『1915年4月』
天候 西部戦線:泥濘、東部戦線:泥濘
西部戦線では両陣営の攻勢が交差する。ドイツ軍が第一次ナンシー戦を仕掛けると、フランス軍はその側面へ攻撃。一角を奪還、ドイツ軍の戦列へ割り込んでいる。
イタリア戦線では、AH領内へ踏み込んだイタリア軍であったが、AH軍とドイツ軍に立ち塞がれて停滞。
東部戦線では、ロシア軍もドイツ軍も兵力を増やして、睨みあいが続く。
バルカン戦線では・・・。あれ?セルビアは崩壊してないのかな。セルビア南端のスコピエに2マーカーが見えるので、その地でセルビア軍が抵抗している模様。
AP陣営は地中海から攻勢を開始。ギリシャやガリポリからイギリス軍が大出血をしつつ進出。バルカン方面にはイギリス軍が5.5個軍団、さらにフランス軍までも投入。バルカンはセルビア、トルコ、AH、イギリス、フランス、ギリシャと各国のユニットでカラフルになっている。戦場では血みどろなのであるが。
ガリポリでの采配に、CP陣営で錯誤が生じる。
もう1ヘクス前で戦線を構築すれば、イギリス軍を完全に封印できたのだが、それをトルコ陣営へ伝達していなかったのだ。これには普段物静かな下総将軍から、強く抗議を受ける。戦況的には悪いのであるが、このような事柄も多くの人数でプレイ際の独特な楽しみなのである。
戦線後方では、再編成と分割により予備が充実し始めている。開戦当時の訓練が行き届いた職業軍人から、民間人を急遽動員して部隊数を増やした状態が現出しているのだ。
『1915年5月』
天候 西部戦線:晴、東部戦線:晴
西部戦線では、戦列へ侵入してきたフランス軍を、多数で打ち込んで殲滅。しかし、この犠牲でナンシー攻略戦を遅らせたのである。フランス軍は士気旺盛でその隣接地域で攻勢。ドイツ軍に損害を与える。
イタリア戦線では、CP陣営は2級の部隊だけで凌ぐ構えであり、AP陣営もイタリア軍だけでは攻勢に出る勢力はない。
バルカン戦線では、南端の都市で抵抗していたセルビア軍が降伏。セルビアは崩壊。AP陣営の救出は間に合わなかったのである。セルビアの救援には間に合わなかったものの、ガリポリから出撃したイギリス軍は前進。橋頭堡の拡大に成功している。
東部戦線とガリシア戦線では、ロシア軍による攻勢が行われている。これもヘクスに変化はなく、CP陣営にDマーカーが見られるので確認できているだけだ。
『1915年6月』
天候 西部戦線:晴、東部戦線:晴
前ターンにCP陣営内部で秘匿情報が駆け巡っていた。バルカン戦線指揮官である下総将軍が、ルーマニアへ宣戦布告する、と伝えてきたのである。
攻勢準備が整ってない、との懸念もあったが、彼の決意の様子に他の指揮官も支持に至る。
そして今ターンAP陣営へルーマニア戦線布告を通告。ルーマニア国境線に待機していたCPの大軍が乱入。この状況に危機感を覚えたAP陣営は、バルカン戦線全体の指揮を、イギリス軍のBulebear元帥へ移譲する。いや、Bulebear元帥が簒奪したと言っていい。
西部戦線では、フランス軍による捨て身の攻勢が続く。このターンもドイツ軍の戦列へ割って入っているのだ。
イタリア戦線でも、イタリア軍による攻勢開始。出血しつつも前進に成功する。
バルカン戦線では、イギリス軍の攻勢が続く。ここでも出血と引き換えで前進に成功している。
東部戦線・ガリシア戦線でもロシア軍が一大攻勢を行う。東部戦線ではポーランド内でドイツ軍の戦列へ割って入っている。そしてガリシア戦線では、カルパチア山脈迂回作戦継続し、AH軍へ圧力を加える。おそらく、この作戦は続いていたのだろうが、写真では確認し難い。
『1915年7月』
天候 西部戦線:晴、東部戦線:晴
戦争は苛烈さを増している。
西部戦線では、戦列を崩されたドイツ軍が即時反撃。フランス軍2個軍団を殲滅し占領。するとフランス軍もエランを発揮、逆襲を決行し再奪還に成功する。死の糸車が滑空しているのである。
バルカン戦線でも激戦続く。
ガリポリから前進したイギリス軍へAH軍が反撃。失地を回復するが、イギリスMEFも即時反撃。再奪還に成功。
ルーマニア戦線では、AP陣営は首都ブカレストの放棄を決断。ルーマニア軍とロシア軍は大撤退を敢行。
東部戦線もドイツ軍が即時反撃。史実のタンネンベルクの如くロシア軍を殲滅。ロシア軍も損害を顧みない攻勢を断行。ドイツ軍に損害を与え続ける。
ガリシア戦線では、カルパチア山脈迂回作戦が成果を見せる。遂に、レンベルク~ブタペスト鉄道へ、ロシア軍の砲撃が届くまで前進したのだ。さらにプリミシェル要塞北部へも攻勢、前進に成功する。ガリシア戦線両翼で圧力を加える。東部戦線の消耗戦、ガリシア戦線の両翼作戦、そしてルーマニアでの戦線縮小と見事な手腕!さすがYSGAの至宝Dublin大公!!
『1915年8月』
天候 西部戦線:晴、東部戦線:晴
危険なバルカンを援護するため、APは全戦線の渡って攻勢を決行す。
西部戦線では、またもやフランス軍がエランを発揮。
再度、ドイツ軍の戦列へ侵入。この突入部隊と、攻撃による損害により時間を、そしてドイツ軍の集中を失わせているのだ。
イタリア戦線でもAPは攻勢。CP戦列の一部を後退させ、意気が上がる。
バルカン戦線では、SUD軍によるルーマニア討伐と、地中海からAPの攻勢が交差。ルーマニア国内では、ルーマニア軍の残余と支援のロシア軍が強力な戦線を築き抵抗。精鋭のSUD軍も手が出ず、延翼作戦を開始。地中海では、ガリポリでイギリス軍が攻勢し、トルコ軍を削る。サロニカでは両軍のハイスタックが睨み合う。
東部戦線では、ドイツ軍とロシア軍の攻勢が行き交う。
カルパチア山脈を越えて、CPの鉄道を扼したロシア軍は、即時反撃を受けて壊滅。CPの大動脈は一先ず安全となる。逆にロシア軍は北部で攻勢。一瞬も気を許させない。
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