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2024-05-17 11:22

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2012-07-18 21:21

『第百三回千葉会の報告』@土曜日 その2

『ASLまとめ』

今回の千葉会で本命だったのはASLでした。
まずは群馬からやっさんが久々に参加しまして。それに初参加のケンさんが加わり、ASLの習得に汗を流していました。って汗は流れないか( ̄∇ ̄;)。
写真は朝一のASL卓。デジカメを忘れまして、子yagiに届けて貰うまでの代用携帯カメラです(゚Д゚ )アラ。このボヤケ加減が古い携帯らしいですな。
対戦しているシナリオは、ASLの初心者が必ず通る道であるS1『RETAKING VIERVILLE。出てくるのが歩兵のみと、最もシンプルなシナリオです。
やっさんとホンキチさんの対戦で、ケンさんが観戦しています。この対戦は、勝ちやすいと評判のアメリカ軍を初心者のやっさん、ベテランであるホンキチさんがドイツ軍を担当しました。
ホンキチさんは、参加数が少ないものの、ASLを始めてからの年数や、ゲームセンスに優れておってですね。我々は買っておるのですが、それがあっさり負けやがりましてね。困るよ、そういうこっちゃ(ノ∀`)タハー。
 
 
S1『RETAKING VIERVILLE
 
観戦だけのつもりだったケンさんでしたが、しばらく観戦を続けたものの、ホンキチさんに誘われて参戦。当然、シナリオはS1『RETAKING VIERVILLEです。
でも、見ているだけで覚えようと言うのは難しいんですね。習うよりも慣れろ、が近いですから。

こちらが2ターンの・・・、そう先ほどの写真から考慮してアメリカ軍の移動を終えた時点になりますね。
陣営はホンキチさんがドイツ軍、ケンさんがアメリカ軍の模様。
さて、写真から戦況を判断すると。今回はさすがにホンキチさんも攻め方を思い出したようで。ドイツ軍が(・∀・)イイ感じで寄せています。

ふむふむ、この戦況をVASLで再現して、簡単ですが解説してみましょう。
ドイツ軍は東からの部隊(8-1、4-6-7×3)で防御態勢を固め、西からの部隊(7-0、4-4-7×3)を村の中央へ突入させています。そして2ターンの部隊(9-1、5-4-8×2)も直接村の中央部へ投入。速攻でアメリカ軍を圧倒する作戦です。
アメリカ軍は1ターン目に登場した部隊(8-0、7-4-7×3)で、村への橋頭堡を築き。2ターン目の部隊(8-1、7-4-7×3)も同じ経路で投入。強力な火力でドイツ軍を打倒する作戦ですね。
ドイツ軍は村の南部で抵抗していたアメリカ軍を排除寸前。そのため勝利条件である建物の1個へ突入可能となっています。村中央のアメリカ軍は健在ながら、救援部隊からの分断を狙ったドイツ軍も全ての部隊が健在。
戦況的には、ドイツ軍が若干有利と言えますが、まだまだ余談を許しません。
 

こちらは同じ組み合わせでの2回戦目になりますね。若干、両軍の動きが違っていますから、2回戦目と分かるのです。

こちらもVASLで再現してみました。
ドイツ軍は分断を狙った部隊を、西からの部隊から1個増やして側面からの阻止も行っています。
その分、村中央へ突入する部隊が・・・、あれ?撃退されたのかな?何故なら、西からの部隊が前進していませんもの。
 
こちらが少し進んだ状況ですね。
ふむ、やはり1ターンに西から登場したドイツ軍は撃退された模様でしたね。それで2ターンの精鋭部隊と共に村へ突入しています。
アメリカ軍も、今度は攻撃経路を増やしていますね。
戦況的には、お互いに攻撃と防御の布陣を終えたところでしょうか。ここからが本番ですね。
勝敗は2戦ともに記録はしていません。記録より記憶に残る戦いでしたから。カッコ付けただけですが(*´∀`)。
この組み合わせで、S2『WAR OF THE RATSも対戦されていました。このシナリオでは、歩兵だけでなく機関銃に、爆薬と火炎放射器も出て来ます。そしてASLと相性のいいスターリングラード戦です。
写真は撮り忘れ(∀`*)テヘッ。
 
