレフコプを孤立させ、攻略の態勢を整える。
第2装甲軍は序盤に兵力が大いに不足している。
第43軍団は2個師団しか所属していない。この軍団は目前のC3戦車旅団だけを狙い撃ちだけし、その後は防御態勢へ移行する。
第24装甲軍団でツーラ南方を回り込むように攻撃。
実質的に、この第24装甲軍団が第2装甲軍の攻勢主力になる。第53軍団は第24装甲軍団に追従し、その側面を固める。
このようは布陣を考えていた。
 
『1ターン終了時』

天候:曇り 地上の状態:地表凍結
ドイツ軍南部では、予定通りに第13軍団を南下を開始する。
ツーラ周辺で戦車旅団を狙っての攻撃は、一ヵ所が打撃を与えられるものの、もう一ヵ所は失敗。この戦車旅団がツーラまで撤収する。第24装甲軍団も攻撃。
それ以外の南部は部隊の位置変換のみを行った。まだ全面的な攻撃には早い。
それに比べてドイツ軍北部は活発だった。早速「Accel Assault」を突っ込み攻勢。出血しつつも、ソ連軍を削る。その1個は重囲に捕らえるなど成果を上げる。
Accel Assault:軍団HQを指定し、それに所属する部隊の戦力を2倍に出来る。ゲーム中一回しかできない。
ソ連軍は中央以南で整然と撤収。逆に、北部では大混乱。
敵ZOCに捕らわれていると、移動力の半分をその離脱に使ってしまうのだ。そのため歪な戦線となっている。
 
『2ターン終了時』

天候:曇り 地上の状態:地表凍結
北部で攻勢続く。攻勢の矢は2つ。クリンを目指すものと、モスクワ北部を掠めるものだ。
南部では第24装甲軍団の攻撃続く。第2装甲軍団がツーラ南部へと突出しているため、第4軍との間隙が広がる。それを埋めるべく第13軍団が急行。
ソ連軍は南下制限があるため、ツーラから東方へ伸びる戦線を築く。それ以外では整然と戦線を後退させる。
 
 
『3ターン終了時』

天候:晴天 地上の状態:地表凍結
北部はクリンへ残り3ヘクスと迫る。もう1つの攻勢軸も突き進む。ドイツ軍戦線の後方へ逃れたソ連軍師団も捕捉。
第4軍も動く。第57装甲軍団が攻撃。第12軍団もジリジリとセレフコプへ寄せる。
第24装甲軍団は移動力を生かし、左右に部隊を振る。所属する3個装甲師団が揃ったところでAccel Assault。精強なソ連軍を撃退する。第53軍団は2個師団をその両側面へ展開。第43軍団はツーラの北部で第13軍団の到着を待たせる。
それを見た軍神殿はニヤリとして、「じゃあ、攻撃しちゃう」。そしてツーラ北部で反撃に出て、第43軍団の1個師団へ包囲攻撃。この師団は大侵害を出す。軍神殿は言葉が軽かったり、丁寧であったりする場合に、やる事がエゲツなくなる。そして、これ以降鬼の手際を見せるのである。
ドイツ軍としては損害が出たものの問題にしていない。ユニットが壊滅しない限り、同一師団効果を得られるのだ。
同一師団効果と諸兵連合効果:戦闘の際に、ドイツ軍の師団全てが参加していれば、同一師団効果としてオッズを1シフト有利にできる。歩兵と戦車が共同して攻撃すると、諸兵連合として1シフト有利にできる。ただし、諸兵連合は相手に戦車や対戦車砲がスタックしていると、打ち消されてしまう。
ドイツ軍のユニットは連隊と大隊単位で、ソ連軍のユニットは師団と旅団単位。そのため額面戦力では劣るものの、同一師団効果と諸兵連合でオッズを高めるのだ。
 
 
『4ターン終了時』
 
天候:晴天 地上の状態:地表凍結
北部ではクリン前面の戦いが本格化している。まるで、そちらへ吸引されるように、ドイツ軍が押し寄せている。
第4軍所属の第7軍団もAccel Assault。前面のソ連軍を削る。第57装甲軍団も攻撃を継続。
第13軍団がツーラ戦区まで到着。第43軍団もそちらへ撤退し合流する。
ツーラ南部では、大きく戦線を開けたまま攻勢を続ける。
第24装甲軍団が密集して攻撃を行えば、手薄になった地点をソ連軍が逆襲。
 
 
 
 
『6ターン終了時』

天候:曇り 地上の状態:普通
5ターンの写真は撮り損ねた模様。
ドイツ軍がクリンへ集中。その孤立化に成功している。
第4軍では、この地点での第57装甲軍団の攻勢に見切りを付ける。悪天候が続いて森林地帯での攻勢に利点を見出せないのだ。そこで第57装甲軍団を撤収させる。
ソ連軍はセレフコプ周囲での戦線構築を断念。
同地へ強力なスタックを入れて、残る部隊は撤退。ドイツ軍の第12軍団はセレフコプへの攻撃態勢を急ぐ。
第4軍所属の第13軍団はツーラ北部へ来着。それに合わせて第2装甲軍所属の第43軍団も戦線を引き伸ばし、ツーラを包囲する構えを見せる。
第2装甲軍主力である第24装甲軍団は急旋回。
ツーラ付近で攻撃していたソ連軍先鋒を撃退。
 
 

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