 
S24『SHERMAN MARCHELS WEST
      
さてさて、S1『RETAKING VIERVILLEで肩慣らしを終えたやっさんがですね。私とS24『SHERMAN MARCHELS WESTを対戦することに。
というのは、本来ならばホンキチさんが対戦するつもりだったのですが、戦車に自信がないからとバトンタッチしたのでした。それなのに、本日初ASLのやっさんが行き成り戦車を動かす事に、少々複雑な表情をしていましたっけ。
写真は3ターンの時点で、それを違う角度で撮っております。陣営は私が守るドイツ軍、やっさんが攻撃するソ連軍でした。
この対戦は、私自身もかなり苦しくも楽しい戦いでした。
というのは、ドイツ軍にティーゲルと3号戦車が1輌ずつ、それに50mm対戦車砲。ソ連軍にシャーマンが6輌出て来るのです。ですから、ティーゲルの鉄拳を如何にシャーマンが捌くかが、シナリオの焦点になるのです。
ところが、行き成りティーゲルがシャーマンに撃破されやがりましてウソォΣ(д゚|||ノ)ノ。
この時点で投了かと思いましたが、それでも3号戦車と50mm対戦車砲が健在でしたから、気を取り直して継続。
すると、50mm対戦車砲がシャーマンを1輌撃破の1輌走行不能に。さらに3号戦車がシャーマンを3輌撃破するという大健闘。

こちらが5ターンになります。
ソ連軍は勝利条件で指定されており、未だに占領できてない2箇所の建物へ圧力を加えています。
この後にドイツ軍の後方へ回り込んだシャーマンが3号戦車に撃破され、片翼のソ連軍が崩壊してお手上げとなったのでした。
やっさんの作戦自体は良かったんですけどね。ティーゲルを撃破したツキが続かなく、歩兵も前進できなかったのが敗因でしょうか。もう一押しだったんですが。
同じ組み合わせで、小さめのシナリオであるS30『RIPPLES ON THE PONDも対戦しました。
けど、小さくて戦車戦のシナリオはですね。運の傾きを取り戻すことが出来ないのです。ええ、アタシがあっさり負けてしまいますた(´・ω・`)ショボーン。
 
 
A25『COLD CROCODILES
    
先月に続き、y.nakanoさんがルセロさんとA25『COLD CROCODILESを対戦。陣営はy.nakanoさんが防御側のドイツ軍、ルセロさんが攻撃側のイギリス軍でした。
写真はドイツ軍の配置が終わり、イギリス軍の配置を行っているところ。

写真は4ターン。
先の写真が15:30でこちらが16:50ですから、超速な進み具合です。
さて、戦況なのですが、イギリス軍の侵攻はゆっくりとしたものです。OBAも使った様子がないので温存している模様。
ここから急速に事態が動き出し、そのままイギリス軍が寄り切ってしまいました。この辺りのテクニックはルセロさんが一枚も二枚も上手です。さすが、千葉会でのASLトップでした。
ルセロさんに続くのが、私や下総さん、y.nakanoさん。それに一周遅れてホンキチさん、うおPさん、VonReinstainさんと続いています。これにやっさんとケンさんが乱入と言ったところになりますね。
この日のASLは以上でした。
 
 

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2012-07-18 20:53

『第百三回千葉会の報告』@土曜日 その1

参加者は15名。
プレイされたゲームは以下の通り。
コマンドマガジン『日露大戦』
コマンドマガジン『バルジ大作戦』
コマンドマガジン『太平洋空母決戦』
歴史群像『ミッドウェイ海戦』
歴史群像『日本海海戦』
VictryGame『HANNIBAL
ColombiaGames『Shenandoah: Jackson's Valley Campaign
GJ『本能寺への道』×2
 
ASLは5シナリオ、8ゲームくらい。多人数で寄って集ってしてしたから、正確な数字は分からねえっす
S1『RETAKING VIERVILLE×4くらい
S2『WAR OF THE RATS
S24『SHERMAN MARCHELS WEST
S30『RIPPLES ON THE POND
A25『COLD CROCODILES
 

写真は午後一の様子。
手前が「本日大売出し」開催中のASL卓。ここに4~6人が集まってASLをですね。ほぼ全面的な修行してました。その左ちょい奥に見えるのが、断鉄さんと・・・あれ?相手のmitsuさんが見えないな。とにかくこの2人で『バルジ大作戦』していて。その横にはmitsuさんが持ち込んだ『ハンニバル』を広げており、喜多川さんの到着待ち。一番右の奥ではDRAGOONさんと軍神殿が積み木の『シェナンドー』しています。で、F男さんが対戦相手のはねはねさんを待つ間に会場内を徘徊中。
他にも空いているテーブルが幾つか見えます。と言うわけで、皆さんのご参加をお待ちしております(・∀・)イイ。
 
 
こちらは3時のおやつ前。
喜多川さんが到着し、mitsuさんの念願である『ハンニバル』開幕しています。良かった良かった。で、盛況のASL卓に軍神殿が牽制に来てまして。あら?オレと何か話しているけど、記憶がない(=ΦωΦ)ニャー。
その隣の差し入れ卓には、ヤーボ君が居座ってDS中。


夕刻に写真の角度を変えて撮りましてね。
こちらが入り口から見て前列の差し入れ卓と、ASL卓。
手前には朝一で対戦された『日露大戦』が放置中。で、奥にはASLで修行している皆さん。午後から参加の下総さん
が観戦しております。


うーん、この写真では今一つ向こう側の様子が分かり難いのですが、こちらは中列で手前に『本能寺への道』を3人戦。その奥がASLを対戦中。


こちらが後列で手前に、現在話題の歴史群像付録『ミッドウェイ海戦』。奥には『シェナンドー』
 
全体像としては、こんな感じでした。
当然のように、例会後は居酒屋のへ流れ。大いに飲んで騒ぎまして。オヤジたちの賀詞交換会にて・・・。猿遊会の打ち合わせをしたのでつた。
 
 

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2012-06-28 09:03

『ワニとOBA』 その3

『5ターン:イギリス軍』

5ターンのイギリス軍だ。ふむむ、またもやピンボケだ。一眼レフのデジカメなのに残念だわ。
さて、4ターンのドイツ軍が戦線を後退させたため、村で後衛のドイツ軍を駆り立てている。まあ、大きいのはこちらになる。

まずは先のターンに2-4-7を喰った8-0指揮官+MMG5-4-8へ、ワニが火炎放射を浴びせかけた。これにより5-4-8が混乱し捕虜となり(A)、健在だった8-0指揮官を白兵戦に取り込んで捕虜にしかけている(B)。隣の5-4-8も取り囲んで逃げられないようにして居る(C)。ちょっとボケてて分かり難いのであるが。

中央部ではジリリと寄せている。
というのは、OBAがSRで小休止であり、その援護でクロムウェルが急行(A)。あれ?これは危なくねえか?
PFで喰われる可能性があってさ。イカンイカン。

さて、問題の運河を巡る戦車戦だ。
まずチャレンジャーの射撃により、4号駆逐戦車の1輌を喰えている(B)。しかし、(マーカーを省いているが)追加射撃の後なので、もう1輌の4号駆逐戦車は生き残っているのである(C)。
この
4号駆逐戦車を撃破するため、9-2戦車指揮官の乗っているクロムウェルを前進させたのであるが、側面を取ったとしてもMG(機関銃)による射撃で向きを変えられると意味がない。それに途中で気がついてsMで煙幕を張ったのみとなる(D)。我ながらしようもない。
 
 
『5ターン:ドイツ軍』

ドイツ軍は基本戦略である後退を継続している。
それだけでない部分は、焦点を当てて触れて行こう。

まず先ほど僚友を撃破された4号駆逐戦車は、お返しでチャレンジャーを喰っている(A)。

そして疫病神のようにドイツ軍に付いて回ったのが、イギリス軍のOBAである。後退するドイツ軍の戦線を嘲笑うかのように、着弾して戦線を崩してしまう(B)。

そして左翼の村では抵抗もほぼ終了している(C)。
包囲された5-48は捕虜となり、残るは運河沿いへ進撃となった。
 
 
『6ターン:イギリス軍』

イギリス軍は無理に進撃を急ぐ必要は無かった。
既にドイツ軍は最終防衛ラインまで後退しているため、ここを抜けば勝負が決まってしまうからだ。
何より、VPの計算をしてはいなかったが、この時点でイギリス軍の方が凌駕していると思われたのである。
では、大きな写真を参考にして貰って、この時点のVPの概算してみよう。
石造建物が4VPとなるため、イギリス軍の占領しているそれは左の24盤で6個、右の23盤で6個になり、合計12個=48VP。ドイツ軍の石造建物は運河の向こう側に4個と、23盤の残りで5個、合計9個=36VP。戦車は4号駆逐戦車とチャレンジャーで、ドイツ軍の1VP負け。
歩兵はイギリス軍が1個分隊の損害くらい、とドイツ軍が生き残りから逆算して3~4個は損害を喰らっており、その殆どが捕虜なのは痛い。
以上から、現状でイギリス軍の10VP勝ちだったのだ。

では、焦点に当てた写真に絞って解説しよう。
イギリス軍が急がないでいいのは先に触れた通り。OBAも一休みしている。
ドイツ軍の抵抗線へ向けて、兵力を前進させただけである。それしか言いようがない。
 
 
『6ターン:ドイツ軍』

ドイツ軍は最後の勝負に出た。

まず88が姿を現して、砲撃を行なって来たのだ。
この砲撃で前進したイギリス軍スタックが撃退された。

そしてHIPで潜んでいた2-4-8が、イギリス軍の前進した後方に現れ、石造建物を占領して行った。
 
 
 
『7ターン:イギリス軍』

しかし、ドイツ軍の抵抗はここまで。

後方を荒らしたドイツ軍の2-4-8だったが、ワニが引き返してきて焼き払い。一発昇天。この2-4-8はイギリス軍が間に合わないくらいまで、潜むべきだったろう。その後に、石造建物を駆けつけたイギリス歩兵が取り返している。

88には(写真では省略されているが)OBAが命中。無力化される。もう一門の88も砲撃を開始したが、それも手遅れになった。イギリス軍が懐深くまで進入しているのだ。
この戦況を見てドイツ軍は投了を申し出た。
 
さて、ドイツ軍の敗因に触れておこう。
y.nakanoさんの「下がって守る」という考えは悪くない。いや、素晴らしいと言っていい。
しかし、如何せん下がるのが早すぎた。そこをOBAで崩され、数的優位なイギリス軍に詰められ、止めにワニが焼き払ったのだ。
今回はOBAが当たり過ぎたため、崩れ方は予想以上だった。それでも前線で抵抗を巧妙に行えば、イギリス軍の前進を遅らせられ、その稼いだ時間で戦線を立て直せたのである。
88を温存する気持ちも理解できるが、前線に配置しチャンレンジャーの1輌でも喰えておれば、戦車戦をかなり優位に進められた。そうなれば、イギリス軍の前進は益々遅れた事だろう。
HIPで建物を取り返す考えも悪くはないが、ワニを狙うのも一興だ。今回もワニの進路に隣接するヘクスに2-4-8がHIPしていた。PFで撃破できる可能性は、それなりに高かったのである。
 
さて、人気シナリオのワニであるが欠点もある。
というのは、対戦を重ね過ぎたため、作戦から配置まで読めてしまえるのだ。特に、88の位置は大きさの関係で制限があり、読みやすい。対戦車砲は88でなく、75Lの方が使い勝手は良いのではなかろうか。
 
まあ、長々と書いたが、久々のA25『COLD CROCODILES』を堪能させて貰い、大変嬉しかった。
機会があれば次回もよろしくです。
 
 

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2012-06-27 22:21

『ワニとOBA』 その2

『2ターン:イギリス軍』
 
このターンからはちゃんとOBAを忘れずに進めている。
さて、ドイツ軍が後退したため、一時的に安心してしまい、イギリス軍のMTR2-4-7を前進させた瞬間。
ドイツ軍のHIPが現れ、しかも9-2指揮官+HMGで、7FP-4DRMと瞬殺コース。

その通りに、この2-4-7は消えて無くなった。迂闊な移動で損害を被ってしまったが、後悔先に立たず、気を取り直して行こう。
 

2ターンのイギリス軍終了時点。
これも激しい移動が無かったので、こちらの写真だけで良いでしょう。
ドイツ軍のHIP以降はイギリス軍も慎重になり、大胆な前進を行わなかった。
イギリス軍の歩兵は、全体的にジリジリと前進。戦車は予定通りにチャレンジャーを運河沿いに展開(A)。それと入れ替わるように、クロムウェルが左翼の村へと(B)。
最後尾にDMが見えるのは、狙撃兵に撃たれた部隊(ような記憶がある)。
 
 
『2ターン:ドイツ軍』
ハテサテ、このターンに撮影フェイズを設けなかったらしい。
このターンのドイツ軍は、さらに後退を続けた。
しかし、イギリス軍に痛撃を与えた9-2指揮官のスタックは、あまり下がらない。そこをOBAが命中。

このOBAを喰らったドイツ軍は全て混乱。一気に中央が手薄となったである。
それでの付近にドイツ軍の抵抗線が、“S”(隠蔽)スタックでも残存しているため、性急な攻撃は控えるべきだ。
その他では、イギリス軍の予想以上にドイツ軍は後退していった。特に、左翼は村の内部では建物を放棄して撤収した。
 
 
『3ターン:イギリス軍』

ドイツ軍の後退に釣られるように、イギリス軍も前進。
ドイツ軍の抵抗は殆ど見られなかった。
右翼の運河沿いではチャレンジャーの2匹が、次のターンに現れる4号駆逐戦車を封じるため前進。その前に果樹園に88が隠れていないかを確認はしている。
唯一抵抗を見せたドイツ軍の5-4-8には、10-2指揮官のスタックが寄せている。
左翼の村ではクロムウェルの2匹が突入。歩兵の支援を行う。特に、sMでの煙幕は3ヘクス先まで届くので有効なのである。
 
 
『3ターン:ドイツ軍』

あら、ピンボケだわ。まあ、ここも小さい写真でもいいだろう。
ドイツ軍はさらに戦線を後退させる。
左翼では、村を完全に放棄した。右翼でもOBAの直撃から回復したスタックを前進。それ以外は後退させた。
 
 
『4ターン:イギリス軍』

さあ、ここからが勝負のターンだ。
イギリス軍の増援でチャーチル・クロコダイル(ワニ)が、左端より登場し、その動向が勝敗の行方を決めるのである。では、細かい部分はこちらの写真と、細部の写真を参照して戦況を見てもらいたい。

まずは、イギリス軍のOBAにより、戦線に復帰したドイツ軍に打撃を加えた。このOBAがドイツ軍の抵抗に付き纏って、思うような戦線を築かせないのであった。
そこへジリリとイギリス軍の最強スタックが躙り寄る。

そしてワニの安全を確保するため、88が隠れていそうな地点を、2-4-7が走り回って確認をしていった。その内の1個は8-0指揮官+MMG5-4-8の射撃(青の点線)を受けて、昇天してしまったが、その役割は果たしたのである。
その射撃を見て、イギリス軍はドイツ軍のスタックを逃さないように寄せていった。こうやって、退路を無くすような“寄せ”は重要なテクニックなのである。

イギリス軍も準備射撃(A)を村の内部で行なっている。
それは88の炙り出しで、この布陣では考え難いのであるが、それでも手抜かりがあってはいけないのだ。
さて、BにMotionのイギリス戦車がいる意味を分からなかった。しかし、よくよく考えてみれば、このクロムウェルには9-2戦車指揮官が乗っており、オーバーラン(OVR)を仕掛けたのである。直前にsMを張って、PF(パンツァーファスト)の危険を減らしたのだ。

さて、肝心のワニであるが、ドイツ軍の抵抗線が読めぬ以上、無理は行うべきでない。安全策に出て、最後方をジリジリと進ませた。
 

『4ターン:ドイツ軍』

ドイツ軍は戦線を左翼で更に下げる。
右翼では運河沿いでOBAは炸裂したため、思うような戦線は築けていない。
さて、このターンにドイツ軍の4号駆逐戦車が登場したのだが、それがチャレンジャーへ勝負を挑んで来た。それに、(現実的にはLOSがあるかどうになるのだが)気がつかず、イギリス軍は先手を許してしまった(A)。
 
 


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2012-06-25 13:25

『ワニとOBA』 その1

A25『COLD CROCODILES

千葉会の6月17日の日曜日に対戦したASLのリプレイです。
この週末は札幌からの客人を迎えたため、ASL熱が盛り上がり。それに触発されて、ASLの対戦が積み重ねられたのでした。その鈴木さんはルセロさんとA68『ACTS OF DEFIANCEの対戦が決定したので、私とy.nakanoさんとでA25『COLD CROCODILESを対戦する事としました。
陣営は、私が攻撃側のイギリス軍、y.nakanoさんが防御側のドイツ軍を担当。
さて、A25『COLD CROCODILES、通称『ワニ』について説明しましょう。
 
『歴史的背景』

WWⅡ末期。すでに戦場はドイツ国内へと移っていた。ドイツ軍は連合軍の進撃を防ぐため、随所で運河に架かる橋を爆破。ところが、ST.Joost村の橋だけは破壊されらておらず、その占領が両軍に取って大きな課題となった。
イギリス軍は第8軽騎兵(Hussars)を派遣。事前の偵察では、ここには弱体な守備隊しかいないと思われていた。しかし、イギリス軍の攻撃を察知したドイツ軍の指揮官は、精鋭の降下猟兵を投入。稀に見る激戦が展開されたのである。
 
『シナリオ詳細』
これはASLの魅力が凝縮されていると言ってもいい。
攻撃するイギリス軍は戦車やOBAに支援されている。
イギリス軍の戦車は多彩で、ASLをプレイしている人間に一番人気のクロムウェル、異風なチャレンジャー。そしてイギリス軍には、シナリオ名にあるようにチャーチル・クロコダイルが増援としてやってくる。この火炎放射器が強力で、これに焼かれては精鋭ドイツ軍すら崩壊へと陥れてしまう。
守るドイツ軍も88mm対戦車砲に加えて駆逐戦車も登場する。88は全てのイギリス戦車を破壊可能で、ドイツ歩兵にはPF(パンツァーファウスト)を持っていため、安易な接近は戦車の屍を晒す結果となる。
まあ、何度もこのシナリオについては語って来ているので、文字のみの説明はこれまでにして、プレイへと進んで行こう。
 
『作戦方針』

こちらが両軍の配置を終えた時点になる。
ドイツ軍の配置は、ある程度は読み通りである。
左翼(こちらから見て=以降同じ)は下がり気味で、右翼が前衛防御に見える。
この時点では大きな写真は必要ありませんね。
では、配置写真に作戦の方針を解説したい。
イギリス軍の戦力配分は、左翼に3個分隊(9-1指揮官、LMG×2)、右翼に4個分隊(それに10-2指揮官8-02指揮官、MMG)、そして中央に迫撃砲(MTR×2)を1個分隊で支援。戦車では、クロムウェルは歩兵の支援、チャレンジャーは運河沿いでドイツ軍の駆逐戦車を押さえる。
右翼の兵力は少ないものの、これは4ターンに現れる増援の4個分隊(9-1指揮官、LMG)で強化する。ワニは88の居所が掴めるまで、安全な地域でいい。
これで右翼が10-2指揮官の指揮修正とOBA、左翼が9-1指揮官2人に7個分隊の数的優勢、との方針が決まったのである。進路としては赤の実線のようになる。
 
 
『1ターン:イギリス軍』

1ターンのイギリス軍終了時点になる。
ドイツ軍は全く射撃を行わなかった。意外でもあれば、「そう来るか」との思いもある。
では、細かい解説はこちらの大きい写真を参考にして欲しい。
ますは簡単な移動からだ。
①ここには10-2指揮官、4-5-7×2、MMGがいる。
②これは4-5-7×1が先頭を追いかけている。遅れているのは、建物の支配が必要なため。こうやって兵力が分散するのは、攻撃側であるイギリス軍に取って辛いところだ。
③MTR2-4-7が2個展開中。これらの片方には移動力を増やすため、8-0がスタックしている。
④こちらには9-1指揮官にLMG4-5-8×2個と4-5-7×1個が展開中。
④や⑤戦車(チャレンジャー)が付近をウロウロしているのは、sM(煙幕迫撃砲)でAに煙幕の展開を試みたから、と戦車を盾に進んだから。下がり気味の配置なので、まずあるまいと思ってはいたが、万が一にドイツ軍がHIPでMMGにボアサイティングが当たったら、と思ったのである。煙幕の展開に成功した場合、安全度は格段に上がるのだ。
さて、イギリス軍が勝負に出たのは2点。
⑥へクロムウェルを前進させた。

これは前衛に配置されているドイツ軍のスタックを、後退させない布陣。このままでは88やPFに狙われて危険ではありますが、石垣でHD(部分遮蔽)を受けているのでやる価値はあると判断。それにクロムウェルの上に4-5-8を乗せて、緊急脱出(NMCが必要なのでリスクはある)させ降車。これで歩兵の支援もある。
⑦こちらもクロムウェル。林へ突入させ、Bog(一時的に身動きが取れない)した。

それでも、この位置は左右のドイツ軍を狙えるのだ。
危険なのは88と正面衝突(真ん前に待ち構える)だったが、その心配は杞憂だった。
イギリス軍の1ターンは、ただ前進しただけであり、イギリス軍の戦車が捕捉目的での砲撃を行なっただけだ。
 
 
『1ターン:イドイツ軍』

これも大きな写真は要らないだろう。あまり大きな動きは見られなかったのだから。
ドイツ軍の移動で特徴的なのは、運河を1個スタック渡ったこと(A)。これはVPの関係で、運河の向こう側へイギリス軍に渡られてしまうと、タイミング次第で勝負が決まってしまうからだ。
他は、多くのスタックを後退させたのみ。
イギリス軍の戦果としては、前衛配置されていた1個スタックが前進して来たため、それを射撃したところダミースタックであり消した事。それのみになる。
イギリス軍は後退するドイツ軍を見て、クロムウェルに射撃を自重させる。この布陣では、射撃しても効果を見込めないのだ。
尚、イギリス軍にはOBA(盤外砲撃)があったものの、1ターンは敢えて行動を行なっていない。
というよりも、忘れていたというのが本当のところだ。
 

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